JPS5987057A - 砂等を含む原液からの含有物分級方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 との発明は製鉄所、化学工場、セメント骨材生産工場に
おいて、概ね径長１（１−以下の粒子例えは砂等を含む
原液からの含有物分級方法に関するものである。

従来のセメント骨材生頗工桂においては、砂や泥を含む
原液を振動ふるい装置を経てまず沈澱脱水装置で処理し
、次いでそこからのオーバーフロー液をサイクロン装置
で処理しでいた。沈澱脱水装置は原液を沈澱槽へ導き、
そこで原液内の粗砂を沈澱させ、ざらに沈澱粗砂を脱水
して回収するとともに、沈澱槽からオーバーフロー液を
排出するものであり、砂から分ＭＩｆされて水中に懸濁
している泥等の微細粒子の除去及び砂の脱水には極めて
有効であるが、砂の表面に固く何者した泥等の異物Ｏ剥
臘機能並びに砂の形状をメＬみを持つように改善する機
能に乏しい欠点がある。この形状改善はコンクリートの
流動性及び強度の向上にとって重要である。

一万、サイクロン装置においては、分級性能が者しく高
く、両濃度分級によシ砂表面向の相互摩擦が強化されて
砂表面の泥の剥臘除去のみはかシでなく、砂表面の芙起
の除去や砂表面全体の研摩作用が強力に行われるが、分
離された砂を含む排液には排出加能な程度の水分を多く
含んでいるため、取扱い上直ちに製品砂とすることはで
きない。

又、この水分の甲には砂以外に取商くべき泥等の異物が
残留しているので、さらに脱水することによって品質は
向上する。

従って、沈澱処理装置とサイクロン装置とを組合わせて
設置することは各々の長所を利用でき大変有効であるが
、前述した従来方法では、大量の原液を直接性＃Ｌ脱水
装置に供給して処理しているため、装置を大型化しなけ
ればならなかった。又、泥の含有が多い原液は比重が大
きくなるため、沈澱槽内で微妙が浮上してオーバーフロ
ーされ易く、その回収牟が悪くなっていた。この倣イ沙
はその後サイクロン装置で一応分級されるが、その回収
のために再び脱水しなけれはならなかった。さらに、沈
澱脱水装置は砂表面からの泥の剥離機能及び砂の形状の
改善機能に乏しいため、同装置から回収される製品砂の
貿はろまり良好なものではなかつた。そこで、この製品
砂をサイクロン装置で改善することも考えられるが、そ
れには大量の水を加えねはならず、それだけ設備費を必
要とする。

本発明はサイクロン装置及び沈澱脱水装置それぞれの長
所ｅＶ効に利用して従来方法の欠点を解消するためにな
されたものであり、その目的はサイクロン処理後そこか
らの粗粒子含有排液を沈澱脱水処理することにより、装
置の小型化、製品の回収効率の向上、製品の質の良好化
を図ることかできる原液からの含有物分級方法を提供す
ることにある。

以下、本発明をセメント骨材生産工程に応用した一実施
例を図面に従って説明する。

ます振動ふるい処理を行う。すなわち、砂、泥等全含む
原液（例えは、刀〈：砂泥−５ＱＱｔｏｎ　　：２００
ｔＯｎ／ｈ　）を振動ふるい装置１の振動ふるい２に搬
入し、径長５朋以上の粒子を排出口３より賊出コンベア
４へ排出するとともに、径長５８Ｍ以下の粒子を含む原
液を受槽５へふるい落としてここから排出路６を介して
原液タンク７へ導く。

その後、負圧サイクロン装置８によシサイクロン処理を
行う。まず、との負圧サイクロン装置８の概略構造を説
明すると、機枠９の最上部には上部のチャンバー１１と
下部のコーン１２とからなるサイクロン１０が取付けら
れ、サイクロンコーン１２の下端−口部には機枠９上に
設置された粗粒子回収タンク１４に対応してアンダーフ
ロー調整弁１３（本実施例ではゴム製逆止弁）が敢看さ
れている。この調整弁１３はサイクロン１０内の真２．
２度に応じて開閉度合が定まシ、一定真窒圧以上で閉じ
るようになっている。

