JPS5986680A - 水性粘性液体用混和材 - Google Patents
水性粘性液体用混和材Info
- Publication number
- JPS5986680A JPS5986680A JP19671682A JP19671682A JPS5986680A JP S5986680 A JPS5986680 A JP S5986680A JP 19671682 A JP19671682 A JP 19671682A JP 19671682 A JP19671682 A JP 19671682A JP S5986680 A JPS5986680 A JP S5986680A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- synthetic pulp
- polyvinyl alcohol
- pulp
- admixture
- viscous liquid
- Prior art date
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- Granted
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- Curing Cements, Concrete, And Artificial Stone (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、タレ防止、鏝離れ改良等のため水性粘性液体
に混入する混和材に関する。
に混入する混和材に関する。
合成パルプは、モルタル等の水性の粘性液体に混入して
、ひび割れ防止、タレ防止あるいは鏝離れ改良を付与す
るのに効果がある。このような粘性液体に混入する合成
パルプは十分乾燥し、解繊状態になるまで粗粉砕して使
用することが望ましいが、この様な状態の合成パルプは
嵩比重が非常に小さい為、ブレンド作業に手間どるとい
う問題が生じる。すなわち、混入しようとする粘性液体
の表面に上述の様な状態の合成パルプがボール状になっ
て浮くという現象、あるいは大量の空気を抱いたまま混
入され、物性低下、・表面状態の悪化等の原因となる気
泡をまき散らすという現象が起きる。このまき散らされ
た気泡のうち、比較的小さいものは合成パルプ、あるい
は他の成分の影響を受けてなかなか浮上して表面に出て
ゆかず、その結果、相分離を引き起こす要因ともなる。
、ひび割れ防止、タレ防止あるいは鏝離れ改良を付与す
るのに効果がある。このような粘性液体に混入する合成
パルプは十分乾燥し、解繊状態になるまで粗粉砕して使
用することが望ましいが、この様な状態の合成パルプは
嵩比重が非常に小さい為、ブレンド作業に手間どるとい
う問題が生じる。すなわち、混入しようとする粘性液体
の表面に上述の様な状態の合成パルプがボール状になっ
て浮くという現象、あるいは大量の空気を抱いたまま混
入され、物性低下、・表面状態の悪化等の原因となる気
泡をまき散らすという現象が起きる。このまき散らされ
た気泡のうち、比較的小さいものは合成パルプ、あるい
は他の成分の影響を受けてなかなか浮上して表面に出て
ゆかず、その結果、相分離を引き起こす要因ともなる。
このような問題を解決する手段として、本出願人は既に
特開昭55−102628号として、合成パルプに無機
フィラーを配合する方法を提案した。
特開昭55−102628号として、合成パルプに無機
フィラーを配合する方法を提案した。
この方法は、粘性液体に合成パルプを配合するに際し、
予め合成パルプを無機フィラーとブレンドしてなる合成
パルプ組成物を用いることにより・攪拌して気泡の混入
を防いだ粘性液体中に、合成パルプを均一に分散させる
ことができるようにしたものである。本出願人は、更に
研究を進めた結果、攪拌操作を行わなくとも、水性粘性
液体中に分散できる合成パルプを見出し、本発明に到達
した。
予め合成パルプを無機フィラーとブレンドしてなる合成
パルプ組成物を用いることにより・攪拌して気泡の混入
を防いだ粘性液体中に、合成パルプを均一に分散させる
ことができるようにしたものである。本出願人は、更に
研究を進めた結果、攪拌操作を行わなくとも、水性粘性
液体中に分散できる合成パルプを見出し、本発明に到達
した。
すなわち・本発明はポリビニルアルコールを含む合成パ
ルプ状物に、固体塩基の無機フィラーを1乃至50重量
%混合してなることを特徴とする水性粘性液体用混和材
である。
ルプ状物に、固体塩基の無機フィラーを1乃至50重量
%混合してなることを特徴とする水性粘性液体用混和材
である。
本発明における合成パルプとしては、ポリオレフィンパ
ルプ、アクリロニトリルパルプ、ポリエステルパルプ、
ポリアミドパルプなどがあげられるが、ポリエチレン、
ポリプロピレンなどのポリオレフィンパルプが好ましく
使用される。これらは通常約0.1〜5mmの短繊維状
である。
ルプ、アクリロニトリルパルプ、ポリエステルパルプ、
ポリアミドパルプなどがあげられるが、ポリエチレン、
ポリプロピレンなどのポリオレフィンパルプが好ましく
使用される。これらは通常約0.1〜5mmの短繊維状
である。
前記合成パルプには、ポリビニルアルコール(以下pv
