JPS596874A - ヒ−トポンプ式タバコ乾燥装置 - Google Patents

ヒ−トポンプ式タバコ乾燥装置

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JPS596874A
JPS596874A JP11625382A JP11625382A JPS596874A JP S596874 A JPS596874 A JP S596874A JP 11625382 A JP11625382 A JP 11625382A JP 11625382 A JP11625382 A JP 11625382A JP S596874 A JPS596874 A JP S596874A
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JP
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heat pump
drying
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tobacco
temperature
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JP11625382A
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千葉 聖一
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Japan Tobacco Inc
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Japan Tobacco and Salt Public Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は石油等の燃料をまったく必要としない、また環
境汚染物質を排出しないクリーンなヒートポンプ式タバ
コ乾燥装置に関するものである。
現行のタバコ乾燥装置はタバコ収容室と換気機構、循環
送風機、熱風発生用灯油焚火炉を配設した加熱送風室お
よび温湿度の調節器から成るバッチ式循環送風式乾燥装
置である。タバコの乾燥は品種と収穫葉の性状に応じて
作成された標準温湿度スケジュールを基本に温度と湿度
を経時的に設定し、順次温湿度を設定変更してキユアリ
ングを促し、喫煙用途に適合した葉たばこを生産するた
めのプロセスである。
したがって、タバコの状態変化に合わせて、乾燥室内の
温度と湿度を正しく設定することはタバコ乾燥の要件で
ある。同時にキユアリングの間、生物化学的ないしは化
学的反応の結果とシテ、各種物質、例えばニコチン、ア
ンモニア、カルボニル化合物などがタバコ葉から揮散す
る。
また、タバコの水分蒸発に要する熱源は主に灯油の燃焼
熱から取得しているので、窒素酸化物に代表される大気
汚染物質を含む熱交換後の燃焼ガスを煙突から大気へ放
出する欠点がある。
次に、乾燥室内湿度は具体的には湿球温度。
露点、相対湿度、乾湿球温度差などの各種湿度センサー
の電気信号を受信する湿度調節器を介して、換気機構を
自動運転する方法によって調節される。前記換気機構は
乾燥室の空気の絶対湿度が常に大気の絶対湿度よりも高
位にある現象を利用した湿度調節方法であると同時に、
タバコの呼吸作用に伴って消費される乾燥室内空気が含
有する酸素の補給の役割を果すものである。このように
タバコ乾燥装置は乾燥室内湿度の調整と酸素の補給(換
言すれば二酸化炭素の排出)のためにもっとも経済的な
方法として換気が行なわれる結果、必然的にタバコから
揮散するニコチンなどを大気へ放出する欠点がある。
本発明は従来のこれらの欠点を排除しつつ、タバコ乾燥
の要件である温湿度の制御性にすぐれ、かつ熱効率の高
いタバコ乾燥装置を提供せんとするものである。
以下、本発明の実施例を図に基づいて説明すると、第1
図に示すように、乾燥室1内に中仕切壁2を設け、上下
で互いに連通ずるタバコ1■容室3と加熱送風室4を形
成する。加熱送風室4の上部には人気口5と排気口6を
設は内部には循環送風機7およびヒートポンプ凝縮器9
を設ける。人気口5と排気口6にはそれぞれ連動するダ
ンパー21.22を備え、前記ダンパー21.22はタ
バコ収容室3内に設けた湿度センサー16の信号を湿度
調節器18で検出し、設定値との偏差に応じた出力によ
り開閉動作して乾燥室1内湿度を!!節する。循環送風
機7は乾燥期間中タバコ収容室3に送風を続ける。なお
、ここで言う湿度センサーとは、湿球温度。
力1に点、相対湿度、乾湿球温度差など直接5間接に湿
度を感知するためのセンサーのことである。
排気口6には、外気取入口19を有する排気ダクト20
を連通し、その中に排気ファン13、ヒートポンプ蒸発
器11および活性炭吸着器14を設けする。加熱送風室
4中の凝縮器9と排気ダクト20中の蒸発器11とは、
冷媒蒸気パイプ23と冷媒液パイプ24で接続され、冷
媒蒸気パイプ23の途中には圧縮機8および電磁弁12
が設けられ、冷媒液パイプ24には、膨張弁10が設け
られる。
タバコ収容室3内に設置しである乾球温度センサー15
の信号を受けて温度調節器17は設定値との偏差に応じ
た出力を発信するので、例えば乾球温度センサー15の
検出値が設定値に達していない場合には、冷媒蒸気パイ
プ23に設けた電磁弁12が開となり、圧力スイッチが
動作して圧縮機8が運転されて、高圧冷媒蒸気 5− が凝縮器9に送り込まれることにより乾燥室内の循環空
