JPS598183Y2 - 差圧検出装置 - Google Patents

差圧検出装置

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JPS598183Y2
JPS598183Y2 JP13395175U JP13395175U JPS598183Y2 JP S598183 Y2 JPS598183 Y2 JP S598183Y2 JP 13395175 U JP13395175 U JP 13395175U JP 13395175 U JP13395175 U JP 13395175U JP S598183 Y2 JPS598183 Y2 JP S598183Y2
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JP
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pressure
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pressure transmission
transmission media
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JP13395175U
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JPS5246884U (ja
Inventor
清則 西川
Original Assignee
株式会社東芝
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は感圧素子の過圧防止機構を改良した差圧検出装
置に関する。
この種の差圧検出装置は第1図に示すように、圧力を電
気信号に変換する感圧素子1を内装する本体ケース2と
、感圧素子1の両面部と連絡する本体ケース2の両開口
部側に装着され被検出圧力Pa ,Pbの圧力導入口3
a ,3 bを有する受圧フランジ4 a ,4 b
とから構威されている。
この本体ケース2と受圧フランジ4 a ,4 bの間
にはそれぞれダイヤフラム5 a ,5 bが張着され
、このダイヤフラム5a,5bと感圧素子1との夫々の
閉所には例えばシリコーン油の如き圧力伝達媒体6a,
6bが液密に封入されている。
前記感圧素子1の出力端はケーブル7を介して図示して
いないが前置増幅器や種々の制御回路に接続される。
また本体ケース2の内部には、感圧素子1の片側からそ
の弾性限界を越える圧力が加わったとき、この感圧素子
1が歪んで復元しなくなったり、破損したりするのを防
止するため過圧防止機構10が設けられている。
この過圧防止機構10は、内外面が両圧力伝達媒体6
a ,6 bにそれぞれ接するベローズ11,このベロ
ーズ11に連動し前記圧力伝達媒体6aの移動を防止す
る弁12およびこの弁12を制御する操作片13とから
構威されている。
この弁12および操作片13は、圧力伝達媒体6a内に
位置し、これらの連結は板バネ14で行なっている。
この操作片13はバネ15により押えられた2つの支点
16a,16bを有し、過圧時における前記ベローズ1
1の伸縮に応じて弁12および板バネ14を介して時計
方向あるいは反時計方向に回動するものである。
また前記弁12は前記感圧素子1の例えば弾性限界を越
える圧力が印加されたとき、前記圧力伝達媒体6aの移
動を防止するように構或されている。
以上のように構威されているので、前記ベローズ11は
、前記素子1の弾性限界内すなわち検出許容内の差圧が
加わっている場合には何ら作動しないが、被検出圧力P
aとpbとの差圧がバネ15の押え力および板バネ14
の反発力を超えるとき、すなわち素子1の弾性限界を越
えた場合伸縮し、この動きに応じて弁12および板バネ
14が動作する。
今、一方の被検出圧力Pbが感圧素子1の弾性限界を越
えて印加されると、前記板バネ14の反発力およびバネ
15の押圧力に抗して前記操作片13が支点16bを中
心に時計方向に回動し弁12を図中右方向に移動させ本
体ケース2に密接させる。
これにより圧力伝達媒体6aは弁12の部分で完全に分
離され、ダイヤフラム5aと弁12との間 および弁1
2と感圧素子1との間の圧力伝達媒体6aの移動は防止
される。
これにより感圧素子1の反対側の圧力伝達媒体6bの移
動も間接的に阻止され、被検出圧力pbのそれ以上の増
大分は感圧素子1に印加されることがなくなり、感圧素
子1が破損されることはない。
しかしながら、第1図に示す過圧防止機構10を設けた
ことにより、構造が複雑となり各部材の調整も難しく、
装置全体も大型化する。
また感圧素子1から取り出される信号は、圧力伝達媒体