A)が含まれている。PVAを合成パルプに付与するに
は、たとえばポリオレフィンパルプの場合、ポリオレフ
ィンの融解物をPVA水溶液下に混合し、攪拌して実質
的に均一な懸濁物を得、これを急激な降圧状態に曝しフ
ラッシュ紡糸することにより得ることができる。更に具
体的には、PVAの0.03乃至5重量%水性混合物に
ポリオレフィン、たとえばポリエチレンまたはポリプロ
ピレンを5乃至15重量%低級炭化水素、好ましくはへ
キサンの溶液として135乃至160℃において攪拌下
に導入して均一に分散させる。この場合のポリオレフィ
ン溶液対PVA水溶液の重量比は好ましくは0.5乃至
2である。次いでこの分散液を常圧付近の環境に急激に
曝して脱液し、PVAを付与した合成パルプを得る。ま
た別には合成パルプ状にしたのち、PVA溶液を散布付
着させてもよい。このようにして得られる合成パルプは
、0.1乃至10重量%のP’VAが含まれる。
A)が含まれている。PVAを合成パルプに付与するに
は、たとえばポリオレフィンパルプの場合、ポリオレフ
ィンの融解物をPVA水溶液下に混合し、攪拌して実質
的に均一な懸濁物を得、これを急激な降圧状態に曝しフ
ラッシュ紡糸することにより得ることができる。更に具
体的には、PVAの0.03乃至5重量%水性混合物に
ポリオレフィン、たとえばポリエチレンまたはポリプロ
ピレンを5乃至15重量%低級炭化水素、好ましくはへ
キサンの溶液として135乃至160℃において攪拌下
に導入して均一に分散させる。この場合のポリオレフィ
ン溶液対PVA水溶液の重量比は好ましくは0.5乃至
2である。次いでこの分散液を常圧付近の環境に急激に
曝して脱液し、PVAを付与した合成パルプを得る。ま
た別には合成パルプ状にしたのち、PVA溶液を散布付
着させてもよい。このようにして得られる合成パルプは
、0.1乃至10重量%のP’VAが含まれる。
3−
このようなPVA処理を受けた合成パルプは、本来親水
性を示し水性粘性液中での分散が良好であるはずだが、
一旦乾燥状態に曝されると親水性が低下し、水性粘性液
中での分散が困難となる。このとき固体塩基の無機フィ
ラーを混合すると、乾燥状態になっても親水性を保持し
続けて、水性粘性液中での分散が良好となる。同じ無機
フィラーでも固体酸の無機フィラー、たとえばOa O
Os、CaSO4、ベントナイト、タルク、カオリンク
レー、ケイソウ土などは、このような効果を示さない。
性を示し水性粘性液中での分散が良好であるはずだが、
一旦乾燥状態に曝されると親水性が低下し、水性粘性液
中での分散が困難となる。このとき固体塩基の無機フィ
ラーを混合すると、乾燥状態になっても親水性を保持し
続けて、水性粘性液中での分散が良好となる。同じ無機
フィラーでも固体酸の無機フィラー、たとえばOa O
Os、CaSO4、ベントナイト、タルク、カオリンク
レー、ケイソウ土などは、このような効果を示さない。
固体塩機の無機フィラーとしては、たとえばCaO。
ZnO1Beds Mg0s Mg(OH)2.5i0
2、Z n S %などが例示できる。この無機フィラ
ーは、1乃至50重量%好ましくは5乃至20重量%配
合する。
2、Z n S %などが例示できる。この無機フィラ
ーは、1乃至50重量%好ましくは5乃至20重量%配
合する。
この範囲をはずれると改良効果がみられなかったり、場
合によっては配合能率をかえって低下させる場合もある
。
合によっては配合能率をかえって低下させる場合もある
。
合成パルプと無機フィラーを混合する方法としては、公
知の種々の方法が採用され、たとえば予め乾燥した合成
パルプと無機フィラーをブレンド4− する方法、合成パルプの水スラリー中に無機フィラーを
添加し、混合攪拌した後に脱水・乾燥する方法が例示で
きる。
知の種々の方法が採用され、たとえば予め乾燥した合成
パルプと無機フィラーをブレンド4− する方法、合成パルプの水スラリー中に無機フィラーを
添加し、混合攪拌した後に脱水・乾燥する方法が例示で
きる。
これらPvA及び無機フィラーを含む合成パルプを混和
する粘性液体は、高粘度の液状、ペースト状の水性のも
のをいい、通常合成パルプ配合時における粘度が100
cp以上、例えば100ないし10DOOcp程度、と
くに200ないし2000cp程度のものが好適に使用
される。これら水性粘性液体は勿論単一化合物である必
要はなく、2種以上の液体混合物であってもよく、さら
に各種添加剤が溶解あるいは分散しているものであって
もよい。
する粘性液体は、高粘度の液状、ペースト状の水性のも
のをいい、通常合成パルプ配合時における粘度が100
cp以上、例えば100ないし10DOOcp程度、と
くに200ないし2000cp程度のものが好適に使用
される。これら水性粘性液体は勿論単一化合物である必
要はなく、2種以上の液体混合物であってもよく、さら
に各種添加剤が溶解あるいは分散しているものであって
もよい。
これらの代表的なものは各種水性塗料、セメント、コン
クリート、プラスター、モルタルなどである。
クリート、プラスター、モルタルなどである。
本発明によれば、水性液体中への合成パルプの混入が迅
速に行うことができ、また均一な分散物を得ることがで
きる。
速に行うことができ、また均一な分散物を得ることがで
