JPS598278Y2 - 電磁継電器 - Google Patents
電磁継電器Info
- Publication number
- JPS598278Y2 JPS598278Y2 JP10355379U JP10355379U JPS598278Y2 JP S598278 Y2 JPS598278 Y2 JP S598278Y2 JP 10355379 U JP10355379 U JP 10355379U JP 10355379 U JP10355379 U JP 10355379U JP S598278 Y2 JPS598278 Y2 JP S598278Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- contact
- base
- protruding
- yoke
- electromagnetic relay
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Switch Cases, Indication, And Locking (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は接点間のアークバリャを改良した電磁継電器
に関するものである。
に関するものである。
従来、第6図に示すように、隣接する固定接点1と可動
接点2とからなる異極の接点開閉部3,4間に突起5を
介挿し、この突起5は可動鉄片6の端部に固着された可
動隔壁12に突設し、また、可動隔壁12に突出片7を
突設し、この突出片7によって各開閉部34とヨーク8
との間の絶縁をとるととーもに、突起5によって各開閉
部3,4間の絶縁をとるものが知られている。
接点2とからなる異極の接点開閉部3,4間に突起5を
介挿し、この突起5は可動鉄片6の端部に固着された可
動隔壁12に突設し、また、可動隔壁12に突出片7を
突設し、この突出片7によって各開閉部34とヨーク8
との間の絶縁をとるととーもに、突起5によって各開閉
部3,4間の絶縁をとるものが知られている。
ところが、上記構或においては、可動鉄片6が開閉部3
,4を開離させるために、第7図の状態がらその接触片
11を上方へ移動させたときでも、突起5を各接点開閉
部3,4間に対向させなければならず、そのため、この
突起5を大型に形或する必要があるばかりでなく、それ
に対応させて、この突起5が収納されるベース9の溝1
0も長溝に形或しなければならず、継電器が大型化する
。
,4を開離させるために、第7図の状態がらその接触片
11を上方へ移動させたときでも、突起5を各接点開閉
部3,4間に対向させなければならず、そのため、この
突起5を大型に形或する必要があるばかりでなく、それ
に対応させて、この突起5が収納されるベース9の溝1
0も長溝に形或しなければならず、継電器が大型化する
。
また、開閉部3,4とヨーク8との間に突出片7を介挿
させるために、この開閉部3,4をヨーク8の側方へ変
位させて設定しなければならず、継電器が一層大型化す
る。
させるために、この開閉部3,4をヨーク8の側方へ変
位させて設定しなければならず、継電器が一層大型化す
る。
さらに、突起5および突出片7が回動するための間隔を
設けなければならず、各開閉部3,4問および開閉部3
,4とヨーク8との間の絶縁が十分に確保できない欠点
を有する。
設けなければならず、各開閉部3,4問および開閉部3
,4とヨーク8との間の絶縁が十分に確保できない欠点
を有する。
この考案は上記欠点を解消するためになされたもので、
ヨークの一端部に装着された絶縁部材に、複数組の接点
開閉部間に介挿される突壁を突設するとともに、上記突
壁の上端部に嵌合される突壁を、ベースに装着されるケ
ースの内面に突設し、上記各組の接点開閉部をベース,
ケース,各突壁および絶縁部材からなる電気絶縁性の閉
断面部材でそれぞれ独立に取り囲むことにより、小型で
絶縁性の良い電磁継電器を提供することを目的とする。
ヨークの一端部に装着された絶縁部材に、複数組の接点
開閉部間に介挿される突壁を突設するとともに、上記突
壁の上端部に嵌合される突壁を、ベースに装着されるケ
ースの内面に突設し、上記各組の接点開閉部をベース,
ケース,各突壁および絶縁部材からなる電気絶縁性の閉
断面部材でそれぞれ独立に取り囲むことにより、小型で
絶縁性の良い電磁継電器を提供することを目的とする。
以下、この考案の実施例を図面にもとづいて説明する。
第1図において、30は箱形のベース31内に設定され
た継電器本体である。
た継電器本体である。
この継電器本体30は可動鉄片32をもった電磁石ブロ
ック33と、その上部に第2図のように並行状に配置さ
れた可動接触片34.35と、この可動接触片34.3
5を支持したコモン端子36 .37と、可動接触片3
4.35が接離する常閉接点端子38 ,39、常開接
点端子40 .41などで構威されている。
ック33と、その上部に第2図のように並行状に配置さ
