JPS597309B2 - 巻たばこ製造機等用のテ−プ接合装置 - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、一般的にはテープ状または条片状材料用の連
続的送給機構に関し、更に詳細寓は空になったテープ・
ボビンからのテープを次に用意されたテープ・ボビンか
らのテープの先導端部に急速接合する装置に関する。

巻たばご製造機にもっぱら限定はされないけれども、本
発明は、米国特許第３７３８５８７号および第３８７８
９７９号の各明細書に記載のように、連続的なたばこ紐
状体を巻き包んで連続的の巻たばこ棒状体を作り、その
後、等長の個々の巻たばこに切断するための巻たばこ製
造機の棒体形成区間に連続的に供給される紙テープ送給
装置に使用するのに特に適している。

テープ接合部のある巻たばこが検査されたときは、それ
は排除される。

もし、この接合部にテープのあまりに長い尾があるなら
ば、２本または３本の巻たばこが排除される。

更に重要なことは、かような巻たばこは、その全長に沿
う長さ方向に糊づけされることがなく、開かれているの
でそれより下流にある機械の正常な動作を妨げるかも知
れない。

従って、本発明の目的は、連続送給紙テープ装置に特に
適する改良された急速接合装置を提供することである。

本発明の他の目的は、最小の残留自由尾端または尾部を
持つ接合部を作る前記接合装置を提供することである。

本発明の他の目的は、空気式検査装置に対して接合部を
送り出す前記接合装置を提供することである。

以下、本発明の一実施例を添付図面を参照して説明する
。

しかし、図面は、単に例示目的であり、本発明の制限を
示すものではない。

図面、特に第１図を参照すると、本発明による急速接合
装置Ｇは、ボビン形式のテープ●フイーダまたは供給源
からすぐ下流に設置される。

このテープ●フイーダは、１対のスピンドルＭ１および
Ｍ２を切換アームＬの両端に有し、この切換アームは、
中心軸または支持体Ｆ上で枢動または回転可能である。

テープＮＳは、現在使用中であって、スピンドルＭ１上
のボビンＢＳから巻きほどかれつつあり、準備または予
備のテープＮＲぱ、スピンドルＭ２上のボビンＢＲに巻
かれている。

ボビン取付および消耗の信号装置は、前述の各特許明細
書に示した通りのもので差支えない。

或は、任意等価的装置でもよい。

本発明の接合装置Ｇを作動するために自動的の消耗信号
装置を利用することは好ましいけれども、希望ならば、
手動の接合装置作動装置を使用することができる。

テープＮＧは、使用中のものであって、接合装置Ｇを通
って送られるが、接合装置は、また準備または予備のテ
ープＮＲの先導端部も受容する。

準備テープＮＲは適当に配置され、また任意適当な接着
装置を持っている。

作動すると、接合装置Ｇは、テープの流れを妨害するこ
となく、直ちにテープＮＲの先導端部をテープＮＳに接
合し、テープＮＳを接合部付近で切断し、以下説明する
ように空気式検査装置のために接合部を弱化させる。

次に第２図および第３図を参照すると、本発明による接
合装置Ｇは、構体Ｓに装架された固定した吸引ブロック
１と、吸引プレス部材２を持つ可動吸引プレス装置とを
有し、この可動吸引プレス装置は、図示の動作位置と装
填位置との間を動くために構体Ｓの上に枢動可能に装架
され、テープ切断装置は、その突きだした動作位置を図
示した後退可能の鋸歯状ナイフ３を持っている。

固定ブロック１は、吸引装置に連結していて、ブロック
の面上に、運動しつつあるテープＮＳを保持するために
空気を流すためその表面に複数個の開孔２０１を有し、
ナイフ３を受容するための横スロット１０１を持ってい
る。

吸引プレス装置は中空ブロックまたはシリンダ６を有し
、このシリンダ６は、軸方向の開孔または穿孔１０６を
持ち、この穿孔は、その後端部は拡大されて空所または
室２０６を形成し、その端部は、電磁作動器またはソレ
ノイド７によって閉鎖され、このソレノイドの取付フラ
ンジ１０７は、シリンダ６の後端部に結合されている。

