JPS5986669A - 二液形防汚塗料 - Google Patents
二液形防汚塗料Info
- Publication number
- JPS5986669A JPS5986669A JP19714182A JP19714182A JPS5986669A JP S5986669 A JPS5986669 A JP S5986669A JP 19714182 A JP19714182 A JP 19714182A JP 19714182 A JP19714182 A JP 19714182A JP S5986669 A JPS5986669 A JP S5986669A
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- Japan
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- antifouling
- compds
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- resins
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、船舶および水中構造物などの表面に水中生物
が付着するのを防止するのに有用々防汚塗料に関するも
のである。
が付着するのを防止するのに有用々防汚塗料に関するも
のである。
従来、船舶および水中構造物(たとえば、石油掘削りグ
などの海洋構造物、浮き桟橋、ブイ、防油堤、発電所水
路、浮標灯など)における水(海水も含む)接触部分に
は、水中生物が付着するのを防止するために防汚塗料が
塗装されている。例えば、船舶に関しては、それの運航
速度に及ぼす船体抵抗の大部分は水と接触している部分
の摩擦抵抗であり、その摩擦抵抗のほとんどは水中生物
の付着による抵抗であるといわれている。この抵抗の増
大により燃費の増大ないしけ航行速度が低下する。また
水中構造物への水中生物の付着は防食塗膜の損傷にも大
きく影響を及ぼすと同時に該構造物の機能を低下させる
といった多くの被害をもたらすのである。
などの海洋構造物、浮き桟橋、ブイ、防油堤、発電所水
路、浮標灯など)における水(海水も含む)接触部分に
は、水中生物が付着するのを防止するために防汚塗料が
塗装されている。例えば、船舶に関しては、それの運航
速度に及ぼす船体抵抗の大部分は水と接触している部分
の摩擦抵抗であり、その摩擦抵抗のほとんどは水中生物
の付着による抵抗であるといわれている。この抵抗の増
大により燃費の増大ないしけ航行速度が低下する。また
水中構造物への水中生物の付着は防食塗膜の損傷にも大
きく影響を及ぼすと同時に該構造物の機能を低下させる
といった多くの被害をもたらすのである。
防汚塗料にけ、水中生物(例えば、苔虫類、まん脚類、
二枚貝類、ホヤ類、海藻類など)の付着を妨げるのに有
用な防汚剤成分が配合されている。
二枚貝類、ホヤ類、海藻類など)の付着を妨げるのに有
用な防汚剤成分が配合されている。
該防汚剤成分としては種々の化合物が知られているが、
近年は、主として、アクリル樹脂もしくはアルキド樹脂
などにトリフェニル錫化合物もしくけトリアルキル錫化
合物を結合させてなる高分子有機錫化合物、亜酸化銅な
らびにロダン銅などの銅化合物およびジンクジメチルチ
オカルバメートならびにテトラメチルチクラムジサルフ
ァイドなどの有機硫黄化合物などが多く用いられている
。
近年は、主として、アクリル樹脂もしくはアルキド樹脂
などにトリフェニル錫化合物もしくけトリアルキル錫化
合物を結合させてなる高分子有機錫化合物、亜酸化銅な
らびにロダン銅などの銅化合物およびジンクジメチルチ
オカルバメートならびにテトラメチルチクラムジサルフ
ァイドなどの有機硫黄化合物などが多く用いられている
。
これまで、これらの防汚剤成分の使用方法として、■上
記3種類を同時に混合する、■高分子有機錫化合物およ
び有機硫黄化合物からなる混合系と銅化合物とをあらか
じめ分けておき、塗装置前に両者を混合する、などがす
でに知られている。
記3種類を同時に混合する、■高分子有機錫化合物およ
