JPS597673B2 - カンコウセイヒリヨウノ ムキカオヨクセイスルホウホウ - Google Patents
カンコウセイヒリヨウノ ムキカオヨクセイスルホウホウInfo
- Publication number
- JPS597673B2 JPS597673B2 JP49078584A JP7858474A JPS597673B2 JP S597673 B2 JPS597673 B2 JP S597673B2 JP 49078584 A JP49078584 A JP 49078584A JP 7858474 A JP7858474 A JP 7858474A JP S597673 B2 JPS597673 B2 JP S597673B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- soil
- acid
- slow
- fertilizer
- sorbic acid
- Prior art date
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- Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は緩効性肥料の2−オキソー4−メテルー6−ウ
レイドへキサヒト狛ピリミジンおよびオキサミドの土壌
中における無機化を抑制する方法に関するものである。
レイドへキサヒト狛ピリミジンおよびオキサミドの土壌
中における無機化を抑制する方法に関するものである。
作物の生育に対応して窒素を供給する緩効性窒素肥料が
開発されすでに実用化されている。
開発されすでに実用化されている。
現在実用化あるいは開発段解のものは、アルデヒド(ホ
ルムアルデヒド、アセトアルデヒド、イソブチルアルデ
ヒド)と尿素の縮合物、オキサミド、グアニル尿素等で
ある。
ルムアルデヒド、アセトアルデヒド、イソブチルアルデ
ヒド)と尿素の縮合物、オキサミド、グアニル尿素等で
ある。
これらの緩効性肥料が土壌中で分解し、無機態窒素とな
る過程は、化学的反応と微生物によるものとが存在する
と推察される。
る過程は、化学的反応と微生物によるものとが存在する
と推察される。
これらの緩効性肥料は、土壌中で徐々に分解無機化し、
その窒素は作物に吸収されていくわけであるが、作物に
よってはさらに肥効が長く持続することが期待される場
合もある。
その窒素は作物に吸収されていくわけであるが、作物に
よってはさらに肥効が長く持続することが期待される場
合もある。
本発明はこれらの緩効性肥料をさらに緩効化する方法に
関するものである。
関するものである。
本発明者らは、上記の緩効性肥料のうち2 −オキソー
4−メテルー6−ウレイドへキサヒド口ビリミジン(以
下OMUPと略す)とオキサミド(以下OXと略す)の
土壌中での無機化は、大部分、土壌微生物の作用による
ものであるので、薬剤を用い、土壌微生物の作用を抑制
すれば、無機化を遅延させることができることを見い出
した。
4−メテルー6−ウレイドへキサヒド口ビリミジン(以
下OMUPと略す)とオキサミド(以下OXと略す)の
土壌中での無機化は、大部分、土壌微生物の作用による
ものであるので、薬剤を用い、土壌微生物の作用を抑制
すれば、無機化を遅延させることができることを見い出
した。
これらの薬剤として本発明者らは鋭意研究の結果、ソル
ビン酸、デハイドロ酢酸が効果あることを見出した。
ビン酸、デハイドロ酢酸が効果あることを見出した。
ソルビン酸、デハイド口酢酸は次のような構造を有する
もので、食品添加剤として使用されているものである。
もので、食品添加剤として使用されているものである。
ソルビン酸、デノ・イドロ酢酸は食品添加剤としては既
に公知であるが、緩効性肥料と一緒に土壌に施用するこ
とによって緩効性肥料の無機化を抑制する方法を見出し
たのは、本発明の他に報告を見ない。
に公知であるが、緩効性肥料と一緒に土壌に施用するこ
とによって緩効性肥料の無機化を抑制する方法を見出し
たのは、本発明の他に報告を見ない。
ソルビン酸、デハイド口酢酸は食品添加剤としてすでに
使用されているので入間にとって無害であり、塩素化合
物などと比較して非常に好都合である。
使用されているので入間にとって無害であり、塩素化合
物などと比較して非常に好都合である。
これらのソルビン酸、デハイドロ酢酸を土壌中に施用す
るには、単独に、または、OMUP、OXを含む肥料の
中に混合して行い得る。
るには、単独に、または、OMUP、OXを含む肥料の
中に混合して行い得る。
混合すべき肥料としては単体、あるいは化成肥料の場合
がある。
がある。
ソルビン酸、デハイド口酢酸の添加量は土壌に対して1
〜1 0 0 ppmの濃度範囲が適当である。
〜1 0 0 ppmの濃度範囲が適当である。
ソルビン酸、デハイドロ酢酸ともにソーダ塩、カリ塩な
どの塩類も使用できる。
どの塩類も使用できる。
次に本発明の実施例を示すが、これらは本発明の内容を
限定するものではない。
限定するものではない。
