JPS598207Y2 - アナログコンパレ−タ - Google Patents

アナログコンパレ−タ

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JPS598207Y2
JPS598207Y2 JP13774882U JP13774882U JPS598207Y2 JP S598207 Y2 JPS598207 Y2 JP S598207Y2 JP 13774882 U JP13774882 U JP 13774882U JP 13774882 U JP13774882 U JP 13774882U JP S598207 Y2 JPS598207 Y2 JP S598207Y2
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JP
Japan
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signal
threshold
compared
mode
analog comparator
Prior art date
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Expired
Application number
JP13774882U
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JPS5896270U (ja
Inventor
健二 藤方
典男 横沢
昭則 柴山
Original Assignee
株式会社日立製作所
日本電信電話株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は入力信号電圧が所定の目標値電圧に達したかど
うかを検出するためのアナログコンパレータに関するも
のである。
従来、アナログ信号用のコンパレータとしては一定のし
きい値を持ったものが使われている。
この場合には入力信号電圧の速度を大幅に変化させる用
途や温度変化あるいは経時変化などによる動作点の変動
が問題になる用途に対しては第1図に示すように、目標
点の検出誤差を生じる。
すなわち、目標値1に対して、斜線で示すしきい値2e
tを持ったコンパレータに、変化速度の小さい入力信号
2と、変化速度の大きい入力信号3が入力された場合を
比較すると、前者はしきい値に入ってからtd,で目標
値に到達し、後者はtd2で目標値に到達する。
一方、コンパレー夕は入力信号がしきい値わ入ってから
一定時間td経過後、一致信号を出力する。
言い換えれば゛、コンパレータの時間遅れtdがtd1
あるいはtd2に等しくなるようにしきい値を調整する
ことになる。
したがって、しきい値2eを、td=td1となるよう
に調整した場合には、入力信号2に対しては正しく一致
信号が出力されるが、入力信号3に対しては一致信号の
出力が遅れ、目標値の検出誤差を生じる。
周囲温度の変化や経時変化によっては、しきい値が変化
するなどの動作点の変動が生じやはり、目標値の検出誤
差を生じる。
本考案は上記のような問題点を解決するために入力信号
電圧Eの速度変化や周囲温度の変化などに応じて、自動
的にしきい値を変化させるようにしたものであり、原理
を第2図により説明する。
すなわち入力信号の速度を変化させる場合には、コンパ
レータの時間遅れtdが、td1あるいはtd2に等し
くなるように、速度に応じたしきい値信号2etや2e
1′を設定して、それによりコンパレー夕を動作させる
また温度変化などによりコンパレー夕の時間遅れや、し
きい値の変動がある場合には、それを補償するようなし
きい値信号を設定する。
すなわち、入力信号振幅Eに対して dE なる関係を満たすようにetを(コ「)に関連させて変
化させる。
このtdは周囲温度により変化するた、周囲温度に合せ
て変化させることがより望ましい。
第3図は本考案の一実施例であり、任意に勾配を設定可
能なランプ関数が、所定の電圧に達したことを検出する
ためのアナログコンパレー夕て゛ある。
すなわちランプ関数発生回路7で発生されたランプ関数
10が目標値11に達したかどうかを、ランプ関数の勾
配や周囲温度に応じたしきい値を設定することのできる