れた可動接触片34.35と、この可動接触片34.3
5を支持したコモン端子36 .37と、可動接触片3
4.35が接離する常閉接点端子38 ,39、常開接
点端子40 .41などで構威されている。
上記可動鉄片32はヨーク42の先端部43に揺動自在
に支持されて、コイル44への通電により、鉄心45の
先端部46に吸引される。
に支持されて、コイル44への通電により、鉄心45の
先端部46に吸引される。
このとき、可動鉄片32の操作アーム47に形成された
絶縁性突部48により可動接触片34.35が上方へた
わめられる。
絶縁性突部48により可動接触片34.35が上方へた
わめられる。
すなわち、可動接触片34.35の接点(第3図参照)
49.50が常閉接点端子38.39の接点51.52
から離間して常開接点端子40.41の接点53 .5
4に当接する。
49.50が常閉接点端子38.39の接点51.52
から離間して常開接点端子40.41の接点53 .5
4に当接する。
上記コイル44への通電が遮断されると、復帰ばね55
により可動鉄片32が復帰し、可動接触片34 .35
が元の状態に切り換わる。
により可動鉄片32が復帰し、可動接触片34 .35
が元の状態に切り換わる。
上記各端子36 ,38 .40および37,39.4
1はベース31の側壁(第3図参照)56および57に
設定して、それぞれの下端リード部69をベース31下
に突出している。
1はベース31の側壁(第3図参照)56および57に
設定して、それぞれの下端リード部69をベース31下
に突出している。
第1図において、70は一方のコイル端子の下端リード
部である。
部である。
第3図のように、ヨーク42に跨がって、このヨーク4
2とベース31の側壁56 .57との間に挾持された
絶縁部材59には、隣接する異極の接点開閉部60.6
1間に位置して、上方への突壁62が突設されている。
2とベース31の側壁56 .57との間に挾持された
絶縁部材59には、隣接する異極の接点開閉部60.6
1間に位置して、上方への突壁62が突設されている。
また、ベース31の上端部に被着されたケース63の内
面にも突壁64が突設されている。
面にも突壁64が突設されている。
第4図のように、ケース63側の突壁64の下端には凹
部64 aが形或され、この凹部64 aに絶縁部材5
9側の突壁62の上端部62 aが嵌合して、上記接点
開閉部60.61間のアークバリャ66が形或されてい
る。
部64 aが形或され、この凹部64 aに絶縁部材5
9側の突壁62の上端部62 aが嵌合して、上記接点
開閉部60.61間のアークバリャ66が形或されてい
る。
上記構或において、第3図から明らかなように、ヨーク
42の一端部に装着された絶縁部材59に、複数組の接
点開閉部60.61間に介挿される突壁62を突設する
とともに、上記突壁62の上端部62aに嵌合される突
壁64を、ベース31に装着されるケース63の内面に
突設し、上記各組の接点開閉部60.61をベース31
.ケー1ス63、各突壁62 ,64および絶縁部材5
9からなる電気絶縁性の閉断面部材でそれぞれ独立に取
り囲んだから、各組の接点開閉部60.61問および各
接点開閉部60.61とヨーク42との間の絶縁性が良
く、また各組の接点開閉部60.61はヨーク42の一
端部に対向させて設定できるため小型化が達戒できる。
42の一端部に装着された絶縁部材59に、複数組の接
点開閉部60.61間に介挿される突壁62を突設する
とともに、上記突壁62の上端部62aに嵌合される突
壁64を、ベース31に装着されるケース63の内面に
突設し、上記各組の接点開閉部60.61をベース31
.ケー1ス63、各突壁62 ,64および絶縁部材5
9からなる電気絶縁性の閉断面部材でそれぞれ独立に取
り囲んだから、各組の接点開閉部60.61問および各
接点開閉部60.61とヨーク42との間の絶縁性が良
く、また各組の接点開閉部60.61はヨーク42の一
端部に対向させて設定できるため小型化が達戒できる。
なお、突壁62,64を互に嵌合して、両突壁62,6
4間の沿面長さを長く設定しているので、バリャ効果を
損うおそれがない。
4間の沿面長さを長く設定しているので、バリャ効果を
損うおそれがない。
第5図のように、アークバリャ66の一方の突壁64の
嵌合部を形或する凹部64 aの内面68を外広がり状
のテーパ面に形戒すれば、突壁62 ,64およびケー
ス63の寸法上の誤差を吸収して、突壁62の上端部6
2 aを凹部64 aに容易に嵌合することができる。
嵌合部を形或する凹部64 aの内面68を外広がり状
のテーパ面に形戒すれば、突壁62 ,64およびケー
ス63の寸法上の誤差を吸収して、突壁62の上端部6
2 aを凹部64 aに容易に嵌合することができる。
なお、ケース63の半分を透明として、ケース63上か
ら継電器本体30を透視可能としておけば、継電器の取
り付け時、その方向を一見で確認することができる。
ら継電器本体30を透視可能としておけば、継電器の取
