JPS598134A - 磁気記録媒体 - Google Patents
磁気記録媒体Info
- Publication number
- JPS598134A JPS598134A JP57117184A JP11718482A JPS598134A JP S598134 A JPS598134 A JP S598134A JP 57117184 A JP57117184 A JP 57117184A JP 11718482 A JP11718482 A JP 11718482A JP S598134 A JPS598134 A JP S598134A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lubricant
- fatty acid
- carbon atoms
- magnetic recording
- recording medium
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B5/00—Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
- G11B5/62—Record carriers characterised by the selection of the material
- G11B5/68—Record carriers characterised by the selection of the material comprising one or more layers of magnetisable material homogeneously mixed with a bonding agent
- G11B5/70—Record carriers characterised by the selection of the material comprising one or more layers of magnetisable material homogeneously mixed with a bonding agent on a base layer
- G11B5/71—Record carriers characterised by the selection of the material comprising one or more layers of magnetisable material homogeneously mixed with a bonding agent on a base layer characterised by the lubricant
Landscapes
- Paints Or Removers (AREA)
- Magnetic Record Carriers (AREA)
- Lubricants (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は磁気記録媒体に関するもので、その目的とする
ところは５長時間保存あるいは使用しても潤滑剤のしみ
出しがなく、走行が安定でかつ耐久性に優れた磁気記録
媒体を提供することにある。
ところは５長時間保存あるいは使用しても潤滑剤のしみ
出しがなく、走行が安定でかつ耐久性に優れた磁気記録
媒体を提供することにある。
コンピュータ用、ビデオ用、オーディオ用力との磁気記
録媒体は、記録再生時に磁気ヘッドと激しく摺接するた
め、磁性層に傷がついたり、磁性層が摩耗されたりして
、ドロップアウトの原因になる。そのため１表面摩擦抵
抗が低く、耐摩耗性に優れた磁気記録媒が望まれる。特
に、フロッピーディスクにおいては、磁気記録媒体は不
織布を裏打ちした塩化ビニルのジャケットに収納されて
いるため、しみ出した潤滑剤は不織布に吸収され。
録媒体は、記録再生時に磁気ヘッドと激しく摺接するた
め、磁性層に傷がついたり、磁性層が摩耗されたりして
、ドロップアウトの原因になる。そのため１表面摩擦抵
抗が低く、耐摩耗性に優れた磁気記録媒が望まれる。特
に、フロッピーディスクにおいては、磁気記録媒体は不
織布を裏打ちした塩化ビニルのジャケットに収納されて
いるため、しみ出した潤滑剤は不織布に吸収され。
たりしてヘッド摺接部における潤滑作用が低下し。
