JPS598295Y2 - 防水コネクタ - Google Patents
防水コネクタInfo
- Publication number
- JPS598295Y2 JPS598295Y2 JP14604980U JP14604980U JPS598295Y2 JP S598295 Y2 JPS598295 Y2 JP S598295Y2 JP 14604980 U JP14604980 U JP 14604980U JP 14604980 U JP14604980 U JP 14604980U JP S598295 Y2 JPS598295 Y2 JP S598295Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lead wire
- packing
- connector housing
- contact
- hole
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、例えば自動車ワイヤハーネス用として使用さ
れる防水コネクタの改良に関するものである。
れる防水コネクタの改良に関するものである。
従来、自動車ワイヤハーネス用どして使用されている防
水コネクタは、第1図に示すように円筒状のコネクタハ
ウジング1内に複数のコンタクトハウス2を固設し、コ
ネクタハウジング1の裏口を閉塞くる円盤状のゴムパッ
キング3に複数のリード線嵌通孔4をあけ、リード5に
圧着したコンタクト6をこのゴムパッキング3の孔4か
ら反対側に導出させることによりリード線5をゴムパッ
キング3に対して貫通させ、かかる状態で各コンタクト
6をコンタクトハウス2にそれぞれ装着し、しかる後ゴ
ムパッキング3をコネクタハウジング1に嵌合してコネ
クタハウジング1の裏口を水密に閉塞した構造であった
。
水コネクタは、第1図に示すように円筒状のコネクタハ
ウジング1内に複数のコンタクトハウス2を固設し、コ
ネクタハウジング1の裏口を閉塞くる円盤状のゴムパッ
キング3に複数のリード線嵌通孔4をあけ、リード5に
圧着したコンタクト6をこのゴムパッキング3の孔4か
ら反対側に導出させることによりリード線5をゴムパッ
キング3に対して貫通させ、かかる状態で各コンタクト
6をコンタクトハウス2にそれぞれ装着し、しかる後ゴ
ムパッキング3をコネクタハウジング1に嵌合してコネ
クタハウジング1の裏口を水密に閉塞した構造であった
。
なお、7はコネクタハウジング1の前端側外周に取付け
て相手側コネクタとの間をシールするOリングである。
て相手側コネクタとの間をシールするOリングである。
しかしながら、このような構造では組立てを総て手作業
によらざるを得す、そのため製造コストが高くなり、ま
た品質の安定を図ることも困難であった。
によらざるを得す、そのため製造コストが高くなり、ま
た品質の安定を図ることも困難であった。
本考案の目的は、ゴムパッキングと装着の自動化を容易
に行うことができる防水コネクタを提供するにある。
に行うことができる防水コネクタを提供するにある。
以下本考案の具体例を図面を参照して詳細に説明する。
第2図乃至第4図に示すように本考案の防水コネクタに
おいては、コネクタハウジング1は1個の雌コンタクト
6を収容する形状とし、このコネクタハウジング1は前
端には雄コンタクトを挿入する表口8があけられ、後端
にはそれより大きい雌コンタクト挿入用の裏口9がテー
パ一孔としてあけられている。
おいては、コネクタハウジング1は1個の雌コンタクト
6を収容する形状とし、このコネクタハウジング1は前
端には雄コンタクトを挿入する表口8があけられ、後端
にはそれより大きい雌コンタクト挿入用の裏口9がテー
パ一孔としてあけられている。
雌コンタクト6は雄コンタクトとの嵌合接続部6Aと、
リード線5の芯線5Aに圧着接続するワイヤバレル部6
Bと、リード線5の絶縁被覆5Bに圧着接続するインシ
ュレーションバレル部6Cとから或っている。
リード線5の芯線5Aに圧着接続するワイヤバレル部6
Bと、リード線5の絶縁被覆5Bに圧着接続するインシ
ュレーションバレル部6Cとから或っている。
コネクタハウジング1の裏口9を閉塞するゴムパッキン
グ3は、小径の取付部3Aとこれに連続した大径の栓部
3Bとからなり、このようなゴムパッキング3の軸心に
はリード線貫通孔8があけられ、且つ外周の一部にはこ
のリード線貫通孔8に達するスリット9が全長に互って
設けられている。
グ3は、小径の取付部3Aとこれに連続した大径の栓部
3Bとからなり、このようなゴムパッキング3の軸心に
はリード線貫通孔8があけられ、且つ外周の一部にはこ
のリード線貫通孔8に達するスリット9が全長に互って
設けられている。
スリット9は途中で湾曲していて割れ面が凹凸の嵌台状
態となるようにされている。
態となるようにされている。
かかる構造の防水コネクタは、ゴムパッキング3のスリ
ット9を開いてリード線5をリード線貫通孔8内に納め
、小径の取付部3Aをコンタクト6のインシュレーショ
ンバレル部6Cにリード線5と共に圧着させて取付ける
。
ット9を開いてリード線5をリード線貫通孔8内に納め
、小径の取付部3Aをコンタクト6のインシュレーショ
ンバレル部6Cにリード線5と共に圧着させて取付ける
。
かかる状態にすると、コンタクト6をコネクタハウジン
グ1に挿入する操作でゴムパッキング3もコネクタハウ
ジング1の裏口9に嵌合することができる。
グ1に挿入する操作でゴムパッキング3もコネクタハウ
ジング1の裏口9に嵌合することができる。
ゴムパッキング3をコネクタハウジング1に圧入すると
、ゴムパッキング3が圧縮され、スリット9が水密に密
着され、且つリード線貫通孔8が縮径されゴムパッキン
グ3がリード線5の外周に水密に密着される。
、ゴムパッキング3が圧縮され、スリット9が水密に密
着され、且つリード線貫通孔8が縮径されゴムパッキン
グ3がリード線5の外周に水密に密着される。
以上のように、ゴムパッキング3はリード線5のコンタ
クト6への圧着と同時にコンタクト6に装着される。
クト6への圧着と同時にコンタクト6に装着される。