び有機硫黄化合物からなる混合系と銅化合物とをあらか
じめ分けておき、塗装置前に両者を混合する、などがす
でに知られている。
本発明者は、上記■および■について検討を行なったと
ころ、重大な欠陥を有していることを判明したのである
。すなわち、■によって製造した防汚塗料を貯蔵してお
くと、防汚性能が徐々に低下し、終局的にゲ/?化する
こともあるのである。
ころ、重大な欠陥を有していることを判明したのである
。すなわち、■によって製造した防汚塗料を貯蔵してお
くと、防汚性能が徐々に低下し、終局的にゲ/?化する
こともあるのである。
その理由は、高分子有機錫化合物と銅化合物とが反応し
、この反応は有機硫黄化合物が触媒的に作用し、促進さ
れるものと思われる。また、■にょって製造した防汚塗
料においては、高分子有機錫化合物と銅化合物との反応
は防止できるが、高分子有機錫化合物と有機硫黄化合物
とが貯蔵中に区応するために、形成した塗膜の内部応力
が大きくなシ、下塗塗膜との付着性が低下し、しかも該
塗膜自体にワレ発生のおそれがある。このように1高分
子有機錫化合物を防汚剤成分として用いた防汚塗料は、
貯蔵中において、該高分子有機錫化合物が他の防汚剤成
分と反応して防汚性能もしくけ塗膜の物理性能などを低
下せしめる傾向があるために、実用的に不十分であるこ
とを判明したのである。
、この反応は有機硫黄化合物が触媒的に作用し、促進さ
れるものと思われる。また、■にょって製造した防汚塗
料においては、高分子有機錫化合物と銅化合物との反応
は防止できるが、高分子有機錫化合物と有機硫黄化合物
とが貯蔵中に区応するために、形成した塗膜の内部応力
が大きくなシ、下塗塗膜との付着性が低下し、しかも該
塗膜自体にワレ発生のおそれがある。このように1高分
子有機錫化合物を防汚剤成分として用いた防汚塗料は、
貯蔵中において、該高分子有機錫化合物が他の防汚剤成
分と反応して防汚性能もしくけ塗膜の物理性能などを低
下せしめる傾向があるために、実用的に不十分であるこ
とを判明したのである。
そこで、本発明者は高分子有機錫化合物を含まない防汚
塗料について鋭意研究を重ねた結果、必須防汚剤成分と
して有機硫黄化合物および銅化合物を使用し、しかも該
銅化合物をあらかじめ別々に分けておき、塗装置前に混
合せしめる防汚塗料が上記した欠陥を解消できることを
見い出したのである。
塗料について鋭意研究を重ねた結果、必須防汚剤成分と
して有機硫黄化合物および銅化合物を使用し、しかも該
銅化合物をあらかじめ別々に分けておき、塗装置前に混
合せしめる防汚塗料が上記した欠陥を解消できることを
見い出したのである。
すなわち、本発明は、有機硫黄化合物および銅化合物を
必須防汚剤成分さし、かっ該銅化合物をあらかじめ別々
に分けておき、塗装置前に混合することを特徴とする高
分子有機錫化合物を含まない二液形防汚塗料に関するも
のである。
必須防汚剤成分さし、かっ該銅化合物をあらかじめ別々
に分けておき、塗装置前に混合することを特徴とする高
分子有機錫化合物を含まない二液形防汚塗料に関するも
のである。
本発明の防汚塗料の特徴として、必須有効防汚剤成分と
して有機硫黄化合物および銅化合物を使用すること、高
分子有機錫化合物を用いないこと、該有機硫黄化合物と
該銅化合物とをあらかじめ分離させておき塗装置前に混
合すべく二液形にしたこと、などがあげられる。すなわ
ち、防汚剤成分として有機硫、黄化合物および銅化合物
を用い、しかも高分子有機錫化合物が含まれていないの
で、高分子有機錫化合物が存在したことに起因する前記
した欠陥のすべてが解消できたと同時に、すぐれた防汚
性能を有せしめることが可能となったのである。そして
、本発明の防汚塗料を完成させる過程において、有機硫
黄化合物と銅化合物と同一系中に共存させると、銅化合
物が反応して防汚性を低下せしめることが判明したので
、該銅化合物をあらかじめ分離し、所謂二液形とするこ
とによって、貯蔵中における該銅化合物の反応が防止で
き、しかも塗装置前に混合して得られる塗膜は該銅化合
物が有する防汚性能を十分に発揮できるのである。
して有機硫黄化合物および銅化合物を使用すること、高
分子有機錫化合物を用いないこと、該有機硫黄化合物と
