JPS5973173A - 溶鋼の中継ぎ鋳込み方法および装置 - Google Patents
溶鋼の中継ぎ鋳込み方法および装置Info
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- JPS5973173A JPS5973173A JP18346482A JP18346482A JPS5973173A JP S5973173 A JPS5973173 A JP S5973173A JP 18346482 A JP18346482 A JP 18346482A JP 18346482 A JP18346482 A JP 18346482A JP S5973173 A JPS5973173 A JP S5973173A
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B22—CASTING; POWDER METALLURGY
- B22D—CASTING OF METALS; CASTING OF OTHER SUBSTANCES BY THE SAME PROCESSES OR DEVICES
- B22D37/00—Controlling or regulating the pouring of molten metal from a casting melt-holding vessel
- B22D37/005—Shielding the molten metal stream
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
この発明は、溶鋼の中継ぎ鋳込み方法および装置に関し
、とくに移送用数・渦中の溶融金属を受継ぎ取鍋へ移注
するに際して該溶融金属中の空気酸化による介在物混入
防止を図り、とくに在来のロングノズル使用による場合
に不可避なノズル閉塞の如き不利を解消することについ
ての開発成果を提案するものである。 たとえば２ヒートの溶鋼を、造塊用又は連続鋳造用の鋳
型内へ連続して鋳込むためには、移送用取鍋の下方に受
継ぎ取鍋としてのボニーレードル、ダンディツシュなど
が使用される。この受継ぎ取鍋への移注の際、溶鋼の清
浄性を保つ上で空気酸化が問題となるがこの点従来の対
策は、いまなおす、鋳型自溶鋼中に混入する介在物の生
成起因は、。 移送用取鍋自溶鋼中に懸濁していた介在物と、取鍋耐火
物、ノズル耐火物などの溶損生成物およびＩ！＃鋼注入
時に溶鋼が空気と接触することによって生成する酸化物
などであるが、これらの起因の中で溶鋼移注時の空気酸
化によって生成する介在物がもつとも大きな割合を占め
る。 かような介在物は溶鋼中に含まれた成分の中で酸素との
結合力の強いＡ／ ＋ Ｓｉ ＊ Ｉｎなどの元素が、
鋳込みの際溶鋼と空気との接触に屯り空気中の酸素によ
って酸化されて、それぞれＡｌ２Ｏ３＋Ｓｉｎｇ ＋
ＭｎＯなどの酸化物となって溶鋼中に懸濁することによ
る。 さて造塊鋳込みをする場合通常は移送用取鍋から直接造
塊用の鋳型内に鋳込むが、大型鋼塊を鋳造するためにた
とえば２ヒートの溶鋼をいわゆる流滴脱ガス真空鋳造装
置におけるように連続して造塊用の鋳型内に鋳込むとき
にはすでにふれたように移送用取鍋とσ）間にボニーレ
ードルと呼ばれる受継ぎ取鍋が使用され、溶鋼はこの受
継ぎ取鍋を通じて造塊用の鋳型内へ上注ぎ鋳込みされる
。 また連続鋳造の場合は、一般に移送用取鍋から受継ぎ取