走行性が不安定となり、さらにはヘッドが磁性層を傷つ
けるという問題を招く。
けるという問題を招く。
従来より潤滑剤として、高級脂肪酸、流動パラフィン等
が磁気記録媒体中に混入されているが、この磁気記録媒
体をポリエステル基体上に塗布し、乾燥、硬化すると、
潤滑剤が表面にしみ出し、さらには蒸発し、潤滑作用が
低下する。また、乾燥。
が磁気記録媒体中に混入されているが、この磁気記録媒
体をポリエステル基体上に塗布し、乾燥、硬化すると、
潤滑剤が表面にしみ出し、さらには蒸発し、潤滑作用が
低下する。また、乾燥。
硬化時に蒸発しなかったものでも、長時間保存あるいは
使用した場合には、潤滑剤が表面にしみ出し、ジャケッ
トに裏打ちされた不織布に吸収され。
使用した場合には、潤滑剤が表面にしみ出し、ジャケッ
トに裏打ちされた不織布に吸収され。
潤滑作用が低下する。
従来の潤滑剤には、炭素原子数１２〜１Ｂの高級脂肪酸
や流動パラフィン（炭素原子数６〜１６）などが用いら
れるが、これらは分子量が十分に大きくないだめ、比較
的バインダー中を移行し易く、十分な潤滑効果を得るだ
けの量を配合した場合磁性層表面へのしみ出しが起こる
。
や流動パラフィン（炭素原子数６〜１６）などが用いら
れるが、これらは分子量が十分に大きくないだめ、比較
的バインダー中を移行し易く、十分な潤滑効果を得るだ
けの量を配合した場合磁性層表面へのしみ出しが起こる
。
本発明はこのような欠点を改善するためになされたもの
であるｐ前記のように分子量が十分に大きくないと、潤
滑剤が表面へしみ出すから５分子量にして２０ｏＯ程度
あるいはそれ以上の分子量をもつ炭化水素を用いる必要
がある。しかり、、 、、Ｈラフイン系炭化水素では、
常温ではすべて固体となりバインダーと混練することが
難しい。ところが、ヨウ素価５ｏＩＪ上のポリオレフィ
ン系炭化水素には、液状のものが存在し、これを高級脂
肪酸。
であるｐ前記のように分子量が十分に大きくないと、潤
滑剤が表面へしみ出すから５分子量にして２０ｏＯ程度
あるいはそれ以上の分子量をもつ炭化水素を用いる必要
がある。しかり、、 、、Ｈラフイン系炭化水素では、
常温ではすべて固体となりバインダーと混練することが
難しい。ところが、ヨウ素価５ｏＩＪ上のポリオレフィ
ン系炭化水素には、液状のものが存在し、これを高級脂
肪酸。
流動パラフィン等とともに使用することによって、前記
潤滑剤のしみ出しを抑制し、耐久性を向上させることが
できる。
潤滑剤のしみ出しを抑制し、耐久性を向上させることが
できる。
本発明に使用される脂肪酸は、潤滑性に優れている炭素
原子数１２〜１Ｂのものが好ましく、このような脂肪酸
としては、ステアリン酸、ミリスチン酸、オレイン酸等
が挙げられ、これらは単独で、あるいは数種混合して使
用される○使用量は０．５〜２．０重量係が望ましく、
それ以下では十分な潤滑効果が得られず、まだそれ以」
二では磁性層表面にしみ出すおそれがある０ また、流動パラフィンは炭素原子数が、たいたい５〜１
６の範囲にあり、これより少ないものは気体、多いもの
は固体と彦る。使用量は脂肪酸に対【７，９〜１当重量
使用するのが好ましく、それμ上では磁性層表面にしみ
出すおそれがある。
原子数１２〜１Ｂのものが好ましく、このような脂肪酸
としては、ステアリン酸、ミリスチン酸、オレイン酸等
が挙げられ、これらは単独で、あるいは数種混合して使
用される○使用量は０．５〜２．０重量係が望ましく、
それ以下では十分な潤滑効果が得られず、まだそれ以」
二では磁性層表面にしみ出すおそれがある０ また、流動パラフィンは炭素原子数が、たいたい５〜１
６の範囲にあり、これより少ないものは気体、多いもの
は固体と彦る。使用量は脂肪酸に対【７，９〜１当重量
使用するのが好ましく、それμ上では磁性層表面にしみ
出すおそれがある。
さらに、これに液状のポリオレフィン系炭化水素を併用
することにより、前記潤滑剤のしみ出しを抑制し、潤滑
性を向上させることができる。この種の炭化水素として
は、東洋インキ株式会社市販のＰＥＴＲ０ＬＩＴＥ株式
会社製ＶＹＢＡＲ８２５（分子量、約２５００．ヨウ素
価３０）等があり、この液状のポリオレフィン系炭化水
素は、少量使用しても効果が認められるが、前記脂肪酸
と流動パラフィンの合計量に対し、Ａ〜８肖重量使用す
るのが好ましい。
することにより、前記潤滑剤のしみ出しを抑制し、潤滑
