JPS597267A - 流速測定装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は蒸気発生装置の環状空所内の流体の流速を測
定する装置、特に該環状空所を形成する壁に接近した部
分の流速の測定が可能な装置に関する。

加圧軽水型原子炉の蒸気発生装置の運転に際して諸問題
点（例えば腐食、凹み等、即ち間隔板との結合における
酸化現象による緊縮）が生じ、かつ熱交換チューブと間
隔板の近傍にあられれる熱的および流ノ１状態によって
部分的に起因される。

これらの状態は、蒸気発生装置の環状空所内の流れの性
情に大きく左右される。上記現象を十分に理解する方法
の１つは前記流れのもつ情報を得ることである。

蒸気発生装置の環状空所内の速度曲線形状をプロットす
ることを望む場合、主たる問題点は前記空所内において
測定点を極めて精密に位置づけ、特に壁に極力接近させ
これによって可能な層流層の厚さを決定することである
。しかし、蒸気発生装置の運転中でかつ遷移作動状態中
に、内壁および外壁の瞬間的膨張効果は異り、これはプ
ローブの破損或は壁と測定点との間の正確な距離を知る
ことが不可能であるから、これらの壁に極めて接近した
測定を実施することを不可能にさせる。

この問題は、たとえどのような熱膨張或は振動を受ける
にせよ、蒸気発生装置壁に接近した流速を常時知ること
を可能にする装置によって解決される。

この発明の主要態様によれば、蒸気発生装置の外側フェ
ルール或は壁に対して固定状態に維持されたプローブ外
胴を有し、さらにプローブを囲むベローズ、を含み、ば
ローズの１端はプローブに固定され、その他端はプロー
ブ外胴に固定され、１１１１記ベローズは蒸気発生装置
の内側フェルールとプローブの１端が常時当接するよう
に取付けられる。

この発明の他の態様によれば、計測用ボス或は接続具は
蒸気発生装置の外壁にそれに形成された開口としはルを
合わせて取付けられ、前記ボスはプローブを通すだめの
開口をもつ。

この発明の別の態様によれば、この装（ｆはプローブ外
胴を計測用ボスに固定させる装置を有し、前記固定装置
はプローブ外胴をボスに形成された凹部内に維持させる
例えばスクフボックスを含む。

最後に、この発明のさらに他の態様によれば、プローブ
は内側フェルールに当接されるその末端の近くに、内側
フェルールと外側フェルール間に分布された複数の圧力
接続オリフィスおよび各圧力接続オリフィスを排出ポー
トに接続する複数の・ξイブを含む。

この発明を限定するものではない附図を参照しつつ以下
にこの発明の詳細な説明する。

この発明による装ｆ＃′、１は、蒸気発生装置の壁或は
外側フェルール４に形成された開「１に取付レベルをも
つ。この装置は本質的にプローブ外胴６を含み、このプ
ローブ外胴は後述する手段によって蒸気発生装置の外側
フェルール４に固定される。

プローブ外胴６の内部に、プローブ本体が配置され、そ
の１端１０は発生装置のフェルールまたは内壁１２と当
接している。プローブ８の末端１００近くに内側フェル
ール１２と外側フェルール４間に分配された一連の圧力
接続オリフィス１Ａが設けられ、これによって壁４と１
２の直ぐ近くを含む完全な環状空所１６内に速度形状曲
線を画くことができる。

プローブ外胴６とプロー）８間のシールは、プローブ８
を取囲む弾性ベローズ１８によって提供され、前記はロ
ーズの第１端１７はプローブ８に固定され、一方その他
端１９は、それ自身プローブ外胴６に密封螺接された接
合金具２０に固定される。プローブ外胴６とプローブ８
間の密封状態を保証するその第１機能とは別に、ベロー
ズ１８はその弾性のだめに、プローブ８を蒸気発生装置
の内壁１２の方向に押動しかつベローズ１８の他端１９
はそれ自身蒸気発生装置の外側フェルール４に対し固定
状態に保たれたプローブ本体８に固定されるから、壁１
２によって受ける膨張および振動がたとえ生じてもプロ
ーブの末端１０を常時接触状態に維持することを可能に
する。よって、壁１２と前記壁に最も近いオリフィス１
４間の距離は一定に保たれかつたとえ壁が受ける膨張或
は振動がどのようであっても壁に極めて接近した点にお
ける流体の流速を測定できる。