鍋としてのタンディツシュを介して連続鋳造用鋳型内に
鋳込みが行われる。 回れにせよ受継ぎ取鍋を介して造塊用または連続鋳造用
の鋳型内へ鋳込みが施されるとき、溶鋼の空気酸化は、
移送用取鍋と受継ぎ取鍋間および受継ぎ取鍋と造塊用ま
たは連続鋳造用の鋳型間の２個所で起るが、受継ぎ取鍋
の注出ノズルと造塊用の鋳型間にシールカバーを設けて
止揚の流滴脱ガス真空鋳造では鋳型内を真空排気し・ま
たその代りとして該シールカバー内に不活性ガスを供給
するとか、さらに連続鋳造にあっては一般しこタンディ
ツシュから浸漬ノズルによる鋳込みを、鋳型内溶領面を
被覆する連鋳ノくラダを使用することにより溶鋼を大気
からしやへいして、この間の空気酸化によ乞非金属介在
物の生成を防止してし・るのが通例である。 しかるに移送用取鍋と受継ぎ取鍋間における溶鋼の移注
に際しては、従来移送用取鍋の底部注出孔より流下する
溶鋼の空気酸化防止の方策が一般に困雛であった。 この点近年連続鋳造の著しい発展の下で移送用取鍋から
タンディツシュ内の溶鋼浴中に達するロングノズルが開
発されて上記の点に対する対策とされたが、この際往々
にしてロングノズルがつまり作業性生産性が低下すると
いう欠点を伴し）、依然として実操業上の問題となって
いる。 この発明は、移送用取鍋と受継ぎ取鍋間の移注流の溶９
Ａ酸化防止を、ロングノズルを使用したときのノズルつ
まりのような問題を生じることなく実現し得る開発成果
を提案しようとするものである。 この発明は、移送用取鍋に受は入れた溶鋼を受継ぎ取鍋
への移注を介しこの受継ぎ取鍋の注出ノズルを通して周
辺の大気雰囲気との接触なしに造塊用または連続鋳造用
の鋳型内へ鋳込む際、移送用爪、禍の底部注出孔の口径
よりも太い内径において該移送用取鍋の載架荷重下に可
動の弾性伸縮筒を頂部にそなえかつ、下方端部が横向き
ないし斜向きに転向して受継ぎ取鍋内の移注溶鋼の浴面
下に潜没開口し得る浸漬部を、受継ぎ取鍋の上部間
、とくに移送用数・渦中の溶融金属を受継ぎ取鍋へ移注
するに際して該溶融金属中の空気酸化による介在物混入
防止を図り、とくに在来のロングノズル使用による場合
に不可避なノズル閉塞の如き不利を解消することについ
ての開発成果を提案するものである。 たとえば２ヒートの溶鋼を、造塊用又は連続鋳造用の鋳
型内へ連続して鋳込むためには、移送用取鍋の下方に受
継ぎ取鍋としてのボニーレードル、ダンディツシュなど
が使用される。この受継ぎ取鍋への移注の際、溶鋼の清
浄性を保つ上で空気酸化が問題となるがこの点従来の対
策は、いまなおす、鋳型自溶鋼中に混入する介在物の生
成起因は、。 移送用取鍋自溶鋼中に懸濁していた介在物と、取鍋耐火
物、ノズル耐火物などの溶損生成物およびＩ！＃鋼注入
時に溶鋼が空気と接触することによって生成する酸化物
などであるが、これらの起因の中で溶鋼移注時の空気酸
化によって生成する介在物がもつとも大きな割合を占め
る。 かような介在物は溶鋼中に含まれた成分の中で酸素との
結合力の強いＡ／ ＋ Ｓｉ ＊ Ｉｎなどの元素が、
鋳込みの際溶鋼と空気との接触に屯り空気中の酸素によ
って酸化されて、それぞれＡｌ２Ｏ３＋Ｓｉｎｇ ＋
ＭｎＯなどの酸化物となって溶鋼中に懸濁することによ
る。 さて造塊鋳込みをする場合通常は移送用取鍋から直接造
塊用の鋳型内に鋳込むが、大型鋼塊を鋳造するためにた
とえば２ヒートの溶鋼をいわゆる流滴脱ガス真空鋳造装
置におけるように連続して造塊用の鋳型内に鋳込むとき
