JPS5987089A - 水中の有機物の除去方法 - Google Patents

水中の有機物の除去方法

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JPS5987089A
JPS5987089A JP19816982A JP19816982A JPS5987089A JP S5987089 A JPS5987089 A JP S5987089A JP 19816982 A JP19816982 A JP 19816982A JP 19816982 A JP19816982 A JP 19816982A JP S5987089 A JPS5987089 A JP S5987089A
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JP
Japan
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organic substance
water
adsorption
adsorbent
aromatic
Prior art date
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Pending
Application number
JP19816982A
Other languages
English (en)
Inventor
Koji Itagaki
板垣 孝治
Takeshi Ito
剛 伊藤
Hiromi Tejima
手島 博美
Shigenori Wada
和田 重徳
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Kasei Corp
Original Assignee
Mitsubishi Kasei Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はハロゲン原子を置換基としてイjする合成吸着
剤を用いて水中の溶解有機物を吸着除去する方法に関す
る。更に詳しくは該合成吸着剤中のハロゲン原子含有率
が3重量−以上の合成WkM剤を用いて水中の疎水基と
親水基を有する有機化合物を吸着する方法に関する。
非極性もしくは微極性の架橋共重合体のうちで比表面積
及び細孔容積を発達させたものは合成吸着剤と呼ばれ、
薬剤でh生が可能なことから各種の物質の吸着精製に用
いられている。なかでもスチレン−ジビニルベンゼン系
の架橋共重合体は比表面積も大きく多用されている。こ
れらの合成吸着剤の製造技術は公知であり、ダイアイオ
ンHP/θ、 、20 、.30 、りθ、50及びア
ンバーライ)XAD、2.lI等の商標で既に製造、市
販されている。
これらの合成吸着剤への物質の吸着は、吸着剤内部の細
孔表面でのファンデルワールス力に基づく物理吸着と考
えられ、それ故に活性炭と異なりメタノール、エタノー
ル、アセトンの如き極性の高い有機溶媒で吸着剤を洗浄
することにより吸着物質の吸着剤からの溶離が可能であ
る。この様な特性を利用して医薬品の吸着精製、香料及
び天然色素等の吸着精製、更にはパルプ廃水の脱色や一
般廃水中のCOD成分の吸着除去等に多用されている。
しかしながら従来の合成吸着剤はその知られているもの
の殆んどがスチレンージビニルペンゼン(不純物として
エチルビニルベンゼンを約1IO−Xθチ含む)架橋共
1合体を母体としたものであり、その吸着力等に於いて
必ずしも満足の出来るものではなかった。
本発明者らはかかる状況に鑑み、鋭:1検討した結果、
ハロゲン原子を3重量饅以上置換基として有する合成吸
着剤が非常に優れた吸着力を有することを見い出した。
勿論、合成吸着剤の吸着量はその比表面積及び細孔容積
により大きく影響される。合成吸着剤として該樹脂が有
用である為には少なくとも、2 o o tr?/l/
以上好ましくは3θOtr?/i以上の比表面積を有す
る必要があり、少なくともθ、1m17p以上、好まし
くは0、!ml/g以上コ、Oml/11以下の細孔容
積を南することが好ましい。
すなわち本発明の歎旨は、比表面積が、200rr?/
J以上で、ハロゲン原子の含有量が3〜SO重it%の
範囲となるようにハロゲン化された、芳香族モノとニル
モノマーと芳香族ポリビニルモノマーの架橋共重合体に
、水中に存在する有機物を吸着させることを特徴とする
