JPS59660B2 - ヘドロ浚渫装置 - Google Patents
ヘドロ浚渫装置Info
- Publication number
- JPS59660B2 JPS59660B2 JP6905978A JP6905978A JPS59660B2 JP S59660 B2 JPS59660 B2 JP S59660B2 JP 6905978 A JP6905978 A JP 6905978A JP 6905978 A JP6905978 A JP 6905978A JP S59660 B2 JPS59660 B2 JP S59660B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sludge
- exhaust gas
- engine
- sludge transfer
- transfer pipe
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は海底あるいは川底のヘドロを浚渫する装置に関
し、その目的とするところは、ヘドロの集泥をヘドロ層
を乱すことなく高濃度で行なえ、しかも集泥したヘドロ
の排送を効率良く行なえるヘドロ浚渫装置を提供する点
にある。
し、その目的とするところは、ヘドロの集泥をヘドロ層
を乱すことなく高濃度で行なえ、しかも集泥したヘドロ
の排送を効率良く行なえるヘドロ浚渫装置を提供する点
にある。
以下、″本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
1は走行車で、下部両側にキャタピラ装置2を有し、海
底あるいは川底3上を走行可能となる。
底あるいは川底3上を走行可能となる。
走行車1上には、動力源のエンジンの一例である水中エ
ンジン4と、この水中エンジン4に配管5を介して酸素
を供給する酸素タンク6と、水中エンジン4で発生した
排ガスを配管7を介して送り込む排ガスタンク8とが設
けられ、両配管5゜7中にバルブ9,10を設けると共
に、水中エンジン4の出力軸と前記キャタピラ装置2と
を連動連結している。
ンジン4と、この水中エンジン4に配管5を介して酸素
を供給する酸素タンク6と、水中エンジン4で発生した
排ガスを配管7を介して送り込む排ガスタンク8とが設
けられ、両配管5゜7中にバルブ9,10を設けると共
に、水中エンジン4の出力軸と前記キャタピラ装置2と
を連動連結している。
走行車1の前部には、ヘドロ移送ポンプ11とその駆動
装置12とからなるポンプ部13が設けられ、さらにそ
の前方には伸縮可能な集泥部14が設けられるbこの集
泥部14は、後端が前記ヘドロ移送ポンプ11に連通し
且つ前端に取り込み口15を形成する蛇腹筒体16と、
取り込み口15を開閉する蓋体17と、この蓋体17を
開閉のために昇降させる左右一対の油圧シリンダ18と
、前記蛇腹筒体16を伸縮させる左右一対の油圧シリン
ダ19と、蛇腹筒体16の伸縮を案内する架台20と、
両油圧シリンダ18゜19を制御するところの、油圧ポ
ンプを含む油圧ユニット21とから構成され、前記油圧
シリンダ18を蛇腹筒体16の前端に固設すると共に、
油圧シリンダ19を蛇腹筒体16の前端と走行車1との
間に相対揺動可能に取付けている。
装置12とからなるポンプ部13が設けられ、さらにそ
の前方には伸縮可能な集泥部14が設けられるbこの集
泥部14は、後端が前記ヘドロ移送ポンプ11に連通し
且つ前端に取り込み口15を形成する蛇腹筒体16と、
取り込み口15を開閉する蓋体17と、この蓋体17を
開閉のために昇降させる左右一対の油圧シリンダ18と
、前記蛇腹筒体16を伸縮させる左右一対の油圧シリン
ダ19と、蛇腹筒体16の伸縮を案内する架台20と、
両油圧シリンダ18゜19を制御するところの、油圧ポ
ンプを含む油圧ユニット21とから構成され、前記油圧
シリンダ18を蛇腹筒体16の前端に固設すると共に、
油圧シリンダ19を蛇腹筒体16の前端と走行車1との
間に相対揺動可能に取付けている。
なお架台20は、伸展したときに蛇腹筒体16の取り込
み口15が下方に位置するように、その先端をダウンし
た形状にしである。
み口15が下方に位置するように、その先端をダウンし
た形状にしである。
22は移送用パイプで、その下端を前記ヘドロ移送ポン
プ11の吐出口に連通ずると共に、上端は運搬船23に
至らしめである。
プ11の吐出口に連通ずると共に、上端は運搬船23に
至らしめである。
24は浚渫船で、搭載したクレーン25により走行車1
側の昇降を可能とする。
側の昇降を可能とする。