機枠９の下部付近の地上には前記原液タンク７が設置さ
れ、前記サイクロンチャンバー１１の側部に対し地上の
ポンプ１５を介して供給管１６によシ連結されている。

サイクロンチャンバー１１付近に連結された供給管１６
の入口短管１６ａからの分岐管１１には、この入口短管
１６ａ内を大気と連通させるように開閉する真空逃し弁
１８（本実施例では逆止弁）と、圧力計１９とが取付け
られている。そして、この真空逃し弁１８はサイクロン
チャンバー１１付近の内圧が一定真空圧以上になったと
き開いて空気を流入するようになっている。

又、同じく地上には排液タンク２０が設置され、前記サ
イクロチャンバー１１の上部に対ジオ−バーフロー管２
１によシ遅結されている。サイクロチャンバー１１付近
に連結されたオーバーフロー宮２１の曲管２１ａからの
分岐管２２には、エヤーチャンバー２３、大気側への排
液逆光防止用の逆止弁２４、真空スイッチ２５、この真
空スイッチ２５の作動で囲閑する電磁空気弁２６、具空
計２１、これらを通じて曲管２１ａ内を大気と連通させ
るように手動開閉されるストップパル７２８かそれぞれ
順次取付けられている。なお、前記電磁空気弁２６及び
ストップバルブ２８によシ空気イツチ２５が働かないた
めに、開いているが、一定真を圧以下になったときには
閉じるようになっている。このときの設定真空圧は前記
真空逃し弁１８の設足臭を圧よシも小さくなければなら
ない。

次に、負圧サイクロン装置の作用について述べる。原液
タンクＴ内のＩＱ液はポンプ１５によって供給管１６内
を上方へ圧送され、その入口短管１６ａをｉてサイクロ
ンチャンバー１１内に導入される。原液内の砂等の粗粒
子（径長０．０７４〜５１１１＋　）は遠心力で分離さ
れてサイクロンチャンバー１１からサイクロンコーン１
２に沿って下降し、その内部の真空度に応じて開いてい
るアンダーフロー調整弁１３から粗粒子回収タンク１４
へ粗粒子含有排液として烏濃度（水：砂−３ＱＱｔｏｎ
　：２ＱＱｔｏｎ／ｈ　）で排出される。一方、ストッ
プバルブ２８の開度は運転開始前に予め手動調整され、
分岐管２２を介して曲管２１ａ内に適度な空気か流入さ
れてその内部が適正な真空ｊＬＥＶＣなるようにしてい
るため、サイクロン１０内で最適な分級か行われ、分級
された泥等の微粒子（径長０．０７４順以下）含有排欣
（水及び泥３ｏｏｔｏｎ／ｈ　）はオーバーフロー管２
１内を流下して排液タンク２０に至る。この真空圧が太
き過ぎると、砂等の粗粒子がオーバーフロー管２１へ流
出し、一方小さ過ぎると、サイホン効果が悪くなる。な
お、運転状態ではストップバルブ２８を手動調整しない
。

さて、サイクロンコーン１２に沿って下降する砂等り粗
粒子はアンダーフロー調整弁１３がら高調１度で徐々に
排出されるため、そこで粒子板面間の相互厚部か繰返さ
れ、−一の揉み洗い現象となる。従って、砂表面の泥の
剥離除去のみならす、砂表面の突起の除去や砂表面全体
の研摩作用が強力に行われる。

な２．８連獣するときには、オーバーフロー管２１０曲
管２ｉａへの空気の流入量が少量であっても真空度が低
くサイホン効果か悪くなるため、その作用が充分なもの
となるまで、真空スイッチ２５の便用によシ竜磁空気升
２εを閉じ、ストップバルブ２８からの空気の流入を完
全になくして真望圧を毘める。そして、この真を圧によ
りサイクロン１０下端のアンダーフロー調！弁１３　ｙ
ｂ’完全に閉じるに至って始めて電磁空気弁２６が真を
スイッチ２５の便用によシ開き、その後ストップバルブ
２８からの適正空気臨入状態で運転が継続される。この
とき、アンダーフロー調整弁１３もサイクロン１０内の
真空度に応じて開き、サイクロン１０内で最適な分級が
行われる。従って、曲管１４ａ内の真空圧を自動的に最
適な設定１＠に保つことができ、再運転時の圧入条件の
変動にも操作員の手間を煩わすことなく対処できる。

又、運転状態からポンプ１５を停止でぜたとき、サイク
ロンチャンバー１１まで満たされた供給管１６内の原液
は隣間的にポンプ１５側へ逆流し、サイクロン１０の内
部並びにその付近の供給管１６及びオーバーフロー管２
１内に真空圧が発生するが、−足臭空圧以上になったと
き真空逃し弁１８が直ちに開いて充分な窓気が流入する
ため、異常な真空圧の発生は防止することができる。従
って、サイクロン１０及びその付近の管１６，２１の内
周面に通電軸されている耐摩性のゴムライニンクの剥岨
現家を１防止することができる。

