JPS5962344A - ガスタ−ビン用燃焼触媒 - Google Patents

ガスタ−ビン用燃焼触媒

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JPS5962344A
JPS5962344A JP57169869A JP16986982A JPS5962344A JP S5962344 A JPS5962344 A JP S5962344A JP 57169869 A JP57169869 A JP 57169869A JP 16986982 A JP16986982 A JP 16986982A JP S5962344 A JPS5962344 A JP S5962344A
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alumina
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gas turbine
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Terunobu Hayata
早田 輝信
Tomiaki Furuya
富明 古屋
Chikau Yamanaka
矢 山中
Junji Hizuka
肥塚 淳次
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は、ガスタービン用燃焼触媒に関し、更に詳しく
は、約800〜1500′℃の温度範囲において、高活
性及び長寿命を有するガスタービン用@焼触媒に関する
〔発明の技術的背景とその問題点〕
近年、石油資源等の枯渇化に伴い、エネルギー資源を効
率的に使用するため、例えば、ガスタービン等において
は、できるだけ高温において燃料を燃焼させることが望
まれている。
しかしながら、従来は、燃料と空気の混合物を、ス・ぐ
−クプラグ等を用いて着火燃焼せしめる方法であるため
、燃焼器内において、部分的に2000℃を超える高温
部が存在する。そして、この^温部において、窒素酸化
m(NC)x)  が多量に生成し、環境汚染等の問題
を生ずることが知られている。
このような問題全解消するために、触媒を用いて燃料と
空気の混合物全燃焼せしめる触媒燃焼方式が提案されて
いる。この燃焼方式によれば、均一燃焼が可能であり、
且つ、NoXが生成しない上限温度である1500℃程
度まで、燃焼湯度を高めることができる。
しかし、前記した触媒燃焼方式をガスタービンに適用す
る場合には、その燃焼触媒に相反する二つの特性、即ち
、低温着火性及び耐熱性が要求される。現在実用されて
因るガスタービンにおいて、燃焼用空気は300℃程度
に予熱された波、圧紬送風機で燃焼器に導入されている
。そして、火炎燃焼した混合気は1200℃程度に冷却
された後、タービン内へ送入される。従って、ガスター
ビン燃焼器内に燃焼用触媒充填部分設置した場合、該燃
焼触媒には300℃程度の温度で燃料用ガスを着火させ
ると共に、燃焼ガスによる1200℃程度の温度に耐え
ることが要求されることになる。
上記したガスタービン用燃焼触媒としては、白金(pt
 )系の貴金属系触媒を使用することが考えられる。か
かる貴金属系触媒としては、例えは、第1図に示したよ
うに、−足の機7械的強度を有する耐熱性担体1上に、
活性担体としてのγ−アルミナ(γ−AtzOs )被
覆層2を設け、浸漬法等により貴金属触媒3を担持せし
めたもの等が知られている。
しかしながら、このような貴金属系触媒においては、通
常、着火温度が300℃以下の低温であるものは、その
耐熱温度が600℃以下と言われており、それ以上の温
度域では触媒活性が急速に低下するため実用には適さな
いという間踊点盆七している。
600℃以上の温度において、触媒活性が急速に低下す
る理由は、次のように考えることができる。先ず、第1
に、担体表面の負金属粒子が熱移動により凝呆して粗大
化するため、触媒表面積が減少し、燃焼性能が低下する
。そして、第2K、γ−A Lz Osが1000℃付
近からそれ以上の温度において、α−At203に相転
移するため、AtzOs層内において或いはA 40 
sと担体との間においてクラックが生じ、AlzOs層
が触媒金属と共に剥離脱落することに起因すると考えら
れる。
そこで、貴金桐系燃焼触媒の耐熱性全向上せしめるため
に、r −AlzOs a k改良し、γ−AtzOs
層上のPt粒子をA z、03に強く吸着させて熱移動
による凝集全防止すると共に、γ−At203層のα化
を防止してクラックの発生を防ぐことが試みられている
その結果、γ−A Ax O3層への金属の添加により
自動車触媒の一部においては8oo℃前後まで使用でき
る耐熱性燃焼触媒が開発されている。
〔発明の目的〕
本発明の目的は、低温着火特性が潰れ、且つ、800〜
1500℃の温度範囲においても昼活性及び長寿命を有
するガスタービン用燃焼触媒を提供することにある。
〔発明の概要〕
本発明者らは、上記した現況[鑑与て、800℃以上の
高温においても使用可能な燃焼触媒について鋭意検討を
重ねた結果、γ−A 1203層中にパラジウム(Pd
)とセリウム(Ce) ’e金含有しめることによシ、
大幅に耐熱性が向上ターるこ、!0:を見出シ2、本発
明を完成するに到った。
即ち、本発明のガスタービン用燃焼触媒は、耐熱性担体
;該担体上に設けられたγ−アルミナ(rAtzOs 
)被覆層;及び金属触媒から成るがスタービン燃焼器に
おいて、該金属触媒が、燃焼触媒1を当シ4り以上のパ
ラジウム(Pd)と、被覆層のr−アルミナに対し1〜
1oMstsのセリウム(Ce )から成り、且つ、そ
れぞれの金属触媒粒子の少なくとも一部が該γ−アルミ
ナ扱抜1冒甲に含有されることを特徴とするものである
以下において、本発明を更に詳しく説明する。
本発明において使用される耐熱性担体は、1500℃程