前記移送用パイプ22の下端近くと前記排ガスタンク8
とを、バルブ26を有する配管27により連通している
。
とを、バルブ26を有する配管27により連通している
。
28はヘドロ層、29は排送中のヘドロ、30は移送用
パイプ22中の排ガスを示す。
パイプ22中の排ガスを示す。
浚渫作業を行なうに際し、本装置は浚渫船24により現
場まで運ばれ、そしてクレーン25によりヘドロ層28
中に沈められる。
場まで運ばれ、そしてクレーン25によりヘドロ層28
中に沈められる。
海底あるいは川底3に着地したとき、蛇腹筒体16は収
縮しており且つ蓋体17は閉塞姿勢にある。
縮しており且つ蓋体17は閉塞姿勢にある。
この状態から先ず油圧シリンダ18伸展により蓋体17
を上動して取り込み口15を開放し、次いで油圧シリン
ダ19を伸展して蛇腹筒体16をヘドロ層28中で伸展
させる。
を上動して取り込み口15を開放し、次いで油圧シリン
ダ19を伸展して蛇腹筒体16をヘドロ層28中で伸展
させる。
これにより取り込み口15を介して蛇腹筒体16内にヘ
ドロを取り込む。
ドロを取り込む。
蛇腹筒体16が最も伸びた状態で油圧シリンダ18を収
縮し、蓋体17を下動して取り込み口15を閉塞する。
縮し、蓋体17を下動して取り込み口15を閉塞する。
そして油圧シリンダ19の収縮によって蛇腹筒体16を
縮める。
縮める。
これにより蛇腹筒体16内に取り込まれたヘドロは漸次
ポンプ部13へ導ひかれる。
ポンプ部13へ導ひかれる。
そしてヘドロ移送ポンプ11の駆動によりヘドロ29は
移送用パイプ22中に送り込まれる。
移送用パイプ22中に送り込まれる。
このときバルブ26の開により配管27を通して、排ガ
スタンク8内に貯留されていた排ガス30が移送用パイ
プ22中に送り込まれ、以ってへト加29は、ヘドロ移
送ポンプ11の排送力に排ガスリフトが併用された状態
で排送され、運搬船23に送り込まれる。
スタンク8内に貯留されていた排ガス30が移送用パイ
プ22中に送り込まれ、以ってへト加29は、ヘドロ移
送ポンプ11の排送力に排ガスリフトが併用された状態
で排送され、運搬船23に送り込まれる。
このような作業を繰り返すことによりヘドロ29を順次
集泥しつつ排送し得るのであるが、場所の移動は、水中
エンジン4によりキャタピラ装置2を作動させることに
より、本装置をヘドロ層28中に沈めた状態で行なわれ
る。
集泥しつつ排送し得るのであるが、場所の移動は、水中
エンジン4によりキャタピラ装置2を作動させることに
より、本装置をヘドロ層28中に沈めた状態で行なわれ
る。
エンジンはディーゼルなどで水中エンジン4が好適であ
り、その酸素源としては酸素タンク6内の酸素が用いら
れ、またその排ガスは排ガスタンク8に貯留されて前述
したリフト用に使用される。
り、その酸素源としては酸素タンク6内の酸素が用いら
れ、またその排ガスは排ガスタンク8に貯留されて前述
したリフト用に使用される。
排ガス過剰分は放出される。
なお本装置の制御は、浚渫船24よりリモコン方式で行
なわれる。
なわれる。
また蛇腹筒体16の内部を二重蛇腹形式として、蛇腹全
体を縮ませるようにすれば好適である。
体を縮ませるようにすれば好適である。
以上、述べたように本発明のヘドロ浚渫装置によると、
ヘドロは、ヘドロ層内で伸縮を行なう集泥部にほとんど
乱されることなく取り込まれることから、ヘドロの舞い
上がりや水の濁りは全く発生せず、また集泥部以降では
、ヘドロと水とが混じることがなくなって濃度の高いま
ま排送することができ、さらにヘドロ移送用パイプを介
しての排送は、ポンプ部の排送力に排ガスリフトが併用
されることにより、以ってヘドロを効率良く排送するこ
とができる。
ヘドロは、ヘドロ層内で伸縮を行なう集泥部にほとんど
乱されることなく取り込まれることから、ヘドロの舞い
上がりや水の濁りは全く発生せず、また集泥部以降では
、ヘドロと水とが混じることがなくなって濃度の高いま
ま排送することができ、さらにヘドロ移送用パイプを介
しての排送は、ポンプ部の排送力に排ガスリフトが併用
されることにより、以ってヘドロを効率良く排送するこ
とができる。
しかも、ヘドロ移送用パイプに供給する排ガスは、走行
車のエンジンで発生した排ガスであるので、至って経済
的である。
車のエンジンで発生した排ガスであるので、至って経済
的である。
図面は本発明の一実施例を示し、第1図は側面図、第2
図は要部の側面図、第3図は同平面図である。 1・・・・・・走行車、2・・・・・・キャタピラ装置
、3・・・・・・海底あるいは川底、4・・・・・・水