しきい値設定回路8と、しきい値が可変な比較回路27
により、検出するものである。
4は所定の目標値電圧11を発生するための回路、5は
ランプ関数の勾配を指定する信号12を発生する回路、
6は周囲温度を適時検出して温度を指定する信号9を発
生する回路である。
第4図は第3図を詳しく示したものである。
ランプ関数発生回路7は、ランプ関数の勾配を指定する
デジタル信号12をアドレスとして速度に応じたデジタ
ル信号74を発生するランダムアクセメモリ71とそれ
をアナログ電圧75に変換するDA変換器72およびア
ナログ電圧75に対応した勾配を持つランプ関数10を
発生するための積分器73とから戒る。
またしきい値設定の回路8は、勾配を指定する信号12
と温度を指定する信号9とをアドレスとしてしきい値に
応じたデジタル信号14を発生するランダムアクセメモ
リ21と、これをアナログ電圧15に変換するDA変換
器22から戊る。
比較回路27は、目標値11とランプ関数10の差信号
13を得るための差動増幅器20、逆極性のしきい値電
圧16を得るためのインバータ23、および差信号13
が正負のしきい値電圧15.16の間に入ったかどうか
を判定するコンパレータ24 , 25とから戊り、し
きい値内に入った場合には一致タイミング信号19を出
力する。
この第4図においては、メモリ71と21のデータの書
込み線、およびデータ書込み制御線は省略されている。
第5図のタイムチャートを参照して動作を説明するとつ
ぎのようになる。
(1)勾配信号12に応じたランプ関数10、および目
標値11が人力として与えられる。
このとき、差信号13、正のしきい値電圧15、負のし
きい値信号16はそれぞれタイムチャート上では第5図
の13,15.16のようになる。
(2)ランプ関数10が目標値におけるしきい値の範囲
に入ったときは、差信号13が正のしきい値電?15の
負のしきい値電圧16の範囲内に入る。
コンパレータ24,25の出力17.18は、時間遅れ
等を含んでおり第5図aに示す検出信号17.18のよ
うになり、論理積ゲート26によって、ランプ関数10
が目標値11に一致したタイミングをその立上りで示す
一致タイミング信号19に変換される。
(3)ランプ関数10の勾配が急になった場合には、勾
配信号12を第5図bに示すように変更することにより
、しきいち電圧を15’,16’のet′,一et′の
ように広げることにより、コンパレータの遅延時間の後
にランプ関数10′が目標値11′に一致したタイミン
グで一致タイミング信号19′出力が立上る。
このように、ランプ関数の勾配の変化に応じて、勾配信
号12を変化させることにより、一致タイミング信号を
正しく取り出すことが可能となる。
第6図は第4図の実施例において、ランプ関数の勾配や
周囲温度の変化によって、どのようにしきい値指定をす
るかを説明するためのものである。
(イ)まず、ランプ関数の勾配■と周囲温度とが変.化
した場合の回路のおくれも含まれた最適しきい値電圧e
(v,T)を、使用予定範囲に求めておく。
その結果を第7図に示す。
これをもとに、第7図○印に示したような最適しきい値
電圧のサンプル値の一覧表e(Vm,Tn)を作る。
第7図の場合はmが1から4まで、nが1から3までで
あり合計12組のサンプル値となる。
対象とする速度又は温度が連続的に変化する場合には所
定の単位で、これを量子化し、それぞれをサンプル値と
すればよい。
(ロ)勾配と温度の組(m , n )をアドレス信号
とし、e(v,T.)をその内容とするしきい値指定用
ランダムアクセスメモリ21を作る。
具体的にはランダムアクセスメモリ21のアドレス入力
線12にmとnを加え、テ゛一夕入力線42にe(■,
To)を加えて、書込み許可端子43をオンとすること
により、しきい値電圧の一覧表をランダムアクセスメモ
リ21に書込む。
またmをアドレス信号線12により入力し、入力データ
線44に■。
をのせて、書込み許可信号45をオンすることにより勾
配指定用ランダムアクセスメモリ71も同様にして作る
メモリ71のアドレス入力線とメモリ21のアドレス入
力線を共通した第6図の場合、このアドレス線の上位ビ
ットに対応する入力線のみでmを入力し、これのみを?
