JP2593795B2 - 荷物整列方法 - Google Patents
荷物整列方法Info
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- JP2593795B2 JP2593795B2 JP3405294A JP3405294A JP2593795B2 JP 2593795 B2 JP2593795 B2 JP 2593795B2 JP 3405294 A JP3405294 A JP 3405294A JP 3405294 A JP3405294 A JP 3405294A JP 2593795 B2 JP2593795 B2 JP 2593795B2
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- Control Of Conveyors (AREA)
- Attitude Control For Articles On Conveyors (AREA)
Description
整列した状態で移動してくる荷物を、2列以上の数列に
整列させる機構に関するものである。
製造物の封入を自動的に行ない、更に流れ作業の為に該
コンテナ、タンボール箱を移動させる場合には、通常こ
れらは1列の状態で移動してくる。
は、1列に並んだ状態で荷台から積み上げすることは、
作業として非効率的である。
ンボール箱等の荷物を複数列に整列させて、該荷物を吊
り上げすることが可能であるならば、荷物の積み上げ作
業の効率は飛躍的に増大する。
構成として、例えば特公昭56−44843号公報に記
載されている発明が存在するが、当該発明では、所定の
間隔でコンベアに沿って移動してくる荷物に対し、コン
ベアの移動方向と直交した方向に荷物を押し出す押出し
ロッドと嵌合している案内筒を、該荷物を同一間隔で複
数個配設し、かつコンベアと同一速度で並行に移送させ
る構成を採用している。
内筒を設けることは、構成として複雑かつ煩雑であり、
また案内筒及び押出しロッドが、荷物と移動方向につい
て同一位置に存在するよう調整するのは煩雑である。
53−162498号)のマイクロフィルムには、荷物
の到来を検知し、これによって移動板を左右に移動させ
て、荷物を1列から複数列に整列させる構成が記載され
ているが、当該構成では、到来する荷物の数をカウント
し、マイクロコンピュータによって移動板の移動方向の
制御を行っている。
ュータを使用することは、経済コストも高価となり、鶏
頭を料理するに牛刀を以ってするとの感を免れない。
き従来技術の欠点を克服し、簡単な構成でありながら、
荷物を2列又は3列に整列できる方法を提供することを
目的としている。
本願発明の荷物の整列方法としては2種類の方法がある
が、何れの場合にも第1図に示すように複数の移動片を
ベルト又はチェーン4の駆動によって横方向(左右方
向)に移動させ、この間に侵入してくる荷物を整列させ
る点に特徴を有している。
左右幅及び前後幅に対しn倍(但しnは自然数を表わ
す)以上の前後幅及び左右幅を有し、該荷物を前進させ
る為のローラーコンベアを設け、該ローラーコンベアを
構成する回転円柱の上部に於いてこれに沿って、ベルト
又はチェーン駆動によって移動する2n個の等間隔に配
置された移動片を、少なくとも一組設置し、該2n個の
移動片をn個の移動片による左側のグループ及びn個の
移動片による右側のグループに分けた場合、中央2組の
移動片(左側のグループに属する移動片の内の右側端の
移動片、及び右側のグループに属する移動片の内左側端
の移動片)から、それぞれ左右方向に2番目の移動片、
3番目の移動片、…n番目の移動片はそれぞれ2倍、3
倍、…n倍の前後幅を有するように設計され、1番目、
2番目、…n番目、(n+1)番目、…2n番目に順次
侵入してくる各荷物は、2n個の前移動片の内1番目、
2番目、…n番目、(n+1)番目、…2n番目の移動
片にそれぞれ接した状態で右側(左側)に移動するよう
に、荷物の侵入と移動片の移動とを同期させることによ
って、荷物を右側(左側)に移動させながら前進させる
ことによる1列の荷物をn列に整列させる荷物整列方
法、という構成であり、
の左右幅に対し、n倍(但しnは自然数を表わす)以上
の左右幅を有し、該荷物の前後幅に対し(n−1)倍以
