JPS5975017A - 人造クリスマスツリ− - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は人造クリスマスツリーに関するもので、特に主
幹の上を移動でき簡易に調節可能なブランチ連結器と、
主幹に対し折りたたみ可能にした小枝とからなる人造ク
リスマスツリー（以下ツリーと略称する）に関する。ま
たこの人造ツリーは迅速に陳列状態に展開できると共に
、折りたたむことによって容易に収納されコンパクトに
包装できるサイズに縮小させ得るものである。

第１図に示されているのは従来の人造クリスマスツリー
である。これは分解自在の基脚１１と；金属パイプから
なる芯管１２１　を基脚１１に立設し、敷部の芯管１２
１　と同軸方向にそって嵌合連結される短管状幹パイプ
１２２　と、その周壁上に７オーク状ソケツト１２３ａ
　が突設され幹パイプ１２２の間に交互に介装された複
数のブランチソケット１２３とからなる主幹材１２と；
それぞれソケツ）１２３ａに着脱自在に挿入することが
できる小枝１３と；小枝部材１３とプラグ挿込み方式で
着脱自在に接続された多数の系部材１４と；芯管１２１
　の先端に嵌入されるほぼ円錐状に枝葉を密植したツリ
ートップクラスターをなす末梢部材１５とにより構成さ
れている。しかるにこのような構造では、フォーク状の
ンケッ）１２３ａが外向きに固定して伸張されているの
で折り畳むことができず、そのま＼では余りにもかさば
って包装することができない。このため各構成要素をば
らばらにして包装されることになシ、全部の小枝が解離
自在に個別に組立てられであるので、使用者は使用の都
度多数の小枝からなるツリーの組立てを繰り返さなけれ
ばならなくなり、小枝を紛失して補充の枝が不足するな
どの不都合がある。また使用者がツリーの状態を変化或
いは調整しようとするにはいちいち全部の幹バイグとブ
ランチソケットを取外して始めて所望の陳列状態に再組
立てをすることになるので、使用者にとっては作成に非
常な不便をきたすという欠点がある。また、特に不都合
であるのは幹パイプが金属利にて造られているので重た
い構造となるばかりでなく、製造にもコストがかかり不
経済である。

これにかんがみ、本発明の主なる目的は上述の欠点を克
服するために変化調整可能なブランチソケットと、分解
することなく折り畳み可能な小枝をそなえた人造ツリー
を提供することにある。

本発明の次の目的は、陳列態様が容易かつ迅速に使用者
の所望とおり自在に調整できるよう幹の周囲にプランｆ
−，■、Ｒ節可能に配置してなる人造ツリーを提供する
ことにある。

本発明のさらに次の目的とするところは、経済的にパッ
ケージサイズと製造コストを共に減少させるため、その
内壁面に補強リプを形成することによって薄肉軽量材に
て形成された主幹を備えてなる人造ツリーを提供するこ
とにある。

本発明においてこれらの目的は、簡易に折りたためかつ
迅速に展開される手段を特徴とする人造ツリーを提供す
ることによって達成される。すなわち、本発明は中空パ
イプの内壁に沿って一体形成された補強リブをそなえ、
分解可能な基脚に着脱自在に立設されてなる主幹と主幹
に対して回動可能な挿込みソケットをフォーク状にそな
えたブランチ連結器を主幹にそって移動調整可能に該主
幹の外周面のところところに取付けである。各前記ブラ
ンチ連結器は主幹の周囲に嵌合されたロックリングと；
このロックリングの上端部と連結することかできるほぼ
リング状下部連結座と；ロックリングの上端縁に係合さ
せた両端楔形断面の定着リングとの上方よりロックリン
グと結合することによって連結器全体を主幹に固定する
ことができ、かつ結合を弛めると各ブランチの位置を調
整するために主幹の周囲に回転かつ軸方向に上下移動可
能にした上部連結座と；小枝を調整するためにそれぞれ
上下両部連結座に６方を対応させて一体突設された分割
受座と回動可能に結合するソケット桿とからなシ、これ
を主幹に対して回動させることにより、先端に挿着され
た小枝を展開もしくは好みの回動位置に停止、及び折り
たたむことができるようにしたベントジヨイントとをそ
なえてなる。