水中の有機物の除去方法に存する。
本発明の詳細な説明するに、本発明方法に於いて使用さ
れる吸着剤の基体として使用される芳香族モノビニルモ
ノマーと芳香族ポリビニルモノマーとの架橋共重合体と
してはスチレン−ジビニルベンゼン共重合体、トリビニ
ルベンゼン−スチレン共m合体、ビニルトルエン−ジビ
ニルベンゼン共重合体等が皐げられる。但し工業的に入
手し得るジビニルベンゼンは不純物としてエチルビニル
ベンゼンを宮壱しておシ、上記各共重合体はその結果、
エチルビニルベンゼンをもその構成単位として含むこと
も可能である0 本発明方法において吸着剤として使用する架橋共重合体
は、上記基体架橋共重合体をハロゲン化したものであり
、そのハロゲン化量は、ハロゲン化された架橋共重合体
中のハロゲン原子含有量が3重量%以上SO重量%以下
となる範囲とする。ハロゲン原子含有量が3重it%未
満であると吸着能が小さくなシ好ましくない。ハロゲン
は主鎖または芳香環に導入されるが、通常は、芳香環に
導入される。
かかるハロゲンとしてはフッ素、塩素、臭素、沃素が挙
げられるが、’kに塩素と臭素がその安定性及び製造上
の容易さから有利である。
ハロゲン化は具体的には例えば基体架橋共重合体ヲジク
ロルエタン、ニトロベンゼン等の膨潤剤の存在下又は非
存在下に元素状ハロゲンを用い塩化第二鉄、沃素、鉄、
ピリジン、酢酸第コ水銀、タリウムアセテート、塩化タ
リウム、弗化硼素等の触媒の存在下もしくは非存在下に
行なわれる。
ハロゲン化剤とし、ては上記元素状ハロゲンの他に他の
適切なハロゲン化剤例えば塩化スルフリル、臭化スルフ
リルなども使用出来る。
ハロゲン化剤の使用量は基体架橋共重合体1モルに対し
0.03モル以上であシ、ハロゲンの導入率はハロゲン
化剤使用量によって任意にかえうる。
反応条件は行なう反応によって異なるが、一般にθ℃〜
ざ0℃の温度で7〜70時間行なわれる。
以上の様にし1得られた架橋共重合体は反応後p別し、
アルコール等の有機溶媒により充分に洗沙後水洗して使
用に供せられる。
このようにして得られた架橋共重合体は、比表面積、2
00 tr?/&以上、好ましくは、? 00 rn2
7Q1以上であって、細孔W槍0−/ml/J’以上好
ましくは0.A;rn12/11以上である。比表面積
および細孔容積がこの値未満であると合成吸着剤として
の能力に劣り、好ましくない。
かかる架橋共重合体を合成吸着剤として、水中の溶解有
機物を除去する方法としてはカラム法及びバッチ法のい
ずれもが使用出来る。
カラム法は樹脂塔に処理する液中の有機物を充分に吸着
除去するに足る量の吸着剤を詰め、通液速度(空塔速度
) 0./ hr” 〜、20 hr−’でθ℃〜60
℃にて処理する。
一方、バッチ法としては水中に存する有機物を充分に吸
着するに足る量の吸着剤を該有機物を含有する水溶液中
に加え、攪拌下又は非攪拌下にて/−’10時間程度接
触させることによりおこなう。
本発明方法において、吸着される水中の有機物としては
分子中に疎水基と親水基を有し、その疎水部分が吸着剤
にファンデアワールス力で吸着され得るものが挙げられ
る。例えばンミン酸、フルボ酸、リグニン、芳香環を有
する色素、長鎖脂肪族カルボン酸、セファロスポリン、
ストレプトマイシン、カナマイシン等の抗生物質、ビタ
ミン13u  などの医薬品などが挙げられる。
以下実施例によυ本発明の詳細な説明するが本発明は以
下の実施例に限定されるものではない0 実施例−/ 市販のスチレン−ジビニルベンゼン系合成吸着剤ダイヤ
イオンHpコO(三菱化成工業■の登録商標)乾燥品1
00gを四ツ目フラスコにと9、ジクロルエタン!ro
θlを加え、室温にて1時間放置した後、塩化第二鉄s
tt及び分子状臭素/、23I!を加えて0℃でj時間
反応を行なった。反応終了後31の水を加え、90℃に
加温することにより二塩化エタンを共沸蒸留し、ついで
臭素化した合成吸着剤を濾過・水洗し、更に、2tのメ
タノール、31の/N−塩酸、3tの脱塩水で洗浄した
0得られた架橋共重合体の含有鼠、比表面積、細孔容積
を表−/に示した。
実施例−コ 実施例−7に於いて分子状臭素pggを用いた以外は実
施例−/と全く同様にして臭素化を行なった。結果を表
−/に示しだ。
実施例−3 実施例−/において反応容器にオートクレーブを使用し
、分子状塩素qgyを使用した以外は実施例−7と全く