ゴムパッキング3をコンタクト圧着機へ自動的に供給す
るごとにより連続的なコンタクト6への装着が可能であ
る。
るごとにより連続的なコンタクト6への装着が可能であ
る。
なお、ゴムパッキング3の四角形の栓部3Bにおいては
、第5図に示すようにスリット9を開口させている一方
の辺の幅d1をその反対側の辺の幅d2より大きくして
おくと、スリット9の密着をより一層確実に行わせるこ
とができる。
、第5図に示すようにスリット9を開口させている一方
の辺の幅d1をその反対側の辺の幅d2より大きくして
おくと、スリット9の密着をより一層確実に行わせるこ
とができる。
更に、第6図に示すようにゴムパッキング3の栓部3B
の周囲にOリング10を装着すると、コネクタハウジン
グ1の密閉をより確実に行うことができる。
の周囲にOリング10を装着すると、コネクタハウジン
グ1の密閉をより確実に行うことができる。
以上説明したように本考案の防水コネクタにおいては、
パッキングを小径の取付部と大径の栓部とで形或し、そ
の軸心にリード線貫通孔をあけ、且つ周の一部にこのリ
ード線貫通孔に達するスリットを全長に亙って設けた構
造としたので、スリットを開くことによりリード線の挿
入を容易に行うことができる。
パッキングを小径の取付部と大径の栓部とで形或し、そ
の軸心にリード線貫通孔をあけ、且つ周の一部にこのリ
ード線貫通孔に達するスリットを全長に亙って設けた構
造としたので、スリットを開くことによりリード線の挿
入を容易に行うことができる。
また、リード線を貫通させたパッキングは、コンタクト
のインシュレーションバレル部の圧着時にその取付部を
一緒に圧着させることにより自動的に取付けを行うこと
ができる。
のインシュレーションバレル部の圧着時にその取付部を
一緒に圧着させることにより自動的に取付けを行うこと
ができる。
更に、パッキングはコンタクトのコネクタハウジングへ
の挿入時に一緒に挿入でき、能率よく組立てを行うこと
ができる。
の挿入時に一緒に挿入でき、能率よく組立てを行うこと
ができる。
従って、従来の防水コネクタに比べて製造能率を大幅に
向上させることができ、且つ品質の安定化を図ることが
できる。
向上させることができ、且つ品質の安定化を図ることが
できる。
第1図は従来の防水コネクタの斜視図、第2図は本考案
に係る防水コネクタの一実施例を示す縦断面図、第3図
は本考案の防水コネクタにおけるコンタクトとパッキン
グとの取付け状態の一例を示す斜視図、第4図は本考案
で用いるパッキングの一例を示す斜視図、第5図及び第
6図はパッキングの2種の変形例を示す背面図及び斜視
図である。 1・・・・・・コネクタハウジング、3・・・・・・パ
ッキング、3A・・・・・・取付部、3B・・・・・・
栓部、5・・・・・・リード線、8・・・・・・リード
線貫通孔、9・・・・・・スリット。
に係る防水コネクタの一実施例を示す縦断面図、第3図
は本考案の防水コネクタにおけるコンタクトとパッキン
グとの取付け状態の一例を示す斜視図、第4図は本考案
で用いるパッキングの一例を示す斜視図、第5図及び第
6図はパッキングの2種の変形例を示す背面図及び斜視
図である。 1・・・・・・コネクタハウジング、3・・・・・・パ
ッキング、3A・・・・・・取付部、3B・・・・・・
栓部、5・・・・・・リード線、8・・・・・・リード
線貫通孔、9・・・・・・スリット。
Claims (1)
- リード線を圧着したコンタクトをコネクタハウジング内
に収容し、前記コネクタハウジングの裏口をパッキング
で水密に閉塞してなる防水コネクタにおいて、前記パッ
キングは小径の取付部とこれに一体の大径の栓部とを備
え、その長手方向にリード線貫通孔があけられ、周の一
部に前記リード線貫通孔に達するスリットが全長にわた
ってあけられて或り、前記パッキングは前記リード線貫
通孔にリード線を貫通させた状態で前記取付部が前記コ
ンタクトのインシュレーションバレル部に圧着されてい
ることを特徴とする防水コネクタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14604980U JPS598295Y2 (ja) | 1980-10-14 | 1980-10-14 | 防水コネクタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14604980U JPS598295Y2 (ja) | 1980-10-14 | 1980-10-14 | 防水コネクタ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5769174U JPS5769174U (ja) | 1982-04-26 |
JPS598295Y2 true JPS598295Y2 (ja) | 1984-03-14 |
Family
ID=29505639
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14604980U Expired JPS598295Y2 (ja) | 1980-10-14 | 1980-10-14 | 防水コネクタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS598295Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1988606A4 (en) * | 2006-02-23 | 2012-01-04 | Mitsubishi Cable Ind Ltd | WATER-IMPERMEABLE STRUCTURE FOR CONNECTOR HOUSING |
-
1980
- 1980-10-14 JP JP14604980U patent/JPS598295Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5769174U (ja) | 1982-04-26 |
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