JPS59838Y2 - 電子的通信端末装置 - Google Patents

電子的通信端末装置

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JPS59838Y2
JPS59838Y2 JP3622282U JP3622282U JPS59838Y2 JP S59838 Y2 JPS59838 Y2 JP S59838Y2 JP 3622282 U JP3622282 U JP 3622282U JP 3622282 U JP3622282 U JP 3622282U JP S59838 Y2 JPS59838 Y2 JP S59838Y2
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JP3622282U
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ドン・ジー・ホツフ
パトリツク・ヤング
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ゼネラル・テレトロニクス・インコ−ポレ−テッド
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、電話と、テ゛−タ端末と、演算機能とを有効
に組合わせた固体電子通信端末装置に関する。
この端末装置は、電子的ビジネス電話(EBT)と呼ば
れるもので音声とデータの両方を送受し、電話番号又は
その他の数値情報を記憶・表示し、又入力されたデータ
の演算処理を行なうという局部的能力をも具えている。
電話とデータ通信との2つの技術は、今日まで夫々別個
に開発されてきた。
近年、公衆通信回線を介して、遠隔地間でのデジタル・
テ゛−タ通信の必要性が生じ、両技術の共通問題が拡大
して来た。
併しこれ迄は、両方の機能を満足するように最適設計を
して、新規な端末装置として一体化するというよりは、
相互の要求に、夫々が適合するように開発が行なわれて
きた。
例えば、ベル・システムによりテ゛−タフォーン(Da
ta−Phone)の商品名のもとに市販されるウェス
ターン・エレクトリック社の103A型データセツトの
ような各種のモチ゛ム又は音響結合装置が、既設通信回
路網を介して、中央データ処理装置の遠隔からの利用を
可能とするために、計算業務関係の使用者の要求を受け
て発達してきたのである。
この種の他の例は、米国特許第3583554号に発表
されているが、その記載によれば、データ端末装置とし
て使用し得るように、携帯用の数値表示装置が、選択的
に1・−ンを発生する電話機に、音響的或は電磁的に結
合されている。
この型の装置は、電話機の標準の電気機械的機能を作動
化し或は非作動化するための従来の電気機械的電話機の
外部的附属品として作用することによる共通の制約があ
る。
電子的卓上計算機の分野においても同様に、通常の計算
機を適用して、これに電話番号の人力及びダイヤル操作
の能力を含ませることが示唆されている。
このような試みは、英国特許第1179585号におい
て、一般的に論ぜられて居り、これには計算機のキーボ
ード人力レジスタと、電話交換装置との間に、コー ド
変換装置を含む伝送チャンネルを含ませることが示唆さ
れている。
他方において、主として、経済的考察及び歴史的慣習に
より現在の方法及び装置に拘束され且つ著しく旧式な電
話工業が、計算機の設計及びマイクロ電子工学において
新たに開発された技術を、その顧客の端末装置にまで有
効に適用させて居ないのである。
電話装置の3つの主要な発展的段階には、呼出し機能が
斧まれて居り、そして、手廻し電話機、回転ダイヤル電
話機、選択音発生(例えばタッチトーン)電話機による
ハードウェアを以って代表されている。
本考案は、次に来るべき発展段階、即ち電子的電話機に
代表するものである。
本考案は、基本的ビジネス電話ユニットの分野へ計算機
の技術とMO3/LSIマイクロ電子工学とを組合わせ
た最初の応用を代表する。
本考案のBCD電話機によって特徴づけられる電話機外
に開発された、技術的ノーハウの発明的応用及び手段は
、完全に一体化されたビジネス通信方式の最良の設計を
可能ならしめる。
これを更に詳記すれば、本考案の電子的ビジネス電話機
(以下EBTと呼ぶことにする)は、公衆通信回線を用
いては従来不可能であった機能を達威し得る一体化され
た単一の卓上装置である。
EBTの基本的設計は、ダイヤル電話機及びタッチトー
ン電話機の両分野に、自動的押釦ダイヤル機能を与える
キーボードから入力されると、ダイヤル番号確認のため
所定の間隔で明瞭に表示さf’L、そして一つのキーが
操作されると、該番号力咄動的にダイヤルされる。
表示された電話番号は記憶レジスタに入力され、そして
記憶された番号は、自動的再ダイヤルのため、求めに応
じて再び呼び出すことができる。
セントレックス型PBX/PABX系統内では、自動的
にダイヤルを始発する以前に、電話番号へ適当なアクセ
ス数字、例えば9が自動的に付加される。
上記電子的電話機のデジタル表示及び押釦キーボードは
、電話で通話中にもこの装置が音声通話に使用されてい
ない場合に独立しても、算術演算を行なうのに利用する
ことができる。
その演算結果は表示され、又部分的結果を積算のために
記憶させることもできる。
最後に上記EBT装置は、数的情報を可視的に確認し、
そして任意の2つの電子的電話系統間で、或は電子電話
から計算機への適当なインターフェースを介して、相互
交信するための一つのテ゛−タ端末装置としても作用す
る。
本考案に依って意図されている一般的ビジネス通信は、
基本的EBTユニットと種)zの周辺装置と組合わせる
ことによって、更に該系統の能力及び利用度を高める。
例えば、所謂マグナ・ダイアラユニットは、呼び出され
る相手を可視的に確認できる、通常のビジネスカード上
に予め磁気的に記録された電話番号を自動的にダイヤル
する能力をも提供する。
自動呼出し転送装置を用いれば、着信を記憶された任意
の電話番号或は内線番号へ転送させることも、又使用者
が遠隔個所から記憶された番号を変更することもできる
最後にマルチ・メモノ・レパートリ・ダイアラは、頻繁
に呼出す必要のある番−号を記憶しておきそして後の自
動ダイヤルのために電子電話機に設定しておくことがで
きる。
次に、本考案の電子的ビジネス電話方式の実施例を示す
図面を参照して本考案の作用及び効果につき更に詳細に
説明する。
第1図は、本考案の電子的ビジネス電話機(EBT)1
0の卓上型を例示している。
EBTのオペレータとのインターフェースは、通常のマ
イクロフォン・ピックアップとスピーカより成るハンド
セット12と、キーボード14及び数字表示パネル16
によって与えられる。
上記ハンドセットは、通常の2線式音声通話のために、
可聴音を電子的パルス、及びその反対に変換する電気・
音響変換器として使用される。
この用途に適するハンドセットは、例えばITTから発
売されるモチ゛ル510が、市場的に入手可能である。
表示パネル16もまた従来の設計のものは、バローズパ
ナプレックス型のような7セグメント・ニキシー管型の
ものを可とする。
キーボード14もまた同様に、コントロール・リサーチ
会社発売のもののような従来の構造のもので良い。
キーボード14の構造は従来通りではあるが、その動作
は、EBT方式の動作を全体に亙って明瞭ならしめるた
め、第4図を参照して以下に更に詳細に説明する。
キーボード14の外観は、第1A図に拡大的に示されて
いるように、種々の数的データ・キー及び機能制御キー
を含んでいる。
この時点では、これらのキーについては略述するに止め
るが、EBT装置の機能及び作用の説明の進行に従って
、その作用は更に明らかにされる。
ディジットキー0乃至9及びテ゛シマル(小数点)キー
は、一緒にまとめられ、そして数的テ゛−夕をEBT装
置へ設定する手段を提供している。
このテ゛−タは、例えば、EBTオペレータが呼出そう
としている加入者の番号、或いは局部的演算のため又は
該EBT卓上ユニットに対する周辺的テ゛−タ処理装置
へ移送される数字テ゛−夕を表わす。
PM、RM、OP及びDIALの諸キーは上記ディジッ
トキーの左方−3まとめられ、そしてこれ等はダイヤル
すべき電話番号の記憶及び再生、オペレータ呼出し、及
び自動的呼出し等の制御をするのに用いられる。
例えばPM(電話能・匿)キーは、表示パネル16上に
表示された電話番号をEBT内部記憶装置に記憶させ、
RM(記憶リコール)キーは、記憶装置内に前に記憶さ
れた番号を、DIALキーの作動時に自動呼出しするた
めに、記憶された番号を再生して、これを表示パネル1
6上に表示する。
OP多キー、オペレータを呼出し、DIALキーは、E
BTがら公衆通信回線を経てパネル16上に可視的に表
示された番号を伝送するため、ダイヤル・パルス列か或
いはタッチトーンに符号化した信号を発生させる。
C(クリア)キー、CM(クリアメモリ)キー及びCE
(クリアエントリ)キーは、第1A図に示されているよ
うに、キーボードの左端にまとめられて居り、これらは
、パネル16上に表示された番号(CE)か、EBT内
部記憶装置に記憶された番号(CM)か、或いはその両
方の数的情報(C)かを消去するのに使用される。
上記ディジットキ一群の直ぐ右側にまとめられた5個の
キーは、EBTが演算モードで動作中に使用される機能
制御キーで、ある。
この中には、AM(積算メモリ)キーが含まれて居り、
これは表示パネル上に表示された数を、EBT内部記憶
装置の内容と積算することにより、記憶装置を算術的積
算装置として機能させる。
これは複雑な計算の部分的結果の積算のために特に有効
である。
演算キー: 、 X 、 占、±は、通常の電子的卓上
計算機内のそれと同様な仕方で行なわれる演算動作を制
御するのに使用される。
上記演算動作制御キーの右側にまとめられている3つの
キーは、テ゛−タ伝送機能制御キー来、4#−及び5E
NDDATAキーである。
これらの3つのキーは、EBTがデータ端末装置モード
で動作しているときに使用されるもので、これらの用途
はタッチ・トーン型の遠隔計算機の端末装置の場合と本
質的に同等である。
第1A図のキーボードの右端の2つのキーSMM(多重
記憶メモリ)及びRMM(多重記憶リコール)キーは、
EBT装置内に、マルチ・メモリ・レバーhす・ダイア
ラ装置がオプションとして含まれている場合に使用され
る。
このマルチメモリに就ては、第3図を参照して後述する
第1A図に示された最後のキ一群は、マルチラインビジ
ネス電話装置に通常見られる普通の回線選択キー、内線
相互通話キー及び保留キーより成る。
以上のように、キーボード凹4は、種々のキーを具えて
おり、その各々が従来の電話機、卓上計算機或いはデー
タ端末装置のような単一目的装置との関連性が了解され
る。