なお以下に[%lとは重量%をいう。
七実施例 1
0MUP,OXのそれぞれの微粉末に対し、ンルビン酸
を0.5%及び焼石膏を0.5%加え、造粒して6〜8
メッシュのものを試料とした。
を0.5%及び焼石膏を0.5%加え、造粒して6〜8
メッシュのものを試料とした。
対照として、ソルビン酸を添加せずに上記と同様な方法
で造粒したものを製造した。
で造粒したものを製造した。
これらの試料を窒素として50■を乾土70gr相当の
熱川黒色火山灰土に添加し、最大容水量の60%になる
ように水を加えて、30℃でインキュベーションを行い
、土壌中の無機態窒素(NH4−N+N03−N’)
を分析した。
熱川黒色火山灰土に添加し、最大容水量の60%になる
ように水を加えて、30℃でインキュベーションを行い
、土壌中の無機態窒素(NH4−N+N03−N’)
を分析した。
その結果を第1表に示す。
実施例 2
りん酸2アンモニウム(NH4−N 16.5%、C
−P2054 3.0%)358部、硫安86部、OM
UP241部、硫酸カリウム306部、デハイドロ酢酸
15部をよく混合し、造粒し、6〜10メッシュのもの
を試料とした(これを肥料Aとする)。
−P2054 3.0%)358部、硫安86部、OM
UP241部、硫酸カリウム306部、デハイドロ酢酸
15部をよく混合し、造粒し、6〜10メッシュのもの
を試料とした(これを肥料Aとする)。
対照として、デハイドロ酢酸を除いて肥料Aの場合と同
じ原料を同量用いて混合造粒し6〜10メッシュのもの
を製造した(これを肥料Bとする)。
じ原料を同量用いて混合造粒し6〜10メッシュのもの
を製造した(これを肥料Bとする)。
これらの試料を窒素として50rvを乾±70P相当の
静岡安倍川沖積土に添加し、最大容水量の60%になる
ように水を加えて30℃でインキュベーションを行い、
土壌中の無機態窒素( NH4−N+N03−N )を
分析した。
静岡安倍川沖積土に添加し、最大容水量の60%になる
ように水を加えて30℃でインキュベーションを行い、
土壌中の無機態窒素( NH4−N+N03−N )を
分析した。
結果を第2表に示す。
なお、これらの肥料の分析値は次の通りであつた(数字
は%を表わす)。
は%を表わす)。
Claims (1)
- 1 ソルビン酸(塩も含む)デハイドロ酢酸(塩も含む
)のうちの一種、または両者を土壌に施すことを特徴と
する緩効性肥料である2−オキソ−4−メテルー6−ウ
レイドへキサヒド口ピリミジン若しくはオキサミドの単
体又はこれらを含有する化成肥料の土壌中での無機化を
抑制する方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP49078584A JPS597673B2 (ja) | 1974-07-09 | 1974-07-09 | カンコウセイヒリヨウノ ムキカオヨクセイスルホウホウ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP49078584A JPS597673B2 (ja) | 1974-07-09 | 1974-07-09 | カンコウセイヒリヨウノ ムキカオヨクセイスルホウホウ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5110080A JPS5110080A (en) | 1976-01-27 |
JPS597673B2 true JPS597673B2 (ja) | 1984-02-20 |
Family
ID=13665947
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP49078584A Expired JPS597673B2 (ja) | 1974-07-09 | 1974-07-09 | カンコウセイヒリヨウノ ムキカオヨクセイスルホウホウ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS597673B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS53139500A (en) * | 1977-05-12 | 1978-12-05 | Sumitomo Electric Ind Ltd | Controller for systematic traffic signal |
JP3535649B2 (ja) * | 1996-02-20 | 2004-06-07 | 住友林業株式会社 | 抗菌資材を利用した肥料及び/又は土壌改良材 |
-
1974
- 1974-07-09 JP JP49078584A patent/JPS597673B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5110080A (en) | 1976-01-27 |
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