にはすでにふれたように移送用取鍋とσ）間にボニーレ
ードルと呼ばれる受継ぎ取鍋が使用され、溶鋼はこの受
継ぎ取鍋を通じて造塊用の鋳型内へ上注ぎ鋳込みされる
。 また連続鋳造の場合は、一般に移送用取鍋から受継ぎ取
鍋としてのタンディツシュを介して連続鋳造用鋳型内に
鋳込みが行われる。 回れにせよ受継ぎ取鍋を介して造塊用または連続鋳造用
の鋳型内へ鋳込みが施されるとき、溶鋼の空気酸化は、
移送用取鍋と受継ぎ取鍋間および受継ぎ取鍋と造塊用ま
たは連続鋳造用の鋳型間の２個所で起るが、受継ぎ取鍋
の注出ノズルと造塊用の鋳型間にシールカバーを設けて
止揚の流滴脱ガス真空鋳造では鋳型内を真空排気し・ま
たその代りとして該シールカバー内に不活性ガスを供給
するとか、さらに連続鋳造にあっては一般しこタンディ
ツシュから浸漬ノズルによる鋳込みを、鋳型内溶領面を
被覆する連鋳ノくラダを使用することにより溶鋼を大気
からしやへいして、この間の空気酸化によ乞非金属介在
物の生成を防止してし・るのが通例である。 しかるに移送用取鍋と受継ぎ取鍋間における溶鋼の移注
に際しては、従来移送用取鍋の底部注出孔より流下する
溶鋼の空気酸化防止の方策が一般に困雛であった。 この点近年連続鋳造の著しい発展の下で移送用取鍋から
タンディツシュ内の溶鋼浴中に達するロングノズルが開
発されて上記の点に対する対策とされたが、この際往々
にしてロングノズルがつまり作業性生産性が低下すると
いう欠点を伴し）、依然として実操業上の問題となって
いる。 この発明は、移送用取鍋と受継ぎ取鍋間の移注流の溶９
Ａ酸化防止を、ロングノズルを使用したときのノズルつ
まりのような問題を生じることなく実現し得る開発成果
を提案しようとするものである。 この発明は、移送用取鍋に受は入れた溶鋼を受継ぎ取鍋
への移注を介しこの受継ぎ取鍋の注出ノズルを通して周
辺の大気雰囲気との接触なしに造塊用または連続鋳造用
の鋳型内へ鋳込む際、移送用爪、禍の底部注出孔の口径
よりも太い内径において該移送用取鍋の載架荷重下に可
動の弾性伸縮筒を頂部にそなえかつ、下方端部が横向き
ないし斜向きに転向して受継ぎ取鍋内の移注溶鋼の浴面
下に潜没開口し得る浸漬部を、受継ぎ取鍋の上部間
【コ
の閉止に供した取鍋蓋又は取鍋の上部開口に差し段した
支持梁に係止保持して、この浸漬筒内を上記洛南の移注
開始の直前に不活性力スの供給でもって大気パージを行
い引続きその移注の間中大気雰囲気からの断絶を継続さ
せることからなる溶鋼の中継ぎ鋳込み方法であり、また
その第２は、移送用取鍋と、これに収容した溶鋼の移注
に供する受継ぎ取鍋およびこの受継ぎ取鍋の上部開口を
閉ざす取鍋蓋又は取鍋の上部開口に差し渡した支持粱と
から主としてなり％移送用取鍋に対しその底部注出孔の
周辺と向い合って該移送用取鍋の載架荷重下に可動の弾
性伸縮筒を頂部にそなえ、がっ、下方端部が横向きない
しは斜向きに転向して受継ぎ取鍋内に開口し、上記注出
孔よりも太い内径を有する浸漬筒を、上記取鍋蓋に貫通
取付けするとともに、Ｖ漬筒の上方にその内部の大気パ
ージを司る不活性ガス供給管を接続して成る溶鋼の中継
ぎ鋳込み装置である。 この発明において鋳型というのは、上部の大型鋼鬼遣塊
用の鋳型および連続鋳造用の鋳型の双方を意味し、また
受継ぎ取鍋は％ｎｕ者におけるいわゆるボニーレードル
、後者におけるタンディツシュの両者を一括した表現で
ある。 さて第１図に、低合金鋼大型鋼塊を、造塊鋳込みにより
