JPS5966846A - リゾチ−ム含有食品 - Google Patents
リゾチ−ム含有食品Info
- Publication number
- JPS5966846A JPS5966846A JP57173910A JP17391082A JPS5966846A JP S5966846 A JPS5966846 A JP S5966846A JP 57173910 A JP57173910 A JP 57173910A JP 17391082 A JP17391082 A JP 17391082A JP S5966846 A JPS5966846 A JP S5966846A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lysozyme
- present
- food
- acidic polysaccharide
- added
- Prior art date
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- Granted
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- Tea And Coffee (AREA)
- Fish Paste Products (AREA)
- General Preparation And Processing Of Foods (AREA)
- Jellies, Jams, And Syrups (AREA)
- Noodles (AREA)
- Fodder In General (AREA)
- Confectionery (AREA)
- Food Preservation Except Freezing, Refrigeration, And Drying (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はリゾチーム含有食品に関する。さらに詳しくは
、リゾチーJ・活性を安定に維持することのできるリゾ
チーム含有食品に関する。
、リゾチーJ・活性を安定に維持することのできるリゾ
チーム含有食品に関する。
リゾチームは溶菌性を有する酵素であり、一般に医薬品
として利用されているが、その溶菌性を生かして2食品
の保存料としても利用されることは周知のとおりである
。しかしながら、リゾチーノ・は塩基性の蛋白質である
から2食品中の種々の成分と相互作用を起こしやすい性
質があり、その結果、溶菌活性を失なう傾向のあること
もまた一般に知られるところである。この解決策として
従来から種々の方法が提案されてきた。しかしながらい
まだ満足すべきものはないのが実情である。
として利用されているが、その溶菌性を生かして2食品
の保存料としても利用されることは周知のとおりである
。しかしながら、リゾチーノ・は塩基性の蛋白質である
から2食品中の種々の成分と相互作用を起こしやすい性
質があり、その結果、溶菌活性を失なう傾向のあること
もまた一般に知られるところである。この解決策として
従来から種々の方法が提案されてきた。しかしながらい
まだ満足すべきものはないのが実情である。
かかる実情にかんがみ2本発明者は保TY料としてリゾ
チームを含有する食品であって、当該リゾチームの溶菌
活性を安定に維持することのできるものについて検討を
おこない、その結果、リンチーノ、濃度より十分高い濃
度の可溶性多糖類が配合されたりゾチーム含有食品が所
期の目的を達成することのできるものであることを知り
9本発明を完成した。
チームを含有する食品であって、当該リゾチームの溶菌
活性を安定に維持することのできるものについて検討を
おこない、その結果、リンチーノ、濃度より十分高い濃
度の可溶性多糖類が配合されたりゾチーム含有食品が所
期の目的を達成することのできるものであることを知り
9本発明を完成した。
従って2本発明の[1的はリゾチーム溶菌活性を安定に
維持することのできるリゾチーノ・含有食品の提供であ
り7本発明は当該[1的を達成するだめの技術手段とし
て、リゾチーノ・濃度に対しC1−分な濃度の酸性多糖
類を配合することを開示するものである。
維持することのできるリゾチーノ・含有食品の提供であ
り7本発明は当該[1的を達成するだめの技術手段とし
て、リゾチーノ・濃度に対しC1−分な濃度の酸性多糖
類を配合することを開示するものである。
次に本発明の詳細な説明する。
本発明リゾチーム含有食品の具体的態様はりゾチーノ、
が保存料としで配合されることのできる食品であればい
づわでもよ(、従って、デンプン。
が保存料としで配合されることのできる食品であればい
づわでもよ(、従って、デンプン。
小麦粉、蛋白質等、油類以外の食品累月をも−、て製造
さイする食品2例えはカスタードクリ−” r 缶入り
紅茶2缶入りコーヒー、酒類、ミルクカゼイン分解液、
カマポコ、麺、動物用飼料等をあげることができる。
さイする食品2例えはカスタードクリ−” r 缶入り
紅茶2缶入りコーヒー、酒類、ミルクカゼイン分解液、
カマポコ、麺、動物用飼料等をあげることができる。
本発明食品に含有されるリゾチ・−ムは遊離リゾチーム
またはその塩9例えばリゾチーl、塩酸塩であり、いづ
れも使用することがてき特に限定されない。
またはその塩9例えばリゾチーl、塩酸塩であり、いづ
れも使用することがてき特に限定されない。
また保存料とし”で含有される場合のりゾヂームの実用
