JPS59743B2 - ブレ−キ・アクチユエ−タ - Google Patents
ブレ−キ・アクチユエ−タInfo
- Publication number
- JPS59743B2 JPS59743B2 JP52038029A JP3802977A JPS59743B2 JP S59743 B2 JPS59743 B2 JP S59743B2 JP 52038029 A JP52038029 A JP 52038029A JP 3802977 A JP3802977 A JP 3802977A JP S59743 B2 JPS59743 B2 JP S59743B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- piston
- transmitting member
- force transmitting
- force
- plunger
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60T—VEHICLE BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF; BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF, IN GENERAL; ARRANGEMENT OF BRAKING ELEMENTS ON VEHICLES IN GENERAL; PORTABLE DEVICES FOR PREVENTING UNWANTED MOVEMENT OF VEHICLES; VEHICLE MODIFICATIONS TO FACILITATE COOLING OF BRAKES
- B60T17/00—Component parts, details, or accessories of power brake systems not covered by groups B60T8/00, B60T13/00 or B60T15/00, or presenting other characteristic features
- B60T17/08—Brake cylinders other than ultimate actuators
- B60T17/085—Spring loaded brake actuators
- B60T17/086—Spring loaded brake actuators with emergency release device
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Transportation (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Braking Arrangements (AREA)
- Braking Systems And Boosters (AREA)
- Actuator (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は乗物車輪ブレーキ用のブレーキ・アクチュエー
タに関する。
タに関する。
ブレーキ作動ロッドと結合しており且つスプリングによ
ってブレーキ作用位置の方に偏倚されているピストンを
備えたブレーキ・アクチュエータは知られている。
ってブレーキ作用位置の方に偏倚されているピストンを
備えたブレーキ・アクチュエータは知られている。
このピストンは、通常は流体圧力の力によってブレーキ
作用位置から遠ざけられており、ブレーキ流体回路に故
障があった場合に上記流体圧力が失われてピストンはス
プリングの偏倚力によってブレーキ作動ロッドとともに
ブレーキ作用位置へと移動する。
作用位置から遠ざけられており、ブレーキ流体回路に故
障があった場合に上記流体圧力が失われてピストンはス
プリングの偏倚力によってブレーキ作動ロッドとともに
ブレーキ作用位置へと移動する。
このようにして、いわゆる緊急ブレーキがかかるのであ
る。
る。
故障したブレーキ流体回路を修理するために乗物を修理
工場まで移動させる必要があるので、通常は緊急ブレー
キを解放するための解放装置が備えられていなければな
らない。
工場まで移動させる必要があるので、通常は緊急ブレー
キを解放するための解放装置が備えられていなければな
らない。
この解放装置としては、例えばブレーキ作動ロッドとピ
ストンとの結合を解除してブレーキ作動ロッドをブレー
キ作用位置から自由に離れさせることができるようにす
るものがある。
ストンとの結合を解除してブレーキ作動ロッドをブレー
