JPS597647Y2 - 液圧モ−タ制御装置 - Google Patents

液圧モ−タ制御装置

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Publication number
JPS597647Y2
JPS597647Y2 JP15094078U JP15094078U JPS597647Y2 JP S597647 Y2 JPS597647 Y2 JP S597647Y2 JP 15094078 U JP15094078 U JP 15094078U JP 15094078 U JP15094078 U JP 15094078U JP S597647 Y2 JPS597647 Y2 JP S597647Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
valve
hydraulic motor
pressure
hydraulic
control cylinder
Prior art date
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Expired
Application number
JP15094078U
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English (en)
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JPS5568744U (ja
Inventor
幸治 佐藤
一 阿部
千春 松永
哲 松本
Original Assignee
東芝機械株式会社
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Publication date
Application filed by 東芝機械株式会社 filed Critical 東芝機械株式会社
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Publication of JPS5568744U publication Critical patent/JPS5568744U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、液圧モータ制御装置の改良に関する。
従来、建設機械等の走行駆動には種々の液圧モータが使
用されているが、車輌の車体を高低速に切換可能とする
ため可変容量液圧モータが使用されているのが一般的で
ある。
該可変容量液圧モータの理論排出量調整方法は液圧モー
タに内蔵されている制御シリンダにより斜板等の傾転角
を変える方法が採られている。
この場合、制御シリンダに付与される圧力は液圧モータ
駆動圧力をそのまま導入する自己圧方式と、外部油圧源
によるパイロット圧力方式とがあるが、液圧モータの駆
動圧力が比較的高い場合には液圧モータの制御シリンダ
を確実に制御し得ることができ、かつ外形寸法が比較的
小さくすることができる等の利点を有している自己圧方
式が望ましい。
該自己圧方式の場合は、第1図に示す如く液圧モータ制
御シリンダ2への圧力取出位置は液圧モータ1に直接油
圧ブレーキ弁11が取付けられることや配管上の安全性
のために油圧ブレーキ弁11のカウンタバランス弁9と
油圧油7からの吐出流体を切換える方向切換弁8との間
の通路にシャトル弁12を設け、該シャトル弁12によ
り通路の高い圧力を回路13に設けたセレクタ弁5の切
換えにより液圧モータ制御シリンダ2に導くようになさ
れている。
この様な構或の装置を備えた車輌は、降板走行時には原
動機の回転数が低く、すなわち油圧源7から液圧モータ
1への供給流量が比較的小さい場合において、液圧モー
タ1は車輌の自重により逆に駆動されポンプ作用を行な
う。
この結果、油圧源7と液圧モータ1間の回路圧力は低下
する。
他方液圧モータ1の排出側と油圧ブレーキ弁11のカウ
ンタバランス弁9との間の回路圧力はカウンタバランス
弁9が液圧モータ1からの排出量を制限するため供給側
に対し比較的高くなる。
この様な状態において、液圧モータ1の容量制御シリン
ダ2に付与される圧力を油圧源7と油圧ブレーキ弁11
のカウンタバランス弁9の間から取出した場合には、こ
の間の圧力は前述の如く低圧であるため降坂走行中での
セレクタ弁5を介しての容量制御シリンダ2の制御が不
能となり、すなわち液圧モータ1の容量調整が不能にな
る等の不都合が生じる問題がある。
本考案は、前述した問題を解決するために、可変容量液
圧モータと油圧ブレーキ弁のカウンタバランス弁との間
の通路にシャトル弁を設け、該シャトル弁を介して可変
容量液圧モータの流入側、流出側のいずれの圧力を取出
し、該圧力を高圧回路中に設けたセレクタ弁を径で容量
制御シリンダに作用させることにより容量制御シリンダ
を確実に制御すると共に可変容量液圧モータの容量調整
を適確にできるようにした液圧モータ制御装置を提供す
るにある。
以下本考案の一実施例を示す第2図について説明する。
21は可変容量液圧モータ(以下液圧モータと称する)
で後述するセレクタ弁25により圧油の給排を制御され
る容量制御シリンダ(以下制御シリンダと称する)22
のピストン23が図示の位置にあるとき低速高トルク(
大容量)となり、該ピストン23が上方へ移行したとき
高速低トルク(小容量)となるようになっている。
24は液圧モータ21の慣性体、26はタンク、27は
油圧源としてのポンプ、28は方向切換弁、31はカウ
ンタバランス弁29とリリーフ弁30a,30bを内蔵
する油圧ブレーキ弁である。
前記カウンタバランス弁29とリリーフ弁30a,30
bは一般に良く知られているため詳細は避ける。
32はシャトル弁である。
該シャトル弁32は液圧モータ21と油圧ブレーキ弁3
1のカウンタバランス弁29との間の通路34a,34