使用濃度は一般に5〜100111)Inである。し。
使用濃度は一般に5〜100111)Inである。し。
かじながら本発明においてリゾチームの含有料は当該範
囲に限定されない。
囲に限定されない。
本発明に係る酸性多糖類とは分子中に硫酸基。
カルボン酸基、リン酸基を有する多糖類であり。
具体的には、コンドロイチン硫酸、ペクヂン、アルギン
酸、カラゲナン等およびこれらの塩である。
酸、カラゲナン等およびこれらの塩である。
本発明に係る酸性多糖類の配合量は食品中に含f1]′
されるリゾデームに対応して定まり、リソチート1重量
部に対し5重量部以りであるときに本発明の安定化効果
が発揮さイする。
されるリゾデームに対応して定まり、リソチート1重量
部に対し5重量部以りであるときに本発明の安定化効果
が発揮さイする。
そもそもリゾデームと酸性多糖類とを水溶?lν中
:において混合すると雨音は不溶性の複合
体を形成し、その結果、水溶液上清に残存するりソーf
−ム活性自体は低1・”するということが知られ(いろ
。、“φなわぢ、酸性多糖類はりゾチー1、を不活化す
る物7′1であるとするのが従来からの−・般の知り、
てあ、7’、ZoL・かじながら7本発明者は意外にも
、リソy−)、1重1111部にitシて酸性多糖類が
5)重rJ部以し添加された場合には、むしろ両者はi
iJ溶件の複合体を形成するようになり、当該複イ1体
は食品中の他成分によってリゾチー1、が相Eri 4
’l用苓、受は−(失活するのを阻止するものであるこ
とを知ったのである。本発明はこの知見に基つい一〇完
成されたものであるから、酸性多糖類の重14部にて)
いての−1−記規定は本発明の必須の構成要件である。
:において混合すると雨音は不溶性の複合
体を形成し、その結果、水溶液上清に残存するりソーf
−ム活性自体は低1・”するということが知られ(いろ
。、“φなわぢ、酸性多糖類はりゾチー1、を不活化す
る物7′1であるとするのが従来からの−・般の知り、
てあ、7’、ZoL・かじながら7本発明者は意外にも
、リソy−)、1重1111部にitシて酸性多糖類が
5)重rJ部以し添加された場合には、むしろ両者はi
iJ溶件の複合体を形成するようになり、当該複イ1体
は食品中の他成分によってリゾチー1、が相Eri 4
’l用苓、受は−(失活するのを阻止するものであるこ
とを知ったのである。本発明はこの知見に基つい一〇完
成されたものであるから、酸性多糖類の重14部にて)
いての−1−記規定は本発明の必須の構成要件である。
以下に記載する実験例をもって本発明の効41.,5.
:。
:。
説明する。
実施例
試料および方法
リゾチームおよび酸性多糖類を表1のりゾチーム濃度欄
および酸性多糖類濃度欄に記載の濃度において溶解した
各種の溶液(pH6,2)を検体試料として用意し、
3.00Orpm 10分間遠心分離した後、上清をと
ってその溶菌活性を測定した。
および酸性多糖類濃度欄に記載の濃度において溶解した
各種の溶液(pH6,2)を検体試料として用意し、
3.00Orpm 10分間遠心分離した後、上清をと
ってその溶菌活性を測定した。
別に酸性多糖類を添加せず、リゾヂーノ・のみの対照試
料を用意し、同様に操作して測定した溶菌活性を100
として、各検体試料における残存率を求めた。
料を用意し、同様に操作して測定した溶菌活性を100
として、各検体試料における残存率を求めた。
結果
結果を表1に示す。表1よりリゾチート1爪量部に対し
、酸性多糖類が5重量部以上配合されるときに、リゾチ
ームは上清中に残存し、5重置部以下ではりゾチーノ、
の一部は沈澱とな−)で−上清中から失なわれることが
判明する。
、酸性多糖類が5重量部以上配合されるときに、リゾチ
ームは上清中に残存し、5重置部以下ではりゾチーノ、
の一部は沈澱とな−)で−上清中から失なわれることが
判明する。
2
以下に記載り−る実jifji例をもって本発明をさら
に具体的に説明する。
に具体的に説明する。
実施例1
小麦粉120部、砂糖480部、卵黄160部、 牛乳
1.600部を常法にL7たがって混合し、ペクチンを
1・企含有し、かつリゾデ・−Aを0.2%含f]−す
る水溶液24 ml、を加え、85℃まで加熱してカス
タードクリ−1、を製造した。当該カスタードクリーノ
、中のりゾチーム含量は15.2μiJ/Qであった。
1.600部を常法にL7たがって混合し、ペクチンを
1・企含有し、かつリゾデ・−Aを0.2%含f]−す
る水溶液24 ml、を加え、85℃まで加熱してカス
タードクリ−1、を製造した。当該カスタードクリーノ
、中のりゾチーム含量は15.2μiJ/Qであった。
なお、別に、リゾチームのみを0.290含有する水溶
液24 m、Lを加えた点を除いて他は」−記記載と同
様におこなって製造したカスタードクリート中のりゾチ
ート含量は1.2μQ/Qであり2本発明品が製造中に
おいてリゾデー1、活性を安定に維持することのできる
ものであることが判明する。
液24 m、Lを加えた点を除いて他は」−記記載と同
様におこなって製造したカスタードクリート中のりゾチ
ート含量は1.2μQ/Qであり2本発明品が製造中に
おいてリゾデー1、活性を安定に維持することのできる
ものであることが判明する。
実施例2
紅茶浸出液を調製し、砂糖を8%に、練乳を0.5%に
なるように添加し、その1tにアルギン酸す1−リウム
を0.2%含有し、かつリゾデームを0.05t76含
