JPS598602B2 - パレツトイソウラインキコウ - Google Patents
パレツトイソウラインキコウInfo
- Publication number
- JPS598602B2 JPS598602B2 JP13161475A JP13161475A JPS598602B2 JP S598602 B2 JPS598602 B2 JP S598602B2 JP 13161475 A JP13161475 A JP 13161475A JP 13161475 A JP13161475 A JP 13161475A JP S598602 B2 JPS598602 B2 JP S598602B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pallet
- chain
- speed
- transfer
- transfer line
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Automatic Assembly (AREA)
- Pusher Or Impeller Conveyors (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、例えば同一直線組立ライン内で物を塔載し
て移送されるパレットの移送形態に関するもので、空の
パレットをより迅速に戻すことによつて作業能率の向上
を図ることを目的とする。
て移送されるパレットの移送形態に関するもので、空の
パレットをより迅速に戻すことによつて作業能率の向上
を図ることを目的とする。
通常、機械類等の製造は同一直線組立ライン内で順次組
立てられていくわけであり、そしてそのライン内では人
間の作業による区間や、機械による作業区間が混在して
作業能率の向上が図られている。この人間による作業区
間の組立ラインでは1種のリズムが要求されることから
被組立物の連続な同期移送が好ましく、また機械による
作業区間は機械相互の関係などからして非同期移送が最
適とされている。つまり1つの組立ラインには部分的な
区間に夫々の最適な物の移送速度があるわけで、いわゆ
る混成ラインとなつている。そして被組立物は個々にパ
レットに塔載されて組立ライン上を移送されるが通常で
ある。このようなパレット利用による混成組立ライン機
構の場合、パレットを移送速度の異なる区間毎にコンベ
アを敷設してパレット移送を図つていてはパレットの移
送がスムーズに行い難く、また空のパレットの戻し(リ
ターン)が迅速に行えず作業上に好ましくない。この発
明は上記問題点に鑑み、これを解決したもので、パレッ
トをエンドレスのガイドレールに滑走させて、そのリタ
ーン域でのパレット移送速度を組立ラインであるパレッ
ト移送ラインでの最大移送速度に合わせたことをポイン
トにする。
立てられていくわけであり、そしてそのライン内では人
間の作業による区間や、機械による作業区間が混在して
作業能率の向上が図られている。この人間による作業区
間の組立ラインでは1種のリズムが要求されることから
被組立物の連続な同期移送が好ましく、また機械による
作業区間は機械相互の関係などからして非同期移送が最
適とされている。つまり1つの組立ラインには部分的な
区間に夫々の最適な物の移送速度があるわけで、いわゆ
る混成ラインとなつている。そして被組立物は個々にパ
レットに塔載されて組立ライン上を移送されるが通常で
ある。このようなパレット利用による混成組立ライン機
構の場合、パレットを移送速度の異なる区間毎にコンベ
アを敷設してパレット移送を図つていてはパレットの移
送がスムーズに行い難く、また空のパレットの戻し(リ
ターン)が迅速に行えず作業上に好ましくない。この発
明は上記問題点に鑑み、これを解決したもので、パレッ
トをエンドレスのガイドレールに滑走させて、そのリタ
ーン域でのパレット移送速度を組立ラインであるパレッ
ト移送ラインでの最大移送速度に合わせたことをポイン
トにする。
以下本発明の具体的実施例を図面を参照して説明する。
いま組立ラインに於けるパレット移送ラインのパレット
移送速度を低速と高速の2段階にある場合について説明
する。
いま組立ラインに於けるパレット移送ラインのパレット
移送速度を低速と高速の2段階にある場合について説明
する。
まず第1図に於て、1はパレット、2はパレット1を支
持して滑走させる工ンドレスのガイドレールで図面上側
がパレツト移送ライン域m1下側がリターン域nとする
。そして例えば移送ライン域mの始点AからB点までの
区間と、C点から終りのD点までの区間はパレツト1を
低速移送させ、B点とC点の区間は高速移送させるもの
とすると、本発明はリターン域nをB,C区間と同じ高
速でパレツト1をリターンさせる機構になす。この高速
リターンはB,C区間で高速移送を行う後述高速チエー
ン3aを利用すればよい。上記パレツト1の移送ライン
域mでの高速及び低速移送は次の要領で行う。
持して滑走させる工ンドレスのガイドレールで図面上側
がパレツト移送ライン域m1下側がリターン域nとする
。そして例えば移送ライン域mの始点AからB点までの
区間と、C点から終りのD点までの区間はパレツト1を
低速移送させ、B点とC点の区間は高速移送させるもの
とすると、本発明はリターン域nをB,C区間と同じ高
速でパレツト1をリターンさせる機構になす。この高速