bを結ぶ間に設けられ、該通路34a,34bのパイロ
ット圧力を選択するようになされている。
25はセレクタ弁で一方は前記シャトル弁32に回路3
3を介して接続され、他方は制御シリンダ22に接続さ
れており、図示の切換位置25 aで回路33の圧力を
制御シリンダ22のピストンロツド側室に作用させると
共にヘッド側室をタンク26へ連通するようになされて
いる。
また、25 bはピストンロツド側室をタンク26に接
続すると同時にヘッド側室を回路33を介してシャトル
弁32に連通ずるようになされている。
次いで本装置の作動について説明する。
方向切換弁28を中立位置から図において上方の作動位
置Iに切換えた場合、カウンタバランス弁29とポンプ
27との圧力は上昇し、この圧力に応答して油圧ブレー
キ弁31のカウンタバランス弁29は切換えられ通路3
4 aとポンプ27とは連通され吐出流体は液圧モータ
21に供給される。
他方通路34 bはカウンタバランス弁29を介してタ
ンク27に連通ずるため液圧モータ21はその供給流体
の作用で回動する。
そこでセレクタ弁25が図示の切換位置25 aで通路
34 aの圧力はシャトル弁32を介して回路33から
制御シリンダ22のロツド側室に速やかに導入されると
同時に制御シリンダ22のヘッド側室はタンク26に接
続されるためタンク圧となる。
したがって、液圧モータ21の供給側通路34 aと制
御シリンダ22の制御する圧力とはほぼ同圧になり、こ
のため液圧モータが車輌の自重などの慣性力により駆動
されポンプ作用を行なって液圧モータ21の排出側の圧
力を取出して制御シリンダ22に作用させるためポンプ
作用に何ら影響されることはない。
また、セレクタ弁25を切換位置25 bにすると、制
御シリンダ22のロツド側室はタンク26に接続され、
他方ヘッド側室は回路33を介して通路34aに接続す
るから回路33の圧力はピストン23に付与され制御シ
リンダ22を制御する。
また、方向切換弁28を図において下方の作動位置Hに
切換えた場合は、カウンタバランス弁29の切換方向が
逆になり、かつ通路34 bに吐出流体が供給され液圧
モータ21の回転方向が逆になるほかはすべて中立位置
から上方作動位置に切換えたときと同様であるほかは言
までもない。
しかして、車輌の降坂走行時でポンプ27の供給流量が
少なく液圧モータ21が車輛の自重により駆動されポン
プ作用を行って液圧モータ21と力ウンタバランス弁2
9の排出側の通路34a,34bの圧力が上昇されても
シャトル弁32を介して通路34a,34bのいずれの
圧力を制御シリンダ22のピストン23に作用させるこ
とにより、降坂途中での制御シリンダ22の不能、すな
わち液圧モータ21の容量制御が不能になる等の不都合
を確実に解消できる。
以上述べたように本考案によれば、液圧モータの制御シ
リンダに液圧モータの流入側、流出側のいずれかが回路
に設けたセレクタ弁を介して常に接続されており、制御
シリンダを確実に制御することができ、車輌の降板走行
途中での液圧モータの容量制御不能を確実に解消できる
効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の液圧モータ制御装置を示す回路図、第2
図は本考案による液圧モータ制御装置の一実施例を示す
概要回路図である。 21・・・・・・可変容量液圧モータ、22・・・・・
・可変容量制御シリンダ、25・・・・・・セレクタ弁
、26・・・・・・タンク、27・・・・・・ポンプ、
28・・・・・・方向切換弁、29・・・・・・カウン
タバランス弁、30a,30b・・・・・・リリーフ弁
、31・・・・・・油圧ブレーキ弁、32・・・・・・
シャトル弁、33・・・・・・回路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 通路の内圧上昇時に開弁動作するリリーフ弁と油圧源の
    圧力上昇に応動ずるカウンタバランス弁とを内蔵する油
    圧ブレーキ弁と、容量制御シリンダを内蔵する可変容量
    液圧モータと、前記容量制御シリンダへの圧油を切換え
    るセレクタ弁とを配設した回路を設けた液圧モータ制御
    装置において、前記可変容量液圧モータと油圧ブレーキ
    弁のカウンタバランス弁との通路を結ぶ間にシャトル弁
    を設け、該シャトル弁を介して取出した高圧回路を前記
    セレクタ弁を径で容量制御シリンダへ接続したことを特
    徴とする液圧モータ制御装置。
JP15094078U 1978-11-01 1978-11-01 液圧モ−タ制御装置 Expired JPS597647Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15094078U JPS597647Y2 (ja) 1978-11-01 1978-11-01 液圧モ−タ制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15094078U JPS597647Y2 (ja) 1978-11-01 1978-11-01 液圧モ−タ制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5568744U JPS5568744U (ja) 1980-05-12
JPS597647Y2 true JPS597647Y2 (ja) 1984-03-08

Family

ID=29135710

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JP15094078U Expired JPS597647Y2 (ja) 1978-11-01 1978-11-01 液圧モ−タ制御装置

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