以上のサイクロン処理工程に引き続いて沈澱脱水処理を
行う。すなわち、前述した負圧サイクロン装置８の＞ｍ
　ＩＮ子回収タンク１４に溜まった砂等の粗粒子含有排
液は導入樋３０を介して沈澱脱水装置２９の沈澱槽３１
に流入される。前工程でサイクロン１０に九人される原
液に前述したようにこの粗粒子含有排液とオーバーフロ
ー管２１へ流出する微粒子合音排液とに分馳啓れるため
、との粗粒子含有排液（水及び砂５００ｔｏｎ／ｈ　）
は原液量（Ｚり、砂及び泥８００ｔＯｎ／ｈ　）に比較
してかなり少：ケくなる。しかも、原液内の泥は微粒子
含有排１我として処理されるため、この粗粒子含有排液
内の泥の金回は少なくなシ、その比重は泥の含有が多い
場合に比較して小さくなる。従って、沈澱槽３１内（Ｃ
おいては、粗砂はもちろんのこと、微妙も浮くことなく
確実に沈澱し、その粗砂は脱水ベルト３２に＝９搬出ベ
ルト３３へ連はれ、泥のｊｌＪ　１４ｍ及び形状の改善
が行われた艮、好な製品砂になり、倣砂は回収バイブ３
４から取出される。一方、沈澱槽３１の溢水バイブ３５
からは微＃Ｉ異物とともに残余水が排出される。

以上詳述したように本発明の分級方法は、原液を供給管
１６に↓クサイクロン１０へ圧送し、そのサイクロン１
０内で原液内の粗粒子が分離されて下降するときに粒子
及面間の相互摩擦を繰返しながら粗粒子含有排液として
サイクロン１０から排出させるとともに、サイクロン１
０から微粒子含有排液をオーバーフロー管２１へ流出さ
せるサイクロン処理工程と、その後、前工程の粗粒子含
有排液を沈澱槽３１へ導き、そこで排液内の粗１ｉ子を
沈澱させ、さらにその沈澱粗粒子を脱水して回収すると
ともに、沈澱槽からオーバーフロー液全排出する沈澱脱
水処堆工程とから構成したので、原液はサイクロン処理
によシ微粒子含有排液と粗粒子含有排液とに分能され、
そのｙｉ粗粒子含有排液みが沈澱脱水処理されてその処
理型が減り、沈澱脱水装置を小型化することができる効
果がある。

又、沈澱槽３１内の排液の比重は微粒子の含発が少ない
ために小さくなり、粒子の沈澱が確実に行われ、製品の
回収効率が向上する効果がある。さらに、サイクロン処
理によシ粒子表面の異物の剥臘並びに粒子形状の改善が
行われ、沈澱脱水処理後良好な製品が得られる効果があ
る。このように不発明の分級方法によれは、サイクロン
処理及び沈澱脱水処理それぞれの長所を有効に利用でき
るのみならず、粒子の分級、枡屡、脱泥、洗浄作業を効
率良く行うことかできるという多大な効果を葵する。

【図面の簡単な説明】

図は不発明の分級方法を応用した分級機の正面図である
。 振刀ふるい装置１、負圧サイクロン装置８、サイクロン
ｉ　ｏ、供ｉ管ｉ　６、オーバーフロー管２１、沈澱脱
水装置２９、沈＃、槽３１、脱水ベルト３２、溢水バイ
ブ３５゜

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １　原液を供給管（１６）によシサイクロン（１０）へ
   圧送し、そのサイクロン（１０）内で原液内の粗粒子が
   分離されて下降するときに粒子辰−間の相互摩擦を繰返
   しなから粗粒子含有排液としてサイクロン（１０）から
   排出させるとともに、サイクロン（１０）から微粒子含
   有排版をオーバー７ｏ−官（２１）へ茄出させるサイク
   ロン処理工程と、 その後、前工程の粗粒子含有排液を沈澱槽（３１）へ導
   き、そこで排液内の粗粒子を沈澱させ、さらにその沈澱
   粗粒子を脱水して回収するとともに、沈澱槽からオーバ
   ーフロー液を排出する沈澱脱水処理工程とから構成した
   ことを特徴とする砂等を含む原液からの含有物分級方法
   。