度の高温酸化性雰囲気中においても安定な性負を有する
ものであればいかなるものでもよく、これらの具体例と
しては、コージライト、ムライト、α−アルミナ、ソル
コニアスピネル、チタニア等のセラミック製担体吟が挙
けられる。担体の形状は、通常、触媒体として使用され
ている形状であれば特に制限はなく、例えば、ペレット
状、ハニカム状等が挙げられる。
本発明において使用されるγ−At203被覆層は、そ
れ自身触媒活性を有す各ものである。そして、前記耐熱
性担体の表面を被覆して形成される。
本発明VCおいて使用される金属触媒は、PdとCeか
ら成るものであり、それぞれの金属触媒粒子の少なくと
も一部が前記γ−AtzOs被番層中VC含有されるも
のであり、大部分の金属触媒粒子がすべてγ−A t、
0.被覆層中に含有されることが好ましい。金属触媒粒
子がγ−A tz 0 s * ’ad 層中に含有さ
れることにより、Pd及びCeのそれぞれの金属触媒粒
子の熱移動が阻止され、高温時にも触媒活性の低下が小
さいものとなる。
本発明において使用されるPdは、触媒全量に対して4
2/を以上の針である。Pdの添加量が4y7を未満で
あると所定の触媒活性が得られない。
本発明において使用されるCeは、彼咎層のγ−A40
gに対して1〜10重月%の址で添加され、2〜5重惜
%であることが好ましい。γ−A/=203破榎層に含
有されるCaO量がIN鎗%未満であると耐熱性の向上
が認められず、一方、10重量%を超えるとCeの酸化
物がAtzOsの粒界に多音析出し、γ−A t20s
被咎層の強度が低下する。
上記した本発明のガスタービン用燃焼触媒は、例えば、
次のようにして製造することが可能である。
先ず、アルミナゾル又はγ−A tz 0aがら成るア
ルミナコーティング組成物に、Pd及びCeを、例えば
、それらの金属の塩化物又は硝酸塩等の金属次いで、上
記組成物を、例えば、ゾールミル等を用いて混合する。
このようにして得たコーティング用液体を、耐熱性担体
に対し流しかけるか、又は耐熱性担体をコーティング用
液体中に浸漬する等の操作により被株せしめ、常温で充
分乾燥した後、例えば、650℃で3時間線度焼成する
史に、例えば、水床雰囲気中、550℃で3時間線度焼
成することに、より、本発明のガスタービン用燃焼触媒
を得ることができる。
不発明のガスタービン用燃焼触lvが優れた耐熱性を有
する理由は明らかでけないが、次のように考えることが
できる。
即ち、第2図に示すように、貴金属触媒3はγ−Atz
Oa被覆層2中に含有されているために、貴金拠触媒粒
子の熱移動が阻止されているものと思われる。
又、γ−A tz 0 s被覆層中に含有されるCeが
、γ−A tz 0 Bのα−A tz OB化を遅延
せしめ、且つ、γ−At203被檄層の結晶粒界を微細
化する効果を有するため、燃焼触媒の高熱によるタシッ
クの発生及びその伝播が阻止されていると考えられる。
〔発明の実施例〕
実施例1 次に示す組成のアルミナコーティング組成物を調製した
上記組成物音、が−ルミル會用いて常温で2時間混合し
、アルミナコーティング組成物ヲ得た。
次いで、コーヅライト製ノ・ニカム状担体(1平方イン
チ当り200セル、担体容i:1t)に、前記アルミナ
コーティング組成物を水に分散した液体を流しかけなが
らアルミナ組成物をすべて塗布した後、常温で約1日乾
燥した。このノ・ニカム状担体を650℃で3時間焼成
した後、水素雰凹気中において、550℃で3時間焼成
し、本発明に係るガスタービン用燃焼触媒(A)を得た
実施例2 実施例1と同様の手法により、アルミナコーティング組
成物に添加するptとCOO針を変えて、表に示すよう
な(B)〜(G)の6種類のガスタービン用燃焼触媒を
それぞれ調製した。
比較例 同時に比較例として、表に示すようなPdおよびCeの
添加量を本発明範囲外に設定した(a)〜(C)の3種
類のガスタービン用燃焼触媒を実施例と同様の手法によ
り調装した。又、Pdをγ−AtzOs層上に担持せし
めた市販触媒(d)及び<e)’c比較品として用意し
た。
実施例3 上記実施例1及び2で得た7釉類のガスタービン用燃焼
触媒及び比較例の5種類の燃焼触媒について、それぞれ
、流通系試験装置を用いてその燃焼特性全評価した。
尚、試験条件は、ガス@* ; 5 t/min 、燃
焼ガス濃度;メタ:y (CH4) 1%、触媒i;1
ocx及び空間速度; 3 X 10’ hr−1であ
り、触媒温度300℃における触媒の初期活性を測足し
た。その結果を表に示す。
次いで、上記それぞれの燃焼触媒を、熱処理炉に入れ、
1200℃で50時間熱処理を施した後、前記と同様の
方法でそれぞれの燃焼特性を評価した。その結果を触媒
の初期活性に対する触媒活性保持率(%)として表に示
した。
表 表から明らかなように、本発明のガスタービン用燃焼触
媒は、触媒温度300℃における初期活性がPd 餘4
 t/l 以上で100%を示すと共に、触媒の耐熱性
の指標となる1200℃熱処理後の触媒活性保持率が比
較例のものと比べ一〇格段に優れていることが確認され
た。
尚、上記実施例においてはハニカム状担体を使用したが
、ペレット状担体を使用した場合にも同様の結果が得ら
れた。
〔発明の効果〕
本発明のガスタービン用燃焼触媒は、従来の貴金属系燃
焼触媒に比べて、低温着火性を保持しながら、その耐熱
性が大幅に向上したものである。
従って、エネルギーの節約及び効率的利用が可能であり
、又、NOx等を発生させることなく燃焼が可能である
ため、環境汚染等の問題を惹き起こすことがないもので
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の貴金属系燃焼触媒の構造を示す模式図で
ちゃ、第2図は本発明に係るガスタービン用燃焼触媒の
構造を示す模式図″T:ある。 1・・・耐熱性担体、2・・・r−アルミナ被榎層、3
・・・貴金属触媒。 第1154