上の前後幅を有するローラーコンベアを設け、該ローラ
ーコンベアを構成する回転円柱の上部に於いて、これに
沿ってベルト又はチェーン駆動によって移動する合計2
(n−1)個の移動片を少なくとも1組設置し、該2
(n−1)個の移動片は、(n−1)個の移動片による
左側のグループ、及び右側の(n−1)個の移動片によ
る右側のグループについてそれぞれ等間隔に設けられ、
しかも左側の(n−1)個のグループの右側端と、右側
の(n−1)個のグループの左側端とは前記左右の各グ
ループ内に於ける間隔の3倍の間隔を有するよう設置さ
れ、該2(n−1)個の移動片は中央2組の移動片(左
側のグループに分けた場合、右端にある移動片と、右側
のグループに属する移動片の内左端にある移動片)か
ら、それぞれ左右方向に2番目の移動片、3番目の移動
片、…(n−1)番目の移動片は、それぞれ2倍、3
倍、…(n−1)倍の前後方向の幅を有するように設計
され、1番目、2番目、…(n−1)番目に順次侵入し
てくる各荷物は、2(n−1)個の全移動片の内、右か
ら1番目、2番目、…(n−1)番目の移動片に順次そ
れぞれ接し、n番目、(n+1)番目に侵入してくる荷
物は何れの移動片にも接した状態とならず、(n+2)
番目、(n+3)番目、…2(n−1)番目に順次侵入
してくる各荷物は2(n−1)個の全移動片の内、右か
ら(n+2)番目、(n+3)番目、…2(n−1)番
目の移動片にそれぞれ順次接した状態で右側(左側)に
移動するように、荷物の侵入と移動片の移動とを同期さ
せることによって、荷物を右側(左側)に移動させなが
ら前進させることによる1列の荷物をn列に整列させる
荷物整列方法、という構成である。
は、第2図に示すような以下の工程を経ることになる。
ぞれn倍以上の左右幅及び前後幅を有するローラーコン
ベア上をベルト又はチェーン駆動によって移動する2n
個の移動片を少なくとも1組設け、これらが一挙に、右
方向に移動しているが、荷物(1)がローラーコンベア
上に侵入した時は、右側グループのn個の移動片の内最
も右側の移動片31が荷物(1)の左側から接し、荷物
(1)を順次右側に移動させ、2番目に侵入する荷物
(2)がローラーコンベア上に侵入した時は、右端から
2番目の移動片32が左側から接し、荷物(2)を順次
右側に順次移動させ、同様にn番目に侵入する荷物
(n)に対しては、右端からn番目の移動片が左側から
接し、(n+1)番目に侵入する荷物(n+1)に対し
ては右端から(n+1)番目の移動片3n+1(左側グ
ループの移動片の内右端に位置する移動片)が左側から
接し、2n番目に侵入してくる荷物(2n)に対しては
右端から2n番目の移動片32n(左端の移動片)が左
側から接し、それぞれ各荷物を右側に順次移動させて、
各荷物は右側に移動しながらローラーコンベアによって
前進していくことになる(尚移動片3n+1が荷物(n
+1)に左側から接する段階では、荷物(1)は移動片
31から離れていく状況となるので、全ての荷物が全て
の移動片と接している状況は現実にはあり得ない。)。
に設けられているが、中央の2個の移動片3n及び3
(n+1)に対し、それぞれ左右2番目の移動片3
(n−1)、3(n+2)、左右3番目の各移動片、3
(n−2)、3(n+3)、…左右各n番目の移動片3
1,32n(左右両端の移動片)は、それぞれ2倍、3
倍、…n倍の前後幅を有するよう設計されているので、
荷物(1)、荷物(2)、…荷物(n−1)はそれぞれ
荷物(n)に対し、n倍、(n−1)倍、…2倍の時間
だけそれぞれ対応する移動片に接していることになるの
で、それぞれn倍、(n−1)倍、…2倍だけ右側に移
動し、各荷物(1)〜(n)が各対応する移動片から離
れた段階では、ローラーコンベアの1番前側に於いて荷
物(1)、(2)、…(n)は、順次右側から整列する
ことになる。
…荷物(n+2)は、荷物(n+1)に対し、n倍、
(n−1)倍、…2倍の時間だけ対応する移動片に接し
ていることになるので、それぞれn倍、(n−1)倍、
…2倍だけ、各対応する移動片によって右方向に移動さ
せられることになる(第2図(c)に於いては、荷物
(2n−2)が移動片32n−2から離れた直後の状況
を示す。
2n−2を離れて前進する場合、移動片32n−2と衝
突するのではないかとの危惧もあり得ようが、移動片3