キ作用位置から自由に離れさせることができるようにす
るものがある。
しかしながら、このような解放装置を備えた従来のアク
チュエータはいずれも欠点を有してい九それは、ブレー
キ作動ロッドとピストンとの結合を解除してブレーキを
解放する場合には、運転手または修理工が乗物の下にも
ぐりこんで車輪の近くにあるブレーキ・アクチュエータ
まで手を届かせて作業しなければならないということで
ある。
チュエータはいずれも欠点を有してい九それは、ブレー
キ作動ロッドとピストンとの結合を解除してブレーキを
解放する場合には、運転手または修理工が乗物の下にも
ぐりこんで車輪の近くにあるブレーキ・アクチュエータ
まで手を届かせて作業しなければならないということで
ある。
この作業は無理な姿勢と狭い空間のために非常に困難で
ある。
ある。
また、ブレーキが解放されたときに乗物が移動する可能
性があるため、乗物の下にいることは危険である。
性があるため、乗物の下にいることは危険である。
本発明の目的は上述したような従来のブレーキアクチュ
エータの欠点を改良し、車の下にもぐりこまずとも遠く
から(例えば運転席から)緊急ブレーキを楽に解放する
ことのできるブレーキ・アクチュエータを提供すること
にある。
エータの欠点を改良し、車の下にもぐりこまずとも遠く
から(例えば運転席から)緊急ブレーキを楽に解放する
ことのできるブレーキ・アクチュエータを提供すること
にある。
本発明によれば、シリンダ内に収容されたピストンと、
該ピストンからブレーキ作動ロッドへと力を伝達するた
めの細長い力伝達部材とを含む乗物車輪ブレーキ用ブレ
ーキ・アクチュエータであって、前記ピストンはスリー
ブを有しており、前記力伝達部材は筒状部を有し且つ前
記ピストンの前記スリーブを貫通して延びており、前記
ピストンは、ブレーキ作用位置へ向けて弾性的に偏倚さ
れているが、通常はこの弾性的に偏倚する力と逆方向に
該ピストンに作用する前記シリンダ内の流体圧力の力に
よって前記ブレーキ作用位置から遠ざけられており、前
記力伝達部材と前記ピストンとの間には、両者を結合し
たときには前記力伝達部材が前記ピストンとともにブレ
ーキ作用方向へと移動可能な状態とさ江両者の結合を解
除したときには前記力伝達部材が前記ピストンに対して
相対移動可能な状態とされるよう前記力伝達部材と前記
ピストンとを解除可能に結合するだめの結合装置が設け
られており、前記力伝達部材は前記筒状部の外周に開口
を有しており、前記結合装置は、通常の作動において前
記ピストンから前記力伝達部材へと力を伝達するために
前記ピストンの前記スリーブの内側に設けだ衝合突起部
と保合可能なボールを含んでおり、該ボールは、前記力
伝達部材の前記開口内に配置さ江且9通常作動時は前記
ピストンの前記衝合突起部と係合するために前記力伝達
部材から半径方向外方に突出した状態に位置づけされて
おり、まだ該ボールは、該ボールを前記力伝達部材から
半径方向外方に突出した状態に保持するため前記力伝達
部材の前記筒状部内に収容された細長いプランジャの外
周面と通常は係合しており、該プランジャは、該プラン
ジャの外周面に設けられた凹所と前記ボールとを整列さ
せることにより該ボールを前記力伝達部材の半径方向内
方向内方に位置する前記凹所内へと移動させて前記ピス
トンと前記力伝達部材との間の結合を解除させるために
前記力伝達部材に対して軸方向に相対移動可能であり、
前記プランジャには、該プランジャの前述した軸方向の
相対移動を制御するための制御部材が、ケーブルによっ
て連結されており、該ケーブルは、互いに相対移動可能
な2つの部分を有しており、該2つの部分のうち一方の
部分は前記プランジャと保合可能であり他方の部分は前
記力伝達部材と保合可能であり、前記ケーブルの前記2
つの部分は、前記制御部材の操作によって互いに反対方
向に移動せしめられることにより前記プランジャを前記
力伝達部材に対して相対的に移動させうるようになされ
ている、ブレーキ・アクチュエータが提供される。
該ピストンからブレーキ作動ロッドへと力を伝達するた
めの細長い力伝達部材とを含む乗物車輪ブレーキ用ブレ
ーキ・アクチュエータであって、前記ピストンはスリー
ブを有しており、前記力伝達部材は筒状部を有し且つ前
記ピストンの前記スリーブを貫通して延びており、前記
ピストンは、ブレーキ作用位置へ向けて弾性的に偏倚さ
れているが、通常はこの弾性的に偏倚する力と逆方向に
該ピストンに作用する前記シリンダ内の流体圧力の力に
よって前記ブレーキ作用位置から遠ざけられており、前
記力伝達部材と前記ピストンとの間には、両者を結合し
たときには前記力伝達部材が前記ピストンとともにブレ