有する水溶液25m7.を加え9缶に充填して滅菌し1
缶入り4:1.茶とした。紅茶γ1に中のリゾデート・
含量は811g7m、してあ−〉た。
なるように添加し、その1tにアルギン酸す1−リウム
を0.2%含有し、かつリゾデームを0.05t76含
有する水溶液25m7.を加え9缶に充填して滅菌し1
缶入り4:1.茶とした。紅茶γ1に中のリゾデート・
含量は811g7m、してあ−〉た。
なお、別にリゾデート・のみを0−05%含有する水溶
dl 25 mlを加えた点を除いて他は上記記載と同
i”iiにおこなっ゛C製造した紅茶液中のりゾf−一
ノ、5jy″Lは0.5 H,g/m、lてあり9本発
明品が製造中においてリゾg−1、活性を安定に卸持す
ることのできるものであることが判明する。
dl 25 mlを加えた点を除いて他は上記記載と同
i”iiにおこなっ゛C製造した紅茶液中のりゾf−一
ノ、5jy″Lは0.5 H,g/m、lてあり9本発
明品が製造中においてリゾg−1、活性を安定に卸持す
ることのできるものであることが判明する。
実施例3
ミルクカゼインの4%水溶液(p)−17,0) 11
にゾ「tナーセを0.05′:Bになるように添加し、
さらに。
にゾ「tナーセを0.05′:Bになるように添加し、
さらに。
これに、コンドロイチン硫酸を0.5%含有し、リゾデ
ートを0.05%含有する水溶液を5 Q3となるよう
に加え、35°Cで4時間加温し、ミルクhゼイン分解
液を製造した。この分解液中のリソf・、−ノ、虐;1
:は21μrg/m、Lであった。
ートを0.05%含有する水溶液を5 Q3となるよう
に加え、35°Cで4時間加温し、ミルクhゼイン分解
液を製造した。この分解液中のリソf・、−ノ、虐;1
:は21μrg/m、Lであった。
なお、別にリゾデームのみ0.05%含イj′」る水溶
液を5%となるように加えた点を除いて、他は−1−記
記載と同イ、nにおこなって製造したミルクツ11!イ
ン分解液中のリゾチーム含(;1は3 )t、g/rn
lで()−)す5本発明品が製造中においてリゾチ・−
ム活性を安定に維持することのできるものであることが
判明する。
液を5%となるように加えた点を除いて、他は−1−記
記載と同イ、nにおこなって製造したミルクツ11!イ
ン分解液中のリゾチーム含(;1は3 )t、g/rn
lで()−)す5本発明品が製造中においてリゾチ・−
ム活性を安定に維持することのできるものであることが
判明する。
特許出願人
工−ザイ株式−&社
256−
Claims (1)
- (1)リゾチーム含有食品において、リゾチーム1重量
部に対して酸性多糖類が5重量部以上配合されるリゾデ
ーム含有食品
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57173910A JPS5966846A (ja) | 1982-10-05 | 1982-10-05 | リゾチ−ム含有食品 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57173910A JPS5966846A (ja) | 1982-10-05 | 1982-10-05 | リゾチ−ム含有食品 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5966846A true JPS5966846A (ja) | 1984-04-16 |
JPH0329379B2 JPH0329379B2 (ja) | 1991-04-24 |
Family
ID=15969341
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP57173910A Granted JPS5966846A (ja) | 1982-10-05 | 1982-10-05 | リゾチ−ム含有食品 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5966846A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002017305A (ja) * | 2000-07-07 | 2002-01-22 | Tetsuya Sugino | 練り製品 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4835467A (ja) * | 1971-08-10 | 1973-05-24 |
-
1982
- 1982-10-05 JP JP57173910A patent/JPS5966846A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4835467A (ja) * | 1971-08-10 | 1973-05-24 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002017305A (ja) * | 2000-07-07 | 2002-01-22 | Tetsuya Sugino | 練り製品 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0329379B2 (ja) | 1991-04-24 |
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