第2図及び第3図には、本発明のEBT装置の好適実施
例の全体的構成が示される。
第2図は、第1図に示されたような基本的EBT卓上ユ
ニット10の内部の論理的配置を示すブロック図で、第
3図は総体的電子的通信端末装置を構成するEBT卓上
装置とこれに関連ある種々の周辺装置との間の相互関係
を示している。
手動操作されるキーボード14は、線路18上に数字的
情報及び機能制御指令を表わす出力信号を発生する。
キーボード14の内部構造及びその作用は、第4図を参
照して後述するが、キーボードの出力信号は時分割多重
化されており、そしてオペレータのキー選択に応答して
内部的スイッチ接点の閉成により、線路20を経由して
キーボードへ供給されるタイミング信号T1乃至T1□
の相互作用によって作られる。
上記時分割多重化されたキーボードの出力信号は線路1
8を経て、制御センタモジュール22へ供給される。
これらの電話機及びテ゛−タ端末装置の機能制御指令を
表わすキーボード出力信号は第5A及び5B図及び第6
図を参照して後述するように、上記制御センターモジュ
ール22内で処理される。
計算、記憶及び表示に対する数字情報及び機能制御指令
を表わすそれらのキーボード出力信号は、上記制御セン
タモジュール22でゲート作用を受けて、線路26を経
て、直接に処理モジュール24へ伝達される。
処理モジュール24は一般の電子的卓上計算機内に見ら
れるような通常の設計のもので差支えない。
さて、第2図にはEBT装置の種々の構成要素が個別に
描かれているが、このようなことは必ずしも必要ではな
い。
例えば、制御センタモジュール22と処理モジュール2
4とが、別個のMO5/LSI集積回路に含まれること
もあり、或いはこれに代って、一つの集積回路に、数個
の機能が組合わされている場合もある。
前者の場合においては、第2図に示されるように最小の
インターフェース装置を用いて、EBT装置内に市販の
処理回路を直接に使用できるが、後者の場合においては
既設の回路に特別に注文して設けた回路を組合わせるこ
とになる。
図示の処理モジュール24は、カルテックス製のCT
5005が使用可能である。
上記処理モジュール24は、演算、メモリ及び表示用バ
ッファと示されている3つの処理区域(第2図)を持っ
ている。
表示用バッファ区域は、現在表示パネル上に表示されて
いる情報を有する保持レジスタである。
キーボード14から設定されたあらゆる数字的テ゛−夕
はこのようにして前記処理モジュール24の表示用バッ
ファ区域へ直接にロードされ、そして表示パネル上に可
視表示される。
処理モジュール24のメモリ区域はキーボードから入力
された情報をオペレータがら指令された時にリコールす
るために、暫時記憶する作用を提供する。
この記憶リコール動作により、メモリ区域の内容が表示
バッファへ移送され、表示パネルはこれを表示する。
この動作は例えば、自動再ダイヤル機能と組合わされて
電話モードで使用することができる。
この瞬間において、オペレータが表示用バッファへ電話
番号を入力し、呼出し操作を試みたが、話し中であるこ
とが分かったときはオペレータはキーボード上のPM(
電話記憶)ボタンを押して、メモリに話し中の番号を記
憶させることができる。
後刻オペレータが単に、キーボード上のRM(記憶リコ
ール)ボタンを押すだけで前に入力された番号が表示バ
ッファへ移送され、確認されるために表示パネル上に可
視表示されるオペレータは、番号を再確認し、然る後D
IALボタンを押して呼出しを自動的に行なわせること
ができ、或いは若し再確認の要がなければ単にRM及び
DIALボタンを手早く押すだけで直ちに自動呼出しを
開始させることができる。
計算モードの場合には、次のようにAM(積算メモリ)
キーと組合わせてメモリが使用される。
表示用バッファ内に保持されている現在の計算結果を、
メモリ区域内で進行しつつある演算中の合計へ加算する
ことが求められるとき、AMキーが作動すると、部分的
演算結果がメモリ区域内に累積的に供給される。
メモリへ情報を貯えるのに、PMキーを使用してもAM
キーを使用しても、表示バッファ内の内容を妨げ゛るこ
とばなく、この内容は線路26を経てキーボードからの
新規情報の入来時、或いは記憶リコーン指令によっての
み、変えられるようになっている。
処理モジュール24の演算(ALU)区域には、一般に
電子的卓上計算機に使用されている種々の演算制御論理
回路装置及び記憶レジスタ装置が設けられている。
上述の3つの基本的処理区域の他、上記処理モジュール
24には、更に一つのコード系がら他のコード系へデー
タを変換するのに使用される入力及び出力区域も含まれ
ている。
例えば、処理モジュール24の入力区域には、制御セン
タモジュール22から線路26を経て供給された時分割
多重化キーボード出力信号を、該処理モジュール24内
で処理するためこれを2進化10進数(BCD)の形式
にコード化する。
同様に、処理モジュール24の出力区域においては、処
理装置出力線28を経て、表示パネルへ移送される前に
、前記BCD数字データが、7セグメント形式に変換さ
れる。
この7セグメント表示データは、制御センタモジュール
22へも供給され、ここで直ちにBCD形式に再変換さ
れて、後述するような処理が施される。
処理モジュール24には、該系統のタイミング信号T1
乃至T1°の信号源が設けられ、これらの信号は該EB
T内の種々のデータ解読及び機能制御に使用される。
例えば線路30における処理モジュール24からの出力
である所のタイミング信号は線路20を経てキーボード
へ与えられ、その中でキーボード情報を時分割多重化さ
れた形式にコード化するのに用いられる。
上記制御センタモジュール22へは線路32を経由して
、タイミング同期信号も供給され、これによってタイミ
ング同期信号T1乃至T1□を再構成し、キーボードか
ら直接に供給された時分割多重化された機能信号をデコ
ードし、そして種々の処理動作に順序を与えるのに使用
される。
タイミング信号は線路34を経由して周辺バス36へ与
え°られて、第3図と関連して説明する種々のEBT周
辺装置へ移送される。
最後に、タイミング信号が線路38を経て、明瞭表示モ
ジュール40へ与えられて次のように表示の明瞭度を制
御する。
処理モジュール24の表示用バッファ区域から線路28
aを経て表示パネル16へ与えられた開信号は明瞭化
された形態或いは非明瞭化形態の何れにおいても表示す
ることができる。
明瞭化された形態は、設定された加入者番号の区域コー
ド及びプレフィックスとサフィックスが、読みとりを容
易にするために適当に分離されて、電話モードにおいて
最も適当な表示配置となるようにする。
局部的演算、或いは遠方端末局のテ゛−タ入力にEBT
が使用されているような数字テ゛−タモードの場合には
、明瞭化作用は必要なく設定された数的テ゛−夕は、通
常の仕方で右方へ寄せられて表示される。
表示された数の明瞭化はモードスイッチ42によって制
御される。
明瞭表示モジュール40の内部的設計及び動作及びその
表示パネルへの相互接続は第7図及び第8図を参照して
後述する。
第7図は表示位置固定方式を表わし、第8図に設定され
た電話番号の表示位置浮動方式の論理装置を示している
制御センタモジュール22は時分割多重化形式において
線路18を経てキーボードから或いは周辺バス36と入
力線44とを経てBCD形式でEBT周辺装置から入来
する入カテ゛−夕を処理する。
キーボード14から直接に設定され、或いは処理モジュ
ール24から入来するキーボード・テ゛−夕は時分割多
重化の形式からBCD形式に変換されるが、関連あるE
BT周辺装置から移送されたテ゛−夕の場合には、該情
報が既にBCD形式にコード化されている。
この場合、第2図には唯一つの線が示されているに過ぎ
ないが、実際上はこれは数本の情報線より成り、これら
が一緒にコード化された形式のデータを表わすものであ
る。
処理モジュール24の場合と同様に制御センタモジュー
ル22内で処理される総てのデータは、BCD形式にさ
れている。
また、線路28 bを経て制御センタモジュール22へ
与えられる7セグメント形式の表示データはその中で処
理されるために直ちにBCDに再変換される。
前記処理モジュール24の中で表示のための最初の処理
が施された後、入カテ゛−夕は所望の自動ダイヤル信号
及びデータ伝送信号を作るために更に処理を施すために
制御センタモジュール22へ送り返され、そして局部的
計算の場合は演算処理及び結果の表示のために処理モジ
ュール24内に残される。
制御センタモジュール22はクロック46からの基本周
波数F。
の人力、及びEBTの組立中選択可能な種々の外部から
の操作モード指令48(オプション)をも受入れる。
例えば、電話モードにおいては処理モジュール24の表
示用バッファ区域内に含まれる番号は制御センタモジュ
ール22内で処理されて夫々線路50及び52を経て、
公衆通信回線に接続される装置の種類によりタッチトー
ンか或いは回転ダイヤル出力かの何れかを発生する。
テ゛−タ伝送モードにおいては、制御センタモジュール
22内で処理された数値情報が線路54を経てBCD形
式で周辺バスへ給与されて種々のEBT周辺装置による
伝送及び処理、遠隔テ゛−タ処理個所への伝達等に宛て
られる。
EBTがタッチトーン形式の電話モードで作動している
ときは、ダイヤルされる番号を表わすタッチトーン出力
が線路50を経て制御センタモジュール22からタッチ
トーン発生器56へ供給され、然る後結合器58を経て
選択された一対の電話回線60へ供給される。
同様に回転ダイヤルの形式の電話モードでは、制御セン
タモジュール22内で発生されるダイヤル番号を表わす
パルス列が、線路52を経てダイヤル装置62へ供給さ
れ、このダイヤル装置が更に、前記選択された電話回線
へ接続される。
上記タッチトーン発生器、結合器及びダイヤル装置は何
れも通常の設計のもので市販されている。
例えば、タッチトー ン発生器56は、NRMECから
モデルNo、19042として発売されているものが適
当である。
結合器は、例えば、Microtranの線路変成器で
良く、ダイヤル装置(アウトパルサ)は、Electr
onic 5pecialties社製のリードリレー
型のもので良い。
第2図には、選択された電話回線60の下方に接続され
た通常の種々の電話機用付属品が示されている。
例えば電話回線のチップ線及びリング線へはハンドセッ
ト12(第1図)を直接接続して差支えなく、或いはハ
ンドオフ操作をするためにオプションで゛スピーカ・フ
ォノ・アタッチメント64を使用するのにオートスイッ
チ66を用いても良い。
更に、EBT卓上ユニット10には、電子装置の動作不
良時に使用するため、通常のバックアップダイヤル装置
68を設けても良い。
このような場合に、EBT卓上卓上ユニット体全体本質
的に通常の電話機として作用することになる。
