JPS5974367A

JPS5974367A - 内燃機関のユニツトインジエクタ−

Info

Publication number: JPS5974367A
Application number: JP16625083A
Authority: JP
Inventors: Hiroyuki Taniguchi; 博之谷口; Hiroaki Tsukahara; 塚原　弘昭
Original assignee: Yanmar Diesel Engine Co Ltd
Current assignee: Yanmar Co Ltd
Priority date: 1983-09-08
Filing date: 1983-09-08
Publication date: 1984-04-26
Also published as: JPH0214989B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】本件発明はディーゼルエンジンの噴射ポンプと噴射弁を
一体化したユニットインジェクターに関する発明である
。

従来は一般的に燃料噴射ポンプと噴射弁は別体に構成さ
れ、その間を高圧管でつないでいた。最近両者が一体化
されたユニットインジェクターも公知にされているが、
これらは大形で分解が難かしり、５０ｐ８以下の小形デ
ィーゼルエンジンには取付けにくいものであった。特に
分解の点でインジェクターボディに対し下方からバレル
やプランジャー、チェックパルプ、ノズルスプリング、
ノズルバルブ、ノズルボディ等を挿入し最後にケースナ
ツトで固定する一方向からの締付は組立て方式であった
為に、組立時の誤差が生じやすく、組立て後は大きい形
状となり、シリンダーヘッドの狭い空間に取付は組立て
することが困難であるという不具合があったのである。

本件発明においてはユニットインジェクターをインジェ
クターボディで三部分に分け、チェックパルプから上方
の燃料噴射ポンプ部分はインジェクターボディに上方か
ら組付は可能にし、チェックパルプから下方の燃料噴射
弁部分はノズルナツトにて下方から組付は可能とし、全
体をスリムな形状とし、吸排気弁の林立するシリンダー
ヘッド中央位置に容易に組立て取外し可能に構成したも
のである。

本件発明の目的は以上の如くであり、添付の図面に示し
た実施例の構成に基ついて本件発明の詳細な説明すると
。

第１図は本件発明のユニットインジェクターの側面断面
図。第２図は平面図である。

本ユニットインジェクターはインジェクターボディ（６
）を中心に構成されている。インジェクターボディ（６
）の外側に耳部（６ｂ）を突出させ、該耳部（６ｂ）に
締付金具（２３１を掛合さぜ、締付金具を長尺ボルト（
財）にてシリンダーヘッドＣＩ’２１ｉこ締め付けてい
るＯインジェクターボディ（６）を中央にして下からと上か
らと二方向から分解組立可能に構成している。

インジェクターボディ（６）の下方からは、ノズルスプ
リング（１３）とノズルスプリングシート１５）をバル
ブストップスペーサ□□□で蓋をしその下にノズルバル
ブ（１８）を嵌入したノズルボディ（１９）を配置し下
からノズルナラ）　（２０）でインジェクターボディ（
６）に螺装している。

インジェクターボディ（６）の上方からはチェックバル
ブ（９）、チェックバルブシート（８）を配置し、スピ
ルデフレクタ−（１０）をスプリングビン（８）で固定
した後バレル（５）を置きバレルホルダー（７）で螺装
している。

バレル（５）内のシリンダ一孔にプシンジャー（３）を
挿入し該プランジャー（３）にタペット（１）を貫通さ
せ、タペット（１）にてプシンジャースプリング（４）
を受けさせている。タペット（１）の外周に溝（１ｄ）
を設け、該溝（１ｄ）とインジェクターボディ（６）の
切欠端面の刻線（６ｈ）が合致する部分がプランジャー
先端が吸入口（５ａ）を外れて圧縮行程開始時であるこ
とを示している。

プランジャー（４）のタペット（１）からの突出部に平
行ピン（２８）にてコントロールレバー（２）を直結し
ている。コントロールレバー（２）へバカバナー装置ノ
アームが係合される。タペット（１）は上端で馬蹄形に
構成され切欠端（１０）　（１０）部で扇形に開口し、
こコカラコントロールレバー（２）が突出し回動可能に
されている。コントロールレバー（２）がタペット（１
）の切欠き（ＩＣ）に接当する部分で全てのシリンダー
のユニットインジェクターの噴射量が一定になるように
調節装置が設けられている。

又馬蹄形部分に座ぐり穴（１ｂ）が設けられ、該座ぐり
大部分にタペットプレート（２１＋が嵌入されている。

タペットプレートＱ１）の上面をカム軸に連動したロッ
カーアームが押してプランジャーを押し下げる。プラン
ジャー（３）の上方への戻りはプランジャースプリング
（４）の力による。

