JPS5976580A - 漆系塗料の塗膜の乾燥方法 - Google Patents

漆系塗料の塗膜の乾燥方法

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JPS5976580A
JPS5976580A JP18704082A JP18704082A JPS5976580A JP S5976580 A JPS5976580 A JP S5976580A JP 18704082 A JP18704082 A JP 18704082A JP 18704082 A JP18704082 A JP 18704082A JP S5976580 A JPS5976580 A JP S5976580A
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Japan
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paint
drying
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coated film
lacquer
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JP18704082A
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Kazuyuki Mihara
三原 一幸
Yukitaka Hisanaga
久永 幸隆
Yoshio Nagaki
長岐 恵生
Tadashi Fukushima
忠 福島
Takao Hirata
平田 敬雄
Mikio Akutsu
幹夫 阿久津
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KASHIYUU KK
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KASHIYUU KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は漆系塗半21の塗膜の乾燥方法に関する。
従来より、精製漆、捷だけカンニーナツツ/エル液とホ
ルムアルデヒドとの反応生成物よりなる塗料(以下刃・
/ニー塗料という。)等の族系塗料は塗膜性能に優れ、
美術工芸品9日常実用品等に広く使用烙れている。
然し乍ら、これらの族系塗料は乾燥が遅いことから乾燥
過程でのごみの+IM、塗膜のタレ、流れを生じること
がある。さらに塗膜が厚い場合は塗膜表面にンワが生じ
美観を損う處れを有していた。
本発明の目的は従来の欠点を除去し、族系塗料の塗膜の
乾燥を著しく短縮する事が出来、塗装物の量産化を図る
事の出来る族系塗料の塗膜の乾燥方法を提供するもので
、以下詳細に説明する。
本発明者らは従来の乾燥過程に生じる問題点を解決すべ
く種々研究の結果、精製漆及Oカンニー塗判の塗装物の
乾燥過程初期に短時間紫外線を照射し、または微量のオ
ゾン化空気中に短時間放置することにより従来の塗膜乾
燥時間に比較し著しく乾燥時間を短縮し得ることを見い
出した。
本発明に用いられる精製漆とは、樹液そのものは生漆と
呼ばれる水と漆の乳濁液であるが、これを7〜8時間の
長時間練りながら加温し、生漆に含捷れている水分を蒸
発させて精製したものであり、この精製漆に加温の過程
でアマニ油等乾性油を混入しつつ水分を蒸発させたいわ
ゆる朱合漆等を含むものである。
また本発明に用いられるカシュー系別とは、カンニーナ
ツツシェル液100重量部に対してホルノ・アルデヒド
とアンモニヤの縮合物であるヘキサメチl/ノテトラミ
ン7重量部及び反応触媒を微量加え、15i0〜] 6
0℃で3〜4時間反応σせ、これKa沢濱剤および塗膜
の乾燥促進剤としてナフデン酸、オクテノ酸等の金属塩
を少量添加し塗料としたものである。
本発明の要旨は、前記精製済、及びカシュー塗$−1等
の漆系塗膜;−1を被塗物に塗布して形成された塗膜に
短+1i’r間紫外線を照射し、丑たは短時間微風のオ
ゾン化空気中に放置し、その後通常の空気乾燥を行う事
により塗装の乾燥を促進させるものである。
紫外線を照射する光源としては実用上簡易である市販の
水銀す:Jを用いる事が出来、特性としては紫外線波長
範囲が200〜67onm(2oo〜365nmを多く
含む光源がより効果が太きい。)でよく、管長光りの出
力は市販の水銀灯が0.36〜I 60 W/cn+で
あるが、本発明に最適範囲は20〜4. □ w//c
、、□である。
従来の油性系塗料の空気による乾燥は、まず空気酸素を
塗料膜が吸収することがら始せる、即ち、この吸収は油
性系塗層1中に6−寸れる二重結合が、非共役の場合は
、隣接のノチレ/基(−CH2−)にヒドロペルオキシ
ド(−00H)として側扉し、共役では主として二重結
合への直接伺加であることが公知である〔三原1色材 
46,451(] 973 ))l。そして、このとき
に通常使われるドライヤー(セン位金属の有機酸塩)は
、」二重の如き酸素化合物の分解と、メチ1/ン基より
の水素引き抜き作用のだめの促進剤としての17トソク
ス触媒である。
何れにしても空気酸素が、ヒドロペルオキシドあるいは
酸素付加体になるだめの誘導期間が長いことが、これら
油性系塗料の乾燥がおそい主因子であった。
従って、この誘導期間の短縮については、古くから多く
の研究が行な、われでいる。即ち代衣的な効果のあるも
のとしては、D、A、ベリー氏らによる光エネルギーの
影響についての研究がある[0ffic。
I]g、、32(No、422)340 (1960)
]、これはコノくル1ドライヤーの存在下で、青色光は
暗色光に比べ酸素吸収量は37倍も促進をれるというも
ので、同様なことは、フンヶの報告にもある[ Deu
t。
Farben Z、、2] (5)2:33(1967
’)]。R,クローゼは乾燥時にオゾン化酸素を含むと
同様に促進することを見出し、  CTnd、Lock