第2図においては、電話回線60はラインセレクタ70
を経て、複数の公衆通信回線り、−L3へ接続されてい
る。
音声接続直着(VCA)は、ラインセレクタを前記公衆
通信回線へ任意接続する。
最後に、電気機械的ベル鳴動装置の代替物として、電子
的に発生する可聴音響装置を設けるため、ラインセレク
タ70とスピーカ64 aとの間に電子的トーントリガ
78を挿入しても良い。
上記公衆通信回線り、−L3は上記電話線を経て種々の
EBT周辺装置へも接続されている。
2つのダイヤル方式、即ちパルスとトーンとは共用で、
きない為、大抵の電話装置は一般偏向でキーバッド音響
装置と回転パルスダイヤル装置とを混用することを許さ
ない。
この理由で、小数利用者がその利点を利用しようとする
時は、あらゆる電話機をトーン・ダイヤル方式に変換す
るのが一般的である。
音響ダイヤル方式は(トーン識別に要する附加的設備費
をカバーするため)パルス式よりは料金率が高い故、僅
かな加入者のためトーン・ダイヤル方式に変換すること
は格段に費用が嵩むことになる。
一方において、本考案のビジネス電話方式では、共通の
キーバッドから、トーン・ダイヤルでも、パルス・ダイ
ヤルでも行なわせることができる。
このようなダイヤル方式を自動制御する設備が設けられ
ているので、全体的変換をすることなく電話方式を混用
することが自由である。
ダイヤル方式の共用は、(a)大多数の電話機が回転ダ
イヤル式になっている場合、(b)内線が使用される場
合、(C)トーン・ダイヤル式の電話機には外線に対し
てトーン・ダイヤルを使用可能としなければならない等
の場合でも有効である。
これらの状況のもとでは、内線が選択される時は回転ダ
イヤル方式に自動的に切換えることによりトーン・ダイ
ヤル電話機でダイヤルすることが可能となる。
上記のようなダイヤル方式における融通性は、ラインセ
レクタ70と制御センタモジュール22との間に接続さ
れた混合ダイヤルモジュール77によって遠戚される。
複数の局線を収容するキーテレホンにおいては、ライン
セレクタ70に含まれるA−1導線を再配置することに
より、内線は周知の如く外線から分離される。
再配置されたA −1導線の端子、即ちあらゆる内線の
A−1導線との共通接続点、を流れる電流を検出するこ
とによりEBTのダイヤルの方式を制御するための信号
を引出すことかて゛きる。
例えば、内線が選択されるならば、例えばホトカプラに
よって再配置されたA−1導線の端子電流をモニタする
ことができる。
即ち、この点に電流の存在することが検出されたことで
混合ダイヤルモジュール77をして、回転成いはタッチ
トーンの選択信号を発生させることになり、この信号が
線路48(第2図)を経て制御センタモジュール22へ
与えられる。
(この信号は、後に第5B図と関連させて、線路202
を経由する、CCM機能制御論理回路への人力として、
説明する) 通常、PABXの背後にダイヤル番号記憶しておくダイ
ヤル装置が設けられる場合は、各々のアクセス・コード
のレベルの検出による一定遅れ再ダイヤル装置が必要で
ある。
この一定遅れは再ダイヤルする前にダイヤルトーンを確
認するに足るだけ長くなければならない為、ダイヤル装
置が使用されるときは、使用者は3秒程度待たなければ
ならない。
尚、交換機が予想されるよりも長い期間に亙ってビージ
ーであれば、その時はミスダイヤルの可能性が生ずる。
このような問題を除去するため、本発明の電子的ビジネ
ス電話機は一つのダイヤルトーン検出器79を利用する
もので、このダイヤルトーン検出器は次のダイヤル指令
を送出させる以前にダイヤルトーンの存在を確認する。
従って、ダイヤル番号を記憶しておくダイヤル装置はダ
イヤル中の交換機の呼量によってのみ制限される。
上記ダイヤルトーン検出器79は呼出し開始時に次のよ
うにスピーカホーンを作動させないためにも使用される
ダイヤルトーンのレベルと通常の音声レベルとの間には
格差がある為、通常の電話スピーカホーンを用いる場合
は、使用者は好ましからぬ程に高いダイヤルトーンのレ
ベルを回避するため、呼出し中、音量を低減する必要が
あり、呼出しが完了した後適当な通話音レベルまでボリ
ウムを戻す必要がある。
ここでハンドセットを使用する時には、局によってボリ
ウムが制限される為上記格差の問題はバンドフリー作動
に関してだけ問題となることに注目されたい。
併し、スピーカーホーンは通常のハンドセットにおける
よりも一層高いレベルにすることが多い。
ダイヤルトーン検出器79には、選択度がQ(qual
ity factor)の帯域濾波器、振幅しきい値比
較器及び最小持続時間検出器を直列接続することによっ
て構成される。
上記直列接続によって、各構成要素の条件を満足したと
きダイヤルトーンを確実に検出することができる。
ダイヤルトーンの検出には、上記3つの構成要素の総て
が必ずしも必要な訳ではないが、夫々の構成要素の機能
によって誤動作の機会を低減させることができる。
上記ダイヤルトーン検出器79は、音声或いは他の監視
信号(相手方話し中、トランク・ビージー、呼出音、記
録情報等)の存在時のような不利な状態でも、誤動作す
ることなくダイヤルトーンを認識するように設計されて
いる。
第2図に示されているように、ダイヤルトーン検出器7
9に含まれるバンド・バス・フィルタは、選択された電
話線60へ接続されている。
前記フィルタの出力は、前記比較器によって振幅測定さ
れ、この比較器は振幅が一定のしきい値を超えている場
合出力を発生する。
最後に、上記比較器出力の持続時間が予め設定されたタ
イマの最小期間を超過するとき、ダイヤルトーン検出を
行わす最終出力が発生される。
このダイヤルトーン検出器の出力信号はキーボード14
(第2図及び第4図)及びスピーカホーン64へ与えら
れ、そこでダイヤル指令が発せられ、可聴ダイヤルトー
ンは通話レベルまで緩和される。
第3図はオプションの装置が結合して、一つの完結した
電子的通話端末装置を構成した場合の全装置の一部とし
てのEBTを示している。
EBT卓上ユニット10は、バス36を経て、種々の関
連周辺装置へ接続されるが、上記バスは、種々の数字テ
゛−タ、機能制御信号、タイミング及び電話信号を運ぶ
回線を含んでいる。
第3図のEBTの左側には、物理的に区別される2つの
周辺装置、即ち通常のクレジットカード・リーダ80及
びマグナダイアラ・ユニット82が示されている。
マグナダイアラ・ユニットは、主として磁気テープ読取
り器より成り、これにおいては電話番号及び個人或いは
ビジネス企業体に関する確認情報がテープ上に磁気的に
コード化されており、上記テープは通常のビジネスカー
ド84に直接にとりつけられている。
ダイヤルされる相手方に対応するカードがオペレータに
より、通常の呼出しカードファイルから可視的に選択さ
れ、そしてマグナダイアラ読取器へ挿入され、これが磁
気的にコード化された情報を読とり、そしてこれをBC
D形式で、EBT卓上ユニットへ伝達しここでこの情報
が適当な自動ダイヤルの信号を発生するのに用いられる
第3図のEBT卓上ユニットの右側には、点線ブロック
86内に示された物理的に組合わされた1群の装置が示
されている。
上記周辺装置86は例えばEBT卓上ユニットの端子附
近における壁掛型としても良い。
このユニットの中には、遠隔のミニ・コンピュータとの
インターフェース、自動転送機能及びレパートリ−ダイ
ヤル機能を提供する装置がある。
例えば、UART(ユニバーサル非同期受信、送信)装
置90は周辺バス36を経て、EBTユニット10をミ
ニ・コンピュータ92に接続する。
ミニ・コンピュータは、現場或いは遠隔個所に置かれ、
そして例えば、成る物理的装置の遠隔操作のための処理
制御の用途に用いることができる。
上記EBTがデータ端末モードで使用される場合は、制
御センタモジュール22内で、時分割多重化キーボート
チ゛−タがBCD形式に変換され、そしてここで処理さ
れて線路54(第2図)上に、BCDデ゛−夕出力を生
ずる。
この情報は周辺バス36及び上記UART90を経て、
ミニ・コンピュータ92へ送られて計算に用いられ、或
いは制御信号の発生に使用される。
計算の結果或いは物理的測定値はUART90、周辺バ
ス36及び人力線44を経てEBTに戻されて表示され
る。
第5A図を対照すれは更に明らかになるように、上記B
CD入力信号は制御センタモジュール22の中で、時分
割多重化の形態に変換され、そして導線26を経て処理
モジュール24へ与えられて、表示パネル16上に表示
される。
上記デ゛−夕の端末操作モードで処理されている間スイ
ッチ42は表示位置を考慮しない非明瞭化に対応する位
置にあり、そして上記ミニ・コンピュータ92から入来
する数字テ゛−夕は右側に寄せられた形式で表示される
ことになる。
上記UART9Qとミニ・コンピュータ92との間の接
続は専用線或いは電話回線網を経て行なわれても良い。
後者の場合には、前記UARTと公衆通信回線との間に
は、適当なモチ゛ムが必要となる。
周辺装置86はタッチトーン受信器94をも含んでいる
この装置は例えば、該EBT装置が他のEBT或いはタ
ッチトーンデータセットから、タッチトーン形式の情報
を受信する場合に役立つ。
入来するタッチトーンデータ信号は、ラインセレクタ7
0(第2図)を経てEBT装置へ入り、そしてこの信号
は、電話線60のチップ・リング線、バス36及び電話
線96のチップ・リング線を経て、タッチトーン受信器
94へ与えられる。
上記タッチトーン受信器94は、入来する情報をBCD
形式に変換し、これを線路98上に出力として供給し、
周辺バス36及びデータ入力線44を経由して制御セン
タモジュール22へ送り、ここで処理しそして表示する
EBT卓上ユニットには、周辺バス36及び線路102
を経て転送ユニット100が接続されており、これによ
って自動呼出し転送が行なわれる。
上記呼出し転送ユニット100は、線路監視装置104
及び音声接続装置(VCA) 106を経て選択された
公衆通信回線74へも接続されている。
上記線路監視装置104は更に、線路96 aを経て入
来する呼出しの情報及び線路108を経て可聴リング信
号を夫々受信する。
線路102を経て、EBTから動作可能信号が受入れら
れた後次のように、自動呼出し転送作用が行なわれる。
ラインセレクタ70により、予め選択された線路(例え
ばLl)(第2図)からの入来信号が、周辺バス36、
電話線96のチップ・ノング線及び呼出し転送線路監視
装置104を経由して線路74へ供給される。
同時に、ラインセレクタ70から線路76、周辺バス3
6及び線路108を経て、対応する可聴リング信号が、
呼出し転送線路監視装置104へ供給される。
呼出し転送装置100は自動的に入来呼出しを上記公衆
通信回線74を経てその内部記憶装置内に貯えられてい
て番号へ転送する。
呼出し転送装置の内部記憶装置に貯えられていた番号は