該銅化合物とをあらかじめ分離させておき塗装置前に混
合すべく二液形にしたこと、などがあげられる。すなわ
ち、防汚剤成分として有機硫、黄化合物および銅化合物
を用い、しかも高分子有機錫化合物が含まれていないの
で、高分子有機錫化合物が存在したことに起因する前記
した欠陥のすべてが解消できたと同時に、すぐれた防汚
性能を有せしめることが可能となったのである。そして
、本発明の防汚塗料を完成させる過程において、有機硫
黄化合物と銅化合物と同一系中に共存させると、銅化合
物が反応して防汚性を低下せしめることが判明したので
、該銅化合物をあらかじめ分離し、所謂二液形とするこ
とによって、貯蔵中における該銅化合物の反応が防止で
き、しかも塗装置前に混合して得られる塗膜は該銅化合
物が有する防汚性能を十分に発揮できるのである。
本発明の防汚塗料の構成について説明する。
該防汚塗料は二液形であシ、その一方のA液には有機硫
、黄化合物を、また他方のB液には銅化合物をそれぞれ
配合せしめるこ吉によって得られる。
、黄化合物を、また他方のB液には銅化合物をそれぞれ
配合せしめるこ吉によって得られる。
5−
上記該有機硫黄化合物としては、一般式で示される3−
クロロ−4− TM メチルジチオカルバメート テトラメチルチクムシサルファイドなどから選ばれた1
種またii:2種以上が用いられ、このうち、テトラメ
チルチクムシサルファイドおよびジンクジメチルチオカ
ルバメートが特に好ましい。
クロロ−4− TM メチルジチオカルバメート テトラメチルチクムシサルファイドなどから選ばれた1
種またii:2種以上が用いられ、このうち、テトラメ
チルチクムシサルファイドおよびジンクジメチルチオカ
ルバメートが特に好ましい。
また、銅化合物としては一般式Cu2Oで示される亜酸
化銅、一般式CuSCNで示されるロダン銅、一般式C
uで示される金属銅、一般式Cu−Niで示される銅ニ
ツケル合金、ロジン鉤、ナフテン酸銅、銅グリシネート
、塩化第1銅、炭酸IJl鏑などから選ばれた1種また
は2種以上が使用でき、この 6− うち、亜酸化銅、ロダン銅、金属銅、銅ニツケル合金が
特に好オしい。
化銅、一般式CuSCNで示されるロダン銅、一般式C
uで示される金属銅、一般式Cu−Niで示される銅ニ
ツケル合金、ロジン鉤、ナフテン酸銅、銅グリシネート
、塩化第1銅、炭酸IJl鏑などから選ばれた1種また
は2種以上が使用でき、この 6− うち、亜酸化銅、ロダン銅、金属銅、銅ニツケル合金が
特に好オしい。
まず、A液は、上記有機硫黄化合物を樹脂および(また
は)可塑剤と共に、必要に応じて有機溶剤を共存させな
がら混合分散せしめることによって得られる。該樹脂と
しては防汚塗料に通常用いられているものが使用でき、
例メば、ロジン、アクリル系樹脂、油性系樹脂、塩化ビ
ニル系樹脂、合成ゴム系樹脂、塩化ゴム系樹脂、塩素化
ポリエチレン系樹脂、塩素化ポリプロピレン系樹脂など
があげられる。また、可塑剤としては、例えば、トリク
レジルホスフェート、トリフェニルホスファイト、トリ
フェニルホスフェートなどのリン酸エステル系、ジ−n
−ドデシルフタレート、ジノニルフタレート、ジー2−
エチルへキシルフタレート、ジメチルフタレート、ジ−
n−ヘキシルツクレート、ジメチルフタレート、ジ−n
−ブチルフタレート、ジオクチルフタレートなどのフタ
ル酸エステル系、塩素化パラフィン、およびポリエステ
ル系などがあげられる。有機溶剤としては、たとえば、
キシレン、トルエンなどの芳香族炭化水素系溶剤、メチ
ルエチルケトン、メチルイソブチルケトンなどのケトン
系溶剤が特に好適である。
は)可塑剤と共に、必要に応じて有機溶剤を共存させな
がら混合分散せしめることによって得られる。該樹脂と
しては防汚塗料に通常用いられているものが使用でき、
例メば、ロジン、アクリル系樹脂、油性系樹脂、塩化ビ
ニル系樹脂、合成ゴム系樹脂、塩化ゴム系樹脂、塩素化
ポリエチレン系樹脂、塩素化ポリプロピレン系樹脂など
があげられる。また、可塑剤としては、例えば、トリク
レジルホスフェート、トリフェニルホスファイト、トリ
フェニルホスフェートなどのリン酸エステル系、ジ−n
−ドデシルフタレート、ジノニルフタレート、ジー2−