シリンダ６は、その前端部において中空部材または軸１
５によって固定構体Ｓに連結され、この中空軸１５は、
また吸引装置に連通七、室２０６を吸引装置に連結する
。

シリンダ６、従って吸引プレス装置は、部材１５上でそ
の動作位置（第１図および第２図に示す）から時計方向
に約７５乃至９０度だけその装填位置まで動くことがで
き、ばね荷重された手動掛止装置１６によって各位置に
解除可能に固定される。

この吸引プレス装置は、また内側および外側のピストン
を持っている。

外側ピストンは、本質的に、室１０４を画成する中空ブ
ロックまたは頭部４と、この頭部から後方に穿孔１０６
を通って室２０６の中に延びる管状ステムまたはスリー
ブ５とによって形成される。

ステム５上の螺施ばね９は、室２０６の前壁と、ステム
端部１０５に螺合された環状ナット８との間に圧縮され
て外側ピストンをその後退した位置に押しつげている。

この位置では、頭部４は、シリンダ６の前面に押圧して
いる。

外側ピストンを軸方向運動に対して制限し、かつ回転を
阻止するために、シリンダ６の前端部に取付けたピン１
０は、そこから頭部４の一側の溝またはスロット２０４
に前方に向って突出している。

吸引プレス部材２は、頭部４の上に固着され、それによ
って外側ピストンの前面を形成し、テープＮＲの先導端
部を保持するために室１０４内に空気を流すため複数個
の開孔１０２を持っている。

内側ピストンは、ステムまたはスリーブ５内を摺動でき
る管状ステム１１と、その前端部に室１０４内に位置す
る頭部１２とで構成される。

ばね１４は、ばね９よりも強力であって、室１０４内に
位置し、頭部１２と吸引プレス部材２との間に保持され
て、内側ピストンをその最も後方の、引込めた位置に押
しつげて、頭部１２を室１０４の後壁に押圧し、ステム
１１の端部は、ソレノイド７のプランジャの端部にある
作動要素２０１に圧接支持される。

図から分るように、中空のステム１１と５は、室１０４
を室２０６に流れ結合し、宿２０６は、部材１５によっ
て吸引装置に連結し、空気の流れを孔１０２から導入す
る。

頭部１２は複数個、好ましくは４個のピン１３を持ち、
その各々は、固定ブロック２の開孔２０１と軸方向に整
夕１ルた開孔１０２の中に突出している。

これらのピン１３は、内側ピストンの軸運動を制限し、
回転を阻止するように作用し、また接合されつつある接
合部分においてテープＮＲおよびＮＳを貫通してその後
の空気試験のために接合部を弱化させる。

テープ切断装置は、可動吸引プレス装置に装架される。

空気シリンダ１８は、一端部において外側ピストンの頭
部４上に装架され、その他端部に圧力室３１８が設けら
れる。

その装架端部から離れた位置に、シリンダ１８は環状フ
ランジまたはカラー２１８を設け、またフランジ２１８
と室３１８との間に位置する１対の直径的に対向する長
手スロット１１８を持っている。

ロツドまたはプランジャ１１７は、シリンダ１８内に摺
動可能に設げられ、その一端部に室３１８内に位置する
ピストンまたは頭部１７を持っている。

その他端部にはナイフ３が結合される。

ロツド１１７は、その両端の中間に横断ピン１９を有し
、これはスロット１１８を通って延びて、ロンドが回転
しないようにして、方向を変らないようにする。

ピン１９は、ロンドがシリンダ１８内を軸方向に動くと
きに、スロット１１８に沿って動く。

２個のコップ状の環状シート２１および２２の間にある
螺旋ばね２０は、シリンダ１８の上に設げられ、このば
ねは、そのシ一ト２１をフランジ２１８に押圧し、その
シート２２をピン１９に押しつげる。

このばね２０の目的は、ロツド１１７をその後退位置に
押圧することであって、頭部１７を室３１８の外側また
は圧力入口端部に押圧し、ナイフ３をシリンダ１８の結
合端部に引込めることである。

ナイフ３を、図に例示するように、その動作位置に突き
出すためには、接合部を作ろうとするときに、室３１８
に圧力を加えて、頭部１７に作用してロツド１１７をば
ね２０に抗して動かし、ナイフ３をブロック１と２の前
面の間に、或いは、テープＮＳおよびＮＲの間に位置さ
せ、その鋸歯状の刃をテープＮＳに対面させる。