、必要により線路102を経て遠隔的に変更することが
できる。
周辺装置86にはマルチ・メモリ・ユニツ1〜110が
含まれる。
これを略述すれば、キーボードからアドレスできるレパ
ートリ−ダイヤル記憶装置であって、頻繁に呼出される
複数の電話番号を含んでいる。
2つ或いは3つの数字指示コードと一緒にキーボード1
4上のRMMキーを作動させるとき、EBTオペレータ
によって所望番号が自動的に選択される。
選択された番号は必要であればダイヤル前に確認のため
表示パネル16上に表示され、そしてダイヤルキーの操
作により、自動的に呼出しが行なわれる。
マルチ・メモリ・ユニット110も次のように、キーボ
ードから新規電話番号を入れることができる。
上記新規番号は、処理モジュール24の表示バッファ区
域へ人力され、そして表示パネル16上に表示される。
そこで、オペレータは一つの指示コードを選択し、これ
が表示バッファにも入力され、そして8MMキーが押さ
れ、自動的に新規番号が対応する指示コードの位置的制
御を受けているマルチ・メモリ・ユニットの記憶区域ヘ
ロードされる。
ここで第3図に示される装置は、全体として電子的通話
の端末装置内の中央監視装置としてEBTを作用させる
場合の一概要を表わしていることを了承されたい。
第4図は、キーボード14の内部構造を示している。
この場合3つの出力線KBI、KH2及びKH2(第2
図の線路18)に関して直角に一連のタイミング入力線
D1乃至D1□(第2図の線路20)が配置されている
上記タイミング線は何れも、何れの出力線の交叉点へキ
ーボード上の対応するキーによって操作されるスイッチ
接点によって、接続することができる。
第4図はこれらの接続が機械的スイッチとして示されて
いるが速度及び信頼度を目的として、電子スイッチを使
用しても良い。
個々の交差スイッチに対応する個々のキーは対応する接
点の直ぐ右側に示されている。
即ち、数字0乃至9は指示された時刻において線路KB
J上の出力となる。
例えば、数字9に対するキーを押せばタイミング線D6
を出力線KBIへ接続させる。
線路Dl乃至D1°には第4図の上部に暗示されている
タイミング信号T1乃至T1□が与えられる。
線路D6は時刻T6にタイミングパルスを受は入れ、そ
して9のキーが押されるときは、パルスが時刻T6にお
いて線路KBI上の出力となる。
制御センタモジュール22と処理モジュール24は、時
刻T6において線路KBI上の信号を、数字9と解読し
、そしてこの数字を内部処理のためにBCD形態に、そ
して表示のために7セグメント形態に、夫々変換させる
第4図においてデシマル及びサインキー、記憶制御キー
、及び3つのクリア・キーが線路KB2上に出力を生ず
る。
同様に、DIAL、 5ENDDATA、オペレータ、
来及びΦ等の信号キーも線路KBB上に出力を生ずる。
EBT電源ON及びリセット作動に応答する一組の接点
により、タイミング線D1及び出力線KB3が瞬間接続
される。
第4図には、線路Dl乃至D1□を経て理想化された周
辺装置118へ与えられるタイミング信号T1乃至T2
が示されている。
これらのタイミング信号は、周辺装置内で夫々のデコー
ド及び機能シーケンスのために使用される。
そこで周辺装置は線路120を経て、キーボードへ周辺
制御信号を返し、以って線路KB3を経て制御センタモ
ジュール22へ出力を与える。
第5A図と第5B図は一緒に組合わされて制御センタモ
ジュール22内の構成部品の論理的相互接続を表わす。
制御センタモジュール22内に含まれる主要な機能ユニ
ットには下記のものが設けられている。
即ち、BCDキーボード論理部140、タイミング部1
509回転フォーマット構成部160.タッチトーンコ
ード化部170. BCDコード化及びフォーマット構
成部180.4ビットディジットレジスタ190.第6
図に示されている機能制御ブロック200が含まれてい
る。
上記BCD−キーボード論理部140は、一方ではキー
ボード及び周辺装置からの制御センタモジュールの入力
として、他方では処理モジュール間のインターフェース
として作用する。
周辺バス36からのBCDテ゛−夕は線路44から制御
センタモジュールへ入り、そしてこれは直ちに論理ブロ
ック140内でBCDから16進へのデコーダ142に
よってテ゛コードされる。
処理モジュールは時分割多重化形においてのみ人カテ゛
−夕を受入れるように設計されている為、周辺装置から
線路44を経て制御センタモジュールへ入来するBCD
データは処理モジュールへ与えられる以前に上記形態に
変換されなければならない。
この作用は論理ブロック140内で、BCDテ゛コーダ
142及びこのテ゛コーダ142の対応する出力へ接続
された一連のANDゲート144によって行なわれる。
周辺バス36(第2図)からのBCDデータはテ゛−タ
ストローブ信号DASと一緒に線路DI−01,DI0
2、DI−03及びDI−04上の4ビツトデータとし
て入力線44に供給される。
上記テ゛−タストローブ信号の作用は、入来するBCD
テ゛−夕がテ゛コードされる瞬間を精密に指定するため
のテ゛コーダに対するロード指令として作用することで
ある。
テ゛コーダ142の各出力線は、ANDゲート144の
対応するーてへ接続される。
各ANDゲートの他の入力には、タイミング信号T1乃
至T12の適当なものが与えられて、デコーダ出力を適
当な時分割多重化形態に再コード化する。
即ち、例えばデコーダ142によって9とデコードされ
た線路44上に入来するBCDディジットはデコーダ出
力線9上に一つの信号が現われるようにする。
この信号は更にANDゲーデー144 iへ供給される
このゲートの今一つの入力へはタイミング信号T6が与
えられる。
このようにして、テ゛コーダ142の出力導線9上の信
号は時刻T6において、ANDゲーデー144 iを通
過する。
この信号はORアゲ−46aを通過して処理モジュール
へ供給され、ここでこの信号は直ちにその中で処理され
るため、BCD形態に戻される。
同様に、若し線路44上のBCD入力文字がテ゛コーダ
142によって値14を持つものとテ゛コードされるな
らは゛テ゛コーダ出力線14は、ANDゲ゛−ト144
nに信号を供給することになる。
このANDゲートには、タイミング信号T12をも与え
られ、従って時刻T12において、ANDゲートはOR
ゲート146bを経て一つの信号を通過させ、そこでこ
の信号はリコールメモリ(RM)指令とテ゛コードされ
る。
第4図に示された内部キーボード構造の説明と関連づけ
て論じたように、キーボード出力線18は、事実上3つ
の別々の線KBI、KH2及びKH3である。
これら3つの線路は、時分割多重化形式のあらゆるキー
ボードデータを含んでいる。
3つのキーボード出力線中2つ、KBI及びKB2上の
テ゛−夕は、制御センタモジュール22を経て、更に処
理入力線26を経て処理モジュール24の表示用バッフ
ァ区域へ通される。
線路KB1−■上の制御センタモジュール22へ進入す
るキーボード出力は、ORゲート146aを経て、出力
線KB1−Oへ通されるが、線路KB2−■上の制御セ
ンタモジュール22へ進入するキーボード出力信号はO
Rアゲ−−146bを経て出力線KB2−Qへ通される
そこで線路KB1−QとKH2−Qとは、第2図では−
まとめに線路26と指示されていることが分る。
タイミング部150は2つの主要な作用を持っている。
第1は所要の回転ダイヤル信号とタッチトーン信号とを
作ることできる。
両者は夫々導線152及び154を経て回転フォーマッ
ト構成部160及びタッチトーンコード化装置内70へ
与えられる。
上記タイミング信号は回転フォーマット構成部及びタッ
チトーンコード化装置内で使用されて、線路52(第2
図)上に回転ダイヤルパルス出力或いは線路50上にタ
ッチトーン出力を発生する。
面出力は外部の電話回路網の形式に対応する。
タイミング部150の第2の作用は制御センタモジュー
ル22内に、ディジタルタイミング信号T1乃至T12
のソースを作ることである。
これらのタイミング信号を処理モジュール24内に発生
された信号と適切に同期化するため、線路32(第2図
)を経て、処理モジュール24がらタイミング部150
へT1に対応するタイミング同期化信号が供給される。
一つの12ビツトシフトレジスタ156の中に、再構成
されたディジタルタイミング信号T1乃至T1□が発生
され、線路158を経て出力として作用させられる。
最後にタイミング部150の中の、回転及びタッチトー
ンタイミング部及びテ゛イジタルタイミング部には、ク
ロック46から基本周波数F。
が与えられる。
前者の回転及びタッチI−−ンタイミング部内では、夫
々適当な段階において出力152及び154を有する2
進周波数分周カウンタへ基本周波数が与えられる。
即ちF。が25 KHzならば、第5A図に示された装
置は、線路152上には100Hzの基本回転ダイヤル
タイミング信号を、線路154上には10止の基本的タ
ッチトーンタイミング信号を夫々作る。
上記シフトレジスタ156内に発生されたディジタルタ
イミング信号T1乃至T12は論理ブロック140内の
ANDゲート144及び機能制御ブロック200の両者
へ供給され、前者においては周辺装置からのBCDテ゛
−夕を時分割多重化されたフォーマットに再コード化し
、後者においては、該ユニット内でデコード及び動作シ
ーケンスを付与するように夫々作用する。
第5B図に示された制御センタモジュール22の部分を
参照するに、処理モジュール24の表示用バッファ区域
の内容が、7セグメントの形態で、夫々線路28 a及
び28 bを経て、表示パネル16及び制御センタモジ
ュール22へ同時に与えられるようになっている。
制御センタモジュール22内、特にその中の機能制御ブ
ロック200内のあらゆる内部動作は、BCD形態のテ
゛−夕を必要とする為、7セグメント表示データは、制
御センタモジュール22へ進入後先づBCDテ゛−夕に
変換されなければならない。
入力導線DSl乃至DS5及びDEC(一括して線路2
8 bに含まれる)上の7セグメント情報は、BCDコ
ード化フォーマット構威構成80の中で、4ピツ)BC
D文字に変換され、これらの文字が更に、テ゛イジツト
レジスタ190へ供給される。
これが機能制御ブロック200に対する4ビット人カバ
ツファとして役立てられる。
機能制御回路が線路192上にロード信号を出力として
供給される度毎に、処理モジュール24の表示用バッフ
ァ区域から線路28 b上に現われる文字と相似のBC
D信号によってテ゛イジッI・レジスタ190の内容が
置換される。
表示された番号中の最大12の数字の中の個々の数字は
出力線28 bによって順次そして循還的にサンプルさ
れるので、如何なる瞬間においても出力線28 b上を
運ばれる表示用バッファ内の特定の数値は変化すること
になる。
従って、線路192へのテ゛イジツトレジスタ・ロード
