JPS5971492A - 防食ケ−ブル - Google Patents

防食ケ−ブル

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JPS5971492A
JPS5971492A JP18156282A JP18156282A JPS5971492A JP S5971492 A JPS5971492 A JP S5971492A JP 18156282 A JP18156282 A JP 18156282A JP 18156282 A JP18156282 A JP 18156282A JP S5971492 A JPS5971492 A JP S5971492A
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JP
Japan
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cable
corrosion
wire
socket
aggregate
Prior art date
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Application number
JP18156282A
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English (en)
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JPH0213068B2 (ja
Inventor
義人 田中
原口 俊男
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Kobelco Wire Co Ltd
Original Assignee
Shinko Wire Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、吊り構造物等に使用される防食ケーブルの
改良に関するものである。
斜張橋、吊構造物あるいは海洋構造物の撃留等に複数本
のケーブル素線を束ねてプラスチック材等で被覆してな
る防食ケーブルが使用される。この種防食ケーブルはケ
ーブル素線の断線が重大な事故につながるため、製品完
成時および使用段階において各素線の断線を検出するこ
とか望ましい。
このtlft線の一般的な検出手段きしてテスター等に
よる通電試験が挙げられる。しかしなから各素線が互い
に密着して電気的に導通状態となった従来のケーブルに
はこの通電試験は使用できない。また、各素線を絶縁体
で被覆してそれぞれ電気的に絶縁すると吉も考えられる
か、ケーブルに変動荷重が作用した場合、端末ソケット
内に充填された鋳込材との間で作用する圧縮応力によっ
て上記被覆が破られることがあり、この部分において漏
電流が生しるために通電試験で確実に断線を検出するの
は不可能である。」二記被覆の破損を防止するためには
端末ソケット内に111人されるケーブル素線の被覆厚
を大きくずれはよいが、この場合には被覆作業が煩雑に
なり、かつケーブル素線と端末ソケットとの固着強度が
低丁するという問題かある。このため、端末ソケットと
の固着強度を低下させることなく、端末ソケット内にお
いて各素線を確実に絶縁することができる防食ケーブル
の開発が望まれていた。
この発明は以上の点に鑑みてなされたものであり、端末
ソケット内において各ケーブル素線を完全に絶縁するこ
とによってケーブル素線の断線検出を容易かつ確実に行
なうことができ、しかも優れた防食効果が得られると共
にケーブル素線と端末ソケットとを強固に固着さぜるこ
とかてきる防食ケーブルを得ることを目的としたもので
ある。
すなわち、この発明は複数本のケーブル素線がそれぞれ
個々独立して絶縁被覆されてなるケーブル本体と、この
ケーブル本体の両端部に固着される端末ソケットとを有
し、この端末ソケットには絶縁体からなる支持板が設け
られ、かつソケ’y )の内部には経時同化性の液状合
成樹脂またはセメントミルクからなる鋳込材と、電気絶
縁性を有する骨材とが充填され、各ケーブル素線の端部
が互いに離隔された状態で」二記支持板に係止されると
共に、上記切込材および骨材によってソケット内に保持
されたものである。
以下、この発明の実施例を図面によって説明する。第1
図において1は複数本のケーブル素線10がパラレルに
配置されたケーブル本体であって、各ケーブル素線10
は1本ごとに全長に亘ってポリエチレン、ナイロン等の
プラスチック材からなる絶縁被覆11が施されている。
すなわち、各素線10は絶縁被覆11によって互いに絶
縁され、かつ個々に防食されている。またケーブル本体
1にはポリエチレン等のプラスチック管または鋼管等か
らなる外套管12が被せられ、この外套管12とケーブ
ル素線10との間の空隙部にはセメントミルク、エポキ
シ樹脂またはコム、グリース等の防食用充填材16が充
填されている。
またケーブル素線10の端部は第2図に示すように端末
ソケット2内に挿入され、ソケット2の前後両端部に配
置された支持板21.22を貫通して係止されている。
すなわち、各ケーブル素線10は互いに離隔された状態
で支持板21.22を貫通し、その端末部にヘラディン
加工等の手段て球状頭部14が形成され、この頭部14
がワッシャ15を介して支持板22に係止されている。
また端末ソケット2内には経時固化性の液状合成樹脂ま
たはセメントミルクからなる鋳込材26と電気絶縁性を
有する骨材24とが各素線10間に充填されている。上
記骨材24は鋼球に絶縁被覆を施したもの、またはセラ
ミックス、砂、ガラス等の絶縁体によって形成されてい
る。また」二記支持板21.22は合成樹脂材等からな
る絶縁体によって形成されている。なお前端の支持板2
1は絶縁被覆11が厚い場合なくてもよい。
以」二のように構成された防食ケーブルは、各ケーブル
素線10が絶縁被覆11で覆われることによって電気的
に絶縁され、かつ絶縁体からなる支持板21.22によ
って互いに離隔されているため、各素線10間に電流が
導通されることはない。
従ってテスター等を用いた通電試験により各素線10の
断線を確実に検出することかできる。ずなわぢ、ケーブ
ル素線10か断線している場合にはその電気抵抗は無限
大になり、これを通電試験で検出することにより、断線
を発見てきるのである。
また、ケーブル本体1はその端部がソケット5内に充填
された鋳込材26と骨材24とで保持されると共に、ケ
ーブル素線10の端末部が支持板22に係止されており
、従って端末ソケット2に強固に保持されることとなる
。しかも上記支持板21.22および骨材24か絶縁性
を有する素材で形成されているため、ケーブル本体に作
用する変動荷重によりソケット2内の絶縁被覆11か破
られたとしても絶縁状態が維持され、通電試験による断
線検出に支障をきたすことはない。なお、ソケット2内
におけるケーブル素線10または、絶縁液N11の損傷
を防止するためには、骨材24の硬度をケーブル素線1
0または、絶縁被覆11の硬度よりも低くし、骨材24
の変形によりケーブル素線10または、絶縁被覆11に
作用する応力を減少させるように構成することか望まし
い。このようにすると、変動荷重作用中のケーブル素線
10または絶縁被覆11の損傷防止をも兼ねることとな
り好ましい。
このように」二記ケーブルは電気的に完全に絶縁されて
いるために海中において使用した場合でも電食されるこ
とはなく、かつケーブル素線10か合成樹脂組からなる
絶縁被覆11で覆われているので優れた防食効果を有す
るものである。
次に」1記構成のケーブルの絶縁効果を確めるために第
6図に示すように隔壁16..16間に注入された海水
中にケーブルを設置し、繰り返し荷重を作用させてケー
ブル素線10を断線させ、通電試験による断線検出を試
みた。なお、ケーブル本体1として線径5Mのケーブル
素線10に厚み0.02〜0.05m、の絶縁被覆11
を施したものを67本束ねたものを使用し、かつ本発明
に係る試供品工としてソケット5内に直径1〜2臨の裸
鋼法に厚み0.2〜0.5M、の合成樹脂被覆を施した
骨材24を用い、本発明と比較するための供試品lとし
て直径1〜2肪の裸鋼法からなる骨材24′を用いて試
験を行なった。また断線検出装置6としてケーブル素線
10.10の一端部をリード線30で接続し、他端部の
リード線31間に定電圧電源62および電流計33を接
続したものを使用した。
上記試験装置において、供試品I 、 11に」−限応
力68 K9/rutb2、変動応力幅201ψ/訴2
の繰り返し荷重を200万回作用させた所、本発明の供
試品■では電流値に変化がみられず、これに対し供試品
■では電流値かやN増加し、テスターによるとソケット
2とケーブル素線との絶縁抵抗か低下していた。これは
供試品■の絶縁被覆11かソケッ1−2 、2内におい
て破れ、ケーブル素線10から裸鋼球製の骨組24′を
介して電流か一方のソケット2外に翻出し、破線で示す
ように海水中を導通して他方のソケット2内に通電され
ることにより、検出装置ろの回路の抵抗値が減少したた
めと思われる。
さらに、本発明に係る試供品■について変動応力幅40
 K9/ma’の繰り返し荷重を65万回作用させた所
、電流値が口となった。これはケーブル素線10が断線
されて抵抗値か無限大となったためである。この試験結
果からも明らかなよう)こ、本発明に係るケーブルはケ
ーブル素線1oを完全に絶縁することができ、断線の検
出を容易かつ確実に行うことができるものである。従っ
て製品完成時および使用段階においてケーブル素線1o
の断線を検出することができるのでケーブル破断等の事
故を未然に防止することができる。
以」二説明したように、この発明は各ケーブル素線を完
全に絶縁することができるため、通電試験によってケー
ブル素線の断線検出を容易かつ確実に行うことができ、
かつ優れた電食防止効果および防食効果を有し、しかも
ケーブル素線と端末ソケットとを強固に固着させること
かできるという利点を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係るケーブル本体の構成を示す断面
図、第2図はこの考案の実施例を示す断面図、第6図は
断線検出手段を示す断面図である。 1・・・ケーブル本体、2・・・端末ソケット、10・
・・ケーブル素線、11・・・絶縁被覆、21.22・
・・支持板、26・・・鋳人材、24・・・骨材。 特許 出願人 神鋼鋼線工業株式会社

