JPS5923372B2 - 液封隔膜式圧力置換器 - Google Patents
液封隔膜式圧力置換器Info
- Publication number
- JPS5923372B2 JPS5923372B2 JP3552479A JP3552479A JPS5923372B2 JP S5923372 B2 JPS5923372 B2 JP S5923372B2 JP 3552479 A JP3552479 A JP 3552479A JP 3552479 A JP3552479 A JP 3552479A JP S5923372 B2 JPS5923372 B2 JP S5923372B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pressure
- receiving part
- displacement device
- diaphragm
- transmission medium
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Measuring Fluid Pressure (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は高速増殖炉用の圧力計などの液封隔膜式圧力置
換器に関する。
換器に関する。
高速増殖炉の冷却材として使用される液体金属ナトリウ
ム用の圧力計は、液体金属ナトリウムが200〜550
℃前後の温度であり、さらに放射能を持った場合もある
こと、またナトリウムが化学的に活性であるなどの理由
から、1次圧力伝達媒体にナトリウムとカリウムの合金
NaK%2次圧力伝達媒体にシリコンオイルを封入した
多重隔膜式の圧力計が使われている。
ム用の圧力計は、液体金属ナトリウムが200〜550
℃前後の温度であり、さらに放射能を持った場合もある
こと、またナトリウムが化学的に活性であるなどの理由
から、1次圧力伝達媒体にナトリウムとカリウムの合金
NaK%2次圧力伝達媒体にシリコンオイルを封入した
多重隔膜式の圧力計が使われている。
しかしながら、被測定流体が高温で温度範囲が広いため
、1次圧力伝達媒体を封入するときに残った少量の残留
気泡や、温度差による膨張、収縮によってゼロ点、スパ
ン誤差が生じる欠点があった。
、1次圧力伝達媒体を封入するときに残った少量の残留
気泡や、温度差による膨張、収縮によってゼロ点、スパ
ン誤差が生じる欠点があった。
本発明は上記の欠点を解消しだ液封隔膜式圧力置換器を
提供することを目的とするもので、このため本発明では
受圧部の外壁部分に温度コントロールできるヒーターを
設けることによってWr期の目的を達成した。
提供することを目的とするもので、このため本発明では
受圧部の外壁部分に温度コントロールできるヒーターを
設けることによってWr期の目的を達成した。
以下図面を参照して本発明の一実施例を説明する。
図は本発明の一実施例を示す断面図で、受圧部1には横
向きに受圧口2、水平方向に受圧ダイヤフラム3が設け
られており、この受圧ダイヤフラム3により受圧室4と
第1次圧力伝達媒体NaK6が封入される第1次圧力伝
達媒体室5に分離されている。
向きに受圧口2、水平方向に受圧ダイヤフラム3が設け
られており、この受圧ダイヤフラム3により受圧室4と
第1次圧力伝達媒体NaK6が封入される第1次圧力伝
達媒体室5に分離されている。
置換部1は置換ダイヤフラム8により第1次圧力伝達媒
体室5と第2次圧力伝達媒体室9とに分離されている。
体室5と第2次圧力伝達媒体室9とに分離されている。
受圧部1と置換部γには、NaKを封入するための流入
口10、流出口11が設げられている。
口10、流出口11が設げられている。
又、第2次圧力伝達媒体室9には、第2の圧力伝達媒体
であるシリコンオイル12が封入されている。
であるシリコンオイル12が封入されている。
シリコンオイル12は、キャピラリ13を介して図示さ
れていない伝送器本体まで封入されている。
れていない伝送器本体まで封入されている。
受圧部1から第1次圧力伝達媒体室5にかけての外壁に
は、内側に絶縁材14a1外側に保温材14bに覆われ
たヒータ14が設けられており、このヒータ14による
加熱状態をコントロールするために受圧部1の温度を測
定出来る熱電対15が付いている。
は、内側に絶縁材14a1外側に保温材14bに覆われ
たヒータ14が設けられており、このヒータ14による
加熱状態をコントロールするために受圧部1の温度を測
定出来る熱電対15が付いている。
このように構成された圧力置換器にNaK6を封入する
場合について説明する。
場合について説明する。
NaK流人口10、流出口11に、NaKを流入および
流出するための治具(図示しない)を取り付けて、ヒー
ター14によって封入部を高温に保って、内部を真空に
して吸着ガス等の不純物浄化をして、NaKを循環させ
て内部に気泡が残らないようにして、流入口10、流出
口11を溶接することにより封止する。
流出するための治具(図示しない)を取り付けて、ヒー
ター14によって封入部を高温に保って、内部を真空に
して吸着ガス等の不純物浄化をして、NaKを循環させ
て内部に気泡が残らないようにして、流入口10、流出
口11を溶接することにより封止する。
このように受圧部1にヒーターを設けることにより、外
部に加熱手段を用いることなく容易に早く精度良<Na
K封大作業が出来る。
部に加熱手段を用いることなく容易に早く精度良<Na
K封大作業が出来る。
つぎに置換器をプラントに設置して圧力を測定する場合
について説明する。
について説明する。
置換器はプラントに設置されると、まずナトリウムを導
入する受圧部1をヒーター14によって数百℃に加熱(
例えばナトリウムの融点97.9℃と沸点877.5℃
との範囲内の適当温度)した後、真空引してArガスに
置換し、その後受圧部1ヘナトリウムを充填する。
入する受圧部1をヒーター14によって数百℃に加熱(
例えばナトリウムの融点97.9℃と沸点877.5℃
との範囲内の適当温度)した後、真空引してArガスに
置換し、その後受圧部1ヘナトリウムを充填する。
充填されたナトリウムの圧力paは、受圧ダイヤフラム
3を介してNaN3に伝達d%置換部Tの置換ダイヤフ
ラム8を介してシリコンオイル12に伝達される。
3を介してNaN3に伝達d%置換部Tの置換ダイヤフ
ラム8を介してシリコンオイル12に伝達される。
そしてキャピラリ13内のシリコンオイル12を介して
伝送器に伝わり、伝送器は圧力paに比例した電気信号