モリ71に入力し、下位ビットに対応する入力線により
nを入力し、この上位、下位両方の人力線をメモリ21
に入力する。
第4図には、42,44,43.45は省略してある。
以上で使用するための準備が完了する。
(ハ)勾配や温度に応じたしきい値電圧を得るためには
、しきい値指定用ランダムアクセスメモリ21のアドレ
ス入力線12にそれぞれmnを人力すれば、出力端子1
4にしきい値電圧e(v,T.)をバイナリ信号で゛出
力することかで゛き、これをDA変換器22に入力すれ
ば、アナログのしきい値電圧e(v, To)を出力端
子15に得ることができる。
一方勾配を指定する電圧は、勾配指定用ランダムアクセ
スメモリ71のアドレス端子にアドレス入力線12によ
りmを入力することにより、出力端子46に勾配に対応
した積分器入力をバイナリ信号で出力することができ、
これをDA変換器72に入力すれば、アナログの勾配指
定用電圧を出力端子75に得ることができる。
この電圧は、ランプ関数発生用積分器73の入力となり
、指定された勾配を持ったランプ関数が発生可能となる
このようにして、ランプ関数の勾配や周囲温度に応じて
、コンパレータのしきい値を容易に変えることか゛でき
る。
したがって、ランプ関数の勾配をひんぱんに変える場合
や、周囲温度の変化で素子の時間遅れが変る場合にも、
電気的にパラメータ(たとえば6図の説明におけるmや
n)を変えてやるだけでしきい値制御が可能であり、計
算機などを用いて容易に制御することができる。
回路の経時変化がある場合には、新たにe (vm,’
r,)をランダムアクセスメモリ21に書き直すことに
より、ハードウエアの変更なしで対処できる。
以上では、信号の速度変化はあらかじめ定められた値を
設定する場合について述べた。
しかし、一般には発生された関数から所定の速度を検出
して行なうことも可能である。
以上述べたごとく、本考案に係るアナログコンパレータ
を用いれば、入力信号の勾配の変化や周囲温度の変化あ
るいは経時変化等があっても、正確なレベル検出が可能
なアナログコンパレー夕を得ることが可能となり、具体
的用途としては、グラフィックディスプレイや描画装置
あるいは測定器への適用等があり、これらの高性能化に
役立てることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例の動作を示す図、第2図は本考案の原理
を説明するための図、第3図と第4図は本考案による実
施例を示す図、第5図は実施例の動作を示すタイムチャ
ート、第6図は実施例をさらに詳しく説明するための図
、第7図はしきい値と勾配や温度の関係を示す図である
。 4:目標値設定回路、5:勾配信号発生回路、6:温度
信号発生回路、7:ランプ関数発生回路、8:しきい値
設定回路、27:比較回路。

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 1.時間的に変化し、かつ、その変化速度が異なる複数
    の被比較信号の一つを選択的に発生する手段と、該選択
    に同期して該選択された被比較信号の変化速度を表わす
    信号を発生する手段と、目標値と該選択された被比較信
    号のレベル差がしきい値に等しくなったときから所定の
    時間遅れをもって一致信号を出力する比較回路と、該選
    択された被比較信号のレベルが該目標値に等しくなった
    タイミングに該一致信号が出力されるように、該変化速
    度信号に依存した値を該しきい値として該比較回路に設
    定する手段とを有するアナログコンパレー夕。
  2. 2.上記比較信号発生手段を、発生すべき被比較信号を
    規定する信号の送出手段およびこの規定信号に基づいて
    、所定の被比較信号を発生する信号発生手段から構或し
    、さらに、上記規定信号を上記変化速度信号として用い
    、上記規定信号として、発生すべき複数の被比較信号中
    の所定の被比較信号に対応したモード指定コード信号を
    用い、さらに上記被比較信号発生手段として、上記モー
    ド指定コード信号に対応して、そのモードにて発生すべ
    き被比較信号を発生させるための関数発生器を用い、さ
    らに、上記しきい値設定手段として上記モード信号に対
    応したアドレス位置に、上記モード信号により上記関数
    発生器で発生された関数の変化速度に対するしきい値を
    記憶したメモリを用いた実用新案登録請求の範囲第1項
    のアナログコンパレータ。
  3. 3.実用新案登録請求の範囲第2項記載のアナログコン
    パレー夕において上記関数発生器を上記モード指定コー
    ドにより指定されるランプ関係の発生のための信号を、
    上記モード指定コードをアドレスとする位置に記憶した
    メモリと、このメモリ出力をアナログ信号に変換するD
    A変換器と、この変換器出力を被積分信号とする積分回
    路とで構威したランプ関数発生器を用いたアナログコン
    パレー夕。
  4. 4.実用新案登録請求の範囲第2項記載のアナログコン
    パレー夕において、上記比較回路の動作温度検出手段お
    よび上記検出温度をこの温度に対応したテ゛イジタル信
    号に変換する手段を設け、上記しきい値信号設定手段を
    、上記モード信号と上記テ゛イジタル信号をアドレスと
    する位置に、対応するしきい値信号を記憶したメモリよ
    り構或したアナログコンパレータ。
JP13774882U 1982-09-13 1982-09-13 アナログコンパレ−タ Expired JPS598207Y2 (ja)

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JPS5896270U JPS5896270U (ja) 1983-06-30
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