夷造するに際し、２ヒートの溶製により清錬されたのち
に、出鋼し、移送用取鍋１がら受継ぎ取鍋２への移注を
介して造塊用鋳型３内に鋳込む従来例を示した。 受継ぎ取鍋２と造塊用の鋳型８との間は・シールカバー
４で気密にシールされ、鋳型蓋５は排気ダクト６により
真空排気系に連結されている。このため受継ぎ取ＭＪ２
から造１虫用の＃型８内へ注入される溶鋼は、真空雰囲
気下に鋳込まれ、とくに造塊用の鋳型ａ内の溶鋼中の酸
素Ｏや水素Ｈの低下をＭるものであって、１はシール用
パツキンであり、８はスラグ、１／、２／はそれぞれ移
送用取鍋、受継ぎ用爪；渦のストッパーである。 第１図において、移送用取鍋１がら受継ぎ取鍋２へ移住
される溶鋼は、移注の流下過程で空気酸化を受は非金属
介在物を生ずるに至る。受継ぎ取Ｍ２内に流下した溶鋼
の流れは、その取＠底部において反転し上昇流ａとなっ
て、非金属介在物の浮上分離に寄与するが、ノズル２′
への短絡流ｂ ′も含まれこれによって・非金属介
在物が下方の造塊用の鋳型８内に浸入し、鋼塊を汚染す
るという欠点があった。この発明によればかような問題
が以下に説明するようにして、有利に克服される。 この発明の実施要領を第１Ｍの場合と同じく、大型鋼塊
の造塊鋳込みについて示す第２図においても・受注ぎ取
ｆＩＩ４ｆＪと造塊用の鋳型３との間のシールカバー４
％鋳型蓋５、排気ダクト６％シール用バッキング７など
は第】図に準じるが、移送用取鍋１と受継ぎ取鍋２との
間に新たに溶鋼の空気酸化を防止するためのシール機構
を設けである。 第２図およびその要部詳細を示す第８図において、９は
、受継ぎ取鍋２内の移注溶鋼の浴面下に潜没開口し得る
耐火物製の浸ａ筒であり、この浸漬筒０は移送用取鍋】
の底部注出孔１′の口径より十分大きな内径を有する０
σ漬筒９はその下方端部で槽向きないし、斜向きに転向
して受注ぎ取鍋内に開口し１例えば横向きのまたは図の
ようにやや上向きに傾斜角をもった開口部９′を設け。 受継ぎ取鍋２の上部開口の閉止に供した取鍋蓋】０を貫
通してその開口縁１０’に対する係止保持に役立って取
鍋蓋１０にボルト１１で固定される・取付け７ランジ９
′を有する。 なお第２図および第３図では取鍋蓋ｌＯを使用する場合
について説明するが、取鍋ｉ１０を使用しない場合は、
取鍋２の上部開口に支持梁を差し渡し翫この支持梁に取
付７ランジ９′を係止保持せしめる。 取付け７ランジ９′は、その上下にのびるｗＪ状部を有
し、下方筒状部は浸漬筒９の鉄芯として、また、上方筒
状部は案内筒］（１’として利用するこの案内筒１０′
にはこれとテレスコピックにはまり合うフランジ短管１
２と組合わせ、これらの間に反発はね１８を介装して弾
性伸縮筒１４を浸漬筒９の頂部に形成させるのである。 この弾性伸縮筒１４＜ま、受継ぎ取鍋２の直上に運ばれ
た移送用取鍋１の底部注出孔１′と同心関係において移
送用取鍋１が吊下ろされたときにその載架荷重により可
動とし、ここに底部注出孔ｌ′のまわりで弾性伸縮筒１
４を圧下する環状突起１５を図のように設けるを可とす
る。案内筒１（）′には弾性伸縮筒】４の内部と連通ず
る不活性ガス供給管１６を接続し、溶銅の移注開始直前
に不活性ガスを供給して浸漬筒９および弾性伸縮筒】４
内の大気パージを行って不活性ガス雰囲気下にする。 ついで移送用取鍋１のストツバｉ ’を開いて溶鋼の移
注を行いその間中継続して大気雰囲気からの断絶を図り