6a,6bの温度変化による膨張に影響され、この影響
度は圧力伝達媒体6 a ,6 bの量に比例すること
が明らかとなっているが、上述のように過圧防止機構1
0ひいては装置の大型化は圧力伝達媒体5a,6bの量
を増加させ、従って感圧素子1の出力信号に対する影響
が増加し検出精度が低下する。
さらに、圧力伝達媒体6bに加わる圧力を他方の媒体6
aの移動を防止することにより行なっている為、媒体6
bの移動を完全に防止することはできない。
また被検出圧力Pa ,Pbは同一条件下で感圧素子1
へ伝達するためには圧力伝達媒体6 a ,6 bの量
が同一であることが望ましいが、この装置によれば圧力
伝達媒体6a内に弁12あるいは操作片13などが配置
されているため、両圧力伝達媒体5a,6bの量を同一
にすることは難かしく、従って被検出圧力Pa , P
bを同一条件下で伝達することは困難となる場合が多い
本考案は上記実情にかんがみてなされたもので、過圧防
止機構を改良して、構造の簡素化並びに封入液量の減少
による温度変化の影響を少なくして圧力検出精度の向上
を図る差圧検出装置を提供するものである。
以下図面を参照して本考案の一実施例を説明する。
第2図において本体ケース20に液流通路となる開口部
が設けられ、この部分に適圧防止機構21が内蔵されて
いる。
この本体ケース20の両側開口部にはそれぞれの開口部
を閉塞するようにダイヤフラム22 a ,22 bを
張着し、さらにダイヤフラム22 a ,22 bをは
さむようにその外側に圧力導入口22 a ,23 b
を有する受圧フランジ24 a ,24 bが配置され
ている。
Pa , Pbは圧力導入口23 a ,23 bに導
入する被検出圧力を示す。
25は圧力を電気信号に変換する感圧素子で、過圧防止
機構21の胴部に近い位置で、かつダイヤフラム22
a ,22 bに対して垂直方向に受圧面が位置するよ
うに配置されている。
このように構或することにより、この素子25を、本体
ケース20の図中下側面のハーメチツクシール27切欠
部分から挿入し本体ケース20に取着することが可能と
なる。
したがって、過圧防止機構21の調整及びダイヤフラム
22 a ,22 bの装着後でも感圧素子25を取着
でき、また素子25の故障時にもダイヤフラム22 a
,22 bを取外すことなく素子25の交換ができ、
組立作業及び保守点検が容易となる。
また、感圧素子25の両受圧面ばそれぞれ液流通路に連
絡するようになっている。
そして、液流通路内には例えばシリコーン油の如き圧力
伝達媒体26 a ,26 bが封入されている。
一方、過圧防止機構21は、内外面でそれぞれ両圧力伝
達媒体26 a ,26 bと接液し圧力の差に応動し
て伸縮するベローズ31を有している。
このべローズ31は、一端を本体ケース20に固着され
、他端すなわち遊動端は、前記ダイヤフラム22 a
,22bに垂直に、かつ前記両圧力伝達媒体26 a
,26 b内に位置する連動棒32に固定されている。
この連動棒32には、夫々圧力伝達媒体26 a ,2
6 b内に位置する弁33 a ,33 b及びOリン
グ34a,34bが取着されている。
この弁33 a ,33 bは前記ベローズ31の動き
に連動し、連動棒32を介して移動し、Oリング34
a ,34 bを夫々本体ケース20の壁面に圧接させ
、夫々の圧力伝達媒体26 a ,26 bの移動を防
止する如く構成されている。
なお、35a,35bは、弁33a,33bの位置出し
及び移動量の調整用の板ばねで、ナツ}36a,36b
により連動棒32に取着されている。
ベローズ31の剛性はダイヤフラム22 a ,22
bのそれよりも大きい。
このように構戊された差圧検出装置において、通常の圧
力つまり感圧素子25の許容検出圧力範囲内の圧力Pa
,Pbが受圧フランジ24 a ,24 bの圧力導
入口23 a ,23 bに加えられた場合について説
明する。
すなわち、被検出圧力Pa ,Pbが圧力導入口23a
,23bに供給されると、ダイヤフラム22 a ,2
2bが変位し、圧力伝達媒体26 a ,26 bが移
動する。
この圧力伝達媒体26 a ,26 bの移動によって
、感圧素子25の両面部において差圧(Pa−Pb)が
生じ、感圧素子25の歪み抵抗値が変化する。
従って、この抵抗値の変化は感圧素子25で電気信号に
変換され、ハメチツクシール27、ケーブル39を通っ
て前置増幅器40に供給され、さらに制御回路41等で
差圧として検出される。
次に弾性限界を越える圧力が感圧素子25に加わった場
合について説明する。
但し、被検出圧力Pa − Pbが感圧素子25の弾性
限界を越える圧力とする。
この被検出圧力Paはダイヤフラム22a、圧力伝達媒