ーキ作用方向へと移動可能な状態とさ江両者の結合を解
除したときには前記力伝達部材が前記ピストンに対して
相対移動可能な状態とされるよう前記力伝達部材と前記
ピストンとを解除可能に結合するだめの結合装置が設け
られており、前記力伝達部材は前記筒状部の外周に開口
を有しており、前記結合装置は、通常の作動において前
記ピストンから前記力伝達部材へと力を伝達するために
前記ピストンの前記スリーブの内側に設けだ衝合突起部
と保合可能なボールを含んでおり、該ボールは、前記力
伝達部材の前記開口内に配置さ江且9通常作動時は前記
ピストンの前記衝合突起部と係合するために前記力伝達
部材から半径方向外方に突出した状態に位置づけされて
おり、まだ該ボールは、該ボールを前記力伝達部材から
半径方向外方に突出した状態に保持するため前記力伝達
部材の前記筒状部内に収容された細長いプランジャの外
周面と通常は係合しており、該プランジャは、該プラン
ジャの外周面に設けられた凹所と前記ボールとを整列さ
せることにより該ボールを前記力伝達部材の半径方向内
方向内方に位置する前記凹所内へと移動させて前記ピス
トンと前記力伝達部材との間の結合を解除させるために
前記力伝達部材に対して軸方向に相対移動可能であり、
前記プランジャには、該プランジャの前述した軸方向の
相対移動を制御するための制御部材が、ケーブルによっ
て連結されており、該ケーブルは、互いに相対移動可能
な2つの部分を有しており、該2つの部分のうち一方の
部分は前記プランジャと保合可能であり他方の部分は前
記力伝達部材と保合可能であり、前記ケーブルの前記2
つの部分は、前記制御部材の操作によって互いに反対方
向に移動せしめられることにより前記プランジャを前記
力伝達部材に対して相対的に移動させうるようになされ
ている、ブレーキ・アクチュエータが提供される。
本発明によるブレーキ・アクチュエータの一実施例を添
付図面を参照しながら以下に説明する。
付図面を参照しながら以下に説明する。
ブレーキ・アクチュエータは、常用ブレーキ作動部1と
緊急ブレーキ部4とを含む。
緊急ブレーキ部4とを含む。
常用ブレーキ作動部1の膜板部2は、流体圧(空気圧で
もよい)に応答してブレーキ作動ロッド3を右方のブレ
ーキ作用位置へと動かすように作動可能である。
もよい)に応答してブレーキ作動ロッド3を右方のブレ
ーキ作用位置へと動かすように作動可能である。
緊急ブレーキ部4においてシリンダ6内に収容されてい
るピストン5は、スプリング7により右方のブレーキ作
用位置へ向けて弾性的に偏倚されているが、通常はチャ
ンバ8内の流体圧によりブレーキ作用位置から遠ぢけら
れている。
るピストン5は、スプリング7により右方のブレーキ作
用位置へ向けて弾性的に偏倚されているが、通常はチャ
ンバ8内の流体圧によりブレーキ作用位置から遠ぢけら
れている。
ピストン5は、互いに反対側を向いた面13.14を有
し内方へ向いた衝合突起部12を備えたブツシュ11を
取付けだスリーブ9を有する。
し内方へ向いた衝合突起部12を備えたブツシュ11を
取付けだスリーブ9を有する。
ピストン5は、常用ブレーキ作動部1と緊急ブレーキ部
4との間の仕切壁16およびピストン5のスリーブ9を
貫通する突棒の形状をした細長い力伝達部材15に封止
的に装架されている。
4との間の仕切壁16およびピストン5のスリーブ9を
貫通する突棒の形状をした細長い力伝達部材15に封止
的に装架されている。
力伝達部材15は膜板部2を介してブレーキ作動ロッド
3と係合している。
3と係合している。
力伝達部材15の後方部(第1図における左方部)は、
圧縮スプリング18によって偏倚される細長いプランジ
ャ17を収容する筒状部となっている。
圧縮スプリング18によって偏倚される細長いプランジ
ャ17を収容する筒状部となっている。
第2図ないし第4図に詳しく示すように、力伝達部材1
5とプランジャ17との左端はふたまたに分岐されてお
り、中央に開口を有する保持板19が力伝達部材15の
分岐部を横切って延びている。
5とプランジャ17との左端はふたまたに分岐されてお
り、中央に開口を有する保持板19が力伝達部材15の
分岐部を横切って延びている。
保持板19は環状クリップ21によって力伝達部材15
の端部上に位置ぎめされ、力伝達部材150筒状部の中
にプランジャ170大部分を保持し、且つプランジャ1
7の左端凹部内にボーデンケーブルのワイヤ端部22を
保持する(第1図を参照)。
の端部上に位置ぎめされ、力伝達部材150筒状部の中
にプランジャ170大部分を保持し、且つプランジャ1
7の左端凹部内にボーデンケーブルのワイヤ端部22を
保持する(第1図を参照)。
