JPS5983733A - 形状記憶合金の製造方法 - Google Patents
形状記憶合金の製造方法Info
- Publication number
- JPS5983733A JPS5983733A JP19212482A JP19212482A JPS5983733A JP S5983733 A JPS5983733 A JP S5983733A JP 19212482 A JP19212482 A JP 19212482A JP 19212482 A JP19212482 A JP 19212482A JP S5983733 A JPS5983733 A JP S5983733A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rod
- shape memory
- memory alloy
- billet
- copper
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Pressure Welding/Diffusion-Bonding (AREA)
- Heat Treatment Of Nonferrous Metals Or Alloys (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は形状記憶合金の製造方法に関するものである。
通常、形状記憶合金は一般の合金と同様に、溶解および
鋳造により得られた鋳塊に加工を施して製造されるが、
このような方法では成分のバラツキを抑制し難い。例え
ば、銅−亜鉛−アルミニウム系の形状記憶合金の場合、
変態温度を１０ ℃の範囲に規制するためには亜鉛を０
．２％以内のバラツキの範囲に抑える必要がある。しか
しながら、亜鉛は気化し易い元素であるため溶解中に成
分が変化し、目標成分から外れた値とな９易い。又、偏
析も生じ易いので、部分的に成分が異って変態温度にず
れを生じることも起り得る。さらに、形状記憶合金はそ
の成分構成上鋳塊の加工性が悪く、特に初期の加工が困
難なものもある。
鋳造により得られた鋳塊に加工を施して製造されるが、
このような方法では成分のバラツキを抑制し難い。例え
ば、銅−亜鉛−アルミニウム系の形状記憶合金の場合、
変態温度を１０ ℃の範囲に規制するためには亜鉛を０
．２％以内のバラツキの範囲に抑える必要がある。しか
しながら、亜鉛は気化し易い元素であるため溶解中に成
分が変化し、目標成分から外れた値とな９易い。又、偏
析も生じ易いので、部分的に成分が異って変態温度にず
れを生じることも起り得る。さらに、形状記憶合金はそ
の成分構成上鋳塊の加工性が悪く、特に初期の加工が困
難なものもある。
以上のような欠点を除去するものとして粉末冶金による
製ｉＭが考えられるが、この場合素材の粉末化、均一混
合、プレスおよび焼結などの各工程を要するため多大な
工数を伴うとともに大形材の加工が困難であった一 本発明は上記の欠点を除去するために成さｆ′１．たも
のであり、変態温度が安定した形状記憶合金を容易に製
造することができる形状記憶合金の製造方法を提供する
ことを目的とする。
製ｉＭが考えられるが、この場合素材の粉末化、均一混
合、プレスおよび焼結などの各工程を要するため多大な
工数を伴うとともに大形材の加工が困難であった一 本発明は上記の欠点を除去するために成さｆ′１．たも
のであり、変態温度が安定した形状記憶合金を容易に製
造することができる形状記憶合金の製造方法を提供する
ことを目的とする。
以下本発明の実施例を図面とともに説明する。
本実施例では銅−亜鉛−アルミニウム系の形状記憶合金
について説明する。この合金の構成成分のうち、銅とア
ルミニウムは成形加工が容易であるが、亜鉛は加工し難
い。そこで、亜鉛と銅の一部には成分が予め明らかで約
３０係の亜鉛を含み加工の容易な黄銅を用いる。第１図
は各構成素材から成るビレット７の断面図であり、１は
外径２００咽で厚さ５瓢の銅パイプ、２は直径５箇の黄
銅棒、３は直径５聞のアルミニウム棒、４は直径５能の
銅棒であって、これらの素材は全体として目標の変態点
が得られるような成分比となるように構成されている。
について説明する。この合金の構成成分のうち、銅とア
ルミニウムは成形加工が容易であるが、亜鉛は加工し難
い。そこで、亜鉛と銅の一部には成分が予め明らかで約
３０係の亜鉛を含み加工の容易な黄銅を用いる。第１図
は各構成素材から成るビレット７の断面図であり、１は
外径２００咽で厚さ５瓢の銅パイプ、２は直径５箇の黄
銅棒、３は直径５聞のアルミニウム棒、４は直径５能の
銅棒であって、これらの素材は全体として目標の変態点
が得られるような成分比となるように構成されている。
例えば、変態点が８０℃のＣｕ−２５，５Ｚｎ−４ｋｌ
の場合、アルミニウム棒３が全体の４係、黄銅棒２（３