中エンジン、6・・・・・・酸素タンク、8・・・・・
・排ガスタンク、11・・・・・・ヘドロ移送ポンプ、
13・・・・・・ポンプ部、14・・・・・・集泥部、
15・・・・・・取り込み口、16・・・・・・蛇腹筒
体、17・・・・・・蓋体、22・・・・・・移送用パ
イプ、23・・・・・・運搬船、24・・・・・・浚渫
船、25・・・・・・クレーン、28・・・・・・ヘド
ロ層、29・・・・・・ヘドロ、30・・・・・・排ガ
ス。
図は要部の側面図、第3図は同平面図である。 1・・・・・・走行車、2・・・・・・キャタピラ装置
、3・・・・・・海底あるいは川底、4・・・・・・水
中エンジン、6・・・・・・酸素タンク、8・・・・・
・排ガスタンク、11・・・・・・ヘドロ移送ポンプ、
13・・・・・・ポンプ部、14・・・・・・集泥部、
15・・・・・・取り込み口、16・・・・・・蛇腹筒
体、17・・・・・・蓋体、22・・・・・・移送用パ
イプ、23・・・・・・運搬船、24・・・・・・浚渫
船、25・・・・・・クレーン、28・・・・・・ヘド
ロ層、29・・・・・・ヘドロ、30・・・・・・排ガ
ス。
Claims (1)
- 1 海底あるいは川底上をエンジンにより走行可能に構
成した走行車に、吐出口にヘドロ移送用パイプを連通せ
しめたヘドロ移送ポンプと、ヘドロを取り込んで前記ヘ
ドロ移送ポンプに導く集泥部と、前記エンジンで発生し
た排ガスを配管を介して前記ヘドロ移送用パイプ中に供
給する排ガスタンクとを設け、前記集泥部を、後端が前
記ヘドロ移送ポンプに連通し且つ前端に取り込み口を形
成する蛇腹筒体と、取り込み口を開閉する蓋体と、この
蓋体を開閉のために昇降させる左右一対の油圧シリンダ
18と、前記蛇腹筒体を伸縮させる左右一対の油圧シリ
ンダとから構成したことを特徴とするヘドロ浚渫装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6905978A JPS59660B2 (ja) | 1978-06-07 | 1978-06-07 | ヘドロ浚渫装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6905978A JPS59660B2 (ja) | 1978-06-07 | 1978-06-07 | ヘドロ浚渫装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS54160034A JPS54160034A (en) | 1979-12-18 |
JPS59660B2 true JPS59660B2 (ja) | 1984-01-07 |
Family
ID=13391611
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6905978A Expired JPS59660B2 (ja) | 1978-06-07 | 1978-06-07 | ヘドロ浚渫装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59660B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003529689A (ja) * | 2000-04-05 | 2003-10-07 | ゲーテーオー−サブシー・アーエス | 海中浚渫方法及び装置 |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62280427A (ja) * | 1986-05-27 | 1987-12-05 | Toa Harbor Works Co Ltd | 浚渫装置 |
JP2522989B2 (ja) * | 1988-06-10 | 1996-08-07 | 運輸省港湾技術研究所長 | 浚渫スラリ―輸送方法 |
-
1978
- 1978-06-07 JP JP6905978A patent/JPS59660B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003529689A (ja) * | 2000-04-05 | 2003-10-07 | ゲーテーオー−サブシー・アーエス | 海中浚渫方法及び装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS54160034A (en) | 1979-12-18 |
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