第２図に示すように、テープＮＲに対する遊動ローラ２
３は、ボビンＢＲに最も近い頭部４の側部に装架される
。

本発明によれば、巻きほどきボビンＢＳのテープＮＳ（
固定ブロック１に摺動案内されるテープ）は、終了する
間際にあり、機械の操作員は、ランチ１６を引張って、
シリンダまたはブロック６を時計方向に回転して、吸引
プレス部材２が実質的に水平位置になるようにする。

適当な接着性テープまたは両面接着性テープの一片Ａが
、準備または予備テープＮＲの先導端部に貼着され、そ
のように接着のために準備された先導端部を吸引プレス
部材２の上に適当に位置せしめる。

シリンダまたはブロック６は、ラッチを外されて最初の
位置まで反時計方向に戻り回転して、プレス部材２は、
吸引ブロック１と対面整合状態となり、ラッチ１６によ
って所定位置に固定される。

前述の動作または準備は、若干の時間を必要とするので
、操作員の介入動作は、適時でなければならない。

この目的のために、適当に調整されたボビン感知装置に
よって動作する警告装置を設けることができる。

この準備をした後に、巻きほどいているボビンＢＳが、
終了と思われる巻きほどき程度に達したときに、適当に
校正された感知装置が、ソレノイド制御弁（図示せず）
を付勢して、シリンダ１８の室３１８に圧力流体または
圧縮空気を送給する。

室３１８に入る圧力流体は、頭部１７に作用して、ロツ
ド１１７をばね２０の押圧力に抗して動かし、ナイフ３
をブロック１と部材２０間のその動作位置（第２図に示
す）までシリンダ１８から押し出して、その鋸歯状の刃
を、巻きほどいているテープＮＳに対面させる。

ソレノイド制御弁が付勢されて、ナイフ３がその動作位
置に動かされた時間から所定の時間間隔または時間遅れ
の後に、適当な制御装置（図示せず）が電磁作動装置ま
たはソレノイド７を付勢する。

この時間間隔は、例えば米国特許第３８７８９７９号明
細書に記載および特許請求されているように、一時的の
貯留区域に弛いテープの適当貯留を形成するように設げ
られることができる。

電磁作動装置またはソレノイド７が付勢することによっ
て、そのプランジャおよび作動用部材２０７を作動させ
て内側ピストン（頭部１２およびステム１１）を固定ブ
ロック１に向って押圧する。

ばね１４の作用は、外側ピストン（部材２、頭部４およ
びステム５）をばね９の圧力に抗して、内側ピストンと
ともに固定ブロック１に向って動かす。

内側および外側ピストンのこの運動によって部材２は、
テープＮＲの先導端部を接着片Ａと一緒にテープＮＳに
圧しつけて接合部を作り、それと同時にナイフ３を固定
ブロック１内のスロット１０１の中に送り込み、接合部
につながっているテープＮＳを切り取る。

内側ピストンがばね１４の圧力に抗して更に動くことに
よって、頭部２はピン１３を孔１０２の外に動かし、テ
ープＮＲおよびＮＳを貫通して、ブロック１の整列開孔
２０１に入り、それによって、接合部区域に孔をあけま
たは弱化するので、これはその後の空気式巻たばこ端部
検出器による、接合部を持った巻たばこ検査によって検
出される。

その後、接合装置Ｇに対して適当な時間制御により、電
磁作動器またはソレノイド７を消勢し、ばね９および１
４は、内側および外側ピストンを後退位置に復帰させる
。

同様にして、制御装置は、ソレノイド弁を消勢して、シ
リンダ１８０室３１８への圧縮空気供給を停止し、ばね
２０は、プランジャ１１７を動かし、ナイフ３を後退さ
せる。

このナイフ３の軸方向後退は、上記のようにして接合さ
れたテープＮＲがナイフと邪魔し合わないようにするた
めに必要である。

すなわち、ボビン保持アームＬが矢印方向に回転して、
準備テープＮＲのボビンＢＲを、いま使い終ったボビン
ＢＳのあった場所に持って来るときに生じる干渉を妨ぐ
ためである。

この約１８０°の回転の後に、テープＮＲは、固定吸引
ブロック１の上に位置し、それに沿ってテープＮＲは新
らしい供給テープとして摺動する。

使用してテープがなくなったボビンＢＳは、交換されて
、本発明の接合装置Ｇは、テープＮＲが使用終期になっ
たときに次の接合をするために再び装填される準備が完
了する。