信号の現われは、機能制御ブロック200内の回路によ
って桁の順序に即ち表示パネル16に左から右へ現われ
るようにレジスタ190へ表示数値を順次ロードする。
即ち、処理モジュール24の表示用バッファ内のデータ
が制御センタモジュール22内で処理されて線路50及
び52に、夫々夕ツチトーン或いは回転ダイヤル出力を
作るか、或いは線路54上にBCDディジット出力を作
るときは、数値テ゛−夕の場合には、桁が小さくなる順
序に、又電話番号の場合には左から右へ、■回に1デイ
ジツト宛、制御センタモジュール22内で情報が取扱わ
れることになる。
次に、第6図を参照して、上記機能制御ブロック200
の内部設計及び動作について詳述しよう。
併し、この時点で機能制御ブロックと、制御センタモジ
ュールの残りの部分との関係、特にその人力及び出力に
関して明らかにして置く。
線路158を経てタイミング信号T1乃至T1□を、又
線路194を経てディジットレジスタ190から4ピッ
1−BCD文字を夫々受入れる他、機能制御ブロック2
00は次の付加的入力をも受入れる。
外部的モードの指令48(第2図)は、該EBTが作用
している状態に関する種々の態様を指定する。
ここに示される実施例では、これらの外部モードの指令
は、EBTの組立て中に予め選択され且つ現場的に変更
可能であるが、モード指令は、キーボード14から導入
することも可能であり、従ってオペレータの制御下に置
くこともできるものである。
例えば、線路202上の回転ダイヤルとタッチトーンの
選択信号の条件如何によっては機能制御ブロック200
は、回転ダイヤルを行なわせ得る出力線204或いはタ
ッチトーン選択をさせ得る出力線206の中の何れか適
当なものへ信号を供給する。
これらの信号は夫々回転フォーマット構成部160及び
タッチトーンコード化装置170へ供給される。
若し回転ダイヤルさせ得る信号が、機能制御ブロックか
らの出力で゛あるならは゛回転フォーマツ1〜構成部1
60が機能制御出力線208に現われるBCDディジッ
トを適当に成形されたパルス列に変換し、これが線路5
2へ供給される。
若し他方において、回転及びタッチトーンの選択スイッ
チ202がタッチトーン位置に投ぜられているならば、
機能制御ブロックからの出力がタッチトーンを選択させ
る線206に加えられ上記出力は更にタッチトーンコー
ド化装置170をして、線路208上の数値を適当な2
アウト・オブ8の周波数コードを発生させ、更に線路5
0を経て適当なタッチトーンの形態で上記数値を出力さ
せる。
上記機能制御ブロック200には、第5B図の線路21
0から、今一つのオプションで選択されたモード指令も
与えられる。
これは、例えば一般にPBX又はPABXの設備内に具
えられるCentrex内で、EBTが電話モードで作
用するときに使用される。
上記セントレックス系統内では、私設交換所外への呼出
しは特定の指示数字、大抵は数字9を先行させなければ
ならない。
EBTがセントレックス内で動作中ならば機能制御回路
装置が、入来した電話番号を検査して、プレフィックス
部分が存在するか否かを決定する。
この部分は、内線呼出しではなく、外線呼出しと解読さ
れ、そしてディジット9(或いはその他の所望の数値)
が上記プレフィックス(若し存在するならば区域コード
)に先立つ番号へ自動的に印加され、そしてダイヤルト
ーンを得るためにアクセス用デ゛イジツ1〜と電話番号
との間に適当な遅れ期間が設けられる。
尚、第5B図の機能制御入力線212,214上に現わ
れる夫々付加的モード指令のポーズOnlとOn2とが
、前記アクセス・コードが1デ゛イジツトであるか2テ
゛イジツトであるかを指示するのに使用される。
AD指令と組合わされたポーズOnlは、回転成いはタ
ッチI・−ンフォーマット構成部へ供給された電話番号
内の第1のデ゛イジツトの後に、ダイヤルトーン検知の
遅れを挿入し、そしてポーズOn2は第2のディジット
の後に、遅れを生せしめる。
ここで、機能制御ブロック200の出力に豆炭るが既に
述べたようにこの機能制御ブロックからは線路208を
経て、4ビツトのBCD文字が引出される。
これらの出力線は1つのデータ有効化(DAV)信号を
も含んでおり、この信号は、線路54及びバス36を経
て、回転フォーマット構成部160、タッチドースコー
ド化装置170.即ちEBT周辺装置に受入れられたテ
゛−夕が解析されそして機能制御回路装置により、線路
48から進入する外部モードの指令及び線路KBB上の
キーボード機能制御指令入力に従って、適当に変更され
る。
上記機能制御指令200は、線路216上へタイミング
・ポーズ信号Tpをも供給するが、この信号T。
は、回転フォーマット構成部160のディジット間の間
隔発生部へ供給される。
このポーズ信号は回転フォーマット構成部内で、個々に
連続する電話番号のテ゛イジツトを表わすパルス群の間
に必要なタイミング期間を作るのに使用される。
上記機能制御ブロックによれば、線路218を経て、タ
ッチトーンキー来及び寺を表わす信号が、タッチトーン
コード化部170の中の2アウト・オブ8周波数コード
化装置172へ供給される。
これら2つの文字は、線路208上の機能制御ブロック
からの4ピツ)BCD文字出力からは独立にタッチトー
ンコード化装置へ供給される。
なぜならばこれらの文字は、処理モジュール表示用バッ
ファ内には貯えられず、或いは表示パネル上に表示され
てもいないからである。
即ち、キーボード14から、線路KBI或いはKB2を
経て与えられ、そして処理モジュール24を経てBCD
コード化装置180及びディジットレジスタ190へ供
給される代りに、これらの信号は、キーボードからDI
AL、 5ENDDATA及びOP(第4図)のような
表示機能には適しない。
他の成る電話制御指令に従って、線路KBB上の作用制
御ブロック200へ直接に供給される。
第6図と関連の説明から理解されるように、線路KB3
を経て機能制御ブロック200へ供給された惨及び豐な
る文字は、時分割多重化された形態からテ゛コードされ
、出力線218を経て、タッチトーンコード化部170
へ供給される。
第5B図は、PNDと指示された線路220から機能制
御ブロックへ与えられる一つの入力(現在の次のテ゛イ
ジツト)をも示している。
この信号は、回転フォーマット構成部160のディジッ
ト間隔発生部の出力を出発点としており、そしてこの信
号は、機能制御ブロックに対して電話番号の中の次に続
くディジットが機能制御回路による解析のためにディジ
ットレジスタ190ヘロードされるべきことを指示する
のに使用される。
上記PND信号は、表示用バッファ内に貯えられた番号
の個々のテ゛イジツトを循還的に絶えず引出している線
路28 b上に、電話番号中の次に続くディジットが現
われるとき、機能制御ブロック内のタイミング部をして
、線路192へ1回に1つ宛のロード信号を供給させる
次の説明から、ブロック200内の機能制御回路装置が
、次のように2相のサイクルで作用することが理解され
る。
相A、即ちデータ解析用の間は、処理モジュールの表示
用バッファ区域内に貯えられた番号のBCDにコード化
されたディジットが、線路KB3上のキーボード機能指
令及び線路48上の外から与えられる種々のモード指令
の制御を受けて、順序的に検査される。
第2の相、即ちテ゛−タ変更相、即ち相Bの間は、表示
ディジットが再び機能制御ブロックへ順序を以て入力さ
れ、そしてこの位相中、指示された変更ディジットがデ
ィジットレジスタ190から発するBCDディジットの
流れの適当な位置へ挿入され、或いは前記データの流れ
の中に存在する成るディジットが制圧され、そしてテ゛
−夕が検査され、且つ適当な形態で挿入されたことを表
わすデータ有効化信号に従い、上記のように変更された
番号が線208を経て数字順に出力される。
ここで再び回転フォーマット構成部160及びタッチト
ーンコード化装置170に立ち戻るが、機能制御ブロッ
ク200からの適当な動作可能化信号204及び206
が、該両装置に加えられることは既に述べた通りである
上記動作可能化入力の他、上記回転フォーマット構成部
及びタッチト−ンコード化装置には、タイミング部15
0から適当なりロック信号が供与される。
これらのタイミングの周波数は、外部の公衆通信回線網
と両立できる。
自動ダイヤル信号を作るのに使用される。
例えば、回転フォーマット構成部160は、タイミング
部150から線路152を経て100 Hzの信号を受
入れるがタッチトーンコード化装置170は線路154
を経て、10止のタイミング信号が与えられる。
前記回転フォーマット構成部においては、導線204上
の動作可能化信号と線路208a上のデータ有効化信号
とが、ANDゲート161の入力において一致したとき
、線路208a上のBCDディジットがゲート付コード
化装置162を通過して、4ビツト比較器163ヘロー
ドされる。
これと同時に比較器163へはMODloのカウンタ1
64からの出力が供給される。
このカウンタは、比較器163へ与えられるその計数B
が、線路208aを経て機能制御ブロックから供給され
るBCDテ゛イジツトの値Aと一致するまで、線路16
5上のクロックパルスによってインクリメントされる。
前記カウンタがインクリメントされ、そしてその出力B
がBCDディジット値Aより少い値である場合は、何時
でも前記比較器はANDゲート166ヘ一つの信号を供
給する。
ANDゲート166には、回転可能化信号とデータ有効
化信号との一致を表わす信号が供給され、そしてAが、
Bの新たにインクリメントされた値より小さいときは、
ANDゲート166は、ANDゲート167へ及びイン
バータを経てANDゲート168へも出力信号を供給す
る。
ANDゲート167は、40/60デユーテイサイクル
ユニツト169の出力をも受入れるが、上記ユニット1
69には、線路152を経て回転フォーマット構成部へ
進入する100止のクロック信号が与えられる。
上記40/60テ゛ニーテイサイクルユニツト169の
出力は、40ミリ秒のパルス幅と60ミリ秒の遮断時間
とを有する、100ミリ秒周期のパルス列となる。
ANDゲ゛−ト167へANDゲート166の出力と共
に、上記パルス列を加えたことにより、線路52を経て
回転フォーマット構成部によって適当に成形された比較
パルスの出力を生ずる。
ANDゲ−)167からの同一パルス出力が、線路16
5を経てカウンタ164へ供給され、そして線路208
上のBCDディジットの数値と等しいパルス数が比較器
によって発生させられて、線路52へ与えられるまで゛
、カウンタをインクリメントさせるが、この時刻におい
てAがBと等しくなり、比較器はANDゲ−I−167
へ信号を供給しなくなり、従って前記40/60テ゛ニ
ーテイサイクルの発生器169の出力は、線路52へ送
られることなく、上記パルス列が終結する。