、Ｐｉ人溶鋼流１７の酸化を防止するＯ ここに移送用爪＠】から受継ぎ取鍋２への注入溶鋼流】
７が浸漬筒９の中心に位置するようにクレーン（図示略
）で吊った移送用取鍋１の芯合わせの下に吊り下ろすが
その１祭に移送用取鍋】が反発ばね１８で緩ｗＩされ、
受継ぎ取鍋２の取鍋蓋１０には大きな荷重がかからない
ように調整すべきである。 この移送用取鍋１のセットが完了したら、不活性ガス供
給管１６からＡｒ ＃ Ｎ２などの非酸化性ガスを
送入し、浸漬管９および弾性伸縮１Ｐｉｆｆ１４内の大
気を不活性ガスと置換させた上で移送用取鍋１のストッ
パー１′を開とし、受継ぎ取鍋２内へ一溶鋼の注入を開
始する。 受継ぎ取鍋２内の溶鋼が所定のレベルに達したら、受継
ぎ取鍋２のストッパー２′を開とし、第１図の場合と同
じく真空排気されたシールカバー４をセットした鋳型３
内へ溶鋼を鋳込み、造塊を行うのである。 移送用取鍋ｌから浸漬筒９を介して受継ぎ取鍋２内へ鋳
込まれる注入溶鋼流１７は、不活性ガス供給管】６から
４人置換された不活性ガス雰囲気で包囲されつつ、浸漬
筒９の上向き開口９′から・。 上昇し、溶鋼表面上を被覆するスラグ８と接触し。 溶鑑中に懸濁する非金属介在物はスラグ８に吸着除去さ
れる。 不活性ガス供給管】６から送入された不活性ガスは、案
内筒１０′と７ランジ短管１２との摺動すき間から洩れ
出すので空気の浸入は完全に阻止される。 以上第１図〜第８図にて、大型鋼塊の造塊鋳込みにつき
、この発明の詳細な説明したが、このほかにこの発明は
受継ぎ取鍋すなわちタンディツシュσ）注出ノズルから
ロングノズルによらない連続鋳造用の鋳型へ注入ン行う
際にももちろん同様に適用され得る。 次にこの発ＨＩＪの実施例について説明する。 第２図、第８図の装置（移送用取鍋の底部注出孔口径８
９ｍｍ・浸漬節の内径８ＦｒＯｍｔｎ）を用いて塩ロー
タシャフト素材（全車Ｊｌｌ ８０ ）ｙ ）ノ！空鋳
造を２ヒートの合わせ湯で行ったｏ移送用取鍋と受継ぎ
取鍋との間に第８図に示す可動の弾性伸縮筒をセットし
て鋳造した。不活性ガスとしてＡで。 ガスを８ （＋ １１ ｔ ／ ｍｉｎの流献で鋳込中
に送入し浸漬筒内の酸素濃度を０．１重量幅以下にした
０この例で浸漬節の下方端部の溶鋼の浴面下開口部は水
平面に対して、３０°上向きにした。 上記のようにして溶鋼の酸化を生じる機会をなくシ、ロ
ングノズルによるようなノズルつまりのうれいを伴うこ
となく、高品質の鋼材が得られ、また安定操朶が可能に
なった。
の閉止に供した取鍋蓋又は取鍋の上部開口に差し段した
支持梁に係止保持して、この浸漬筒内を上記洛南の移注
開始の直前に不活性力スの供給でもって大気パージを行
い引続きその移注の間中大気雰囲気からの断絶を継続さ
せることからなる溶鋼の中継ぎ鋳込み方法であり、また
その第２は、移送用取鍋と、これに収容した溶鋼の移注
に供する受継ぎ取鍋およびこの受継ぎ取鍋の上部開口を
閉ざす取鍋蓋又は取鍋の上部開口に差し渡した支持粱と
から主としてなり％移送用取鍋に対しその底部注出孔の
周辺と向い合って該移送用取鍋の載架荷重下に可動の弾
性伸縮筒を頂部にそなえ、がっ、下方端部が横向きない
しは斜向きに転向して受継ぎ取鍋内に開口し、上記注出
孔よりも太い内径を有する浸漬筒を、上記取鍋蓋に貫通
取付けするとともに、Ｖ漬筒の上方にその内部の大気パ
ージを司る不活性ガス供給管を接続して成る溶鋼の中継
ぎ鋳込み装置である。 この発明において鋳型というのは、上部の大型鋼鬼遣塊