2n−2が荷物(2n−2)の移動片32n−2から離
れて前進していく列に到達した際には荷物(2n−2)
は、更に前進しているので、このような衝突は理論上あ
り得ない。
整列され、これを繰返すことによって1列の荷物をn列
に整列させることになる。
物と接触する場合について説明したが、左側グループの
n個の移動片が先に接触する場合に於いても同様にn列
の整列を得ることができる。
(c)とは逆に荷物が左側から整列することになる。
1)個の移動片を横方向に移動させ、2n個の荷物の内
2個については移動片によって移動されず単に前進さ
せ、これによってn個の荷物を1列に整列させる点に特
徴を有している。
第3図に示す以下のような工程を経ることになる。
対し、右側端の移動片3が左側から接して右側に移行
し、2番目に侵入してくる荷物(2)に対し、右側から
2番目の移動片32が左側から接して右側に移行し、…
(n−1)番目に侵入してくる荷物に対し右側から(n
−1)番目の移動片が左側から接して右側に移動し、こ
れらの各荷物は右側に移動しながらローラーコンベアに
よって前進する。
び(n+1)番目に侵入してくる荷物(n+1)の場合
には、中央の2個の移動片3(n−1)、3nの間は他
の移動片間の間隔の3倍の間隔を有しているので、これ
らの2個の荷物は何れの移動片に接することなくそのま
ま前進していく。
2個の移動片3(n−1)、及び3nに対し、それぞれ
左右2番目の移動片3(n−2)、3(n+1)、左右
3番目の移動片3(n−3)、3(n+2)…左右各
(n−1)番目の移動片31、3(2n−2)(左右両
端の移動片)は、それぞれ2倍、3倍、…(n−1)倍
の前後幅を有するよう設計されているので、荷物
(1)、荷物(2)、…荷物(n−2)は、それぞれ荷
物(n−1)に対し、n倍、(n−1)倍、2倍の時間
だけ対応する移動片に接していることになるので、それ
ぞれ(n−1)倍、(n−2)倍、…2倍だけ右側に移
動した後それぞれ対応する移動片から離れていくことに
なる(尚第3図(b)では、左側のグループの(n−
1)個の移動片の内最も右端にある移動片3nが荷物
(n+2)と接した場合の状況を示している。)。
1)、…荷物(n+3)は、荷物(n+2)に対しn
倍、(n−1)倍、…2倍の時間だけそれぞれ対応する
移動片に接していることになるので、それぞれn倍、
(n−1)倍、…2倍だけ各対応する移動片によって右
方向に移動させられることになる(第3図(c)では、
荷物(2n−2)が移動片32n−5から離脱した直後
の状態の場合を示す。)。
が、n列に整理され、これを繰り返すことによって1列
の荷物をn列に整列させることになる。
成でありながら、1列に侵入してくる荷物に対し、自動
的にこれを複数列に整列することが可能となる。
よって、極めて効率的に荷物を積み上げ、且つこれを収
納することができる。
極めて自動化に馴染みにくい分野に於いて、人手を省略
することを可能とする点で、本願発明は画期的であると
共に、荷物の積み上げ及び収納の効率化に寄与すること
になり、極めて意義が高い。
を移動させるベルト又はチェーンとの関係を示す。
程を示す。
程を示す。
Claims (2)
- 【請求項1】 侵入してくる荷物の左右幅及び前後幅に
対しn倍(但しnは自然数を表わす)以上の前後幅及び
左右幅を有し、該荷物を前進させる為のローラーコンベ
アを設け、該ローラーコンベアを構成する回転円柱の上
部に於いてこれに沿って、ベルト又はチェーン駆動によ
って移動する2n個の等間隔に配置された移動片を少な
くとも一組設置し、該2n個の移動片をn個の移動片に
よる左側のグループ及びn個の移動片による右側のグル
ープに分けた場合、中央2組の移動片(左側のグループ
に属する移動片の内の右側端の移動片、及び右側のグル
ープに属する移動片の内左側端の移動片)から、それぞ
れ左右方向に2番目の移動片、3番目の移動片、…n番
目の移動片はそれぞれ2倍、3倍、…n倍の前後幅を有
するように設計され、1番目、2番目、…n番目、(n
+1)番目、…2n番目に順次侵入してくる各荷物は、
2n個の全移動片の内1番目、2番目、…n番目、(n
+1)番目、…2n番目の移動片にそれぞれ接した状態
で右側(左側)に移動するように、荷物の侵入と移動片