ボーデンケーブルの外装23は、プランジャ17の分岐
端に形成されている肩部0と係合する。
端に形成されている肩部0と係合する。
ワイヤ端部22と反対側にあるワイヤ端部は、例えば運
転席とか自動車のボンネットの中のような運転手が近寄
るのに便利な場所に位置している握りのような制御部材
28と結合している。
転席とか自動車のボンネットの中のような運転手が近寄
るのに便利な場所に位置している握りのような制御部材
28と結合している。
制御部材28は、ケーブルのワイヤを第1図における左
方向に、そして外装23を右方向に動かすよう操作可能
である。
方向に、そして外装23を右方向に動かすよう操作可能
である。
力伝達部材15は、該力伝達部材15を取囲むボール・
ケージ25内のボールを受けいれるための多数の軸方向
スロットの形状をした開口を筒状部の外周の一部に有し
ている。
ケージ25内のボールを受けいれるための多数の軸方向
スロットの形状をした開口を筒状部の外周の一部に有し
ている。
ケージ25は、通常の作動においてピストン5から力伝
達部材15へと力を伝達するためにピストン5が支持す
る衝合突起部12と保合するボール24が、プランジャ
17の外周に形成された環状の凹所27内へと通常は入
りこまないようにするため、圧縮コイルバネ26によっ
て右方に偏倚されている。
達部材15へと力を伝達するためにピストン5が支持す
る衝合突起部12と保合するボール24が、プランジャ
17の外周に形成された環状の凹所27内へと通常は入
りこまないようにするため、圧縮コイルバネ26によっ
て右方に偏倚されている。
凹所27は、図示位置では、ブツシュ11の衝合突起部
12の半径方向内方に間隔をおいて位置している。
12の半径方向内方に間隔をおいて位置している。
図示位置でボール24は、力伝達部材15の開口内に配
置さヘノランジャ1フ上に乗って一部が力伝達部材15
から半径方向外方に突出した状態に保持されている。
置さヘノランジャ1フ上に乗って一部が力伝達部材15
から半径方向外方に突出した状態に保持されている。
アクチュエータの緊急ブレーキ部4の作動は以下のごと
くである。
くである。
もし、圧力がチャンバ8から解放されると、スプリング
7が伸び、ブツシュ11の突起12の右側面13がボー
ル24と係合するようにピストン5を右方へ押し、した
がって力伝達部材15も右方へ動かされてブレーキ作動
ロッド3がブレーキに作用する。
7が伸び、ブツシュ11の突起12の右側面13がボー
ル24と係合するようにピストン5を右方へ押し、した
がって力伝達部材15も右方へ動かされてブレーキ作動
ロッド3がブレーキに作用する。
例えば乗物を修理のためにガレージに移すためなどで、
ブレーキを解除したければ、乗物の運転席の制御部材2
8を操作してケーブルの内側のワイヤを左方へ動かして
ワイヤ端部22を保持板19と保合させる。
ブレーキを解除したければ、乗物の運転席の制御部材2
8を操作してケーブルの内側のワイヤを左方へ動かして
ワイヤ端部22を保持板19と保合させる。
力伝達部材15に加わるスプリング7の力は大きいので
、ワイヤ端部22をさらに左方へ移動させることはでき
ない。
、ワイヤ端部22をさらに左方へ移動させることはでき
ない。
ケーブルの外装23は右方へ押されてプランジャ17の
肩部20と係合し、比較的弱いスプリング18の偏倚力
に抗してプランジャ17を右方へ動かす。
肩部20と係合し、比較的弱いスプリング18の偏倚力
に抗してプランジャ17を右方へ動かす。
するとプランジャ17の凹所27がボール24と整合す
る位置にきて、ピストン5と力伝達部材15との間の結
合装置となっていたボール24は凹所27内に移動する
。
る位置にきて、ピストン5と力伝達部材15との間の結
合装置となっていたボール24は凹所27内に移動する
。
するとピストン5は力伝達部材15との結合を解か肱ス
プリング7は自由に伸長してピストン5を最も右方の位
置に押しつけるように移動させる。
プリング7は自由に伸長してピストン5を最も右方の位
置に押しつけるように移動させる。
したがって、ケーブルを解放したときにボール24は、
ブツシュ11の衝合突起部12を通過させた状態で元通
りの位置になる。
ブツシュ11の衝合突起部12を通過させた状態で元通
りの位置になる。
ピストン5との結合を解除された力伝達部材15は、ブ
レーキ自体(図示していない)のブレーキ復帰力によっ
て左方外動く。
レーキ自体(図示していない)のブレーキ復帰力によっ
て左方外動く。
ブレーキ圧力管の故障が修理されると、アクチュエータ
は、チャンバ8に圧力を導くことにより簡単にリセット
できる。
は、チャンバ8に圧力を導くことにより簡単にリセット