本発明の上記及び他の目的と特徴とは図面を参照しなが
ら好ましい実施例を以下に説明することによって明白に
なるであろう。

本発明によれば人造クリスマスツリーの好適な実施例は
、その管状内壁に軸方向に沿って平行に形成された複数
の補強リプ２１をそなえ、前記第１図に示す基脚１に立
設されてなる中空主幹２０と；この主幹２０の周囲に嵌
合された数個のブランチ連結器３とを有する。各ブラン
チ連結器３は、主幹２０に嵌合するような短筒状を呈し
、その上端部には内縁３４３が拡大した逆テーパが形成
され、外周縁３４２には雄ねじと外径方向へ延在する突
縁３４１　とが形成されたロックリング３４と；周方向
に１個のスリット３５３を有し、その上下両端部３５１
．３５２の外縁が円錐テーパー状に形成され、前記ロッ
クリング３４の上端部に接して主幹２０に嵌合さ些る筒
状の定着リング３５と；その下端部３１４の雌ねじを前
記ロックリング３４の上端部外周縁３４２　と螺合する
ことによって定着リング３５の外周面に接して嵌合連結
すると共に、その上端部には内面３１５を定着リング３
５の上端部外縁３５１　と対応するテーパーにされた突
縁を形成してなる短筒状の連結座３１と：リング状をし
、その下端部の内径方向の突縁３２４がロックリング３
４の突縁３４１　と摺接するように上部連結座３１の下
端部に嵌合連結される下部連結座３２とをそなえている
。前記上下部連結座３１．３２の互いに接する外周部の
少くとも１箇所には、それぞれ斜上方へ向いて延在する
ような分割受座３１１，３２１　　を互いに左右対応さ
せて一体に突設し、分割受座３１１，３２１　　内には
両者共同して枢支ピン受となる横向円筒形の凹孔３１３
゜３２３、及び上方に開口せる縦向きガイド溝となる切
欠部３１２，３２２が形成されている。そしてこの受座
に、その一端に直交する円柱状の枢支ビン３３０が一体
に形成され、他端に軸孔３３１　　を開口させてなるソ
ケット桿３３を係合することによってベントジヨイント
３０を形成している。本実施例においては、他に前記ブ
ランチ連結器３に連結される小枝部材、仁の小枝部材と
結合する葉部材、主幹２０の上端に接続される末梢部材
及び主幹２０を立設させる基脚１などを備え、これらは
たとえば第１図に示す符号１３，１４．１５及び１１と
同一のものを使用するものとし、したがってその詳しい
説明は省略する。

上記の如き構成の実施例では、まず基脚１をセットし、
主幹２０を基脚にほぼ垂直にして立設し、次いで、ロッ
クリング３４に上方より定着リング３５をそれぞれ上端
部内縁３４５　と下端部外縁３５２が互いにテーパ一部
を当接させるように嵌入させ、さらに上方を向いたロッ
クリング３４の突縁３４１　の上面にその突縁３２４　
が当接するよう下部連結座３２を嵌合した後、上部連結
座３１をそのテーパー状突縁内面３１５が定着リング３
５上端部のテーパー状外縁３５１　と当接するよう嵌合
する。そして下端部３１４が下部連結座３１の突縁３１
４を挾んでロックリング３４の上端部外縁３４２　と軽
く螺合してブランチ連結器３を組立て形成し、この連結
器３．ｔ−主幹２０に嵌合して好みの位置まで摺動させ
ると同時に、主幹２０の周シに回動させかつ下部連結器
３２も共に回転させて上・下部連結座３２の各分割受座
３１１，３２１が好みの方角に向って互いに吻合する。

したがって凹孔３１３　、３２３　　よりなる枢支ピン
受内には、ソケット桿３３の枢支ピン３３０　を保持し
てベントジヨイントを形成する状態にした後、前記ロッ
クリングを回して螺合を締めれば、定着リング３５はテ
ーパー状の上下部端部３５１．３５２がそれぞれテーパ
ー面をした上部連結座３１の突縁内面３１５及びロック
リング３４の上端部内縁３４３に押されて、そのスリッ
ト３５３の幅を狭めて径が縮小されることによシブラン
チ連結器３は主幹（９）に把持固定されることになる。

同様にして主幹２０に多数のブランチ連結器３を好みの
位置に固定することができる。

上記の如く固定されたブランチ連結器には、それぞれ少
くとも一つの好みの方向を向いたベントジヨイント３０
をそなえることになり、それらベントジヨイント３０は
、各その枢支ピン受をなす凹孔３１３，３２３　に保持
された枢支ビン３３０を中心に、ソケット桿３３がガイ
ド溝をなす切欠部３１２．３２２の範囲内で主幹２０に
対し回動自在となると共に、分割受座３１１，３２１　
　を左右より強く挾んでブランチ連結器３を強く螺締す
ることにより、ソケット桿３３を好みの仰角に保持する
こともできる。

次いで、主幹２０の上端に末梢部材を接続し、葉を好み
の数だけ結合させた小枝を、それぞれのベントジヨイン
ト３０の軸孔３３１　に挿入することによシツリーを陳
列状態に組立てることができる。

上記のように組立ててなるツリーはロックリング３４を
回して螺合を弛めれば、定着リング３５はその材質に有
する僅かな強力性によって径を拡げれば、主幹２Ｇに対
してブランチ連結器３は自由に上下及び周囲方向に摺動
させること力１できるので、簡易な操作によって迅速に
ツリーの小枝の間隔や向きを変えることができ、展開状
態をいとも簡単に変えた９、調節することができる。

また、主幹２０をなす薄肉の金属パイプ材は内壁に平行
な補強肋２１を一体に形成することにより、強度を損う
ことなく軽量化され、製造及び運搬コストの軽減に寄与
することができる。