０％の亜鉛を含む）が全体の８５係、銅ノぞイブ１と銅
棒４により残９の１１係を占める。
の場合、アルミニウム棒３が全体の４係、黄銅棒２（３
０％の亜鉛を含む）が全体の８５係、銅ノぞイブ１と銅
棒４により残９の１１係を占める。
銅パイプ１０両端は別に用意した銅蓋で真空中でシール
する。このようにシールしたものをアルミニウム棒３が
溶けないように４５０℃以下で熱間で押出し加工し、引
続いて引抜き加工を施し、直径５覇の真直な複合棒に加
工する。次に、このようにして形成された複合棒６を第
２図に示すように再度外径２００ｍの銅・？イブ６内に
多数収納する。このようにして得られた複合ビレット８
に対して、前回と同様にシール、押出しおよび引抜きの
各加工を施すと、微細な複合組織を有した棒材ができ上
る。このでき上った棒材の直径をやはり５脳とすると、
内部のフィラメント状の各素線の２ 径は５×Ｌ ２００ ） ｔａｎ≠３．０μｍとなる。
する。このようにシールしたものをアルミニウム棒３が
溶けないように４５０℃以下で熱間で押出し加工し、引
続いて引抜き加工を施し、直径５覇の真直な複合棒に加
工する。次に、このようにして形成された複合棒６を第
２図に示すように再度外径２００ｍの銅・？イブ６内に
多数収納する。このようにして得られた複合ビレット８
に対して、前回と同様にシール、押出しおよび引抜きの
各加工を施すと、微細な複合組織を有した棒材ができ上
る。このでき上った棒材の直径をやはり５脳とすると、
内部のフィラメント状の各素線の２ 径は５×Ｌ ２００ ） ｔａｎ≠３．０μｍとなる。
このサイズは加熱により容易に拡散１合金化されるサイ
ズである。そこで、このでき上った棒材を６００℃で１
０時間加熱すると、適切な成分の形状記憶合金を内部に
有した銅棒となる。このとき、表皮の銅は０．１３ｍ前
後の厚はであるので皮むきにより容易に除去することが
できる。
ズである。そこで、このでき上った棒材を６００℃で１
０時間加熱すると、適切な成分の形状記憶合金を内部に
有した銅棒となる。このとき、表皮の銅は０．１３ｍ前
後の厚はであるので皮むきにより容易に除去することが
できる。
上記実施例では各構成素材を棒状にしたが、他の実施例
としては銅、アルミニウムおよび黄銅を夫々厚さ０．１
ｔｎｍの薄板にし、所定の成分比が得られるように組合
せてうす巻き状に巻いて銅パイプ内に挿入してビレット
を形成する方法もある。この場合、押出しなどの塑性加
工の段階で直径２００咽のビレットから直径５咽の棒に
すると層間隔が２．５μｍと々るので塑性加工は１回で
良い。
としては銅、アルミニウムおよび黄銅を夫々厚さ０．１
ｔｎｍの薄板にし、所定の成分比が得られるように組合
せてうす巻き状に巻いて銅パイプ内に挿入してビレット
を形成する方法もある。この場合、押出しなどの塑性加
工の段階で直径２００咽のビレットから直径５咽の棒に
すると層間隔が２．５μｍと々るので塑性加工は１回で
良い。
尚、上記各実施例においては、塑性加工として押出しや
引抜きの例を示したが、鍛造や王延を行つても良い。
引抜きの例を示したが、鍛造や王延を行つても良い。
以上のように本発明においては、成形加工容易な合金ま
たは純金属を所定の成分比となるよう組合わせてビレッ
トを形成し、このビレットに塑性加工を行うようにして
いるので加工の際に加工硬化が生じ難く、又成分比の調
整を極めて正確に行うことができ、かつ拡散加熱に要す
る時間をビレット構成時の構成素材の寸法や押出し加工
回数により調整することができる。従って、成分比が正
確で変態温度が安定した形状記憶合金を容易に製造する
ことができる。
たは純金属を所定の成分比となるよう組合わせてビレッ
トを形成し、このビレットに塑性加工を行うようにして
いるので加工の際に加工硬化が生じ難く、又成分比の調
整を極めて正確に行うことができ、かつ拡散加熱に要す
る時間をビレット構成時の構成素材の寸法や押出し加工
回数により調整することができる。従って、成分比が正
確で変態温度が安定した形状記憶合金を容易に製造する
ことができる。
第１図は本発明に係るビレットの断面図、第２図は本発
明に係る複合ビレットの断面図である。 １．５・・銅パイプ、２・・黄銅棒、３・・・アルミニ
ウム棒、４・・銅棒、６・・・複合棒、７・・・ビレッ
ト、８・・・複合ビレット。 代理人 葛 野 信 −
明に係る複合ビレットの断面図である。 １．５・・銅パイプ、２・・黄銅棒、３・・・アルミニ
ウム棒、４・・銅棒、６・・・複合棒、７・・・ビレッ
ト、８・・・複合ビレット。 代理人 葛 野 信 −
Claims (1)
- （１）成形加工容易な合金または純金属を所定の成分比
となるよう組合せてビレットを形成し、このビレットに
塑性加工を施して複合材を作成する工程を１回又は２回
以上行い、この複合材に拡散加熱処理を施して合金化さ