性を向上させることができる。この種の炭化水素として
は、東洋インキ株式会社市販のＰＥＴＲ０ＬＩＴＥ株式
会社製ＶＹＢＡＲ８２５（分子量、約２５００．ヨウ素
価３０）等があり、この液状のポリオレフィン系炭化水
素は、少量使用しても効果が認められるが、前記脂肪酸
と流動パラフィンの合計量に対し、Ａ〜８肖重量使用す
るのが好ましい。
磁性層に炭素原子数１２〜１８の高級脂肪酸あるいはこ
れに流動パラフィンを加えた混合物を液状のポリオレフ
ィン系炭化水素とともに含有させる（（は、これらを磁
性粉、・バインダーとともに混練して磁性層を形成する
か、あるいはこれらを適当な溶剤の存在下で混合し、こ
れを予め形成した磁性層に塗布もしくは噴霧して行えば
よく、またこれらの混合液中に磁性層を浸漬することに
よっても行うことができる０ 次に１本発明の具体的な実施例について説明するＯ （実施例） この組成物にステアリン酸、流動ノくラフイ／、ＶＹＢ
ＡＲ８２５ｉ表１のような割合で配合しく試料奇岩１〜
２）、これらの混合物をボールミルで混練して磁性塗料
を作り、７６μｍ厚のポリエステルフィルムの両面に乾
燥厚が２．６μｍとなるように塗布・乾燥し、その後カ
レンダー処理・硬化をしてから円盤状に打抜いた０この
打抜いた円盤の両面をさらに平滑に研磨して、不織布を
裏打ちした塩化ビニルのジャケットに入れ、磁気ディス
クを作った。
れに流動パラフィンを加えた混合物を液状のポリオレフ
ィン系炭化水素とともに含有させる（（は、これらを磁
性粉、・バインダーとともに混練して磁性層を形成する
か、あるいはこれらを適当な溶剤の存在下で混合し、こ
れを予め形成した磁性層に塗布もしくは噴霧して行えば
よく、またこれらの混合液中に磁性層を浸漬することに
よっても行うことができる０ 次に１本発明の具体的な実施例について説明するＯ （実施例） この組成物にステアリン酸、流動ノくラフイ／、ＶＹＢ
ＡＲ８２５ｉ表１のような割合で配合しく試料奇岩１〜
２）、これらの混合物をボールミルで混練して磁性塗料
を作り、７６μｍ厚のポリエステルフィルムの両面に乾
燥厚が２．６μｍとなるように塗布・乾燥し、その後カ
レンダー処理・硬化をしてから円盤状に打抜いた０この
打抜いた円盤の両面をさらに平滑に研磨して、不織布を
裏打ちした塩化ビニルのジャケットに入れ、磁気ディス
クを作った。
表 １
（比較例）
実施例の塗料組成において、試料１からＶＹＢＡＲ８２
６のみを省いたものを試料３とし、潤滑剤量をそのまま
にして潤滑剤としてＭＹＢＡＲｓ２６のみを配合したも
のを試料４とし、試料１のステアリン酸と流動パラフィ
ンの比率と潤滑剤合計量とを変えずに、ＶＹＢＡＲ８２
６を配合しないものを試料６として、その他は実施例と
同様にして磁気ディスクを作った。
６のみを省いたものを試料３とし、潤滑剤量をそのまま
にして潤滑剤としてＭＹＢＡＲｓ２６のみを配合したも
のを試料４とし、試料１のステアリン酸と流動パラフィ
ンの比率と潤滑剤合計量とを変えずに、ＶＹＢＡＲ８２
６を配合しないものを試料６として、その他は実施例と
同様にして磁気ディスクを作った。
実施例および比較例で得られた磁気ディスクの表面摩擦
抵抗μｋを測定し、かつフロッピーディスクドライバー
によりその耐久性を試駆した。表面摩擦抵抗測定装置は
協和科学株式会社製のＤＦＰＭ型で、鋼球との間の摩擦
抵抗を測定した。また。
抵抗μｋを測定し、かつフロッピーディスクドライバー
によりその耐久性を試駆した。表面摩擦抵抗測定装置は
協和科学株式会社製のＤＦＰＭ型で、鋼球との間の摩擦
抵抗を測定した。また。
ｉｔ久性試＠は、松下通信工業株式会社製のＪＫ−８７
６を用い、１２６．ＫＨｚの信号を記録し、次いで４０
°Ｃ１８０％Ｒ，Ｈ，の条件下で２００時間走行させた
後、出力の低下、ドロップアウト、磁気ヘッドの汚れお
よび潤滑剤のしみ出しを観察してその良否を判断した。
６を用い、１２６．ＫＨｚの信号を記録し、次いで４０
°Ｃ１８０％Ｒ，Ｈ，の条件下で２００時間走行させた
後、出力の低下、ドロップアウト、磁気ヘッドの汚れお
よび潤滑剤のしみ出しを観察してその良否を判断した。
表２はその結果である。
〈以下余白〉
表 ２
この表２から明らかなように、試料３では潤滑効果が低
く、耐摩耗性も極めて悪いことがわかった。試料４．５
では潤滑作用があるものの、単一潤滑剤の量が高く、磁