リターンはB,C区間で高速移送を行う後述高速チエー
ン3aを利用すればよい。上記パレツト1の移送ライン
域mでの高速及び低速移送は次の要領で行う。
即ち、第2図乃至第4図に示すようにガイドレール2に
沿つて走行する高速チエーン3aと低速チエーン3bを
設け、この各チエーン3a,3bにパレツト1の前方部
に軸支した各レバー4a,4bを選択的に噛合させる。
例えばレバー4aを高速チエーン3aに噛合させれば、
パレツト1はこのレバー4aを介して高速チエーン3a
と連結状態となつて高速移送される。またレバー4bを
低速チエーン3bに噛合させればパレツ口は低速移送と
なるわけで、この噛合の選択はチエーン3a,3bの両
側に設けたカム5a,5bにて行うようになす。即ち力
ム5aはB,C区間に設けてB,C区間にきたパレツト
1のレバー4bを低速チエーン3bから外し、カム5b
はA,B区間とC,D区間に設けてこの区間にきたパレ
ツト1のレバー4aを高速チエーン3aから外す作用を
なすものである。尚、各レバー4a,4bは弾機6によ
つて、各チエーン3a,3bと噛合する方向に常時押圧
され、この弾機6とカム5a,5bにてチエーン3a,
3bへの噛合の有無が決定される。いずれにせよ移送ラ
イン域mでのパレツト1は高速チエーン3aと低速チエ
ーン3bにて混成移送がなされるわけであり、D点を過
ぎたパレツト1はガイドレール2に沿つて降下して次の
リターン域nにくる。
沿つて走行する高速チエーン3aと低速チエーン3bを
設け、この各チエーン3a,3bにパレツト1の前方部
に軸支した各レバー4a,4bを選択的に噛合させる。
例えばレバー4aを高速チエーン3aに噛合させれば、
パレツト1はこのレバー4aを介して高速チエーン3a
と連結状態となつて高速移送される。またレバー4bを
低速チエーン3bに噛合させればパレツ口は低速移送と
なるわけで、この噛合の選択はチエーン3a,3bの両
側に設けたカム5a,5bにて行うようになす。即ち力
ム5aはB,C区間に設けてB,C区間にきたパレツト
1のレバー4bを低速チエーン3bから外し、カム5b
はA,B区間とC,D区間に設けてこの区間にきたパレ
ツト1のレバー4aを高速チエーン3aから外す作用を
なすものである。尚、各レバー4a,4bは弾機6によ
つて、各チエーン3a,3bと噛合する方向に常時押圧
され、この弾機6とカム5a,5bにてチエーン3a,
3bへの噛合の有無が決定される。いずれにせよ移送ラ
イン域mでのパレツト1は高速チエーン3aと低速チエ
ーン3bにて混成移送がなされるわけであり、D点を過
ぎたパレツト1はガイドレール2に沿つて降下して次の
リターン域nにくる。
そしてこのリターン域nでのパレツト1は逆さになつて
移送されることになる。また上記各チエーン3a,3b
はガイドレール2に沿つたエンドレスであるからして、
一方の高速チエーン3aをリターン域nでのパレツト移
送に利用する。即ち、第3図及び第4図に示す如く高速
チエーン3aのリターン側をリターン域nでのパレツト
上方に沿つて回し、この高速チエーン3aにリターンす
るパレツト1のレバー4aを噛合させる。この場合、低
速チエーン3bのリターン側はリターン域nでのパレツ
ト1より十分に離れて配置しておく。さすればリターン
域nでのパレツト1は移送ライン域m(7)B,C区間
と同じ移送速度でもつて高速リターンされて再び移送ラ
イン域mへ運ばれていく。尚、リターン域nでのパレツ
ト移送速度は移送ライン域mでのパレツト移送速度が低
速や高速以外に多数段階にわたつてある場合には、その
最大の移送速度に合わせるものである。
移送されることになる。また上記各チエーン3a,3b
はガイドレール2に沿つたエンドレスであるからして、
一方の高速チエーン3aをリターン域nでのパレツト移
送に利用する。即ち、第3図及び第4図に示す如く高速
チエーン3aのリターン側をリターン域nでのパレツト
上方に沿つて回し、この高速チエーン3aにリターンす
るパレツト1のレバー4aを噛合させる。この場合、低
速チエーン3bのリターン側はリターン域nでのパレツ
ト1より十分に離れて配置しておく。さすればリターン
域nでのパレツト1は移送ライン域m(7)B,C区間
と同じ移送速度でもつて高速リターンされて再び移送ラ
イン域mへ運ばれていく。尚、リターン域nでのパレツ
ト移送速度は移送ライン域mでのパレツト移送速度が低
速や高速以外に多数段階にわたつてある場合には、その
最大の移送速度に合わせるものである。
またその形態は上記した高速チエーン3aの利用と同様
の要領でなせばよい。以上説明したようにこの発明はパ
レツトを走行可能に支持するエンドレス状のガイドレー
ルと、該ガイドレールに沿つてエンドレス状に配置され
、各々走行速度を異にする複数のチエーンと、各チエー
ンに対応させてパレツトに設けられた複数のレバーと、
各レバーを常時チエーンに噛合状態に保持せしめる弾機
と、各レバーのうちのいずれか1つのみをパレツト移送
ラインの各速度域に対応するチエーンに選択的に噛合せ
しめるためにパレツト移送ラインに沿つて定置された複
数のカムと、パレツトリターン域に沿つて定置され、最
高速のチエーンにのみレバーを選択噛合せしめるカムと
を具備させたから、各種移送速度を混成したパレツト移
送ライン域と、パレツトリターン域とを有するエンドレ
スのガイドレールのリターン域でのパレツト移送速度を
、移送ライン域での最大パレツト移送速度とすることが
