JPS6128911Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6128911Y2 JPS6128911Y2 JP19372881U JP19372881U JPS6128911Y2 JP S6128911 Y2 JPS6128911 Y2 JP S6128911Y2 JP 19372881 U JP19372881 U JP 19372881U JP 19372881 U JP19372881 U JP 19372881U JP S6128911 Y2 JPS6128911 Y2 JP S6128911Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- transmission gear
- gear case
- drain pipe
- transmission
- lubricating oil
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 46
- 239000003921 oil Substances 0.000 claims description 22
- 239000010687 lubricating oil Substances 0.000 claims description 19
- 241000251169 Alopias vulpinus Species 0.000 description 3
- 238000007599 discharging Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000000314 lubricant Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Harvester Elements (AREA)
- Devices For Conveying Motion By Means Of Endless Flexible Members (AREA)
- General Details Of Gearings (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、駆動源から各駆動源へ動力を伝達す
る伝動歯車機構を内蔵した伝動ギヤケースの内部
充填潤滑油を利用して、ベルトテンシヨン機構の
回動枢着部を常に潤滑するようにした脱穀機等農
業機械における伝動装置に係るものである。
る伝動歯車機構を内蔵した伝動ギヤケースの内部
充填潤滑油を利用して、ベルトテンシヨン機構の
回動枢着部を常に潤滑するようにした脱穀機等農
業機械における伝動装置に係るものである。
従来、脱穀機においては、駆動源と扱胴軸とを
伝動ギヤケースに内蔵した伝動歯車機構によつて
連動し、唐箕やスクリユーコンベヤ等の駆動部は
上記伝動ギヤケースの出力軸に伝動ベルトによつ
て連動して、それぞれ駆動しており、その伝動ベ
ルトはベルトテンシヨン機構によつて一定の張力
を保たせている。
伝動ギヤケースに内蔵した伝動歯車機構によつて
連動し、唐箕やスクリユーコンベヤ等の駆動部は
上記伝動ギヤケースの出力軸に伝動ベルトによつ
て連動して、それぞれ駆動しており、その伝動ベ
ルトはベルトテンシヨン機構によつて一定の張力
を保たせている。
ところで、脱穀機において、伝動ベルトで駆動
する上記各駆動部は、一般に負荷変動が大きいの
で、ベルトテンシヨン機構の枢着部は常時変動の
激しいテンシヨン荷重を受ける。このため、ベル
トテンシヨン機構の枢着部は摩耗しやすく、また
焼付け等を起しやすい。
する上記各駆動部は、一般に負荷変動が大きいの
で、ベルトテンシヨン機構の枢着部は常時変動の
激しいテンシヨン荷重を受ける。このため、ベル
トテンシヨン機構の枢着部は摩耗しやすく、また
焼付け等を起しやすい。
本考案は、上記の如き従来の実状に鑑み、特に
潤滑油を充填した伝動ギヤケースの排油パイプに
ベルトテンシヨン機構を回動自在に枢着すると共