気を加熱する。凝縮器9からは冷媒液パイプ24を介し
て冷媒液が流出し、膨張弁10を通過して低温冷媒とな
って蒸発器11に流入する。蒸発器11に流入した低温
冷媒は外気と乾燥室排気の混合気体もしくは外気のみの
顕熱あるいは潜熱を得て気化し、低圧冷媒蒸気に状態変
化して再び圧縮機8に送り込まれる。このようにして乾
燥室内の温度を上昇させる。
ヒートポンプが運転状態を続けると乾燥室内湿度が設定
温度を1廻るようになり、温度調節器17からの信号に
より電磁弁12が閉じ、圧力スイッチが動作して圧縮機
8は停止する。
これにより、凝縮器9からの熱供給が停止される。図面
には電磁弁12の開閉によるOn・off制御により乾
燥室内温度を調節する方式を示したが、本発明はこれに
限られるものではない。
例えば前記温度調節器17の代りに比例動作付温度調節
器を配設して周波数変換器を接続し、それによりて温度
設定値との偏差に応じた圧縮 6− 機80回転数の無段階制御方式も有効である。
この場合、lx縮器9からの熱供給」の無段階制御が可
能となる。なお、図中25は有孔床板、26は吊込用棧
、27は吊込まれた葉タバコを示す。タバコの乾燥過程
は黄変期2色沢固定期および中骨乾燥期から成り、この
間各期とも最適温湿度に保持しつつ、酵素作用による内
容成分の変化と水分蒸発を並行的に行なって、喫煙用途
と貯蔵に適合した葉たばこに仕上げられる。
黄変期の初期はタバコを黄変に適した36〜38℃に昇
温する準備段階であり、また中骨乾燥期の末期はタバコ
からの蒸発水分量が僅少となるから、これらの時期にお
いては乾燥室内空気は全量循環となり、ダンパー21.
22は閉じられる。このときはもちろん冷媒蒸発のため
の熱源を乾燥室からの排気熱に依存することができない
ので他の熱源が必要になってくる。通常、タバコの乾燥
は気温の高い時期に行なわれるのでその熱源として外気
の熱が利用できる。
排気ダクト20内の排気ファン13は常時回動していて
、ダンパー22が閉じられた場合には、外気取入口19
より外気が流入するようになり、その外気熱によって蒸
発器11の加熱が行なわれる。
ダンパー22が開かれているときには、乾燥室からの排
気と外気が混合され、その熱が利用される。乾燥室から
の排気中には、前述のとおり、ニコチンなどの揮散成分
が含まれているが、蒸発器11に接触して冷却されると
蒸発器11の表面に凝縮し、凝縮水とともに一部が除去
される。揮散成分の残部は蒸発器11に接続する活性炭
吸着器14によって吸着除去され、排気の浄化が完全に
達成できる。蒸発器11による揮散成分の一部除去は吸
着器14内の活性炭の有効期間を延長するのに役立つ。
以上の説明から明らかなように、本発明により従来の灯
油焚火炉に代って電気によって稼動されるヒートポンプ
の冷媒凝縮熱を乾燥室の熱源とし、さらに乾燥室排気の
吸収、吸着除去により全く大気汚染物質を排出しないタ
バコ乾→!装置が提供される。
以下、本発明に基づくタバコ乾燥装置の運転実績を説明
する。タバコ乾燥装置は吊場面積3.3−のパネル組立
乾燥室に圧縮機8出力が2.2 kWのヒートポンプを
配設したものである。タバコ乾燥時期の気温と乾燥室の
最高設定温度から、蒸発温度は10℃凝縮濡度を80℃
とし、冷媒はフレオン12を用いた。
第2図は乾燥開始から終了までの乾燥室内の空気の乾球
温度と露点の設定値に対する実測値を図示したものであ
り、温湿度の制御は確実かつ容易である。次に、本発明
の特徴の一つに混合気体もしくは外気を冷媒蒸発のため
の熱源としている点がある。蒸発器11に流入する空気
は第1図に示すような位置に0.1 kWの排気ファン
13を用いたので、乾燥室からの排気の有無に拘らず定
風月となり、乾燥室からの排気がある場合にはその分だ
け外気の取入量が減少し、乾燥室排気の熱い場合には外
気のみとなる。全乾燥期間を通じての蒸発器11の全回
収熱中に= 9− 占める外気依存分は約40%であり、蒸発器11の熱交
換効率を高める上でも混合気体方式は有効に機能した。
また、蒸発器11に後続する活性炭吸着器14の性能は
系外に排出される混合気体の嗅覚テスFから効果が認め
られた。
最後に、本発明に基づくヒートポンプ式乾燥装置と従来
の灯油焚乾燥装置の乾燥に要するエネルギーを比較する
と、灯油加熱方式では乾燥葉たばこI NS’当り69
70キロカロリーであるのに対し、ヒートポンプ式は1
430キロカロリーであり、約1/sのエネルギーで乾
燥が可能であった。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明乾燥装置の一実施例を示す側断面図、第
2図は本発明乾燥装置を用いた乾燥室内の温度経過を示
すグラフである。 1・・・・・・乾燥室     2・・・・・・中仕切
壁3・・・・・・タバコ収容室  4・・・・・・加熱
送風室5・・・・・・人気口     6・・・・・・
排気ロア・・・・・・循環送風機   8・・・・・・
圧縮機9・・・・・・凝縮器     10−・膨張弁
10− 11−・蒸発器     12・・・市、磁弁13−・
排気、ファン   14・・・活伯炭吸陪器15・・・
乾球温度センサー 16・・・湿度センサー  17−・・温度調節器18
・・・温度調節器   19・−外気取入口20・・・
排気ダクト   21− ダンパー22・・・ダンパー
    23・・・冷tX蒸気、パイプ24・・・冷媒
液バイブ  25・−有孔#′板棧 26・−吊込用←    27−タバコ革用 願 人 
 日本専売公社 11−

