JPS598697Y2 - ミシンの給油装置 - Google Patents

ミシンの給油装置

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Publication number
JPS598697Y2
JPS598697Y2 JP5434577U JP5434577U JPS598697Y2 JP S598697 Y2 JPS598697 Y2 JP S598697Y2 JP 5434577 U JP5434577 U JP 5434577U JP 5434577 U JP5434577 U JP 5434577U JP S598697 Y2 JPS598697 Y2 JP S598697Y2
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JP
Japan
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oil
shaft
string
horizontal feed
sewing machine
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Expired
Application number
JP5434577U
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English (en)
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JPS53148861U (ja
Inventor
和義 前中
Original Assignee
三菱電機株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、強制給油形ミシンのベッド裏面における送
り軸の給油装置、特にこの送り軸内に挿入される油紐の
配置に関するものである。
従来のこの種の装置を第1図、第2図について説明する
と、図において、1は上下送り軸、2は水平送り軸で、
これらの軸は夫々ミシンベッド3の突出部3 a ,3
bに打込まれたメタル4,5にその一端を支えられ、
駆動源からの連結機構によって揺動運転する。
そしてこの揺動運動は、上記送り軸1,2に各々固着さ
れた上下送り腕6と水平送り腕7、更に一端を上下送り
腕6に植設されたピン8に摺動自在に、他端を水平送り
腕7に設置された軸9(第2図に示す)に揺動自在に連
結された連杆10からなる機構を介して、この連杆10
の中央部にねし止めされた送り歯11をだ円運動させ、
これにて縫製物の搬送を行なう;とは周知の通りである
次にこの機構の給油必要個所を説明すると、上下送り軸
1とメタル4、及び水平送り軸2とメタル5の軸受部、
及び上下送り腕6に植設されたピン8と連杆10の摺動
部、そして水平送り腕7に設置された軸9と連杆10の
揺動部である。
そこでこの給油必要個所に給油するために油供給源から
油紐が配置されているが、従来の配置方法を第1図にお
いて説明すると、まず油供給源は油ポンプ(図示せず)
からパイブ12を通って釜機構13及び下軸14の軸受
部へ給油され、その余剰の油が排出穴15から吹出され
る所で、ここに油紐の一端を接触させてその他端を給油
必要個所へ配置させる。
すなわち油紐16は上下送り軸1の中空部を通ってピン
8と連杆10の摺動部へ配置され、更に油紐16に一端
を接触して他端は上下送り軸1の端方へ伸びる別の油紐
17により上下送り軸1とメタル4の軸受部へ導くよう
にし、また油紐18は水平送り軸2の中空部を通ってこ
の軸2の端方のメタル5との軸受部へ導くようにし、更
に油紐18にその一部を接触させかつ水平送り腕7に設
けた穴7aとこの穴7aに対向して設けた水平送り軸2
の穴2aを貫通した別の油紐19により水平送り腕7に
設置された軸9と連杆10の摺動部へ毛細管現象によっ
て油を導き、後は油の拡散現象によつて給油必要個所へ
給油するようにしている。
なお第1図において、油紐16と油紐18は本例では1
本の紐で一端を上下送り腕6に金具20で固定され、他
端はネジ21にからませて固定されて容易に抜けないよ
うにし、また油紐17は他端をネジ22にからませて容
易に移動しないようにし、そして油紐19は水平送り腕
7にネジ止めされた保持板23に設けた爪23 a ,
23 b ,23 C ,23 dで固定させて形を保
つようにするなどして確実に給油されるよう配慮されて
いる。
しかしながらこのような油紐の配置においては、油紐1
7と油紐18のネジ22,ネジ21へのからませ態様が
外部から確認できず、これが不充分なときは使用中に油
紐がずれて軸受部に給油されず、焼付きが生ずることが
あり、またネジ21,ネジ22による加工コストも比較
的大きいものであった。
本考案は以上のような欠点に鑑みてなされたもので、上
記ネジ21.22の使用を廃止して、しかも油紐が抜け
ないように、また確実に給油させるよう工夫されたもの
である。
以下この考案の一実施例を第3図について説明する。
周辺の機構や給油必要個所は従来と同じであるが、第1
図におけるネジ21,ネジ22がなく、また油紐の配置
が異なるものである。
即ち第3図において、油紐24は一端24 aを上下送
り腕6に金具20で固定され、中央部24 bを排出穴
15に接触させ、他端24 Cは水平送り腕7と水平送
り軸2に設けた穴7a,2aを貫通させて保持板23と
水平送り腕7の間に挾んで固定させている。
次に油紐25は2つ折りにして上下送り軸1の中空部に
第3図において左方からやや圧入ぎみに押し込み、屈曲
部分を上記油紐24に接触させ、丁度上下送り軸1の中
空部に入った状態で軸の中空部との摩擦力で保持される
また油紐26も同様にして水平送り軸2の中空部に押し
込み、屈折部分は上記油紐24と接触させている。
なお油紐19は従来と同じく水平送り腕7と水平送り軸
2に設けた穴7a,2aを貫通すると共に油紐24と接
触している。
本考案は以上のように油紐を配置させているので、油は
油供給源から油紐24の毛細管現象によって一方では上
下送り腕6に植設したピン8と連杆10の摺動部及び油
紐25によってメタル4の軸受部へ導かれ、他方では油
紐19と油紐26によって軸9と連杆10の揺動部及び
メタル5の軸受部へ導かれるものである。
従って本考案によれば、従来使用されていた軸端部のネ
ジ21及びネノ22が廃止され、これに伴って軸端部の
ネジ加工も不要になったのでコストダウンになり、また
油紐は各々確実に固定されるので、運転中はずれること
なく各部への給油が円滑に行なわれるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来装置を示す一部断面した配置図、第2図は
第1図のII − II線の断面図、第3図は本考案の
一実施例を示すもので、第2図に対応する図である。 図中 1は上下送り軸、2は水平送り軸、2aは穴、7
は水平送り腕、7aは穴、23は保持板、24,25.
26は夫々油紐である。 なお図中同一符号は同一又は相当部分を示す。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1)ミシンの上下送り軸1及び水平送り軸2の中空部
    に油紐を通し、この油紐を介して上記送り軸の軸受部や
    摺動部へ油を供給するようにしたものにおいて、一端も
    しくは一部を油の供給源に接触させかつ他端は軸の中途
    から軸の外部へ導いて軸受部以外の個所へ給油されるよ
    うに配置した油紐24と,上記上下送り軸1及び水平送
    り軸2の軸端から軸中空部に2つ折りにして圧挿されか
    つその各々の内端が上記油紐24に中空軸内で接触する
    よう配置された軸受部潤滑用油紐25及び26を備えた
    ことを特徴とするミシンの給油装置。
  2. (2)油紐24の他端24 Cを水平送り腕7に設けた
    穴7aとこの穴に対向して設けた水平送り軸2の穴2a
    の両方゜を貫通して、水平送り腕7と保持板23との間
    に挾んで涸定した実用新案登録請求の範囲第1項記載の
    ミシンの給油装置。
JP5434577U 1977-04-27 1977-04-27 ミシンの給油装置 Expired JPS598697Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP5434577U JPS598697Y2 (ja) 1977-04-27 1977-04-27 ミシンの給油装置

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JP5434577U JPS598697Y2 (ja) 1977-04-27 1977-04-27 ミシンの給油装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS53148861U JPS53148861U (ja) 1978-11-22
JPS598697Y2 true JPS598697Y2 (ja) 1984-03-17

Family

ID=28948750

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JPS53148861U (ja) 1978-11-22

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