に、排油パイプにはベルトテンシヨン機構の枢着
部に潤滑油滲出孔を設けたことにより、伝動ギヤ
ケースの内部充填潤滑油を常にベルトテンシヨン
機構の枢着部に供給して該部を潤滑し、もつて、
その摩耗および焼付け等を未然に防止することが
でき、排油パイプをベルトテンシヨン機構の枢着
軸として兼用し、併せて機構の簡素化をはかるこ
とができる脱穀機等農業機械における伝動装置を
提供しようとするものである。
潤滑油を充填した伝動ギヤケースの排油パイプに
ベルトテンシヨン機構を回動自在に枢着すると共
に、排油パイプにはベルトテンシヨン機構の枢着
部に潤滑油滲出孔を設けたことにより、伝動ギヤ
ケースの内部充填潤滑油を常にベルトテンシヨン
機構の枢着部に供給して該部を潤滑し、もつて、
その摩耗および焼付け等を未然に防止することが
でき、排油パイプをベルトテンシヨン機構の枢着
軸として兼用し、併せて機構の簡素化をはかるこ
とができる脱穀機等農業機械における伝動装置を
提供しようとするものである。
本考案の構成を図面に示された一実施例につい
て説明すれば、図面には自動脱穀機が示されてお
り、１は扱胴、２は扱胴軸、３は伝動ギヤケース
であつて、伝動ギヤケース３の入力軸４は駆動源
に連動され、扱胴軸２は伝動ギヤケース３内の伝
動歯車機構５を介して入力軸４に連動されてい
る。また、伝動ギヤケース３には出力軸６が突出
しており、この出力軸６は伝動ギヤケース３内で
前記入力軸４と一連となつているものである。７
は入力軸４に取付けた入力プーリである。上記出
力軸６には出力プーリ８が取付けられており、こ
の出力プーリ８と唐箕の駆動プーリ９、一番コン
ベヤの駆動プーリ１０、揺動選別体の駆動プーリ
１１、二番コンベヤの駆動プーリ１２間には伝動
ベルト１３が懸架されている。伝動ギヤケース３
には、その内部充填潤滑油の排油パイプ１４が前
記出力軸６と平行に突出されており、排油パイプ
１４の先端には栓１５が装着されている。１６は
ベルトテンシヨン機構であつて、このベルトテン
シヨン機構１６は、テンシヨンアーム１７の先端
にテンシヨンプーリ１８を枢着してなるものであ
り、テンシヨンアーム１７の基端はボス１９によ
つて前記排油パイプ１４に回動自在に枢着されて
いる。２０，２０はボス１９の軸方向移動阻止リ
ング、２１，２１はＯリングであつて、排油パイ
プ１４とボス１９の両端部間に装着されている。
２２はテンシヨンスプリングであつて、このテン
シヨンスプリング２２によつて、テンシヨンプー
リ１８を伝動ベルト１３に一定圧力で押付けてい
る。排油パイプ１４には、ベルトテンシヨン機構
１６のボス１９の枢着部に潤滑油滲出孔２３，２
３が設けられており、この潤滑油滲出孔２３，２
３はボス１９の両端のＯリング２１，２１で封止
された位置に開口している。なお、伝動ギヤケー
ス３内には潤滑油が充填されている。
て説明すれば、図面には自動脱穀機が示されてお
り、１は扱胴、２は扱胴軸、３は伝動ギヤケース
であつて、伝動ギヤケース３の入力軸４は駆動源
に連動され、扱胴軸２は伝動ギヤケース３内の伝
動歯車機構５を介して入力軸４に連動されてい
る。また、伝動ギヤケース３には出力軸６が突出
しており、この出力軸６は伝動ギヤケース３内で
前記入力軸４と一連となつているものである。７
は入力軸４に取付けた入力プーリである。上記出
力軸６には出力プーリ８が取付けられており、こ
の出力プーリ８と唐箕の駆動プーリ９、一番コン
ベヤの駆動プーリ１０、揺動選別体の駆動プーリ
１１、二番コンベヤの駆動プーリ１２間には伝動
ベルト１３が懸架されている。伝動ギヤケース３
には、その内部充填潤滑油の排油パイプ１４が前
記出力軸６と平行に突出されており、排油パイプ
１４の先端には栓１５が装着されている。１６は
ベルトテンシヨン機構であつて、このベルトテン
シヨン機構１６は、テンシヨンアーム１７の先端
にテンシヨンプーリ１８を枢着してなるものであ
り、テンシヨンアーム１７の基端はボス１９によ
つて前記排油パイプ１４に回動自在に枢着されて
いる。２０，２０はボス１９の軸方向移動阻止リ
