JPS596833A - 魚の内臓処理方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は主に魚類加工工場で行なう魚の内臓処理方法に
関するものである。

例えば！Ｍモのような小魚の場合は内臓も一体に丸干し
加工ができるが、それよりやや大形の魚や、もつと大き
い魚は、どうしても加工過程で内臓を取出さなければな
らない。土産物や缶詰めのために大量の魚を処理する工
場では、多数の作業員がゴム手袋をした手で魚腹から内
臓を掻き出すが、この種の作業は比較的煩しく能率も悪
い。しかも魚腹から播き出された臓物はテーブルや足元
に散乱するので、その後処理（二手間がかかるし、また
大量の水が消費される。

本発明は上記の点に鑑みパキュムの吸引力を利用するこ
とに着眼し、簡単に能率よく魚腹から内臓を処理するよ
うにしたもので、先づ手包丁で魚を割腹し、そのあと前
記割腹部にホースの先端を挿入すると共にパルプを開放
しホースと真空源とを連結して真空吸引力で魚腹内の内
臓を吸取るものである。強力な吸引力（二より比較的小
さな魚は内臓が自動的に引き千切られるが、割合い大き
な魚の場合は割腹時に食道と腸とを魚体から切り離して
おくことによって簡単に処理ができる。

以下本発明を実施する装置の一例を図面に基づき説明す
る。

図示した装置は所定容積のタンク（１）を具備している
。該タンクは原則的（二は密閉しており、その下端にシ
ャッター（２）で閉鎖した排出口（３）を、また同上端
（−排気口（４）をそれぞれ形成し、前記排気口（４）
と真空ポンプ（５）とを配管（６）を介して連結してい
る。また前記タンク（１）はその内部の比較的上域にフ
ィルター（７）ヲ設け、該フィルターを介してタンク内
を上下２個の室＋８）　ｆ９１に分割し、同下室（９）
の側壁を開口してボース接続口（１０）を形成すると共
に、該接続口に足踏式開閉弁旧）を介して可撓性のボー
ス（ｌ々を連結している。さらに前記下室（９）内にお
いてホース接続口（１０）の内側に対間するように邪魔
板１３１を設ける一力、前記開閉弁圓に足踏式ベタルα
力を設けている。

図示実施例は上記の如く構成するものにして、真空ポン
プ（５）は常に運転しタンク（１）内の空気を吸引する
。一方間閉弁ｕＩ）はノーマルクローズタイプでレバー
圓に人的操作を加えないかぎりラインを閉鎖する。従っ
て、通常、タンク（１）円は真空になっている。そこで
ペタル（１４）　乞ｉんで開閉弁Ｕυを開くと該開閉弁
（１１）を隔てて形成された差圧によってホース（１２
１の先端には大きな吸引力が作用する。

実際に内臓処理に使用する場合は、魚の割腹・部分（−
ホース四の先端を挿入すると同時にペタル（１優を踏む
と、強力な吸引力で内）藏はホースｕ２）を介してタン
ク（１）内に吸取られる。この場合、臓物はホースから
高速度でタンク内に飛出すが、該臓物は邪魔板（Ｉ３）
の障害でタンク（１）の底に落ドして貯溜される。また
空気の流れに含まれている水分や小臓物はフィルター（
７）の障害を受けてタンクド域へ落下する。

なおホースａりの先端に包丁を取付けて置くと処理がよ
り簡単になる。

叙上の如く本発明の魚の内臓処理方法は、魚の割腹部分
にホースの先端を挿入し真空吸引力によって内臓を魚か
ら排出するようにしたもので、簡単且つ能率よい処理が
でき、その上臓物はタンク内に自動的に処理されるので
作業場の後処理も簡単で水の消費量も少ない等の効果が
ある。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の実施例を示す正面断面図である。 （１）・・・タンク。 （５）・・・真空ポンプ。 （７）・・・フィルター。 口０）・・・ホース接続口。 （１１）・・・開閉弁。 ａ渇・・・ホース。 １

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 所定容積の密閉形タンク内を上下に仕切るフィルターよ
   り上域を真空源に連結する一方、前記フィルターの下域
   に開閉弁を介設したホースを連続し、魚の割腹部分に前
   記ホースの先端を挿入する一方、前記開閉弁を操作して
   、前記真空源による真空吸引力によって魚の内臓を吸引
   処理するようにしたことを特徴とする方法。