せることを特徴とする形状記憶合金の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19212482A JPS5983733A (ja) | 1982-11-01 | 1982-11-01 | 形状記憶合金の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19212482A JPS5983733A (ja) | 1982-11-01 | 1982-11-01 | 形状記憶合金の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5983733A true JPS5983733A (ja) | 1984-05-15 |
Family
ID=16286069
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19212482A Pending JPS5983733A (ja) | 1982-11-01 | 1982-11-01 | 形状記憶合金の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5983733A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59116340A (ja) * | 1982-12-24 | 1984-07-05 | Sumitomo Electric Ind Ltd | 形状記憶合金材の製造方法 |
| US20140260487A1 (en) * | 2013-03-14 | 2014-09-18 | Philip O. Funk | Dual-phase hot extrusion of metals |
| US20140272445A1 (en) * | 2013-03-14 | 2014-09-18 | Philip O. Funk | Dual-phase hot extrusion of metals |
| US9486848B2 (en) | 2013-03-14 | 2016-11-08 | The Electric Materials Company | Dual-phase hot extrusion of metals |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS49114389A (ja) * | 1973-02-27 | 1974-10-31 | ||
| JPS5152944A (en) * | 1974-11-06 | 1976-05-11 | Nippon Musical Instruments Mfg | Arupaamugokinno seizoho |
-
1982
- 1982-11-01 JP JP19212482A patent/JPS5983733A/ja active Pending
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS49114389A (ja) * | 1973-02-27 | 1974-10-31 | ||
| JPS5152944A (en) * | 1974-11-06 | 1976-05-11 | Nippon Musical Instruments Mfg | Arupaamugokinno seizoho |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59116340A (ja) * | 1982-12-24 | 1984-07-05 | Sumitomo Electric Ind Ltd | 形状記憶合金材の製造方法 |
| US20140260487A1 (en) * | 2013-03-14 | 2014-09-18 | Philip O. Funk | Dual-phase hot extrusion of metals |
| US20140272445A1 (en) * | 2013-03-14 | 2014-09-18 | Philip O. Funk | Dual-phase hot extrusion of metals |
| US9486848B2 (en) | 2013-03-14 | 2016-11-08 | The Electric Materials Company | Dual-phase hot extrusion of metals |
| US9844806B2 (en) * | 2013-03-14 | 2017-12-19 | The Electric Materials Company | Dual-phase hot extrusion of metals |
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