できる。
ピストン5は第1図でみて左方不動かされ、ブツシュ1
1の衝合突起部12上の而14はボール24(このとき
は第1図でみて衝合突起部12の左側にある)と衝合す
る。
1の衝合突起部12上の而14はボール24(このとき
は第1図でみて衝合突起部12の左側にある)と衝合す
る。
するとケージ25はボール24とともにバネ26を押し
ながら左方へ移動し、ボール24は環状凹所27に入り
こむように半径方向内方に動かされる。
ながら左方へ移動し、ボール24は環状凹所27に入り
こむように半径方向内方に動かされる。
衝合突起部12の面14との保合を解かれたボール24
は、ケージ25とともにバネ26の力により衝合突起部
12の下をくぐるようにして右方へ動き、第1図に示し
た位置に戻る。
は、ケージ25とともにバネ26の力により衝合突起部
12の下をくぐるようにして右方へ動き、第1図に示し
た位置に戻る。
このように、リセットは、なんら手動操作を要せず自動
的に行なわれる。
的に行なわれる。
上述したアクチュエータは、ブレーキが故障したとき、
運転手や修理工が乗物の下部にもぐりこまずに、アクチ
ュエータから離れた都合のよいところに配置された握り
を簡単に操作して、ブレーキを解除することができると
いう利点を有する。
運転手や修理工が乗物の下部にもぐりこまずに、アクチ
ュエータから離れた都合のよいところに配置された握り
を簡単に操作して、ブレーキを解除することができると
いう利点を有する。
上述のアクチュエータは常用ブレーキと緊急ブレーキと
の結合アクチュエータであるが、本発明は、常用ブレー
キ機関なしの緊急まだは駐車ブレーキに単独に適用可能
である。
の結合アクチュエータであるが、本発明は、常用ブレー
キ機関なしの緊急まだは駐車ブレーキに単独に適用可能
である。
上述の実施例ではブレーキの解除にボーデン・ケーブル
を使用しているが、例えば適当なレバー系統のような他
の部材も使用可能である。
を使用しているが、例えば適当なレバー系統のような他
の部材も使用可能である。
第1図は本発明によるブレーキ・アクチュエータの一実
施例を示す軸方向部分断面図。 第2図は上記実施例におけるプランジャの端部を示す斜
示図。 第3図は上記実施例における力伝達部材の端部に保持板
と環状クリップとを組合せた状態を示す斜示図である力
ζ構成を明示する便宜上、プランジャとケーブルとは省
略しである。 第4図は上記実施例における力伝達部材の端部にプラン
ジャと保持板と環状クリップとを組合せた状態を示す斜
示図であるが、構成を明示する便宜上、ケーブルは省略
しである。 3・・・・・・ブレーキ作動ロッド、5・・・・・・ピ
ストン、6・・・・・・シリンダ、9・・・・・・スリ
ーブ、12・・・・・・衝合突起部、15・・・・・・
力伝達部材、1T・・・・・・プランジャ、19・・・
・・・保持板、21・・・・・・環状クリップ、22・
・・・−・ケーブルの他方の部分、23・・・・・・ケ
ーブルの一方の部分、24・・・・・・ボール、27・
・・・・・凹所、28・・・・・・制御部材。
施例を示す軸方向部分断面図。 第2図は上記実施例におけるプランジャの端部を示す斜
示図。 第3図は上記実施例における力伝達部材の端部に保持板
と環状クリップとを組合せた状態を示す斜示図である力
ζ構成を明示する便宜上、プランジャとケーブルとは省
略しである。 第4図は上記実施例における力伝達部材の端部にプラン
ジャと保持板と環状クリップとを組合せた状態を示す斜
示図であるが、構成を明示する便宜上、ケーブルは省略
しである。 3・・・・・・ブレーキ作動ロッド、5・・・・・・ピ
ストン、6・・・・・・シリンダ、9・・・・・・スリ
ーブ、12・・・・・・衝合突起部、15・・・・・・
力伝達部材、1T・・・・・・プランジャ、19・・・
・・・保持板、21・・・・・・環状クリップ、22・
・・・−・ケーブルの他方の部分、23・・・・・・ケ
ーブルの一方の部分、24・・・・・・ボール、27・
・・・・・凹所、28・・・・・・制御部材。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 シリンダ内に収容されたピストンと、該ピストンか
らブレーキ作動ロッドへと力を伝達するための細長い力
伝達部材とを含む乗物車輪ブレーキ用ブレーキ・アクチ
ュエータであって、前記ピストンはスリーブを有してお
り、前記力伝達部材は筒状部を有し且つ前記ピストンの
前記スリーブを貫通して延びており、前記ピストンは、
ブレーキ作用位置へ向けて弾性的に偏倚されているが、
通常はこの弾性的に偏倚する力と逆方向に該ピストンに
作用する前記シリンダ内の流体圧力の力によって前記ブ