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 耐熱性担体;該担体上に設けられたγ−アルミナ(γ−
    Atz O3)被核層;及び金厩触媒から成るガスター
    ビン用燃焼触媒において、 該金属触媒が、燃焼触媒1を轟り41以上のパラジウム
    (Pd)と、被伽層のr−アルミナに対し1〜l07f
    ik%のセリウム(Ce )から成り、且つ、それぞれ
    の金机触媒粒子の少なくとも一部が該γ−アルミナ被稼
    層中に含有されることを特徴とするガスタービン用燃焼
    触媒。
JP57169869A 1982-09-30 1982-09-30 ガスタ−ビン用燃焼触媒 Granted JPS5962344A (ja)

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JPS5962344A true JPS5962344A (ja) 1984-04-09
JPH0215254B2 JPH0215254B2 (ja) 1990-04-11

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6249125A (ja) * 1985-08-27 1987-03-03 Babcock Hitachi Kk 高温触媒燃焼装置の運転方法
JPS634852A (ja) * 1986-06-25 1988-01-09 Nippon Shokubai Kagaku Kogyo Co Ltd 燃焼用触媒体
JP2003062465A (ja) * 2001-08-28 2003-03-04 Toyota Motor Corp 触 媒

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6249125A (ja) * 1985-08-27 1987-03-03 Babcock Hitachi Kk 高温触媒燃焼装置の運転方法
JPS634852A (ja) * 1986-06-25 1988-01-09 Nippon Shokubai Kagaku Kogyo Co Ltd 燃焼用触媒体
JP2003062465A (ja) * 2001-08-28 2003-03-04 Toyota Motor Corp 触 媒

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JPH0215254B2 (ja) 1990-04-11

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