り付け時、その方向を一見で確認することができる。
以上のように、この考案によれば、ヨークの一端部に装
着された絶縁部材に、複数組の接点開閉部間に介挿され
る突壁を突設するとともに、上記突壁の上端部に嵌合さ
れる突壁を、ベースに装着されるケースの内面に突設し
、上記各組の接点開閉部をベース,ケース,各突壁およ
び絶縁部材からなる電気絶縁性の閉断面部材でそれぞれ
独立に取り囲んだから、小型で絶縁性の良い電磁継電器
が提供される。
着された絶縁部材に、複数組の接点開閉部間に介挿され
る突壁を突設するとともに、上記突壁の上端部に嵌合さ
れる突壁を、ベースに装着されるケースの内面に突設し
、上記各組の接点開閉部をベース,ケース,各突壁およ
び絶縁部材からなる電気絶縁性の閉断面部材でそれぞれ
独立に取り囲んだから、小型で絶縁性の良い電磁継電器
が提供される。
第1図はこの考案の実施例にかかる電磁継電器の一部切
欠側面図、第2図はケースを離脱した状態の電磁継電器
の一部切欠斜視図、第3図は第1図の3−3線断面図、
第4図はアークバリャの一部切欠縦断正面図、第5図は
アークバリャの変形例を示す一部切欠縦断正面図、第6
図は従来例の一部切欠斜視図、第7図は第6図の側面図
である。 30・・・・・・継電器本体、31・・・・・・ベース
、42・・・・・・ヨーク、49.50・・・・・・接
点、51.52・・・・・・接点、53.54・・・・
・・接点、59・・・・・・絶縁部材、62・・・・・
・突壁、63・・・・・・ケース、64・・・・・・突
壁、64 a・・・・・・凹部、66・・・・・・アー
クバリャ。
欠側面図、第2図はケースを離脱した状態の電磁継電器
の一部切欠斜視図、第3図は第1図の3−3線断面図、
第4図はアークバリャの一部切欠縦断正面図、第5図は
アークバリャの変形例を示す一部切欠縦断正面図、第6
図は従来例の一部切欠斜視図、第7図は第6図の側面図
である。 30・・・・・・継電器本体、31・・・・・・ベース
、42・・・・・・ヨーク、49.50・・・・・・接
点、51.52・・・・・・接点、53.54・・・・
・・接点、59・・・・・・絶縁部材、62・・・・・
・突壁、63・・・・・・ケース、64・・・・・・突
壁、64 a・・・・・・凹部、66・・・・・・アー
クバリャ。
Claims (1)
- ベースに固定した電磁コイルに装着されたヨークの一端
部側上方に、可動接点と固定接点がらなる複数の接点開
閉部を並設し、上記可動接点を固着した可動接触片を押
圧操作する可動鉄片を上記ヨークの他端部側に回動可能
にヒンジ支持してなる電磁継電器において、上記ヨーク
の一端部に装着された絶縁部材と、この絶縁部材に突設
されがつ上記各接点開閉部間に介挿された突壁と、上記
ベースに装着されるケースの内面に突設されて上記突壁
の上端部に嵌合される突壁とを具備し、上記各組の接点
開閉部をベース,ケース,各突壁および絶縁部材からな
る電気絶縁性の閉断面部材でそれぞれ独立に取り囲んだ
ことを特徴とする電磁継電器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10355379U JPS598278Y2 (ja) | 1979-07-26 | 1979-07-26 | 電磁継電器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10355379U JPS598278Y2 (ja) | 1979-07-26 | 1979-07-26 | 電磁継電器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5621343U JPS5621343U (ja) | 1981-02-25 |
JPS598278Y2 true JPS598278Y2 (ja) | 1984-03-14 |
Family
ID=29336260
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10355379U Expired JPS598278Y2 (ja) | 1979-07-26 | 1979-07-26 | 電磁継電器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS598278Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5120162B2 (ja) * | 2008-09-05 | 2013-01-16 | アンデン株式会社 | 電磁継電器 |
-
1979
- 1979-07-26 JP JP10355379U patent/JPS598278Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5621343U (ja) | 1981-02-25 |
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