レーキ作用位置から遠ざけられており、前記力伝達部材
と前記ピストンとの間には、両者を結合したときには前
記力伝達部材が前記ピストンとともにブレーキ作用方向
へと移動可能な状態とされ、両者の結合を解除したとき
には前記力伝達部材が前記ピストンに対して相対移動可
能な状態とされるよう前記力伝達部材と前記ピストンと
を解除可能に結合するための結合装置が設けられており
、前記力伝達部材は前記筒状部の外周に開口を有してお
シ、前記結合装置は、通常の作動において前記ピストン
から前記力伝達部材へと力を伝達するために前記ピスト
ンの前記スリーブの内側に設けた衝合突起部と保合可能
なボールを含んでおり、該ボールは、前記力伝達部材の
前記開口内に配置され、且つ通常作動時は前記ピストン
の前記衝合突起部と係合するために前記力伝達部材から
半径方向外方に突出した状態に位置づけされており、ま
た該ボールは、該ボールを前記力伝達部材から半径方向
外方に突出した状態に保持するため前記力伝達部材の前
記筒状部内に収容された細長いプランジャの外周面と通
常は係合しており、該プランジャは、該プランジャの外
周面に設けられた凹所と前記ボールとを整列させること
により該ボールを前記力伝達部材の半径方向内方に位置
する前記凹所内へと移動させて前記ピストンと前記力伝
達部材との間の結合を解除させるために前記力伝達部材
に対して軸方向に相対移動可能であり、前記プランジャ
には、該プランジャの前述した軸方向の相対移動を制御
するための制御部材が、ケーブルによって連結されてお
り、該ケーブルは、互いに相対移動可能な2つの部分を
有しており、該2つの部分のうち一方の部分は前記プラ
ンジャと保合可能であり他方の部分は前記力伝達部材と
保合可能であり、前記ケーブルの前記2つの部分は、前
記制御部材の操作によって互いに反対方向に移動せしめ
られることにより前記プランジャを前記力伝達部材に対
して相対的に移動させうるようになされている。 ブレーキ・アクチュエータ。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
GB1350576A GB1572812A (en) | 1976-04-02 | 1976-04-02 | Brake actuators |
GB000001350576 | 1976-04-02 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS52121171A JPS52121171A (en) | 1977-10-12 |
JPS59743B2 true JPS59743B2 (ja) | 1984-01-09 |
Family
ID=10024198
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP52038029A Expired JPS59743B2 (ja) | 1976-04-02 | 1977-04-02 | ブレ−キ・アクチユエ−タ |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59743B2 (ja) |
BE (1) | BE852864A (ja) |
DE (1) | DE2714472A1 (ja) |
ES (1) | ES457340A1 (ja) |
GB (1) | GB1572812A (ja) |
Families Citing this family (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE2840836A1 (de) * | 1978-09-20 | 1980-04-03 | Teves Gmbh Alfred | Federspeicher, insbesondere zur bremsbetaetigung |
GB2067666B (en) * | 1980-01-14 | 1983-08-17 | Lucas Industries Ltd | Brake actuators |
DE3423510A1 (de) * | 1984-06-26 | 1986-01-02 | Knorr-Bremse GmbH, 8000 München | Elektromechanische betaetigungseinrichtung fuer eine scheibenbremse von fahrzeugen, insbesondere schienenfahrzeugen |
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