性層表面へのしみ出しが見られた。これに対し１本発明
によるものは、潤滑効果が十分表われ、しかも潤滑剤の
しみ出しもなく、出力も全く低下していない。
く、耐摩耗性も極めて悪いことがわかった。試料４．５
では潤滑作用があるものの、単一潤滑剤の量が高く、磁
性層表面へのしみ出しが見られた。これに対し１本発明
によるものは、潤滑効果が十分表われ、しかも潤滑剤の
しみ出しもなく、出力も全く低下していない。
以上のように本発明によれば、長時間使用しても潤滑−
剤のしみ出しがなく、走行が安定でかつ耐久性に優れた
磁気記録媒体を得ることができる。
剤のしみ出しがなく、走行が安定でかつ耐久性に優れた
磁気記録媒体を得ることができる。
Claims (1)
- 炭素原子数１２〜１８の脂肪酸あるいはこれと流動パラ
フィンとの混合物と、液状のポリオレフィン系炭化水素
とを含有した磁気記録媒体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57117184A JPS598134A (ja) | 1982-07-06 | 1982-07-06 | 磁気記録媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57117184A JPS598134A (ja) | 1982-07-06 | 1982-07-06 | 磁気記録媒体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS598134A true JPS598134A (ja) | 1984-01-17 |
Family
ID=14705491
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP57117184A Pending JPS598134A (ja) | 1982-07-06 | 1982-07-06 | 磁気記録媒体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS598134A (ja) |
-
1982
- 1982-07-06 JP JP57117184A patent/JPS598134A/ja active Pending
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPS61198422A (ja) | 磁気記録媒体 | |
| JPS598134A (ja) | 磁気記録媒体 | |
| JPS598131A (ja) | 磁気記録媒体 | |
| JPH0159650B2 (ja) | ||
| JPS598132A (ja) | 磁気記録媒体 | |
| JPS6111926A (ja) | 磁気記録媒体 | |
| EP0193199B1 (en) | Magnetic recording medium | |
| JPS6124017A (ja) | 磁気記録媒体 | |
| US4803133A (en) | Magnetic recording medium | |
| JPS59148131A (ja) | 磁気記録媒体 | |
| JPS59152524A (ja) | 磁気記録媒体 | |
| JPS6265235A (ja) | 磁気記録媒体の製造方法 | |
| JPS58164029A (ja) | 磁気記録媒体 | |
| JPS6338770B2 (ja) | ||
| JPS598135A (ja) | フレキシブル磁気デイスク | |
| JPS6049974B2 (ja) | 磁気記録媒体 | |
| JPS58164024A (ja) | 磁気記録媒体 | |
| JPS6346492B2 (ja) | ||
| JPS6070529A (ja) | 磁気記録媒体の製造方法 | |
| JPS6055518A (ja) | 磁気記録媒体の製造方法 | |
| JPS60242520A (ja) | 磁気記録媒体の製造方法 | |
| JPS62164216A (ja) | 磁気記録媒体 | |
| JPS5827573B2 (ja) | 磁気記録体 | |
| JPS61198423A (ja) | 磁気記録媒体 | |
| JPS5933622A (ja) | 磁気記録媒体 |