JPS5969120A

JPS5969120A - 液体「ろ」過装置

Info

Publication number: JPS5969120A
Application number: JP57180620A
Authority: JP
Inventors: Yoshinori Watanabe; 美紀渡辺
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 1982-10-14
Filing date: 1982-10-14
Publication date: 1984-04-19

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】本発明は液体濾過装置に関するものであり、とくに、上
水、工業用水、その他排水、その他辺水中の固体懸濁物
質を連続的に濾過するに適した液体濾過装置に関するも
のである。

これまで、汚排水、その他部体中に懸濁するバクテリヤ
などの生物系物質、石炭微粒なとの有機質系物質、微細
なる粘土、砂粒などの無機系物質などの除法方法として
は、砂濾過法、マイクロストレーナ−法、炉布（紙）等
か挙げられるが、おおむね濾過工程と再生工程（炉材交
換、ケーキ脱離）又は交換作業が交互になされ、機械の
作動か間けつ的で、正味のが過稼動時間が減縮され、ま
た逆洗水タンク等余分な付帯設備を設ける必要があるな
ど種々の欠点かあった。

る。例えば、特開昭５３−４７０６７　、同５５−１１
１８１１　。

同５５−４４３１１、同５４−１３３６７５、同５４．
−６９８７３　、同５６−６７５１．７　、同５５−４
４３０’７　、同５５−７９０Ｐ７、同５５−２２１６
０　、同５３’−８８２７５、実開昭５５−５８２１４
、同５６−８０２１１　％同５５−３５９２６などがあ
る。

これ等はそのＨ青求範囲および本文記載の内容から、何
れも表面に長毛を有する布を濾過体として使用している
。また、炉布ではないが、例えば、特公昭５６−６’７
５１８のように金網または多孔円筒板上に繊維の一端を
縫着、止着し全面を覆うようにしたものもある。

これらは一応連続的に、液体中の少量の懸濁物質を炉別
する有効な手段を提供するものではあるが・再生部にお
ける炉上の洗滌が、回転炉体内部から処理水が炉布を通
って自然流下することに頼っているため、炉上の洗滌効
率が悪く、折角濾過み力・ら側端からの原水の混入、炉
上の洗滌不充分による懸濁物質の残存零相まって、処理
水自体の濾過精度も充分でない等の欠点があった。

本発明は上記公知の長毛付炉布を用いる回転体沖過機の
欠点を補い、高効率で、カ・っ精度の高い、安価な濾過
装置を提供するこ七を目的としてなされたものである。

その構成は柔軟性を有する繊維束を、Ｕ字形に直棒に引
っかけたもの、またはこれに適当な抑え用持具を用い、
用いずしてＵ字根部を接着、固定したものを、中空円筒
の外周面上に、廻転軸に並行して装着した廻転炉体と、
その中心部に設けた炉液排出管とを有し、該廻転体の外
方の被濾過液の水頭圧または廻転体内の若干の減圧によ
る吸引を利用して、該廻転体の外周に沿って倒伏した長
毛繊維層の表面に、固形質物を付着、分離せしめる。

次いで廻転体外部、下方部に設けられ、廻転するロール
によって原水室と分画された樋状室にて分岐、導入され
た少量の原水流または処理水流中にて、廻転する櫛状羽
根または硬毛ブラシを用いて強制的に繊維状が材の洗滌
、再生を行ない、廻転しなから濾過（固形物分離）と炉
材再生（固形物離脱、洗滌浄化）を繰り返えし、連続的
に固形懸濁質の炉別を行なう装置である。

次に、本発明の実施の態様の一例を図によって説明する
。

上は、１５デニールの太さを有するポリエステル製の繊
維をＵ字型に装着する支持金具（炉上取付俸）７を、一
対の円形側＠２．２の周辺部に架は渡して構成した円筒
状の回転胴であり、その外周部には、平均約ｌｏｏｍの
毛足を有する柔軟な　繊維層よりなる炉材層が形成され
てその回転中心部に設けた中空廻転軸３で以て液槽に回
転自在に架設しである。］二記中空回転軸３には多数の
通水孔６が設けてあり、その一端は封じ、他の一端５か
らは濾過処理水を排出するようにしである。すなわち、
この中空回転軸３と前述回転胴１とで回転炉体を形成し
ている。

また、図において、符号１０．１０’は、炉材層１３を
再生するための洗浄室１４と槽中の汚水Ｗとを仕切って
シールするだめのロールであり、炉材層１３に接触しな
がら自転するようにしである。また、符号１１は洗浄室
１４に設けたが材層１３を整流再生するための整流軸で
あり、多数の羽根４が植設してあり、図中矢示イしてい
るように、炉材層１３をほぐす方向に回転するようにし
である。