きる。
実施例1
乾燥合成パルプ(平均繊維長1mm5PVA含量2%)
とMgOをトライブレンドしたもの5gを水面上に静置
し、水没するまでの時間を測定した。
とMgOをトライブレンドしたもの5gを水面上に静置
し、水没するまでの時間を測定した。
結果を第1表に示す。
第1表
実施例2〜4及び比較例1〜6
第2表に示す無機フィラーを10重量%混合する以外は
実施例1と同様に行った。結果を第2表に示す。
実施例1と同様に行った。結果を第2表に示す。
第2表
7−6
8−
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 (1)ポリビニルアルコールを含む合成パルプ状物に、
固体塩基の無機フィラーを1乃至50重量%混合してな
ることを特徴とする水性粘性液体用混和材。 (2)合成バルブがポリオレフィンバルブである特許請
求の範囲第1項記載の水性粘性液体用混和材。 (5)無機フィラーが酸化マグネシウムである特許請求
の範囲第1項または第2項記載の水性粘性液体用混和材
。 (4) ポリビニルアルコールを0.1乃至10重量
%含む特許請求の範囲第1項乃至第3項いずれかに記載
の水性粘性液体用混和材。 (5)水性粘性液体がモルタルである特許請求の範囲第
1項乃至第4項いずれかに記載の水性粘性液体用混和材
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19671682A JPS5986680A (ja) | 1982-11-11 | 1982-11-11 | 水性粘性液体用混和材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19671682A JPS5986680A (ja) | 1982-11-11 | 1982-11-11 | 水性粘性液体用混和材 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5986680A true JPS5986680A (ja) | 1984-05-18 |
JPH022915B2 JPH022915B2 (ja) | 1990-01-19 |
Family
ID=16362400
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19671682A Granted JPS5986680A (ja) | 1982-11-11 | 1982-11-11 | 水性粘性液体用混和材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5986680A (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0420534U (ja) * | 1990-06-09 | 1992-02-20 | ||
JPH0424921U (ja) * | 1990-06-22 | 1992-02-28 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS52141851A (en) * | 1974-03-15 | 1977-11-26 | Monsanto Co | Process for manufacturing polymers reinforced with fiber |
JPS5586822A (en) * | 1978-12-26 | 1980-07-01 | Mitsui Petrochem Ind Ltd | Blending of synthetic pulp |
JPS55102628A (en) * | 1979-01-29 | 1980-08-06 | Mitsui Petrochem Ind Ltd | Compounding of synthetic pulp |
-
1982
- 1982-11-11 JP JP19671682A patent/JPS5986680A/ja active Granted
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS52141851A (en) * | 1974-03-15 | 1977-11-26 | Monsanto Co | Process for manufacturing polymers reinforced with fiber |
JPS5586822A (en) * | 1978-12-26 | 1980-07-01 | Mitsui Petrochem Ind Ltd | Blending of synthetic pulp |
JPS55102628A (en) * | 1979-01-29 | 1980-08-06 | Mitsui Petrochem Ind Ltd | Compounding of synthetic pulp |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH022915B2 (ja) | 1990-01-19 |
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