用の鋳型および連続鋳造用の鋳型の双方を意味し、また
受継ぎ取鍋は％ｎｕ者におけるいわゆるボニーレードル
、後者におけるタンディツシュの両者を一括した表現で
ある。 さて第１図に、低合金鋼大型鋼塊を、造塊鋳込みにより
夷造するに際し、２ヒートの溶製により清錬されたのち
に、出鋼し、移送用取鍋１がら受継ぎ取鍋２への移注を
介して造塊用鋳型３内に鋳込む従来例を示した。 受継ぎ取鍋２と造塊用の鋳型８との間は・シールカバー
４で気密にシールされ、鋳型蓋５は排気ダクト６により
真空排気系に連結されている。このため受継ぎ取ＭＪ２
から造１虫用の＃型８内へ注入される溶鋼は、真空雰囲
気下に鋳込まれ、とくに造塊用の鋳型ａ内の溶鋼中の酸
素Ｏや水素Ｈの低下をＭるものであって、１はシール用
パツキンであり、８はスラグ、１／、２／はそれぞれ移
送用取鍋、受継ぎ用爪；渦のストッパーである。 第１図において、移送用取鍋１がら受継ぎ取鍋２へ移住
される溶鋼は、移注の流下過程で空気酸化を受は非金属
介在物を生ずるに至る。受継ぎ取Ｍ２内に流下した溶鋼
の流れは、その取＠底部において反転し上昇流ａとなっ
て、非金属介在物の浮上分離に寄与するが、ノズル２′
への短絡流ｂ ′も含まれこれによって・非金属介
在物が下方の造塊用の鋳型８内に浸入し、鋼塊を汚染す
るという欠点があった。この発明によればかような問題
が以下に説明するようにして、有利に克服される。 この発明の実施要領を第１Ｍの場合と同じく、大型鋼塊
の造塊鋳込みについて示す第２図においても・受注ぎ取
ｆＩＩ４ｆＪと造塊用の鋳型３との間のシールカバー４
％鋳型蓋５、排気ダクト６％シール用バッキング７など
は第】図に準じるが、移送用取鍋１と受継ぎ取鍋２との
間に新たに溶鋼の空気酸化を防止するためのシール機構
を設けである。 第２図およびその要部詳細を示す第８図において、９は
、受継ぎ取鍋２内の移注溶鋼の浴面下に潜没開口し得る
耐火物製の浸ａ筒であり、この浸漬筒０は移送用取鍋】
の底部注出孔１′の口径より十分大きな内径を有する０
σ漬筒９はその下方端部で槽向きないし、斜向きに転向
して受注ぎ取鍋内に開口し１例えば横向きのまたは図の
ようにやや上向きに傾斜角をもった開口部９′を設け。 受継ぎ取鍋２の上部開口の閉止に供した取鍋蓋】０を貫
通してその開口縁１０’に対する係止保持に役立って取
鍋蓋１０にボルト１１で固定される・取付け７ランジ９
′を有する。 なお第２図および第３図では取鍋蓋ｌＯを使用する場合
について説明するが、取鍋ｉ１０を使用しない場合は、
取鍋２の上部開口に支持梁を差し渡し翫この支持梁に取
付７ランジ９′を係止保持せしめる。 取付け７ランジ９′は、その上下にのびるｗＪ状部を有
し、下方筒状部は浸漬筒９の鉄芯として、また、上方筒
状部は案内筒］（１’として利用するこの案内筒１０′
にはこれとテレスコピックにはまり合うフランジ短管１
２と組合わせ、これらの間に反発はね１８を介装して弾
性伸縮筒１４を浸漬筒９の頂部に形成させるのである。 この弾性伸縮筒１４＜ま、受継ぎ取鍋２の直上に運ばれ
た移送用取鍋１の底部注出孔１′と同心関係において移
送用取鍋１が吊下ろされたときにその載架荷重により可
動とし、ここに底部注出孔ｌ′のまわりで弾性伸縮筒１
４を圧下する環状突起１５を図のように設けるを可とす
る。案内筒１（）′には弾性伸縮筒】４の内部と連通ず
る不活性ガス供給管１６を接続し、溶銅の移注開始直前
に不活性ガスを供給して浸漬筒９および弾性伸縮筒】４