この装置は、例えば溶接ビード２６によって発生装置の
外壁４に密封固定された中間部分或は４測用ボス２２を
もつ。発生装置の外側フェルール４に形成された開口２
内に配置された計測用ボスの部分はプローブ８用の通路
２５を形成するさや形チューブ２４の形状をもつ。この
装置の重要さは、外側フェルール４の厚さのだめに関し
１２は一般に高い精度をもって機械加工されない状態で
、空所２８内にてプローブ８を緊密な公差をもって精密
に案内させることである。また、蒸気発生装置の外側の
ボス２２０部分はプローブ外胴６を受入れできる凹部２
６をもつことが判る。プローブ外胴はスタフボックス２
８により凹部２６内に維持され、必要なシールが接続具
２９によって提供される。よって、プローブ外胴６は、
それ自身壁４に溶接されたボス２２内にスタフボックス
２８が固定されるから、外側フェルールに対して固定状
態に維持される。

この装置はまだ、接続具２０に密封固定された測定頭部
ろ０をもち、前記接続具はそれ自身プローブ本体６に緊
密に螺接されている。測定頭部３０は排出ポート３２内
に延びる・ξイブ６１を有し、排出ポート６；２の上に
３６のような圧力接続具を取付けることができる。接続
具６３は、測定装置６５に接続される。

プローブ８は一連の通路１５によって貫通されて、接続
具２０内に図において見られるチューブろ８のような可
撓チューブであるだめにプローブ頭部内に形成された排
出ポード６２の１つと圧力接続オリフィス１４の１つを
結合させることができる。この配置の機能はこの装置の
取付を容易にさせる。よって、前記頭部が接続具２０に
固定される前に毛細チューブ６Ｂが次に接続具２０の内
側空所６７内に曲げ蓄えられる。

この発明による装置は、プローブの末端は蒸気発生装置
の内壁１２に恒久的に付着されるから特に重要な利点を
もつ。これによって常に前記壁の極めて近い部分の圧力
、従って速度を知ることができ、かつ例えば任意可能な
層流層の厚さが決定できる。

最後に、蒸気発生装置の環状空所内の流れの研究用とし
２てこの装置が設計されているが、壁の極めて近くにお
ける流体の流れの緒特性を知る必要があるすべての設備
を含む他の使用目的をもつことが明らかである。

【図面の簡単な説明】

附図はこの発明による測定装置の切断概略［シ１である
。 図中の符号 １・・・発明装置、　　　　　２・・・開１」、４・・
・壁、　　　　　　　　６・・・プローブ外胴、８・・
・プローブ本体、　　　１０・・・プローブ末端、１２
・・・内壁、　　　　　　１４・・・オリフィス、１５
・・・通路、　　　　　　１６・・・環状空所、１７・
・・はローズ１端、　　１８・・・ベローズ、１９・・
・ばローズ他端、　２０・・・接続具、２２・・・ボス
、　　　　　　２６・・・浴接ビート９．２４・・・さ
や状チューブ、　　　２５・・・空所、２６・・・凹部
、　　　　　　２８・・・スタフボックス、２９・・・
接続具、　　　　　３０・・プローブ頭部、ろ１・・・
・ξイブ、　　　　　６２・・・排出ホード、ろ３・・
・接続具、　　　　　６５・・・測定装置、６７・・・
内側空所、　６８・・・チューブ、をポす。 （ほか６名）

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １゜蒸気発生装置の環状空所内の流体の流速測定装置で
   あって、前記空所は内側フェルールと外側フェルールに
   よって限界され、外側フェルールに固定維持されたプロ
   ーブ外胴を含み、核外胴内にプローブ本体が配設され、
   さらに、プローブを囲む弾性ベローズを含み、ベローズ
   の１端はプローブに固定され、その他端はプローブ外胴
   に固定され、ベローズは内側フェルールにプローブの１
   端を恒久的に当接させるように固定される流速測定装置
   。 ２、それに形成された開口としＲルを含わせて蒸気発生
   装置の外側フェルールに固定された計測用ボスを含み、
   ボ・スがプローブ本体を而すための開口をもつ特許請求
   の範囲第１項記載の流速測定装置。 ３、プローブ外胴を計測用ボスに固定可能にする装置を
   有する特許請求の範囲第２項記載の流速測定装置。 ４、固定装置がプローブ外胴を計測用ボスに形成された
   凹部内に維持させるスタフボックスを含む特許請求の範
   囲第３項記載の流速測定装置。 ５、プローブが内側フェルールに当接されるその末端の
   近くに、内側フェルールと外側フェルール間に配置され
   た複数の圧力接続オリフィスを含む特許請求の範囲第１
   項記載の流速測定装置。 ６、プローブが各圧力接続オリフィスを排出ポートに接
   続させる複数のパイプをもつ特許請求の範囲第５項記載
   の流速測定装置。