この時点で、ANDゲート168の面入力信号の一致に
より、ディジット間隔論理装置が作動させられる。
上記テ゛イジツト間隔論理装置内のカウンタは、10回
のパルス遮断の後、即ち600ミリ秒のテ゛イジツト間
隔が経過した後、初めてPND出力信号を発生する。
上記ディジット間隔の経過後、機能制御ブロック200
へPND信号が加えられたことによりテ゛イジツトレジ
スタ190へ次の表示ディジットがロードされ、そして
変更された電話番号の次に続くディジットが線路208
aを経て回転フォーマツ)〜構成部へ供給される。
最後に、線路216を経て、タイミングポーズ信号Tp
が前記テ′イジッl〜間隔論理回路に供給され、そして
一つのアクセス・ディジットと電話番号自体との間にダ
イヤルトーン発生の遅れを発生させる。
上述のように、ポーズOnl或いはポーズOn2指令と
組合わされてAD指令が存在することに応答して、Tp
が機能制御タイミング回路によって発生される。
上記タッチトーンコード化装置170は、線路208b
を経て、機能制御ブロック200からBCDディジット
を受入れる。
更に、線路208b上のデータ有効化信号と、線路20
6上のタッチトーン動作化信号との一致が、ANDゲー
デー171をして、ANDゲーデー173の一つの入力
へ信号を与える。
ANDゲート173の他の一つの入力か゛60/40テ
゛ニーティサイクルユニット174の出力へ接続され、
このユニットには、線路154を経てタイミング部15
0から10Hzのクロック信号が供給される。
ANDゲート173における上記両人力が一致したこと
により、2アウト・オブ8周波数コード化装置172が
動作させられて、線路208bに現われるBCDディジ
ットを適当な特性を持つタッチ1〜−ンフォーマットに
変換する。
ここで第6図を参照して、機能制御ブロック200の内
部的論理回路の設計と動作について説明しよう。
既に述べたように、機能制御ブロック200内の回路装
置は、テ゛−タ解析(相A)及びデータ変更(相B)を
含む2相的サイクルに従い、テ゛イジツトレジスタ19
0内に含まれたBCDテ゛イジツI・によって動作する
解析相中、機能制御ブロック200内のタイミング回路
からの線路192上のロード信号に応答して順次ディジ
ットレジスタ190ヘロードされたBCDディジットが
キーボードからの機能制御指令及び、予め選択された外
部的モード指令に従って試験される。
例えば゛、キーボード出力線KB3は、DIAL。
OP、5ENDDATA等のような時分割多重化形態の
、成る電話機能制御指令を、直接機能制御ブロック20
0へ供給する(第4図)。
これらのKB3信号は、機能デコード論理回路230に
よって時分割多重化形態からデコードされる。
上記デコード論理回路には、機能制御タイミング部15
0から線路158を経て、タイミング信号T1乃至TI
2が供給される。
更に、第4図関係の説明で明らかにされたように、上記
KB3信号には、バス36及び線路120を経て、周辺
装置からキーボードへ供給された種々の周辺制御信号も
含まれている。
上記機能デコード論理回路230は、KB3信号をデコ
ードし、これを第6図の作用制御ブロック200の下半
分に示されている種々のテ゛−タ評価及び変更回路装置
へ供給する。
更に、機能デコーダブロック230は、第5B図を参照
して既に説明したように、線路218を経て、タッチト
ーンコード化装置170へ、上記デコ−ドされた来及び
Φを表わす信号をも供給する。
位相Aの間、テ゛イジツトレジスタ190ヘロードされ
たBCDテ゛イジツトは、以下に説明する機能制御回路
装置によって順次検査され、そしてこの検査に従って、
成るテ゛イジツト挿入或いはブランク附与フラグが設定
される。
データ変更の相の間にディジット列形態の番号が再びレ
ジスタ190ヘロードされ、先行相中に設定されたディ
ジット挿入及びブランキングフラグが、表示された番号
をして、ディップI・の流れに挿入された成るディジッ
ト、或いは制圧された番号の成るディジットを出力とし
て供給させる。
上記作用制御ブロック200内のタイミング回路は、線
路192を経て、適時テ゛イジツトレジスタ190ヘロ
ード信号を供給することによって、表示バッファ内の番
号の相次ぐディジットが、相Aの間順次検査され、そし
て線路28 bによってサンプルされる表示テ゛イジツ
トが、循環的形式で急速に変化しても、相Bの間、適当
に変更された形態で、機能制御ブロック200を通過さ
せられる。
この機能制御ブロック内のディジット挿入及びブランキ
ングフラグは、線路194を経てBCDテ゛イジツトの
流れが機能制御ブロックへ進入するときに動作して、次
のように線路208を経て、機能制御ブロックを離脱す
る変更されたテ゛イジツトの流れを生せしめる。
ADフラグ240は、次の諸入力を受入れる。
線路210上の外部モード指令ADは、EBTがセット
レックス型回路網内で動作中であること、及び総ての外
部的呼出しが成る予め選択されたテ゛イジツト、通常9
を以て自動的に先行されることを指示する。
時刻T2において線路KBB上に現われるキーボード機
能制御指令は、機能デコード論理回路によって一つのダ
イヤル信号としてテ゛コードされ、その信号が、ADフ
ラグ240へ供給される。
上記ダイヤル信号の存在は、線路194上に現われるテ
゛イジツトの流れが一つの電話番号であることを示す。
最後に、ADフラグ240へ、タイミング信号T5乃至
T7が供給され、これらの信号がフラグ回路をして、時
刻T5−T7における線路194上のテ゛イジツトの流
れの有無を質問させる。
この期間中テ゛イジツトが遭遇される(そしてAD及び
ダイヤル入力もまた存在する)ならば、ADフラグは上
記テ゛イジツトを電話のプレフィックスと解読し、前記
フラグが設定されて、相B中に、機能制御ブロックから
の、線路208上のディジット流れ出力内に、プレフィ
ックス(或いは、存在するならば区域コード)の前に、
数字9(或いはその他の予め選択された一つ或いは2つ
のディジットアクセスコード)が挿入さるべきことを表
す。
相A中は、ADフラグDAV (テ゛−タ有効)出力が
不動作のまま残され、以て線路194上に現われるテ゛
イジツトは、検査相中データゲート250により、機能
制御出力へは通過させないことを保証する。
尚、テ゛イジツト・ブランキング・フラグ242は、線
路194上に現われる符号或いは十進文字が制圧される
ために使用される。
即ち、十進的文字及び符号文字を処理するため、データ
を受入れる周辺装置が設けられているか否かには無関係
ならしめるのに使用される。
例えば、時刻T8において、線路KB3に現われるキー
ボード機能制御指令は、機能デコーダ論理回路により、
5AD(信号及び10進作動化)信号としてデコードさ
れて、受信周辺装置が、前記符号或いは10進文字を不
変のまま受入れるべきことを表示する。
このSAD信号は、線路120(第4図)を経て受信周
辺装置118から、キーボードへ与えられる。
機能テ゛コーダ論理回路230のSAD出力は、符号及
び10進ブランキングフラグ242へ加えられ、そして
その存在は、線路194上の文字が制圧されてはならな
いことを表示する。
同様に、時刻T3における線路KBB上の信号は、キー
ボードから或いはこれを求める周辺装置から、論理回路
230により5ENDDATA信号としてデコードされ
る。
上記符号及び10進ブランキング・フラグ242へ上記
5ENDDATA指令信号が加えられるときは、線路1
94上に現われる文字が10進数で、電話番号のディジ
ットではないことが表示される。
上記符号及び10進ブランキング・フラグは5ENDD
ATAが存在するがSAD入力が存在しない場合、上記
フラグが設定されずそしてテ゛−タ変更相中は、線路2
08上のテ゛イジツトの流れの出力内で符号及び10進
文字が制圧されるように配置されている。
これは、位相B中テ゛イジツトの流れの中の対応する位
置で、通常作動するDAV出力を阻止することによって
行なわれる。
最後に、NZ(無テ゛−タゼロ挿入)フラグ246は、
テ゛−夕が存在しないテ゛イジツト個所において、線路
194のテ゛イジツトの流れへゼロを挿入するのに使用
される。
NZフラグ246は、時刻T7において、線路KB3か
ら、機能制御ブロックへ進入するLZS (非制圧進み
ゼロ)信号の存在によって動作可能にされて、機能テ゛
コーダ論理回路230によって解読される。
上記LZS信号は、受信周辺装置118(第4図)から
出発し、線路120を経てキーボード120へ供給され
る。
この入力が存在するとき、NZフラグ270がセットさ
れ、そして位相B中、第1のディジットより先の順位に
、ディジットの流れにゼロが挿入されて、一定の語の形
式を満たす。
第6図には、ディジット挿入及びブランキングフラグ2
40.242及び246の直ぐ下方に、機能制御ブロッ
ク200内のテ゛イジツトタイミング回路装置が示され
ている。
このタイミング部は、EBTの動作モードを描く次のよ
うな状況の入力に応答して、線路192を経てディジッ
トレジスタ190へ供給されたディジット・ロード信号
の発生を制御する。
即ち、線路202上の回転及びタッチトーン選択入力は
、電話動作を指示し、又機能デコーダ論理回路230に
よって解読された線路KB3上のRFD及び5ENDD
ATA入力は、テ゛−タ端末動作を表示する。
タイミング部は、線路220を経て、回転フォーマツI
・構成部160(第5B図)のディジット間隔部の出力
から、PND(存在する次のテ゛イジツト)をも受入れ
る。
最後にこのタイミングは、線路212及び214を経て
夫々予め選択されたモード指令ポーズOnl及びOH2
を受入れる。
後者の両指令は機能制御タイミング回路装置をして、A
Dフラグ240がセットされている場合、■或いは2テ
゛イジツトのアクセスコードの後にTp(ポーズ)信号
を出発させる。
このTp信号は、回転フォーマット構成部160のディ
ジット間隔発生部分へ供給され、そして外部線ダイヤル
トーンを確実に得るためのアクセスコードの後のダイヤ
ルパルス出力を停止させるために、上記部分内で使用さ
れる。
上記機能制御ブロック200の中のディジットタイミン
グ回路装置は、種々の場合の入力条件に従い、同期的に
も非同期的にも動作するように配置されている。
例えば、非同期スキャン・フラグ250は、非同期運転
を表わすPND、RFD及び回転選択入力を受入れるが
、同期スキャン・フラグ252は、同期運転を表わす5
ENDDATA及びタッチトーン選択入力を受入れる。
このように、若し回転電話モード(回転選択入力の存在
)かデータ伝送モードか何れがでEBTが動作し、そし
て所要の周辺装置が、非同期入力(RFDの存在)を求
めるならば、線路220を経て回転フォーマット構成部
から、或いは線路KB3を経て所要周辺装置からの何れ
かからPND信号を受信したとき、非同期スキャン・フ