内の大気パージを行って不活性ガス雰囲気下にする。 ついで移送用取鍋１のストツバｉ ’を開いて溶鋼の移
注を行いその間中継続して大気雰囲気からの断絶を図り
、Ｐｉ人溶鋼流１７の酸化を防止するＯ ここに移送用爪＠】から受継ぎ取鍋２への注入溶鋼流】
７が浸漬筒９の中心に位置するようにクレーン（図示略
）で吊った移送用取鍋１の芯合わせの下に吊り下ろすが
その１祭に移送用取鍋】が反発ばね１８で緩ｗＩされ、
受継ぎ取鍋２の取鍋蓋１０には大きな荷重がかからない
ように調整すべきである。 この移送用取鍋１のセットが完了したら、不活性ガス供
給管１６からＡｒ ＃ Ｎ２などの非酸化性ガスを
送入し、浸漬管９および弾性伸縮１Ｐｉｆｆ１４内の大
気を不活性ガスと置換させた上で移送用取鍋１のストッ
パー１′を開とし、受継ぎ取鍋２内へ一溶鋼の注入を開
始する。 受継ぎ取鍋２内の溶鋼が所定のレベルに達したら、受継
ぎ取鍋２のストッパー２′を開とし、第１図の場合と同
じく真空排気されたシールカバー４をセットした鋳型３
内へ溶鋼を鋳込み、造塊を行うのである。 移送用取鍋ｌから浸漬筒９を介して受継ぎ取鍋２内へ鋳
込まれる注入溶鋼流１７は、不活性ガス供給管】６から
４人置換された不活性ガス雰囲気で包囲されつつ、浸漬
筒９の上向き開口９′から・。 上昇し、溶鋼表面上を被覆するスラグ８と接触し。 溶鑑中に懸濁する非金属介在物はスラグ８に吸着除去さ
れる。 不活性ガス供給管】６から送入された不活性ガスは、案
内筒１０′と７ランジ短管１２との摺動すき間から洩れ
出すので空気の浸入は完全に阻止される。 以上第１図〜第８図にて、大型鋼塊の造塊鋳込みにつき
、この発明の詳細な説明したが、このほかにこの発明は
受継ぎ取鍋すなわちタンディツシュσ）注出ノズルから
ロングノズルによらない連続鋳造用の鋳型へ注入ン行う
際にももちろん同様に適用され得る。 次にこの発ＨＩＪの実施例について説明する。 第２図、第８図の装置（移送用取鍋の底部注出孔口径８
９ｍｍ・浸漬節の内径８ＦｒＯｍｔｎ）を用いて塩ロー
タシャフト素材（全車Ｊｌｌ ８０ ）ｙ ）ノ！空鋳
造を２ヒートの合わせ湯で行ったｏ移送用取鍋と受継ぎ
取鍋との間に第８図に示す可動の弾性伸縮筒をセットし
て鋳造した。不活性ガスとしてＡで。 ガスを８ （＋ １１ ｔ ／ ｍｉｎの流献で鋳込中
に送入し浸漬筒内の酸素濃度を０．１重量幅以下にした
０この例で浸漬節の下方端部の溶鋼の浴面下開口部は水
平面に対して、３０°上向きにした。 上記のようにして溶鋼の酸化を生じる機会をなくシ、ロ
ングノズルによるようなノズルつまりのうれいを伴うこ
となく、高品質の鋼材が得られ、また安定操朶が可能に
なった。
第１図は、大型鋼塊の真空鋳造要領を従来例について示
す断面図であり、 第２図はこび）発明による具体例祭示す同様な断面ＦＡ
。 第８図は要部断面図である。 １・・・移送用取鍋、２・・・受継ぎ取鍋、４・・・シ
ールカバー、９・・・浸漬筒、１０・・・取鍋蓋、１４
・・・弾性伸縮筒・１６・・・不活性ガス供給管。 特許出願人 川崎製鉄株式会社 第１図 第２図
す断面図であり、 第２図はこび）発明による具体例祭示す同様な断面ＦＡ
。 第８図は要部断面図である。 １・・・移送用取鍋、２・・・受継ぎ取鍋、４・・・シ
ールカバー、９・・・浸漬筒、１０・・・取鍋蓋、１４
・・・弾性伸縮筒・１６・・・不活性ガス供給管。 特許出願人 川崎製鉄株式会社 第１図 第２図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 Ｌ 移送用取鍋に受は入れた溶鋼を受継ぎ取鍋への移注