本発明の単一実施例のみについて、図示し詳述したけれ
ども、本発明はそれのみに限定されるものでないことは
明らかに理解されるべきである。

当業者の理解するように、本発明の精神および要旨から
離れることな《、その部品の設計および配置には多くの
変化が行なわれ得るものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明に従って製作された接合装置を有する
テープ送給装置の送給部分の略図、第２図は、本発明に
より製作された接合装置の断面図、第３図は、第２図■
−■線における断面図である。 １・・・固定吸引ブロック、２・・・可動吸引プレス部
材、３・・・鋸歯状ナイフ、６・・・可動吸引プレスの
シリンダ、７・・・ソレノイド、９，１４・・・荷重ば
ね、１５・・・可動プレス装置の枢支中空軸、１７・・
・ナイフ作動用ピストン、１８・・・ナイフ作動用シリ
ンダ、２０・・・復帰ばね、ＮＳ・・・巻きほどかれる
テープ、ＮＲ・・・準備されたテープ。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １ 連続テープ送給装置、特に巻たばこ製造機の巻付紙
   テープを送給するために、巻きほどきボビンのテープ末
   尾端部と準備ボビンのテープ先導端部との間を急速接合
   するためのテープ接合装置であって、前記巻きほどかれ
   ているテープがその上を摺動するように案内される吸引
   ブロックと、前記吸引ブロックに前方を対面し、かつ前
   記吸引ブロックに向って動くことができる吸引プレス装
   置とを有し、このプレス装置は、外側に貼着した接着片
   を持った準備テープの先導端部をその面上に空気力によ
   り静止して保持し、前記プレス装置と一体の支持体上に
   軸方向に摺動可能に装架されたナイフを有し、上記ナイ
   フは、前記プレス装置と同期化された作動装置の作用の
   もとに、前記吸引ブロックと前記プレス装置との間の中
   間空間の外にある待機位置から前記中間空間内に横断し
   て位置する切断位置へ動くことができ、前記ナイフ刃の
   切断刃先は、前記固定吸引ブロックによって空気力で係
   合されている前記巻きほどかれつつあるテープに向って
   向けられ、前記ナイフ刃のために固定空気ブロック内に
   形成された収容スロットを有し、前記ナイフ刃は、前記
   スロット内に側方に入って前記巻きほどかれつつあるテ
   ープの末尾端部を切断し、同時に前記プレス装置は、前
   記固定吸引ブロックに向って前方に動かされて、前記準
   備テープの先導端部な前記巻きほどかれつつあるテープ
   の末尾端部とともに、前記ナイフによって切断されるす
   ぐ近《で接合することを特徴とする、テープ接合装置。 ２ 前記刃の切断刃先は、前記巻きほどかれつつあるテ
   ープ末尾端部を切断し、同時に前記刃の進行とともに全
   テープ幅に沿って前記固定吸引ブロックのスロットに入
   るように鋸歯状とされた、特許請求の範囲第１項に記載
   のテープ接合装置。 ３ 前記軸方向に動くことのできるナイフに対する支持
   体は、空気圧シリンダと、前記プランジャ・ステムに軸
   方向に固着されたナイフとを有し、また前記シリンダ本
   体は、前記可動吸引プレス装置にその運動方向に直角に
   取付けられている、特許請求の範囲第１項または第２項
   に記載のテープ接合装置。 ４ 前記空気圧シリンダは、単動形式のものであって、
   前記固定吸引ブロックと前記プレス装置との間に前記ナ
   イフが移動している間は復帰ばねの作用に抗して作動状
   態にあり、前記ばねは、前記刃を前記固定吸引ブロック
   と前記プレス装置との間の中間空間の外の非動作位置に
   戻すように作用する、特許請求の範囲第３項に記載のテ
   ープ接合装置。 ５ 前記可動プレス装置は、荷重ばねを介在して電磁石
   の作用のもとに前記吸引ブロックに向って動かされ、適
   当数の穿孔用ピンが前記電磁石と一体運動するように設
   けられ、それによって、前記電磁石によって加えられる
   圧力が一定値を超えるときに、前記穿孔用ピンは前記プ
   レス装置の表面の外へ突出して、前記接合区域にある接
   合されたテープを穿孔する、特許請求の範囲第１項乃至
   第４項のいづれかの項に記載のテープ接合装置。