in Betreb、 、 36 (3’)234(]
り68’)] #らに紫外線照射下でのオゾン生成に供
なう促進性等も報告されている〔長倉。
塗装技術、 ] 970 、 (!1) 90 ;Pe
Lnt Pig 、Vernis 。
46.155(1970’))、 然し乍ら、これらは何れも油性系のペイントについての
ものであって、また実用上の問題点等もあって、実際は
実用化されてない。更に本発明者らの目的とする鞘製漆
、カンニー系別といった特殊塗料については全く未知で
あり、不明であった。
即ち精製済にあっては、主成分ウルシオールをウルシラ
ッカーゼという酵素の作用で空気酸素によって硬化乾燥
させるものであジ、カッニー塗刺はアルキル(Cl5H
27)カルダノールおよびカードールのホルムアルデヒ
ド縮合樹脂を、通常の金属ドライヤーの存在下で空気酸
素によって、硬イし乾燥させるものである。
本発明は、従来乾燥の遅い漆、カンニー塗イ′:Iの塗
装物へどく短時間紫外線を照射し、捷だはオゾン発生機
により酸素、あるいは空気酸素をオゾン化した乾燥室内
(オゾン濃度01〜1幅)に1〜30分間放置し、オゾ
ンを吸収させることにより、乾燥時間を半分以下にし、
塗装物の量産化を可能としたものである。
次に実施例により本発明ををらに詳細に説明する。
〈実施例 1〉 精製済をガラス板にドクターブレードにて76μmK塗
布し、直ちに高圧水銀灯(出力が30W、/anで波長
範囲が200〜670nm’)下20 ar+で・30
秒間静置し、次に湿度が80 % 、 温度が20℃の
恒温恒湿室にて静置したら、2時間で指触乾燥(指でさ
れっても指紋が付かない)、e化乾燥が10時間であっ
た。
〈実施例2〉 実施例1と同様に精製法をガラス板に塗布し直ちに、オ
ゾン濃度01%の乾燥室内に10分間放置したあと実施
例1ど同様な方法で恒温恒温室で静置した。2.5 H
,!?間で指触乾燥し、硬化乾燥は11時間であった。
〈比較例 1〉 実施例1と同様に精製法を塗布し、直ちに恒温恒温室に
入れ放置したら、5時間で指触乾燥し、硬化乾燥は24
時間であった。
〈実施例 3〉 カンニー黒(力7ユーナンツノエル?(l100重舗部
とへキサメチレンテトラミン7重量部との反応生成物(
に黒の着色剤を入れた塗料)を実施例1と同様に塗布し
、直ちに高圧水銀灯で30秒間紫外線を照射し、次に2
0℃、湿度50係の恒温恒湿室にて放置した。指触乾燥
は1時間30分で硬化乾燥は・1時間であった。
〈実施例 4〉 実施例3と同様に力/ニー黒をガラス板に塗布し直ちに
オゾン濃度05係の乾燥室内に1o分間放置したあど実
施し113と同様の恒温恒洩I)室内に静置した。指触
乾燥1時間30分+ 4’114 ’lヒ乾燥4時間3
0分であった。
〈比較例 2〉 カンニー黒を実施例1と同様に塗布[7、直ちに恒温恒
湿室に入れ放置した。指触乾燥は3時間30分で硬化乾
燥は8時間であった。
部とへキサメチレンテトラミン5重量部との反応生成物
の塗料)を実施例1と同様に塗布し、直ちに高圧水銀灯
で30秒間紫外線を照射し1次に恒温恒湿室に入れ放置
した。指触乾燥は4時間30分で硬化乾燥は9時間であ
った。
〈実施例6〉 実施例5と同様に力/ニー透をガラス板に塗布し、直ち
にオゾン濃度05係の乾燥室内に5分間放置したあと実
施例5と同様に恒温恒湿室内に静置して乾燥させた6指
触乾燥4時間、硬化乾燥は9時間であった。
〈比較例 3〉 カッニー透を¥施例]と同様に塗布し、直ちに恒温恒湿
室に入れ放置した。指触乾燥は10時間で、硬化乾燥は
15時間であった。
実施例1〜3および比較例1〜3の塗膜外観等は次の表
−1の様であった。
尚、鉛筆硬度は恒温恒湿室でさらに放置し、7日目にて
測定したものでちる。
本発明に依れば、体系塗料の塗膜の乾燥を著しく短縮す
る事が出来、塗膜性能も従来のものに比較し劣らず、塗
装物の量産化を図る事が出来る体系塗料の塗膜の乾燥方
法を得る事が出来る。
尚上述においては、本発明の一実施例の概略を示したに
留捷り、本発明の精神を脱する事なしに種々の変更をな
し得る事明らかであろう。
手続補正書(古式) 昭和58年3月23日 特許庁長官 若杉和夫 殿 】 事件の表示 昭和57  イj 特 許 願第187040号2、発
明の名称 漆系塗料の塗膜の乾燥方法3 補止をする者 N1件との関係 特許出願人 イT)、、 u ji 1.j’   東京都荒川区西
尾久8丁目12番5号氏 Y己帽I+・) カシュー株
式会社取締役社長 清 水 英 雄 4  イ(4人 〒101 8 補正の内容 明糺省、中、第9頁を別紙の通シ訂正する。
〈比較例 3〉 カシュー透を実施例1と同様に塗布し、直ちに恒温恒湿
室に入れ放置した。指触乾燥は10時間で、硬化乾燥は
15時間であった。
実施例1〜3および比較例1〜3の塗膜外観等は次の表
−1の様であった。
尚、船艇硬度は恒温恒温室でざらに放置し、7日目にて
ff111定したものである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 精製漆、または、カフニーナツツ/エル液とポルムアル
    デヒドとの反応生成物よりなるカンニー塗別等の族系塗
    料を被塗物に塗布し、該塗布直後に微量のオゾン化空気
    中に1〜30分間放置し、次いで通常の空気乾燥により
    塗膜を乾燥をせる事を特徴とする族系塗料の塗膜の乾燥
    方法。
JP18704082A 1982-10-25 1982-10-25 漆系塗料の塗膜の乾燥方法 Granted JPS5976580A (ja)

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JPS6316990B2 JPS6316990B2 (ja) 1988-04-12

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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