を介しこの受継ぎ取鍋の注出ノズルを通して周辺の大気
雰囲気との接触なしに造塊用または連続鋳造用の鋳型内
へ鋳込む際、移送用取鍋の底部注出孔の口径よりも太い
内径において該移送用取鍋の載架荷重下に可動の弾性伸
縮筒を頂部にそなえかつ、下方端部が横向きないし斜向
きに転向して受継ぎ取鍋内の移注溶鋼の浴面下に潜没開
口し得る浸漬筒を、受継ぎ取鍋の上部開口の閉止に供し
た取鍋又は取鍋の上部開口に差し渡した支持梁に係止保
持して、この浸漬部内を上記溶鋼の移注開始の直前に不
活性ガスの供給でもって大気パージを行い引続きその移
注の１川中大気雰囲気からの断絶を継続させることから
なる溶鋼の中継ぎ鋳込み方法。 ２、移送用取鍋と、これに収容した溶鋼の移注に供する
受継ぎ取鍋およびこの受継ぎ取鍋の上部開口を閉ざす取
鍋蓋又は取鍋の上部開口に差し渡した支持梁とから主と
してなり、移送用取鍋に対しその底部注出孔の周辺と向
い合って該移送用取鍋の載架荷重下に可動の弾性伸縮筒
を頂部にそなえかつ、下方端部が横向きないしは斜向き
に転向して受継ぎ取鍋内に開口し、上記注出孔よりも太
い内径を有する浸漬筒番、上記取鍋蓋に貫通取付けする
とともに、浸漬筒の上方にその内部の大気パージを司る
不活性ガス供給′ａを接続して成る溶鋼の中継ぎ鋳込み
装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18346482A JPS5973173A (ja) | 1982-10-19 | 1982-10-19 | 溶鋼の中継ぎ鋳込み方法および装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18346482A JPS5973173A (ja) | 1982-10-19 | 1982-10-19 | 溶鋼の中継ぎ鋳込み方法および装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5973173A true JPS5973173A (ja) | 1984-04-25 |
Family
ID=16136237
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18346482A Pending JPS5973173A (ja) | 1982-10-19 | 1982-10-19 | 溶鋼の中継ぎ鋳込み方法および装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5973173A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| JPS548117A (en) * | 1977-06-21 | 1979-01-22 | Kawasaki Steel Co | Method of making continuously cast strip having little or no big debris |
-
1982
- 1982-10-19 JP JP18346482A patent/JPS5973173A/ja active Pending
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