エチルへキシルフタレート、ジメチルフタレート、ジ−
n−ヘキシルツクレート、ジメチルフタレート、ジ−n
−ブチルフタレート、ジオクチルフタレートなどのフタ
ル酸エステル系、塩素化パラフィン、およびポリエステ
ル系などがあげられる。有機溶剤としては、たとえば、
キシレン、トルエンなどの芳香族炭化水素系溶剤、メチ
ルエチルケトン、メチルイソブチルケトンなどのケトン
系溶剤が特に好適である。
一方のB液も、銅化合物を上記の樹脂および(t:たけ
)可塑剤と共に、必要々らは有機溶剤を共存させながら
混合分散せしめることによって得られる。上記の樹脂け
、塗膜を形成するための主要成分であるから、A液およ
びB液のいずれか一方もしくけ両液に配合する必要があ
る。これに対し、可塑剤は、塗膜の物理的性能を改質さ
せるためのものであって、必要に応じて配合すればよい
。
)可塑剤と共に、必要々らは有機溶剤を共存させながら
混合分散せしめることによって得られる。上記の樹脂け
、塗膜を形成するための主要成分であるから、A液およ
びB液のいずれか一方もしくけ両液に配合する必要があ
る。これに対し、可塑剤は、塗膜の物理的性能を改質さ
せるためのものであって、必要に応じて配合すればよい
。
A液およびB液におけるこれらの各成分の構成割合は、
上記両防汚剤が該合液中で均一に混合分散しうる範囲で
あれば制限されない。
上記両防汚剤が該合液中で均一に混合分散しうる範囲で
あれば制限されない。
本発明では、上記A液およびB液の両方もしくはいずれ
かに、その他の防汚剤、顔料などを配合することができ
る。その他の防汚剤とけ、上記有機硫黄化合物、銅化合
物および高分子有機錫化合物以外のものであって、たと
えば、トリフェニル錫化合物(具体的にはトリフェニル
錫ハイドロオキサイド、トリフェニル錫アセテート、ト
リフェニル錫モノクロロアセテート、トリフェニル錫ア
セテート、トリフェニル錫マレエート、トリフェニル錫
オクチネート、トリフェニル錫パーサテート、ビス(ト
リフェニル錫)ジブロムモサクシネート、ビス(゛トリ
フェニル錫)オキサイドなどがあげられる)、トリブチ
ル錫化合物(具体的には、トリブチル錫クロライド、ト
リブチル錫フルオライド、トリブチル錫アセテート、ビ
ス(トリブチル錫)オキサイド、トリブチル錫ステアレ
ート、トリグチル錫マレエート、トリブチル錫ハイドロ
オキサイド、ビス(トリブチル錫)ジブロモサクシネー
ト、トリブチル錫ニコチネートなどがあげられる)など
が用いられる。これらの錫化合物の配合量は、A液とB
液との混合液中20重量%以下、特に3〜10重量%が
好ましい。なお、該錫化合物は上記樹脂のうち遊離のカ
ルボキシル基を有するもの(例えばロジン、酸価10以
上の樹脂)と共存すると貯蔵中に両者が反応して防汚性
が低下するおそれがあるので、これらはあらかじめ分
9− 離しておくことが好ましく、例えば、該錫化合物をA液
に配合したならば、カルボキシル基含有樹脂をB液に配
合することが好ましい。
かに、その他の防汚剤、顔料などを配合することができ
る。その他の防汚剤とけ、上記有機硫黄化合物、銅化合
物および高分子有機錫化合物以外のものであって、たと
えば、トリフェニル錫化合物(具体的にはトリフェニル
錫ハイドロオキサイド、トリフェニル錫アセテート、ト
リフェニル錫モノクロロアセテート、トリフェニル錫ア
セテート、トリフェニル錫マレエート、トリフェニル錫
オクチネート、トリフェニル錫パーサテート、ビス(ト
リフェニル錫)ジブロムモサクシネート、ビス(゛トリ
フェニル錫)オキサイドなどがあげられる)、トリブチ
ル錫化合物(具体的には、トリブチル錫クロライド、ト
リブチル錫フルオライド、トリブチル錫アセテート、ビ
ス(トリブチル錫)オキサイド、トリブチル錫ステアレ
ート、トリグチル錫マレエート、トリブチル錫ハイドロ
オキサイド、ビス(トリブチル錫)ジブロモサクシネー
ト、トリブチル錫ニコチネートなどがあげられる)など
が用いられる。これらの錫化合物の配合量は、A液とB
液との混合液中20重量%以下、特に3〜10重量%が
好ましい。なお、該錫化合物は上記樹脂のうち遊離のカ
ルボキシル基を有するもの(例えばロジン、酸価10以