ラグ250がセットされ、そしてタイミング回路装置に
よってPND信号が受信されたとき、レジスタ190内
に非同期形式のディジット・ロード・シーケンス動作が
起り、これにより、線路192上にディジット・ロード
信号を生ずる。
同様に、EBTが、タッチトーン電話モード(タッチト
ーン選択入力の存在)で動作しているか、或いは同期テ
゛−タ入力(SENDDATA入力の存在)を受は入れ
得る周辺装置へデータの伝送中で゛あるならは゛、同期
スキャン・フラグ252がセットされて、線路192上
には、同期的にテ゛イジツト・ロード信号が現われるこ
とになる。
このような一般的同期及び非同期の装置には、セントレ
ックス或いはタイライン形式を指示するポーズOnl指
令或いはポーズOn2指令と組合わされたAD指令の存
在に応答する電話番号中の予め指示されたテ゛イジツト
の後に、一定の期間遅れが与えられており、この場合、
1つ或いは2つのテ゛イジツトアクセスコードの後、発
信番号がダイヤルされる以前に、ダイヤルトーンが与え
られなければならない。
タイミング回路装置254は、次のように、上記のよう
なディジット・ロード信号を、同期的或いは非同期的に
発生する。
タイミング回路254のディジット間の遅れ部分は同期
スキャン・フラグ信号の受信から一定の時間経過後にイ
ンクリメント・パルスを発してテ゛イジツト位置カウン
タ256をスキャンする。
同様に、タイミング回路254の10止のタッチトーン
レートのクロック部分は、同期的計数インクリメント信
号を与え、同期スキャン・フラグ252の出力に応答し
てテ゛イジツト位置カウンタ256をスキャンする。
最後にタイミング回路のアクセスダイヤトーン待ち部分
は、EBTが回転電話モードで動作しているか或いはタ
ッチトーン電話モードで動作しているか何れかに従い1
つ或いは2つの出力を発生する。
これを詳述すれば、回転モードにおいては、アクセスダ
イヤルトーン回路装置が、アクセスディジットの後に1
つのTp信号を発生する。
この信号は、回転フォーマット構成部のディジット間の
間隔部分へ与えられ、そして上述のように、それよりの
パルス出力内に適当な遅れを生せしめる。
又電話モードにおいては、ダイヤルトーン検知回路装置
がスキャンテ゛イジツト位置カウンタ256のため、イ
ンクリメント信号を適当に遅れさせる。
上記スキャン・ディジット位置カウンタ256は、一つ
の2相カウンタで゛、これはタイミング回路254のテ
゛イジツト間遅れ、タッチトーンレート・クロック、或
いはダイヤルトーン検知遅れ部分の何れかより入来する
インクリメント信号に応答して12テ゛イジツトを通じ
て、A相中1回、及びB相中1同宛歩進する2相カウン
タである。
ディジットレジスタ190の現在の内容のテ゛イジツト
時間を表わす計数出力は、タイミング選択回路258内
のタイミング信号T1乃至T12と組合わされる。
質問されるか処理される次に位置するテ゛イジツトが、
テ゛イジツトバッファ入力線182(第5B図)上に存
在することが確認された時刻において上記組合わせが、
線路192上に一つのディジットロード出力を生ずる。
上述のように、線路28 b上に、即ち線路182上に
現われる特定の表示ディジットが、全体で12の表示デ
イジツ)・位置を経て、絶えず循環する為、上記の同期
化が必要とされる。
位相B中は、カウンタ256は第6図にψBと指示され
た一つの出力を作る。
このカウンタ出力は、ANDゲート260の一つの入力
に加えられ、このANDゲートの他の入力は、線路19
2を経てタイミング選択回路258からテ゛イジツト装
填信号を受入れる。
このようにしてANDゲート260は、データ変更相中
、ディジットがロードされる毎に導通可能状態となる。
ANDゲート260からの出力はANDゲート262の
一方の入力に供給され、このゲートの他の入力はテ゛イ
ジツト挿入及びブランキング・フラグ240.242及
び246から、データ作動化信号(DAV)を受入れる
上記諸フラグは、位相A中テ゛−タ動作化出力が不動作
状態となるように配置されている。
更に、既に述べたように位相B中、線路194上のディ
ジットの流れの中で制圧されたデシマル、或いは符号に
遭遇する度に符号及びテ゛シマル・フ゛ランキング・フ
ラグ242からのDAV出力が不動作状態にされる。
このようにして、ANDゲート262は、とに角位相B
中だけは動作可能にされることが分る。
ANDゲ−)−262の出力は、テ゛−タ変更位相中、
線路192上のテ゛イジツトレジスタ・ロード信号の発
生と同期的に、データ有効信号が機能制御ブロック20
0へ通されることを表わす。
更に、ANDゲート262の出力は、データゲート25
0の選択入力へ供給され、このゲート250は、2つの
4ピツ)BCDディジット入力をも受入れる。
線路194上の第1のテ゛イジツト入力は、テ゛イジツ
トレジスタ190の内容を表わすと共に、第2の入力は
、コード発生マトリックス248からの出力を運ぶ。
このコード発生マトリックス248には、更にADフラ
グ240のフォース9出力及び゛NZフラグ24 bの
フォース0出力をも与えられる。
これらの出力の重要性については既に説明した。
上記コード発生マI・リツクス248はキーボード線路
KB3から解読されたオペレータ(op)機能制御指令
の形の一つの入力をも受入れる。
このオペレータ呼出し指令はコード発生マドノックスに
より、NZフラグ246のフォースO出力と同一で゛あ
るものと解読される。
コード発生マトリックス248は、線路194上のディ
ジットの流れに挿入するため、データゲート250へ、
それが、一つのアクセスディジットを表わすか、オペレ
ータ呼出しを表わすか或いは定った語の伝送のためにあ
る数を完全に充たすことが求められるかの何れかに従っ
て、4ビツトBCDフオーマツト内の0か9の形の出力
を供与する。
このようにして、位相Bの機能制御動作全体としての効
果は線路]94に現われるディジットの流れが、符号及
び10進数の0及び9ディジットの挿入或いはディジッ
ト制圧の形に成る変更を施し、データゲート250を経
て出力線208へ通されることである。
第7図は、明瞭化表示モジュール40の動作原理及び表
示パネル16との相互関係を暗示している。
第2図にも示されている入力タイミング線38を経て、
タイミング信号T1乃至TI2は、明瞭化表示装置40
へ供与される。
第7図の頂部には、非明瞭化形式の即ち処理モジュール
22内の表示バッファ区域に貯えられた場合の右方へ寄
せらされた状態で区域コード、プレフィックス及びサフ
ィックスを含む代表的電話番号が示されている。
電話番号の個々の数字は対応するタイミング信号入力線
38との連合状態で示されている。
モードスイッチ42が、その明瞭化された表示に対応す
るその位置へ作動させられるとき、つめられた(寄せら
れた)電話番号の個々のディジットに対応する、線路3
8上の入力タイミング信号のあるものが、モジュール4
0内で、下記の通り、異るタイミング出力線43へ転移
させられる。
電話番号のサフィックス部分即ち、この場合の4757
は、不変状態で表示モジュール40を通過し、同一タイ
ミング導線T9乃至T工2上に現われる。
他方において、プレフィックスディジット397に対応
するタイミング信号T6−T8は、個々に1タイミング
線ずつ左方へ移行させられ、そして表示モジュール40
からタイミング線T5−T7上に現われる。
これが、表示されたときの電話番号のプレフィックスと
サフィックス間に1デイジツトの間隔を生ずる。
同様に、線路T3−T5上の区域コード415に対応す
るタイミング信号は、2タイミング線だけ左方へ移行さ
せられてタイミング線T1−T3上で表示モジュール4
0から出力し、区域コードとプレフィックス間に1デイ
ジツト間隔を挿入する。
上述のようにして引出されたセグメント化されたディジ
ットタイミング信号は、表示パネル16のテ゛イジツト
選択入力へ供給され、そしてパネル内の個々の表示ディ
ジットの位置決めを制御する。
表示テ゛イジツト(10進数を含む)を代表する7セグ
メント信号が、処理モジュール24の表示バッファ区域
から、線路28を経由し、時間決めされたディジット順
に、表示パネル上へ供給され、そして、そのとき動作状
態にあるテ゛イジツト選択線により、適当な7セグメン
ト表示位置(例えばニキシー管)へ送られる。
そこでモードスイッチ42が、その非明瞭化位置にある
場合は、入力線38上のディジット選択タイミング信号
が、同一線路から表示モジュールを出て、そしてパネル
16へ供給されたテ゛イジツトをして、表示バッファ内
に貯えられたものとして表示させられるようになること
が理解される。
尚、第7図に示された明瞭化表示手段を用いれば入来し
た電話番号の固定的に位置決めされた表示が生ずること
が了解されることと思う。
上記固定の意味は、電話番号が1度に1デイジツト宛、
キーボード14を経て導入され、そして処理モジュール
24内の表示バッファへ順次ロードされる場合、これは
、番号全体が表示されるまで、その上を個々のディジッ
トが右から左へ移動するような具合にそれが同時に表示
パネル16上に表示されることである。
併し、導入された電話番号が、表示パネルを右から左へ
移動するとき、サフィックスとプレフィックス間、及び
プレフィックスと区域コード間に表示された区分的空白
が表示位置に関して不動のまま残されることになる。
これが、次の様な状態を作る。
即ちこの場合、導入された電話番号は、全番号が導入さ
れてしまうまでは容易に可視的に確認されないことにな
る。
尚一層好ましい試みは、該番号が表示装置上を′右から
左へ移動するとき、導入された番号と共に、これと相対
的な最終位置へ、上記空白を移動させることである。
このような完全に自動的な明瞭化の試みは、入力中(及
び入力完了後も)不適切なグループ分けの生ずることを
回避しようとするならば、次のような諸条件を考慮に入
れなければならない。
(1)オペレータに助力された呼出しく0AC)OAC
は、呼出さるべき電話番号をダイヤルする以前に1つ或
いはより多くの先行テ゛イジツ)(Oのような)を挿入
することを含む。
これは、第8図を参照して以下に詳記されるように、ダ
イヤル指令を引続き、最初の2デイジツトの入力を検査
し、そしてこれを局部的オペレータ助力コード(例えば
0,1゜01及び10)を代表する貯えられた定数と比
較することによって遂行される。
オペレータコードが見付けられたときは、そのオペレー
タコードの終端まで、位置移動操作が遅らされる。
(2)交換形式 PABXの形式において、外線にアクセスするのに、呼
出される加入者番号をダイヤルする以前に1つ或いはよ
り多くのアクセスディジットをダイヤルしなければなら
ない。
マルチ・レベル回路網においては、数組のアクセスディ
ジットを基本的番号に先行させれば良い。
セントレックス形式においては完全アドレスは、全体で