同様に処理し、塩素化を行なった。結果を表−/に示し
た。
光り 実施例−ダ 吸着性能比較(1) 市販の合成吸着剤ダイヤイオンHP、20 (三菱化成
工業■登録商標)及び実施例/、コ、3の樹脂をそれぞ
れj、O−とシ、リグニンを/θOppm含有する水溶
液(pH= / 0.0 )各2so−中に入れ、−夜
放置し、ついで濾過により樹脂と液を分離し、F液の3
502−における吸光度Aを測定した。この数値から合
成吸着剤へのリグニンの吸着率を求めた。結果を表−λ
に示した。
表−一 吸着性能比較 実施例−5吸着性能比較 ステビア葉ユθOgに水へ6tを加え、−夜放置し、抽
出液をr取後、水/lを加え、3時間温時抽出しだ。全
抽出液約ユLに水酸化カルシウム2077を加え、7時
間放置後、炭酸ガスを通してpHをざにし濾過した。つ
いで該沖過液をHp、20.実施例−7又は実施例3の
合成吸着剤−〇〇7!を詰め九カラムに通してステビオ
サイドを吸着させた後、水1.20%メタノール水溶液
、QO%メタノール水溶液、60%メタノール水溶液、
10%メタノール水溶液をそれぞれ/、otづつ流した
yo%メタノール水溶液からgO%メタノール水溶液凍
でのフラクションを合わせて減圧濃縮して殆んどメタノ
ール成分を除いた溶液aりOゴを作った。この溶液中の
ステビオサイド量を毛細管式薄層クロマトグラフィー(
ヤトロン社曲標1−シンクログランイーTFG−/z、
) によυ定量した。合成吸着剤で処理する前の液も同
様に定量してステビオサイドの含有量を求め、その値か
ら合成吸着剤で処理した場合の回収率を求めた。結果を
表−3に示した。
表−3吸着性能比較 実施例乙 吸着性能比較 セファロスポリンCの2000 ppm溶液(pHハ塩
酸でpHλ、よに調整)/θθ−に合成吸着剤S、O−
を加え、コ&℃で5時間しんとう後上澄液を採り、2A
Omμの吸光度を測定した。別途セファロスポリンCの
濃度をかえて吸光度を測定することにより作成した検量
線よシその上澄液中のセファロスポリンC濃度(A)を
求めた。同様にしてコ000ppmのセファロスポリン
C溶液のセンアロスポリンC濃度(AO)も正確に求め
た。
これらの値上シ次式により樹脂/を蟲りのセファロスポ
リンCの吸着量<9)’を求めた。
セファロスポリンC吸着蓋<11/幻=(Ao−A)x
O,//s、。
この値は平衡濃度が各々の場合により異なるので、別途
等温吸着線をセファロスポリンCの濃度をかえて作成し
、セファロスポリン0.2000 ppmに於ける平衡
吸着量を図から求めた。
結果を表−夕にまとめた。
尚、吸光度測定には/―の石英セルを用い、ダブルビー
ム分光光度計Mode’l 2θ0−20(日立製作所
)を使用した。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)比表面積が−o o n、”7tt以上で、ハロ
    ゲン原子の含有量が3〜jOk誓%の範囲となるように
    ハロゲン化された、芳香族モノビニルモノマーと芳香族
    ポリビニルモノマーの架橋共重合体に、水中に存在する
    有機物を吸着させることを%9とする水中の有機物の除
    去力法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01102343A (ja) * 1987-10-16 1989-04-20 Denki Kagaku Keiki Co Ltd 二酸化硫黄測定装置
JP2008195793A (ja) * 2007-02-09 2008-08-28 Mitsubishi Chemicals Corp 新規化合物、架橋重合体粒子および吸着剤
WO2015111606A1 (ja) * 2014-01-23 2015-07-30 Dic株式会社 ウイルス液の製造方法及びウイルス検出方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54163993A (en) * 1978-05-31 1979-12-27 Diamond Shamrock Corp Bromination method of resin based on crosslinked vinyl aromatic copolymer

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