体26 aを介して感圧素子25に供給される。
この場合においてベローズ31の連動棒32に取り付け
られた弁33 aに装着されているOリング34 aは
ベローズ31に連動して移動し、そのためこのOリング
34 aによって圧力伝達媒体26 aの流通が阻止さ
れ、その結果感圧素子25にはベローズ31の移動によ
ってOリング34 aが圧力伝達媒体26 aの流通路
を塞ぐまでの圧力しか伝達されない。
すなわち、前記素子25の弾性限界を越える圧力Paも
しくはpbが加わった場合、その圧力を伝達する圧力伝
達媒体26 aもしくは26 bの移動を直接防止して
いる。
なお、上記実施例では、ベローズ31の移動にともなう
圧力伝達媒体の移動を止めるために弁33a,33bに
装着されたOリング34 a ,34 bを用いたが、
例えば第3図に示すようにダイヤフラム22a,22b
の移動を、これと同形状のバックアップノング50 a
,50 bによって止めることも可能である。
またダイヤフラム22a,22b、圧力伝達媒体26
a ,26 bを介しての移動をベローズ31で行なっ
ているが、このベローズ31をダイヤフラムに置換えて
もよい。
本考案は夫々の圧力伝達媒体内にほぼ同等に過圧防止機
構を配置し感圧素子の弾性限界を越える圧力を伝達する
圧力伝達媒体の移動を直接防止するように構或したので
、感圧素子の破損等を確実に防止でき、また従来装置に
比較して著しく構造が簡単となり、難しい調整も必要な
くなる為液流通路を全体的に小さくでき、そのため封入
液量の大幅減少が可能となり、温度変化による封入液量
の増加を阻止でき、被検出圧力の差圧を高精度に検出で
゛きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来装置の断面図、第2図は本考案に係る差圧
検出装置の一実施例を示す断面図、第3図は本考案装置
の他の実施例を示す断面図である。 20・・・・・・本体ケース、21・・・・・・過圧防
止機構、22a,22 b・・・・・・圧力変位体(ダ
イヤフラム)、24 a ,24 b・・・・・・受圧
フランジ、25・・・・・・感圧素子、26 a ,2
6 b・・・・・・圧力伝達媒体、31・・・・・・ベ
ローズ、32・・・・・・連動棒、33 a ,33
b −・・・・・弁、34 a ,34 b ・・・・
・・0リング、35 a ,35 b・・・・・・板ば
ね、40・・・・・・前置増幅器、41・・・・・・制
御回路、50 a ,50 b・・・・・・バックアッ
プリング。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 2つの被検出圧力をそれぞれ第1の圧力変位体及び密封
    された圧力伝達媒体を介して感圧素子の両面に価達しこ
    こで前記2つの被検出圧力の差を電気信号に変換して検
    出する差圧検出装置において、前記2つの第1の圧力変
    位体の間にこの第1の圧力変位体に対し垂直に配置され
    た前記圧力伝達媒体の流通路と、この流通路を分割する
    ように配置するとともにこの分割によって生じた両圧力
    伝達媒体と両面で接液し前記2つの被検出圧力の差に応
    動して変位する第2の圧力変位体と、前記感圧素子の検
    出許容範囲を越えたとき、前記第2の圧力変位体の変位
    に連動して前記両圧力伝達媒体のうち一方の圧力伝達媒
    体の移動を阻止するストツパとを有する過圧防止機構を
    、前記夫々の圧力伝達媒体内にほぼ同等に配置したこと
    を特徴とする差圧検出装置。
JP13395175U 1975-09-30 1975-09-30 差圧検出装置 Expired JPS598183Y2 (ja)

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JP13395175U JPS598183Y2 (ja) 1975-09-30 1975-09-30 差圧検出装置

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JP13395175U JPS598183Y2 (ja) 1975-09-30 1975-09-30 差圧検出装置

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Publication Number Publication Date
JPS5246884U JPS5246884U (ja) 1977-04-02
JPS598183Y2 true JPS598183Y2 (ja) 1984-03-13

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