JPS5962070A - スキ− - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、繊維強化プラスチツク層を有するスキーに
関するもので、その目的は補強材に用いる繊維に強磁性
を付与して磁極を反応せしめて、速やかに繊維を設計方
向に配列し、合理的強度と撓曲性を付与して耐久力に富
むスキーを供給することにある。

従来から繊維強化プラスチツク層を有するスキーは、ガ
ラス繊維やカーボン繊維をスキーの長さ方向、横方向あ
るいは斜方向に配列して補強する方法を実施しているが
、繊維の配列に手間を要する。そこでプリプレグにして
用いる方法も行なわれている。しかし、作業性は必ずし
も良いとはいえず、繊維方向を設計通りに配列でき難い
ため、強度にばらつきが生じる欠点があった。

そこで、短かい繊維を混入した合成樹脂を射出注入して
成型するインジェクションスキーも知られているが、こ
れは繊維が短かいうえにアトランダムになり、繊維に方
向性を付与できないため、設計通りの強度、撓曲性は例
えば中芯体等で調整しなければならなかった。

この発明は、繊維の配列を成形型の外部から容易に所望
方向に配列できるもので、ぞの実施−例を図面について
説明する。

すなわち、補強材に用いる任意の繊維／に強磁性物質２
、例えば酸化鉄を何着し、成形型３に収納した中芯体グ
の外面、図面は上面のみを示したが、下面又は上下両面
、あるいは両側面に配設して磁極Ａ、Ｂを用いて該繊維
を中芯体グの長さ方向に配列して合成樹脂で一体に成型
した繊維強化プラスチツク層ｊを有するスキーである。

なお、図面は省いたが、磁極Ａ、Ｂの位置、数量により
あるいは移動せしめることにより、繊維の配列方向を自
在に変えられるものである。

この発明は、上記のように補強材に用いる繊維／に強磁
性物質２、例えば酸化鉄を付着しであるから磁場におけ
る反応を示し、磁極Ａ、Ｂの方向に繊維を配列すること
ができる。実施例図面のように、中芯体りの長さ方向に
配列する場合は、成形型３の先端と後端に磁極Ａ、Ｅを
位置せしめることにより、強磁性物質２に極性が作用し
て容易に長さ方向に配列する。かくして繊維の配列がき
わめて効率的になり、合成樹脂を注入して一体に成型す
ると、繊維方向が一定した繊維強化プラスチツク層Ｓを
有するスキーが成型できる。そして、補強材である繊維
を設計方向に配列することにより合理的な強度が得られ
、又謂算通りの撓曲性が付与でき耐久力に富むスキーを
供給することができる。

【図面の簡単な説明】

図面は一例を示すもので、第１図は成形型内中芯体の上
面に繊維を長さ方向に配例した説明平面図、第２図は繊
維の拡大断面図である。 ／・・・繊維、２・・・強磁性物質、３・・・成形型、
グ・・・中芯体、Ｓ・・・繊維強化プラスチツク層、Ａ
、Ｂ・・・磁極。 第１図 △ 八 ハ ／ ンン′ □Ｂ 第２図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 補強材たる繊維に強磁性物質を付着し、成形型に収納し
   た中芯体の外面に配設して磁場反応により該繊維をスキ
   ーの所望方向に配列して合成樹脂で一体に成型した繊維
   強化プラスチツク層を有することを特徴とするスキー。