JPS5984826A - 動物の育毛促進方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は動物の育毛促進方法に関し、更に詳細にはヨク
イニンｌｊ仁１を動物に与えることを特徴とする動物の
育毛促進方法に関する。

ヨクイニンｌ　ｃｏｉｃｉｓ　ｓｅｍｅｎ：英ａｏ１ｘ
　５ｅｅｄ　）はハトムギの種実で、古くから生薬とし
て利尿、鎮痛、消炎などの目的で内服され、また最近は
制ガン性物質コイクセノリド（英ｃｏｉｘｅｎｏｌｉｄ
ｅ　ｏ側ａ、。ｏ４１を含有するとも言われ、他の漢方
薬と混合して健冑、利尿、整腸、食欲増進のために内服
されたりしている。さらに外皮を除き精白したものは約
１４％前後の蛋白質を含み蛋白質の多い種実として、セ
ンベイ、製菓原料にも利用されている。さらに民間では
イボとりに効果があるとして古くから食用に供されてき
た。

本発明者らはこのようなヨクイニンを動物に投与・内服
させたときの薬理作用を研究した結果、意外にも毛の成
長を促進させることを見出し、本発明を完成した。

不発明で用いるヨクイニン甲のどの成分がこのような作
用を示すのかは明らかでない。

本発明方法においては、ヨクイニンをそのまま投与する
ことも可能であるが、通常は消化性を考慮してその粉砕
物として投与することが好ましい。なお、飼料に添加・
混合し、投与する場合は、ヨクイニンをそのまま投与し
ても全く問題ない。

本発明方法におけるヨクイニンの投与量は、１日当り１
０１ｇ〜ｌＯｆ／に９、好ましくは１００１？　−１，
５７Ｋｇであり、これを１日１回〜数回に分は投与する
のが好ましい。しかしながらこれらの量は定められたも
のではなく、必要に応じ、適宜変更することも可能であ
る。

ヨクイニンを投与する方法はいがなる方法でも良いが、
飼料にまぜるのが最も適当である。

本発明の育毛促進方法はすべての毛を有する動物例えば
ウサギ、ネコ、イヌ、ミンク、ヒツジ、キツネ、：７ツ
ト、ヤギ等の哺乳類に適用できる。

以下に実施例により本発明を具体的に説明する。

実施例１゜ ヨクイニン粉砕物１３ｆｉヒツジ用濃厚飼料２８７ｔと
良く混合し、ヒツジ用飼料を調装した。この飼料を１群
８頭で群飼育されている、体重的ａｏＫＰの雄すフォー
ク種緬羊に１日３００　ｆ摂食させた、投与開始後１０
白目に緬羊の肋間部をバリカン、安全カミソリで完全に
剪毛したのち、上記飼料で継続して飼育し、羊毛の成長
速度を測定した。なお、上記飼料の他に、乾草、ビート
糟、鉄塩は任意に摂食させた。その結果を次に示す。な
お数値は一頭より３０検体宛、８頭分、２４０検休の平
均で示した。

コントロール群　　　　　　　ヨクイニン投４ｆＪ’ｆ
’剪毛後１５日目　３．６４±０．４３　ｍｍ　　　　
４．２５±０．５９ｍｍ１２０日８４．３１±０．９７
１　ｍ　ｍ　　　　５．２９±１．１７ｍｍヨクイニン
投与群では、コントロール群に比較していずれもＯ，１
％以下の危険率で有意に毛の生長が促進されることが観
察された。

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Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、　ヨクイニンを動物に与えることを特徴とする動物
   の育毛促進方法。 ２、　ヨクイニンを飼料に混合する特許請求の範囲第１
   項記載の方法。 ３、　ヨクイニ・ンが粉砕したものである特許請求の範
   囲第１項又は第２項のいずれかの項記載の方法。