を出力する。
伝送器に伝わり、伝送器は圧力paに比例した電気信号
を出力する。
この際、受圧部1は数百℃に加熱されているが、置換部
T1キャピラリ13で放熱されて温度が下がり、伝送器
でのシリコンオイル12の温度は常温程度に保たれてい
る。
T1キャピラリ13で放熱されて温度が下がり、伝送器
でのシリコンオイル12の温度は常温程度に保たれてい
る。
このようにして、受圧部1外壁に絶縁材と保温材に覆わ
れたヒーターを一体に設けであるので1特別に受圧部に
ヒーター、保温材を取り付ける作業を必要としない。
れたヒーターを一体に設けであるので1特別に受圧部に
ヒーター、保温材を取り付ける作業を必要としない。
また受圧部1の温度は、熱電対15によって測定してヒ
ーター14にフィトバックできるので、ナトリウムの温
度変化による影響をうけることなくほぼ一定に保つこと
ができるので、NaN3の膨張、収縮が少なく精度良く
ナトリウムの圧力Paを測定できる。
ーター14にフィトバックできるので、ナトリウムの温
度変化による影響をうけることなくほぼ一定に保つこと
ができるので、NaN3の膨張、収縮が少なく精度良く
ナトリウムの圧力Paを測定できる。
又絶縁材と保温材に覆われたヒーターをユニット化して
、受圧部より取外し可能にすれば、プラントへの受圧部
の溶接作業の後でも取り付けることができ、作業が容易
となる。
、受圧部より取外し可能にすれば、プラントへの受圧部
の溶接作業の後でも取り付けることができ、作業が容易
となる。
以上、詳述したように本発明によれば、液封隔膜式圧力
置換器に温度コントロール可能なヒーターを設けること
により、NaK封大の際外部に加熱手段を用いることな
く容易に精度良く作業ができ、プラントに設置されると
ナトリウムの充填が容易で測定精度が向上するなどの多
大な効果を奏する。
置換器に温度コントロール可能なヒーターを設けること
により、NaK封大の際外部に加熱手段を用いることな
く容易に精度良く作業ができ、プラントに設置されると
ナトリウムの充填が容易で測定精度が向上するなどの多
大な効果を奏する。
なお、一実施例では、圧力伝送器に適用した場合を示し
たが、差圧伝送器にも全く同様にして適用することがで
きる。
たが、差圧伝送器にも全く同様にして適用することがで
きる。
また、加熱手段の代りに冷却手段を用いても受圧部の温
度を一定に保つことができるがNaK封入時には加熱す
る必要がある為、この場合適用できず好ましくない。
度を一定に保つことができるがNaK封入時には加熱す
る必要がある為、この場合適用できず好ましくない。
図は本発明の一実施例の液封隔膜式圧力置換器の構成を
示す断面図である。 1・・・・・・受圧部、2・・・・・・受圧口、3・・
・−・・受圧ダイヤフラム、6・・・・・・第1次圧力
伝達媒体、8・・・・・・置換ダイヤフラム、12・・
・・・・第2次圧力伝達媒体、14・・・・・叱−ター
、15・・・・・・熱電対。
示す断面図である。 1・・・・・・受圧部、2・・・・・・受圧口、3・・
・−・・受圧ダイヤフラム、6・・・・・・第1次圧力
伝達媒体、8・・・・・・置換ダイヤフラム、12・・
・・・・第2次圧力伝達媒体、14・・・・・叱−ター
、15・・・・・・熱電対。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 横向きに設けられた受圧口の内面底部と平行に設け
られた第1の隔膜により受圧室と第1圧力伝達媒体室と
に分離された受圧部と、第2の隔膜により分離された第
1圧力伝達媒体室および第2圧力伝達媒体室を有する圧
力置換部とより成り、前記受圧部に温度測定手段および
受圧部外壁に加熱手段を設けたことを特徴とする液封隔
膜式圧力置換器。 2 加熱手段が、受圧部外壁に着脱可能に構成されたこ
とを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の液封隔膜式
圧力置換器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3552479A JPS5923372B2 (ja) | 1979-03-28 | 1979-03-28 | 液封隔膜式圧力置換器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3552479A JPS5923372B2 (ja) | 1979-03-28 | 1979-03-28 | 液封隔膜式圧力置換器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS55128132A JPS55128132A (en) | 1980-10-03 |
JPS5923372B2 true JPS5923372B2 (ja) | 1984-06-01 |
Family
ID=12444127
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3552479A Expired JPS5923372B2 (ja) | 1979-03-28 | 1979-03-28 | 液封隔膜式圧力置換器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5923372B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4567773A (en) * | 1984-01-05 | 1986-02-04 | Energy Utilization Laboratories, Inc. | Pressure transducer system |
JPS6342422A (ja) * | 1986-08-08 | 1988-02-23 | Fuji Photo Film Co Ltd | 液体計量容器の差圧式レベル計 |
CN102235165A (zh) * | 2010-05-05 | 2011-11-09 | 昆山中慈工控科技开发有限公司 | 一种软感应头和带压力零点调整的压力表防冻装置 |
-
1979
- 1979-03-28 JP JP3552479A patent/JPS5923372B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS55128132A (en) | 1980-10-03 |
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