又タペット（１）に縦溝（１ａ）が設けられ、該縦溝（
１ａ）に偏心ピン（ハ）が嵌入している。偏心ピン（２
５１は長孔付きの回動プレート（２５ａ）と固設されて
おり、該回動プレートをボルト（２６１を緩めて回動す
ることにより偏心ピン（ハ）を介してタペット（１）が
回動し、コントロールレバー（２）の動きの幅をタペッ
ト（１）の切欠端（１０）（１０）で規制し、多気筒の
場合の各ユニットインジェクター毎の噴射量の不均一を
調節スる。即ちコントロールレバー（２）がタペット（
１）の切欠端（１０）　（ＩＣ）に接当した場所で多シ
リンダーの場合の各ユニットインジェクターの噴射量が
一定となるように組立て時に調節するのである。

燃料はシリンダーヘッド内の油路（２２ａ）を通って吸
引され、インジェクターボディの孔から油溜り（６ａ）
に入る。油溜り（６ａ）の吸入孔（５ａ）対向面にはス
ピルによる侵触を防止するスピルデフレクタ−（１０）
がスプリングビン０ηにより固定されている。燃料は続
いて吸入口（５ａ）よりバレル内のシリンダーのプラン
ジャーの上方への後退と共に吸い込まれる。その際には
チェックバルブ（９）は押し出した圧油が戻らないよう
にチェックバルブシートに吸着して密閉状態となってい
る。

ロッカーアームによりタペットプレー）　（２１＋を押
すとプランジャー（３）が下降し、プランジャー（３）
の先端が吸入孔（５ａ）の直径から外れる部分より燃料
の圧送を開始し、傾斜状の切欠（３ａ）が吸入孔（５ａ
）の直径に至った時に圧送が終了する。その後はプラン
ジャーを下降してもシリンダー内の燃料はプランジャー
の貫設油路（３ｂ）から傾斜状の切欠を経て逃げてしま
う。この傾斜状の切欠き（３ａ）と吸入孔（５ａ）との
出合うタイミングをコントロールレバー（２）でプラン
ジャー（３）を回動することにより変え、圧送時間を調
節して噴射量の調節を行なう。圧送された燃料はチェッ
クバルブ（９）から油路（６Ｃ）を経て、バルプストッ
プスペーサ−（資）を通り、ノズルボディ（１９）内に
入り、啓開用以上に達するとノズルバルブ０８）をノズ
ルスプリング（１３）に抗して押し上げ燃焼室内へ噴射
される。

０ηはバルブストップスペーサー罰とインジェクターボ
ディ（６）との位置を決める為の平行ビン、０ωはイン
ジェクターボディ（６）とチェックバルブシート（８）
、バレル（５）の位置を決める平行ピンである。

（１４）は圧力調整板、０２１は０リングである。

以上の如く本件発明はインジェクターボディの下方から
、ノズルスプリング、ノズルボディ、ノズルバルブ等の
燃料噴射弁用部品をノズルナラトチ締付け、インジェク
ターボディの上側からバレル、プランジャー、チェック
バルブ等の燃料噴射ポンプ部品をバレルナツトで締付は
固定したので、低圧部分と高圧部分をチェックバルブ部
分で分離することができて、燃料の洩れが少くなり、上
下から別方向に組付は可能としたので組立て精度を上げ
ることができ、修理においても燃料噴射ポンプ部と、噴
射弁部分を独立してその故障部分の点検をすることがで
きるのである。

更に２方向から組立てることにより、螺装部分を小形に
することができ全体をスリムな形状に構成することがで
き、シリンダーヘッドの狭い空間に取付けが可能となっ
たのである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本件発明のユニットインジェクターの側面断面
図。第２図は同じく平面図。（１）・・・タヘ　　　ッ　　）　　　　（２１・・・
コントロールレバー（３）・・・プランジャー　（５）
・・・バ　　し　　ル（６）・・・インジェクターボデ
ィ　　　（７）・・・バレルホルダー（９）・・・チェ
ックパルプ　　（１０）・・・スピルデフレクタ−（１
３）・・・ノズルスプリング　　（１８）・・・ノズル
バルブＱ９）・・・ノズルボディ　　（２０）・・・ノ
ズルナツトＧｌ）・・・タペットプレート図）・・・締
　付　金　具出願人　　ヤンマーディーゼル株式会社代
理人　弁理士　矢　野　寿一部＝４６１

Claims

【特許請求の範囲】

インジェクターボディの下方からノズルスプリング、ノ
ズルボディ、ノズルパルプ等をノズルナツトで締付けて
固定し、インジェクターボディの上方からバレル、プラ
ンジャー、チェックパルプ等をバレルホルダーにて締付
けて固定すべく構成したことを特徴とするユニットイン
ジェクター。