の移動とを同期させることによって、荷物を右側(左
側)に移動させながら前進させることによる1列の荷物
をn列に整列させる荷物整列方法。 - 【請求項2】 侵入してくる荷物の左右幅に対し、n倍
(但しnは自然数を表わす)以上の左右幅を有し、該荷
物の前後幅に対し(n−1)倍以上の前後幅を有するロ
ーラーコンベアを設け、該ローラーコンベアを構成する
回転円柱の上部に於いて、これに沿ってベルト又はチェ
ーン駆動によって移動する合計2(n−1)個の移動片
を少なくとも1組設置し、該2(n−1)個の移動片
は、(n−1)個の移動片による左側のグループ、及び
右側の(n−1)個の移動片による右側のグループにつ
いてそれぞれ等間隔に設けられ、しかも左側の(n−
1)個のグループの右側端と、右側の(n−1)個のグ
ループの左側端とは前記左右の各グループ内に於ける間
隔の3倍の間隔を有するよう設置され、該2(n−1)
個の移動片は中央2組の移動片(左側のグループに分け
た場合、右端にある移動片と、右側のグループに属する
移動片の内左端にある移動片)から、それぞれ左右方向
に2番目の移動片、3番目の移動片、…(n−1)番目
の移動片は、それぞれ2倍、3倍、…(n−1)倍の前
後方向の幅を有するように設計され、1番目、2番目、
…(n−1)番目に順次侵入してくる各荷物は、2(n
−1)個の全移動片の内、右から1番目、2番目、…
(n−1)番目の移動片に順次それぞれ接し、n番目、
(n+1)番目に侵入してくる荷物は何れの移動片にも
接した状態とならず、(n+2)番目、(n+3)番
目、…2(n−1)番目に順次侵入してくる各荷物は2
(n−1)個の全移動片の内、右から(n+2)番目、
(n+3)番目、…2(n−1)番目の移動片にそれぞ
れ順次接した状態で右側(左側)に移動するように、荷
物の侵入と移動片の移動とを同期させることによって、
荷物を右側(左側)に移動させながら前進させることに
よる1列の荷物をn列に整列させる請求項1記載の荷物
整列方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3405294A JP2593795B2 (ja) | 1994-01-21 | 1994-01-21 | 荷物整列方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3405294A JP2593795B2 (ja) | 1994-01-21 | 1994-01-21 | 荷物整列方法 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14344590A Division JPH0439210A (ja) | 1990-06-01 | 1990-06-01 | 荷物整列方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07133017A JPH07133017A (ja) | 1995-05-23 |
JP2593795B2 true JP2593795B2 (ja) | 1997-03-26 |
Family
ID=12403526
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3405294A Expired - Lifetime JP2593795B2 (ja) | 1994-01-21 | 1994-01-21 | 荷物整列方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2593795B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103896054A (zh) * | 2014-04-15 | 2014-07-02 | 山东明佳包装检测科技有限公司 | 高速一分二机构 |
-
1994
- 1994-01-21 JP JP3405294A patent/JP2593795B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07133017A (ja) | 1995-05-23 |
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