4つだけのディジットを含ませれば良い。
本考案においては、ダイヤルすべき指令が与えられる以
前に、ディジット数を計数する手段が設けられている。
若しディジット数が3或いはそれ以下ならば、次の一連
のディジットが導入されるまで明瞭化処理が遅らされる
オペレータコード及び交換アクセスディジットが確認さ
れた後、明瞭化処理が開始されるときに第5デイジツ)
−の入力を検査する手段が施され、然る後、最初の3つ
のディジットが、2デイジツト位置だけ左方へ移行させ
られて、3−2のグループ分けが行なわれる。
第8番目のテ゛イジツトが検知されたとき、最初の6デ
イジツトが、2位置だけ左方へ移行させられて3−3−
2のグループ分けが行なわれる。
その他のあらゆる場合には、1位置だけの左方移行以外
は、表示レジスタの最初の内容の再配置を行なわずに、
個々のディジットが左方へ移行させられる。
(3)オーバフロ一時の表示 明瞭化された番号の表示オーバフローが生じた場合、明
瞭化動作を不可能にしく即ち、非明瞭化表示モードへ移
行し)、すべての表示位置に数字情報がロードされたと
きに限り、最終的なオーバフローが起るようにする手段
を設けることが望ましい。
本考案においては、表示をグループ分けしで明瞭化する
場合のオーバフローのために、最上位ディジット(MS
D)を検査する手段を含ませることにより、上記目的が
達せられる。
オーバフロ一時には、総ての空白が押し出されるまで、
総てのディジットを右方へ移行させる手段が施される。
(4)編 集 誤入力が起った場合、基本的明瞭化形態を編集、即ちバ
ック・スペースの矯正を施すことが重要である。
換言すれば、明瞭化の処理は完全に可逆的でなければな
らない。
これは、バック・スペースキーが作動させられる度毎に
、表示移行レジスタをクノアする装置を設けることによ
って行なわれる。
バック・スペース指令に従い、オペレータコード及び交
換アクセスディジットが確認され、そして明瞭化の動作
が反覆される。
上記表示移行レジスタの内容を計数することにより、空
白でない各位置が、明瞭化装置へのテ゛イジツト導入指
令として取扱われる。
(5)入力中のフォーマット・インターリム変更理想的
明瞭化方式においては、電話番号の諸成分は、テ゛イジ
ツトがキーによって入力されるとき明瞭化される。
理想的操作でない場合には全番号が導入された後初めて
、正しい明瞭化が得られる。
これは、固定に対して浮動明瞭化として記述されるもの
である。
固定明瞭化の試みの例としては、第7図に示されるよう
な固定明瞭化の配置があるが、ダイヤルのようなある最
終の指令が始発されるまでは明瞭化が行なわれない。
何れの場合においても、入力中の確認及び矯正の容易さ
が犠牲にされる。
浮動明瞭化が所望されるものと想定すれば完全な明瞭化
からある程度能れる場合がある。
例えば3−4の通常のグループ分け(プレフィックスと
サフィックスとの和)は、3−3−4なる同様に通常の
グループ分け(区域コードとプレフィックス及びサフィ
ックス)の部分的組(subset)とならない。
使用者の考慮及び慣用性の両者を排除し、尚且つ上に述
べた各場合の任意の組合わせに対する最良の形式を与え
るには、インテリジエン1へな明瞭化方式が必要である
回避できないインターリム変更が、単一テ゛イジツトに
制限されれば、明瞭化不足であるが次の入力時には許容
されることになる。
例えば、通常の7デイジツト番号の最初の4デイジツト
が、正しい(3−()グループ分けによらずに、隣接テ
゛イジツl−(4)として、不足明瞭化の状態で入力さ
れる。
明瞭化は、第5番目のテ゛イジツトにおいて開始して、
遅らされてはいるが(3−、−2)の正しいインターリ
ムグループ分けが達せられる。
併し、4テ゛イジツ)へセントレックスアドレスの場合
には、−上記妥協を施すことにより、許し難い過明瞭化
の(3−1)グループ分は表示を回避することができる
次に第8図を参照して、上記設計目的の、一つの特別な
構想について説明しよう。
処理モジュール24の表示バッファの出力部(第2図)
に、キーボード14から人力された数字情報が貯えられ
る。
然る後この情報が(7セグメント形式で)線路28 a
を経て、表示明瞭化論理回路40に供給される。
移行制御ユニット312を経て、線路28 a上の一連
のテ゛イジツト信号が、表示移行レジスタ310へ進入
し、そして移行レジスタと移行制御装置内を絶えず再循
環させられる。
移行制御装N312は、右移行、左移行、或いは空白部
挿入等の種々の移行作用を行い、新規ディジットが入力
される毎に、表示装置は一つの位置だけ左方へ移行させ
られ、そして最下位ディップ) (LSD)位置に新規
テ゛イジツトが導入される。
一つの空白表示後の最初のディジットは、0/1ラツチ
314を先行させることにより、質問される。
先行ディジットが0或いは1でないならば、明瞭化カウ
ンタ316が動作可能にされ、そしてあらゆるディジッ
トの計数を開始させる。
最初の5つのテ゛イジツトが計数されるとき、第5番目
のテ゛イジツトがデコードされ、そして空白挿入ユニッ
ト318が、移行制御装置312をして、第3及び第4
デイジツI・間に一つの空白を挿入させる。
第8番目のテ゛イジツトが人力されてテ゛コードされる
とき、前記空白挿入ユニット318が、再び移行制御装
置312へ空白移行指令を送り、そこで第6番目と第7
番目のテ゛イジツトの間に空白が挿入される。
第13番目のディジットが挿入されるとき、表示装置か
らの信号が、MSD位置が満たされており、且つ総ての
空白が除去されて、番号を圧縮していることを表示する
第1のディジットが0或いは1である場合、明瞭化カウ
ンタ316が動作不能にされる。
若し最初の2つのテ゛イジツトが01か或いは10であ
るならば、該カウンタが動作不能のままに残される。
次のディジットを受入れたとき明瞭化カウンタが動作可
能にされて、再びその正常動作を開始する。
次表は、動作中の浮動明瞭化の数例を示す。
【図面の簡単な説明】 第1図は、本考案がビジネス電話卓上セットの形式とし
て実施された場合を例示する斜視図、第1A図は、第1
図の卓上セットのキーボードの拡大図、第2図は、第1
図の卓上セットの構成要素及びその論理的関係を情報の
流れに従って表わすブロック図、第3図は、種々の関連
周辺装置を含む、通話端末装置の一部として表わした第
1図の電子的ビジネス電話機のブロック図、第4図は、
第1図及び第1A図に示されたキーボードの電気的構造
を暗示する図、第5A図及び第5B図は、これを組合わ
せた状態で第2図の制御センタモジュールの論理的配置
を表わすブロック図、第6図は、第5B図の機能制御ブ
ロックの論理的配置のブロック図、第7図は、固定され
た明瞭化方式に基く、第2図の明瞭化された表示モジュ
ールの論理配置を暗示する図、第8図は、浮動明瞭化方
式の論理的構成を表わすブロック図である。 図において、10:電子的ビジネス電話卓上セット、1
2:ハンドセット、14:キーボード、16:ディジタ
ル表示パネル、18,20 :導線、22:制御センタ
モジュール、24:処理モジュール、26:導線、28
゜32:導線、34:導線、36:周辺バス、38:導
線、40:明瞭化表示モジュール、42:モードスイッ
チ、44:導線、48:導線、50,52.54 :導
線、56:タッチトーン発生器、58:結合器、60:
電話線(チップ及びリング線)、62:ダイヤル装置、
64:スピーカ・フォノ・アタッチメント、66:オー
トスイッチ、68:バックアップダイアラ、70ニライ
ンセレクタ、72:専用線、74.76 :導線、79
:ダイヤルトーンディテクタ、80:クレジットカード
リータ゛、82:マグナタ゛イアラユニット、84:ビ
ジネスカード、86:周辺装置、90 : UART、
92 :ミニコンピュータ、94:タッチトン受信器、
96:電話線(チップ及びリング線)、100 :呼出
し転送装置、102:導線、104:線路監視器、10
6:音声接続器(VCA)、108 :導線、110:
マルチ・メモリ・ユニット、118:周辺装置、120
:線路、140:論理ブロック、142 : BCDデ
゛デーコーダ44 : ANDゲート、144 i :
ANDゲート、150:タイミングスイッチ、152
.i54 :出力導線、156 : 12ビットシフト
レジスタ、158:導線、160:回転フォーマット構
成部、埴1,166.167.168 : ANDゲー
ト、162:コード化装置、163:比較器、164:
カウンタ、165:線路、170:タッチトーンコード
化装置、172 : 2アウト・オブ8周波数コード化
装置、180:BCDコード化フォーマット構戒構成1
82:線路、190 : 4ビツトデイジツトレジスタ
、192:線路、200:機能制御ブロック、204,
206 :作動化信号、208 a 、208 b 、
210 :線路、212,214,216,218,2
20 :線路、230:デコーダ論理回路、240 :
ADフラグ、242:空白化フラグ、246 : N
Zフラグ、250:データゲート、254:タイミング
回路、256:スキャン・テ゛イジツト位置計数器、2
58:タイミング選択回路、260,262 : AN
Dゲート、270 : NZフラグ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (イ)数値情報及び機能制御指令を入力するキーボード
    装置と、 (ロ)前記キーボード装置に応答して該キーボード装置
    から入力された数値情報を記憶する表示レジスタと、 (ハ)前記表示レジスタに応答して該表示レジスタに記
    憶された数値情報を可視表示する表示装置と、 に)前記表示レジスタに関連し、電子的通信端末装置が
    電話モードで作動していることを表わす前記機能制御指
    令の少なくとも1つの制御に従って、前記記憶された数
    値情報によって表わされる電話呼出し信号を発生する自
    動ダイヤル装置と、(ホ)前記表示レジスタに関連し、
    前記電子的通信端末装置が演算モードで作動しているこ
    とを表わす前記機能制御指令の少なくとも1つの制御に
    従って、前記記憶された数値情報を含む計算を行ない、
    該計算結果を可視表示のため前記表示レジスタに供給す
    る演算装置と、 (へ)前記表示レジスタと表示装置とに関連し、前記電
    子的通信端末装置が電話モードで作動しているときのみ
    前記記憶された数値情報を複数の離間した区分に分割し
    て表示させる明瞭化装置と、から構成される電子的通信
    端末装置。
JP3622282U 1982-03-15 1982-03-15 電子的通信端末装置 Expired JPS59838Y2 (ja)

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