ング、２１，２１はＯリングであつて、排油パイ
プ１４とボス１９の両端部間に装着されている。
２２はテンシヨンスプリングであつて、このテン
シヨンスプリング２２によつて、テンシヨンプー
リ１８を伝動ベルト１３に一定圧力で押付けてい
る。排油パイプ１４には、ベルトテンシヨン機構
１６のボス１９の枢着部に潤滑油滲出孔２３，２
３が設けられており、この潤滑油滲出孔２３，２
３はボス１９の両端のＯリング２１，２１で封止
された位置に開口している。なお、伝動ギヤケー
ス３内には潤滑油が充填されている。
叙上の如く構成されたものにおいて、扱胴１は
駆動源から伝動ギヤケース３の入力軸４に伝達さ
れる動力を受けて駆動され、また、唐箕その他の
駆動部は伝動ギヤケース３の出力軸６から伝動ベ
ルト１３によつて駆動される。伝動ベルト１３は
ベルトテンシヨン機構１６によつて一定張力に保
たれる。
駆動源から伝動ギヤケース３の入力軸４に伝達さ
れる動力を受けて駆動され、また、唐箕その他の
駆動部は伝動ギヤケース３の出力軸６から伝動ベ
ルト１３によつて駆動される。伝動ベルト１３は
ベルトテンシヨン機構１６によつて一定張力に保
たれる。
伝動ギヤケース３内には潤滑油が充填されてお
り、この潤滑油は排油パイプ１４内にもそれが充
満しているので、潤滑油は潤滑油滲出孔２３，２
３からベルトテンシヨン機構１６の枢着部、すな
わちボス１９と排油パイプ１４間に滲出し、ボス
１９は常に潤滑された状態となる。したがつて、
ベルトテンシヨン機構１６が常時変動の激しいテ
ンシヨン荷重を受けても、ボス１９の摩耗や焼付
き等を防止することができる。なお、伝動ギヤケ
ース３の内部充填潤滑油を排出する場合は、排油
パイプ１４の先端の栓１５を外して、内部の潤滑
油を排油パイプ１４の先端から流出させればよ
い。また、上記脱穀機における実施例の如く、伝
動ギヤケース３が機体内部にある場合、排油パイ
プ１４が機体外側の機壁外壁まで延出されている
ため、排油操作が容易であるうえ、機体内の穀粒
等に漏油することがない。
り、この潤滑油は排油パイプ１４内にもそれが充
満しているので、潤滑油は潤滑油滲出孔２３，２
３からベルトテンシヨン機構１６の枢着部、すな
わちボス１９と排油パイプ１４間に滲出し、ボス
１９は常に潤滑された状態となる。したがつて、
ベルトテンシヨン機構１６が常時変動の激しいテ
ンシヨン荷重を受けても、ボス１９の摩耗や焼付
き等を防止することができる。なお、伝動ギヤケ
ース３の内部充填潤滑油を排出する場合は、排油
パイプ１４の先端の栓１５を外して、内部の潤滑
油を排油パイプ１４の先端から流出させればよ
い。また、上記脱穀機における実施例の如く、伝
動ギヤケース３が機体内部にある場合、排油パイ
プ１４が機体外側の機壁外壁まで延出されている
ため、排油操作が容易であるうえ、機体内の穀粒
等に漏油することがない。
これを要するに、本考案は、駆動源から各駆動
源へ動力を伝達する伝動歯車機構を内蔵した伝動
ギヤーケースに、その内部充填潤滑油の排油パイ
プを突設し、伝動ギヤケースの出力軸と各駆動部
の入力軸に懸架した伝動ベルトのベルトテンシヨ
ン機構を上記排油パイプに回動自在に枢着すると
共に、前記排油パイプには、ベルトテンシヨン機
構の枢着部に潤滑油滲出孔を設けたから、伝動ギ
ヤケースの内部充填潤滑油を常にベルトテンシヨ
ン機構の枢着部に供給して該部を潤滑し、その摩
耗および焼付き等を未然に防止することができ、
また、排油パイプをベルトテンシヨン機構の枢着
軸として兼用し、併せて機構の簡素化をはかるこ
とができる等、きわめて有用な実用的効果を奏す
るものである。
源へ動力を伝達する伝動歯車機構を内蔵した伝動
ギヤーケースに、その内部充填潤滑油の排油パイ
プを突設し、伝動ギヤケースの出力軸と各駆動部
の入力軸に懸架した伝動ベルトのベルトテンシヨ
ン機構を上記排油パイプに回動自在に枢着すると
共に、前記排油パイプには、ベルトテンシヨン機
構の枢着部に潤滑油滲出孔を設けたから、伝動ギ
ヤケースの内部充填潤滑油を常にベルトテンシヨ