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)循環送風式乾燥装置において、その排気口に連通
    ずる外気取入口を有する排気ダクトを設け、その排気ダ
    クト内に排気ファンとヒートポンプ蒸発器を設は加熱送
    風室内にヒートポンプ凝縮器を設け、乾燥室内に設けた
    湿度センサーからの信号により、吸気口と排気口に設け
    たダンパーを開閉制御し、さらに、乾球温度センサーか
    らの信号により、ヒートポンプの冷媒循環を制御するこ
    とを特徴とするヒートポンプ式タバコ乾燥装置。
  2. (2)循環送風式乾燥装置において、その排気口に連通
    ずる外気取入口を有する排気ダクトを設け、その排気ダ
    クト内に排気ファンとヒートポンプ蒸発器と活性炭吸着
    器を設け、加熱送風室内にヒートポンプ凝縮器を設け、
    乾燥室内に設けた湿度センサーからの信号により、 1
    − 吸気口と排気口に設けたダンパーを開閉制御し、さらに
    、乾球温度センサーからの信号により、ヒートポンプの
    冷媒循環を制御することを特徴とするヒートポンプ式タ
    バコ乾燥装置。
JP11625382A 1982-07-06 1982-07-06 ヒ−トポンプ式タバコ乾燥装置 Expired JPS608785B2 (ja)

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JPS608785B2 JPS608785B2 (ja) 1985-03-05

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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102342578A (zh) * 2011-09-22 2012-02-08 东莞市正旭新能源设备科技有限公司 高效空气源低碳烟草烘干设备
CN102342579A (zh) * 2011-09-30 2012-02-08 四川省烟草公司泸州市公司 一种混合能源烤房
CN102960842A (zh) * 2012-11-16 2013-03-13 东莞市正旭新能源设备科技有限公司 一种设置有除湿蒸发器的烟草烘干机
CN103202529A (zh) * 2013-04-19 2013-07-17 洛阳中启动力科技有限公司 一种带有回潮装置和数码涡旋热泵机组的烟叶烘烤房
CN107477918A (zh) * 2017-09-18 2017-12-15 东莞市正旭新能源设备科技有限公司 一种多功能密闭式烟草烘烤热泵系统
JP2018132253A (ja) * 2017-02-15 2018-08-23 パナソニックIpマネジメント株式会社 汚泥乾燥装置および汚泥乾燥方法

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