上の樹脂)と共存すると貯蔵中に両者が反応して防汚性
が低下するおそれがあるので、これらはあらかじめ分
9− 離しておくことが好ましく、例えば、該錫化合物をA液
に配合したならば、カルボキシル基含有樹脂をB液に配
合することが好ましい。
顔料としては、体質顔料および着色顔料が使用できる。
体質顔料としては例えばタルク、クレー、パライト、炭
酸パリクム、有機ベントナイトなど、着色顔料としては
例えばベンガラ、亜鉛華、カーボンブラック、クロムグ
リーン、紺青などが各々あげられる。
酸パリクム、有機ベントナイトなど、着色顔料としては
例えばベンガラ、亜鉛華、カーボンブラック、クロムグ
リーン、紺青などが各々あげられる。
本発明において、上記した各成分の構成比率は、A液と
B液とを混合した合計量にもとづいて、有機硫黄化合物
が5〜30重量%、好ましくけ7〜25重量%、銅化合
物10〜50重量%、好ましくけ20〜40重量%、樹
脂8〜40重量%、好ましくけ10〜30重量%であっ
て、さらに、その他の防汚剤20重量%以下、好ましく
け3〜15重量%、可塑剤10重量%以下、好ましくけ
3〜7重量%、顔料10重量%以下になるようにするこ
とが好ましい。該混合液中の不揮発固形分含有率は60
〜80重量%が適している。
B液とを混合した合計量にもとづいて、有機硫黄化合物
が5〜30重量%、好ましくけ7〜25重量%、銅化合
物10〜50重量%、好ましくけ20〜40重量%、樹
脂8〜40重量%、好ましくけ10〜30重量%であっ
て、さらに、その他の防汚剤20重量%以下、好ましく
け3〜15重量%、可塑剤10重量%以下、好ましくけ
3〜7重量%、顔料10重量%以下になるようにするこ
とが好ましい。該混合液中の不揮発固形分含有率は60
〜80重量%が適している。
−l〇 −
本発明において、上記A液とB液との混合は塗装置前に
行なう必要があシ、具体的には、両液を混合してから4
8時間以内、特に24時間以内に塗装することが好まし
い。
行なう必要があシ、具体的には、両液を混合してから4
8時間以内、特に24時間以内に塗装することが好まし
い。
以下に実施例および比較例を示すが配合量は全て重量%
である。また本発明は以下の実施例に制限されるもので
はない。
である。また本発明は以下の実施例に制限されるもので
はない。
■、実施例1〜7、および比較例1〜7第1表、第2表
に示した塗料成分を用い、これらをボールミル分散する
ことによシ防汚塗料を作成した。
に示した塗料成分を用い、これらをボールミル分散する
ことによシ防汚塗料を作成した。
比較例7
実施例3のA液におけるジンクジメチルジチオカルバメ
ートの配合量25重量%を15重量%に交叉し、かつ高
分子有機錫化合物を10重量%新に配合した以外は実施
例3と同様にして二液形塗料を作成した。なお、該高分
子有機錫化合物は、ビス(トリブチル錫)オキサイドと
メタクリル酸との付加物30部およびメチルメタクリレ
ート20部を共重合せしめてなるものである。
ートの配合量25重量%を15重量%に交叉し、かつ高
分子有機錫化合物を10重量%新に配合した以外は実施
例3と同様にして二液形塗料を作成した。なお、該高分
子有機錫化合物は、ビス(トリブチル錫)オキサイドと
メタクリル酸との付加物30部およびメチルメタクリレ
ート20部を共重合せしめてなるものである。
菫 性能試験結果
実施例および比較例で得た防汚塗料を、製造直後および
室温で1ケ月ならびに3ケ月間貯蔵したのち、ショップ
プライマーおよびエポキシ系防食プライマーを塗装した
300X200X3.2■のサンドブラスト鋼板に1乾
燥膜厚が100μになるようKそれぞれ塗装した。なお
、実施例1〜7および比較例7の防汚塗料は、上記貯蔵
期間経過後KA液とB液とを混合し、24時間以内に塗
装に供した。
室温で1ケ月ならびに3ケ月間貯蔵したのち、ショップ
プライマーおよびエポキシ系防食プライマーを塗装した
300X200X3.2■のサンドブラスト鋼板に1乾
燥膜厚が100μになるようKそれぞれ塗装した。なお
、実施例1〜7および比較例7の防汚塗料は、上記貯蔵
期間経過後KA液とB液とを混合し、24時間以内に塗
装に供した。