ン機構の枢着部に供給して該部を潤滑し、その摩
耗および焼付き等を未然に防止することができ、
また、排油パイプをベルトテンシヨン機構の枢着
軸として兼用し、併せて機構の簡素化をはかるこ
とができる等、きわめて有用な実用的効果を奏す
るものである。
図面は本考案に係る脱穀機等農業機械における
伝動装置の一実施例を示すものであつて、第１図
は脱穀機の全体側面図、第２図は要部を示す一部
破断した正面図、第３図はさらにその一部の縦断
正面図、第４図は要部を示す一部破断した平面図
である。 図中、１は扱胴、２は扱胴軸、３は伝動ギヤケ
ース、４はその入力軸、６はその出力軸、８は出
力プーリ、９は唐箕の駆動プーリ、１０は一番コ
ンベヤの駆動プーリ、１１は揺動選別体の駆動プ
ーリ、１２は二番コンベヤの駆動プーリ、１３は
伝動ベルト、１４は排油パイプ、１６はベルトテ
ンシヨン機構、１７はそのテンシヨンアーム、１
８はテンシヨンプーリ、１９はボス、２２はテン
シヨンスプリング、２３，２３は潤滑油滲出孔で
ある。
伝動装置の一実施例を示すものであつて、第１図
は脱穀機の全体側面図、第２図は要部を示す一部
破断した正面図、第３図はさらにその一部の縦断
正面図、第４図は要部を示す一部破断した平面図
である。 図中、１は扱胴、２は扱胴軸、３は伝動ギヤケ
ース、４はその入力軸、６はその出力軸、８は出
力プーリ、９は唐箕の駆動プーリ、１０は一番コ
ンベヤの駆動プーリ、１１は揺動選別体の駆動プ
ーリ、１２は二番コンベヤの駆動プーリ、１３は
伝動ベルト、１４は排油パイプ、１６はベルトテ
ンシヨン機構、１７はそのテンシヨンアーム、１
８はテンシヨンプーリ、１９はボス、２２はテン
シヨンスプリング、２３，２３は潤滑油滲出孔で
ある。
Claims (1)
- 駆動源から各駆動源へ動力を伝達する伝動歯車
機構を内蔵した伝動ギヤケースに、その内部充填
潤滑油の排油パイプを突設し、伝動ギヤケースの
出力軸と各駆動部の入力軸に懸架した伝動ベルト
のベルトテンシヨン機構を上記排油パイプに回動
自在に枢着すると共に、前記排油パイプには、ベ
ルトテンシヨン機構の枢着部に潤滑油滲出孔を設
けたことを特徴とする脱穀機等農業機械における
伝動装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19372881U JPS5899552U (ja) | 1981-12-28 | 1981-12-28 | 脱穀機等農業機械における伝動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19372881U JPS5899552U (ja) | 1981-12-28 | 1981-12-28 | 脱穀機等農業機械における伝動装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5899552U JPS5899552U (ja) | 1983-07-06 |
| JPS6128911Y2 true JPS6128911Y2 (ja) | 1986-08-27 |
Family
ID=30107073
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19372881U Granted JPS5899552U (ja) | 1981-12-28 | 1981-12-28 | 脱穀機等農業機械における伝動装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5899552U (ja) |
-
1981
- 1981-12-28 JP JP19372881U patent/JPS5899552U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5899552U (ja) | 1983-07-06 |
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