上記のように構成された廻転側１は、図示のように汚原
水の入った槽　に没するようにし、電動機ＭＫより毎分
１乃至数回廻転させながら、汚水Ｗをその回転胴１の外
側から内側に向けて透過させることによって濾過するも
ので、汚水中の固形懸濁物は、廻転水流によって倒伏し
た炉材層１３に付着して除去され、懸濁物を除去処理さ
れた水は、廻転濾過体ｌ内から通水孔６および中空廻転
軸３を通って、一端５から機外に排出される。

一方、炉材層１３に付着した懸濁物は、廻転側１の廻転
（Ｃより洗滌室１０−１０’間に到れば、炉材は汚水槽
外圧および廻転水流より開放され起立、漂遊状態となり
、分岐管８から導入された原水流または分岐管９から導
入された処理水流と廻転する羽根４による強制洗滌の両
効果により少量の逆洗水量によって充分洗滌が行なわれ
る。

この再生洗滌工程ではロール１０　、１０’部より原水
が、また廻転炉体層内側より外側へ若干の処理水の洩れ
込みが考慮されるが、炉材繊維洗滌用水はバルブ８′を
用いて原水を一部分岐したものが主として用いられる。

この場合には洗滌に用いる処理水の量は原理的に不要で
ある。

また、特に高い濾過精度を要する場合にはパルプ９″を
用いて処理水の一部を分岐して行っても良い。この場合
でも洗滌工程に用いる処理水量は、全処理水量に対して
５〜１０％程度で充分であり、従来機種の３０〜４０％
に比べ極めて少量で良い。

胛材に用いる繊維は、しなやかさ、伏倒時の密度の点か
らは細い方が良く、また切断強度などの点からは太いも
のが好ましいが、１〜３０デニールの天然又は合成繊維
が望ましい。

また毛の長さＥは、取付Ｕ字部の基底１２内部に埋没し
た部分を除き、表面に出た部分の長宮が３〜１５ｃｎ＋
、好ましくは５〜１２０ｍ　、とくに好ましくは７〜ｌ
ｏｏｍ位が適当である。

また、このような繊維材を用いて廻転炉体を製作するに
は、輪状の繊維の束を棒に通し、これを適当に拡げ、こ
の棒を側板周辺の嵌合用凹部に装着し、繊維束の輪の他
端を切断するのみで、簡単に製作できる。

また、毛の脱落を防ぐためにＵ字基底部を、適当な持具
で挾み、または挾まずして、接着剤を用いて固着させる
ことも有効である。

本発明は上述のように、布状基布上に長毛を植えた、所
Ｓ胃長毛炉布を用い、炉体内部から炉布を通し自然流出
する処理水のみで消毛の再生、洗滌を行なう方式を採る
従来の濾過装置に比べて、本発明に係る装置は炉布を用
いないためこれのたるみ等による原水の洩れ込みもなく
、また、分離された洗滌室にて廻転羽根によって強制的
に洗滌が行なわれるため、極めて少量の洗滌水によって
消毛の洗滌再生が行なわれ、かつ濾過精度の点からも満
足すべき結果を得た。

従って本発明装置は汚水の濾過装置として好適なもので
あった。

【図面の簡単な説明】

図は本発明の実施の原理を示す一例で、第１図は一部を
破断して示している。第２図は第１図のＡ〜Ｎに沿って
の断面図。第３図は炉上繊維の取付嵌合部の状態を説明
するための第２図の一部の拡大断面図である。符号の説明

Claims

【特許請求の範囲】

（１）柔軟性を有する繊維をＵ字状に直棒に引っかけた
もの、または直棒に接着固定した炉材エレメントの多数
を相対して設けた一対の円板２．２′の周辺部間にその
廻転軸に平行に並へたドラム状の濾過体１とそのが週休
の中心部に設けた多数の小孔を設けたろ液排出管３とで
回転濾過体を構成し、これを汚水槽に没入させて回転自
在に支架すると共に、上記回転濾過体の回転下方部に位
置させて、前記炉材エレメントを洗浄再生するための装
置を設けたことを特長とする液体濾過装置。
（２）上記炉材エレメントを洗浄再生するための装置が
、汚水室と廻転ロール１０．１０′によって区分された
小室１４とその小室１４内に設けた多数の羽根４を有す
る回転自在な整流軸１１とよりなる特許請求の範囲第（
１）項記載の液体が過装置。
（３）柔軟性を有する濾過用繊維は、１〜３０デニール
の太さを有し、直棒よりも外周面上に出た繊維の毛足が
５０ｍ以４１１５０ｍ以下の長さを有する天然または合
成樹脂材料を使用した繊維を用いる特許請求の範囲第（
１）項記載の液体濾過装置。