さらに、ブランチ連結器３にベントジヨイント３３を形
成したので、それに挿入された小枝を、いちｂち抜き取
ることなく主幹２０に沿うよう回動させて、折シたたむ
ことができ、従来のようにプランチンケラト１２３を外
すことも要せず、占有空間を縮小させ、格納や包装を容
易にすることができる。また、ツリーを格納状態から逆
に回動させるだけで（分割受座３１１，３２１　　を強
く締めない場合は小枝自身の重さで自動的に）展開する
ことができる。

上記は本発明の好ましい実施例について鋲止の如く詳述
したけれども、それに限定されることなく添付のフレイ
ムに限定される範囲と本発明の精神から逸脱せずに種々
な変化と修飾とがなされるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来の人造クリスマスツリーの概略斜視図、第
２図は本発明の好ましい実施例にがかる主幹とブランチ
連結器との部分切欠き側面図、第３図ａ、ｂ、ｃ、ｄ、
ｅ、ｆはそれぞれ第２図の要部を切欠いて示す斜視図で
ある。 ３・・・・ブランチ連結器、１１・・・・基脚、１２・
・・・主幹材ζ１３・・・・小枝部材、１４・・・・葉
部寸、１５・・・・末梢部材、・・２ｏ・・・・・中壁
主幹、３ｏ・・・・ベントジヨイント、３１・・・・上
部連結座、３２・・・・下部連結座、３４・・・・ロッ
クリング、３５・・・・定着リング。 特許出願人　王福記股分有限公司 代理人山川政樹（はが１名） 第３図 （乙 （、Ｏ） 手続補正書Ｃ欠少 特許オあ官つ　　　　　　　　′″′″″　　懲ａ、　
３！１５　　。 １、事件の表示′ 昭和５７年特　　許願第１に＋（とＩ′１＠２、交迦■
の名称 人　込梵２すＸマ）くゝン１ｌ− ３、補正をする者 事件との関係　　　　特　　　　許出願人名称（氏名）
壬−福言已殴イ分有誤４ど司と、補正の対象 図面の浄書（内容に変更なし）

Claims (7)

【特許請求の範囲】
1. （１）分解可能な基脚と、この基脚に着脱自在に立設さ
   れる中空パイプからなる主幹と、多数の枝葉をほぼ円錐
   形に密植させた形に形成し主幹の先端に接続される末梢
   部材と、樹枝状の小枝部材と、小枝部材と結合する木の
   葉状の葉部材と、主幹に上下方向及び円周方向に摺動可
   能に嵌合して互いに螺合することができるロックリング
   と、これらの間に介在し、その上下端部が各楔形断面を
   し、周壁にスリットを有する定着リングとをそなえると
   共に連結座には少くとも一つの小枝部材を接続すること
   ができるソケット桿を保持し、螺合を強めれば定着リン
   グを縮小させてそれぞれ主幹に固定するようにしてなる
   ブランチ連結器とからなり、前記ソケット桿は連結座に
   所定範囲内で回動自在に保持されたことを特徴とする人
   造クリスマスツリー＾
2. （２）主幹となる中空パイプは、その内壁に軸方向に延
   設された補強リブを一体に形成した薄肉パイプである特
   許請求の範囲第１項記載の人造クリスマスツリー。
3. （３）ブランチ連結器の連結座は、ロックリングに遊嵌
   される下部連結座と、ロックリングと互いに螺合して連
   結すると共に下部連結座を締付固持することができる上
   部連結座とからなり、上下部連結座にはそれぞれが互い
   に上記ソケット桿の一端を回動可能に保持できる分割受
   座と一体に突設されである特許請求の範囲第１項記載の
   人造クリスマスツリー。
4. （４）ブランチ連結器の上部連結座とロックリングには
   、それぞれ定着リングの円錐テーパー状をした上下両端
   部と対応するテーパー状の円形端縁をそなえ、上部連結
   座とロックリングを強く螺合することにより、定着リン
   グの径をそれによって縮小させるようにした特許請求の
   範囲第３項記載の人造クリスマスツリー。
5. （５）ブランチ連結器は、その分割受座のそれぞれに互
   いに左右対応せる横向きの凹孔が形成され、一方のソケ
   ット桿は一端部に直交方向に向いた円柱状の枢支ピンが
   一体に形成され、この枢支ピンを左右凹孔を合せてなる
   枢支ピン受に係合することによって互いにベントジヨイ
   ントをなす特許請求の範囲第３項記載の人造クリスマス
   ツリー。
6. （６）分割受座は、上下部連結座に互いに左右対応させ
   て斜上方へ延伸するように突設され、その上方には縦方
   向にそれぞれ切欠部を設けることによυガイド溝を形成
   し、分割受座に保持されたソケット桿はとの切欠部の範
   囲内において回動できるようにしてなる特許請求の範囲
   第４項記載の人造クリスマスツリー。
7. （７）ソケット桿は、他端に開口せる軸孔を形成してそ
   れに小枝部材を連結させるようにした特許請求の範囲Ｗ
   Ｊ１項記載の人造クリスマスツリー。