でき、空になつたパレツトのリターンが迅速で効率良く
行え、従つて同一直線組立ライン等に適用すれば作業能
率が一段と向上する。
の要領でなせばよい。以上説明したようにこの発明はパ
レツトを走行可能に支持するエンドレス状のガイドレー
ルと、該ガイドレールに沿つてエンドレス状に配置され
、各々走行速度を異にする複数のチエーンと、各チエー
ンに対応させてパレツトに設けられた複数のレバーと、
各レバーを常時チエーンに噛合状態に保持せしめる弾機
と、各レバーのうちのいずれか1つのみをパレツト移送
ラインの各速度域に対応するチエーンに選択的に噛合せ
しめるためにパレツト移送ラインに沿つて定置された複
数のカムと、パレツトリターン域に沿つて定置され、最
高速のチエーンにのみレバーを選択噛合せしめるカムと
を具備させたから、各種移送速度を混成したパレツト移
送ライン域と、パレツトリターン域とを有するエンドレ
スのガイドレールのリターン域でのパレツト移送速度を
、移送ライン域での最大パレツト移送速度とすることが
でき、空になつたパレツトのリターンが迅速で効率良く
行え、従つて同一直線組立ライン等に適用すれば作業能
率が一段と向上する。
またパレツト移送ラインにチエーン機構を適用すれば、
この手エーンをリターン域でのパレツト移送に利用する
ことも可能で、さすれば全体機構が極めて簡略に構成で
きて有利である。
この手エーンをリターン域でのパレツト移送に利用する
ことも可能で、さすれば全体機構が極めて簡略に構成で
きて有利である。
第1図は本発明に係るパレツト移送ラインの実施例を示
す側面説明図、第2図は第1図ラインのパレツト移送ラ
イン域での要部平面図、第3図は第2図X−X線での側
断面略図、第4図は第3図Y−Y線での断面略図である
。 1・・・・・・パレツト、2・・・・・・ガイドレール
、m・・・・・・移送ライン域、n・・・・・・リター
ン域。
す側面説明図、第2図は第1図ラインのパレツト移送ラ
イン域での要部平面図、第3図は第2図X−X線での側
断面略図、第4図は第3図Y−Y線での断面略図である
。 1・・・・・・パレツト、2・・・・・・ガイドレール
、m・・・・・・移送ライン域、n・・・・・・リター
ン域。
Claims (1)
- 1 パレットを走行可能に支持するエンドレス状のガイ
ドレールと、該ガイドレールに沿つてエンドレス状に配
置され、各々走行速度を異にする複数のチェーンと、各
チェーンに対応させてパレットに設けられた複数のレバ
ーと、各レバーを常時チェーンに噛合状態に保持せしめ
る弾機と、各レバーのうちのいずれか1つのみをパレッ
ト移送ラインの各速度域に対応するチェーンに選択的に
噛合せしめるためにパレット移送ラインに沿つて定置さ
れた複数のカムと、パレットリターン域に沿つて定置さ
れ、最高速のチェーンにのみレバーを選択噛合せしめる
カムとを具備させたことを特徴とするパレット移送ライ
ン機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13161475A JPS598602B2 (ja) | 1975-10-31 | 1975-10-31 | パレツトイソウラインキコウ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13161475A JPS598602B2 (ja) | 1975-10-31 | 1975-10-31 | パレツトイソウラインキコウ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5257684A JPS5257684A (en) | 1977-05-12 |
JPS598602B2 true JPS598602B2 (ja) | 1984-02-25 |
Family
ID=15062170
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13161475A Expired JPS598602B2 (ja) | 1975-10-31 | 1975-10-31 | パレツトイソウラインキコウ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS598602B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57170308A (en) * | 1981-04-09 | 1982-10-20 | Tsubakimoto Chain Co | Conveyor apparatus continuously connecting conveyor units |
JPS58102506U (ja) * | 1981-12-28 | 1983-07-12 | 川崎製鉄株式会社 | 管棒材搬送用チエ−ンコンベヤ− |
JPH0522493Y2 (ja) * | 1987-09-21 | 1993-06-10 |
-
1975
- 1975-10-31 JP JP13161475A patent/JPS598602B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5257684A (en) | 1977-05-12 |
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