塗装してから室温で1日間乾燥させたのち、防 14−
活性能および塗膜の付着性に関する性能試験を行なった
。
。
(υ 防汚性能試験結果
試験板を三重県鳥羽湾に1ケ年浸海したのち、塗面への
水中生物付着の程度を観察した。その結果を第3表に示
した。同表における数値は水中生物が付着した塗面の面
積を示し、「○」は水中生物が全く付着しなかったこと
を表わす。
水中生物付着の程度を観察した。その結果を第3表に示
した。同表における数値は水中生物が付着した塗面の面
積を示し、「○」は水中生物が全く付着しなかったこと
を表わす。
(2)付着性試験
上記の防汚性能試験後に試験板を海水から引上げて2時
間乾燥後に、素地に達するように塗膜をクロスカットし
、その表面に粘着セロハンテープを貼着し、それを急激
に@離させたのちの塗膜を観察した。その結果を第4表
に示した。
間乾燥後に、素地に達するように塗膜をクロスカットし
、その表面に粘着セロハンテープを貼着し、それを急激
に@離させたのちの塗膜を観察した。その結果を第4表
に示した。
15−
第 3 表
第4表
Claims (1)
- 有機硫黄化合物および銅化合物を必須防汚剤成分とし、
かつ該両化合物をあらかじめ分離しておき、塗装置前に
混合せしめることを特徴とする二液形防汚塗料。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19714182A JPS5986669A (ja) | 1982-11-10 | 1982-11-10 | 二液形防汚塗料 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19714182A JPS5986669A (ja) | 1982-11-10 | 1982-11-10 | 二液形防汚塗料 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5986669A true JPS5986669A (ja) | 1984-05-18 |
Family
ID=16369437
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19714182A Pending JPS5986669A (ja) | 1982-11-10 | 1982-11-10 | 二液形防汚塗料 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5986669A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4621901B2 (ja) * | 2008-12-24 | 2011-02-02 | 独立行政法人海上技術安全研究所 | 防汚塗料組成物および基材の防汚方法 |
WO2011162359A1 (ja) * | 2010-06-23 | 2011-12-29 | 中国塗料株式会社 | 防汚塗料組成物、防汚塗膜および基材の防汚方法 |
-
1982
- 1982-11-10 JP JP19714182A patent/JPS5986669A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4621901B2 (ja) * | 2008-12-24 | 2011-02-02 | 独立行政法人海上技術安全研究所 | 防汚塗料組成物および基材の防汚方法 |
WO2011162359A1 (ja) * | 2010-06-23 | 2011-12-29 | 中国塗料株式会社 | 防汚塗料組成物、防汚塗膜および基材の防汚方法 |
JPWO2011162359A1 (ja) * | 2010-06-23 | 2013-08-22 | 中国塗料株式会社 | 防汚塗料組成物、防汚塗膜および基材の防汚方法 |
JP5661766B2 (ja) * | 2010-06-23 | 2015-01-28 | 中国塗料株式会社 | 防汚塗料組成物、防汚塗膜および基材の防汚方法 |
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