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、 複数本のケーブル素線がそれぞれ個々独立して絶
    縁被覆されてなるケーブル本体と、このケーブル本体の
    両端部に固着される端末ソケットとを有し、この端末ソ
    ケットには絶縁体からなる支持板が設けられ、かつソケ
    ットの内部には経時同化性の液状合成樹脂またはセメン
    トミルクからなる鋳込材と、電気絶縁性を有する骨材と
    か充填され、各ケーブル素線の端部が互いに離隔された
    状態で」―記支持板に係止されると共に、」−記鋳込材
    および骨材によってンケット内に保持されたことを特徴
    とする防食ケーブル。
JP18156282A 1982-10-15 1982-10-15 防食ケ−ブル Granted JPS5971492A (ja)

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JP18156282A JPS5971492A (ja) 1982-10-15 1982-10-15 防食ケ−ブル

Applications Claiming Priority (1)

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JP18156282A JPS5971492A (ja) 1982-10-15 1982-10-15 防食ケ−ブル

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JPS5971492A true JPS5971492A (ja) 1984-04-23
JPH0213068B2 JPH0213068B2 (ja) 1990-04-03

Family

ID=16102962

Family Applications (1)

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JP18156282A Granted JPS5971492A (ja) 1982-10-15 1982-10-15 防食ケ−ブル

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JP (1) JPS5971492A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5027497A (en) * 1989-04-06 1991-07-02 Tokyo Rope Mfg. Co., Ltd. Method for forming fixing end portion of composite rope and composite rope
US5211500A (en) * 1989-04-06 1993-05-18 Tokyo Rope Mfg. Co., Ltd. Composite rope having molded-on fixing member at end portion thereof
WO2006112059A1 (ja) * 2005-04-14 2006-10-26 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. 産業用ロボット

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5031158A (ja) * 1973-07-21 1975-03-27

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JPH0213068B2 (ja) 1990-04-03

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