JPS5960299A - 放射性廃棄物固化処理設備 - Google Patents

放射性廃棄物固化処理設備

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JPS5960299A
JPS5960299A JP57170171A JP17017182A JPS5960299A JP S5960299 A JPS5960299 A JP S5960299A JP 57170171 A JP57170171 A JP 57170171A JP 17017182 A JP17017182 A JP 17017182A JP S5960299 A JPS5960299 A JP S5960299A
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filling
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radioactive waste
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    • G21F9/00Treating radioactively contaminated material; Decontamination arrangements therefor
    • G21F9/04Treating liquids
    • G21F9/06Processing
    • G21F9/16Processing by fixation in stable solid media
    • GPHYSICS
    • G21NUCLEAR PHYSICS; NUCLEAR ENGINEERING
    • G21FPROTECTION AGAINST X-RADIATION, GAMMA RADIATION, CORPUSCULAR RADIATION OR PARTICLE BOMBARDMENT; TREATING RADIOACTIVELY CONTAMINATED MATERIAL; DECONTAMINATION ARRANGEMENTS THEREFOR
    • G21F9/00Treating radioactively contaminated material; Decontamination arrangements therefor
    • G21F9/008Apparatus specially adapted for mixing or disposing radioactively contamined material
    • GPHYSICS
    • G21NUCLEAR PHYSICS; NUCLEAR ENGINEERING
    • G21FPROTECTION AGAINST X-RADIATION, GAMMA RADIATION, CORPUSCULAR RADIATION OR PARTICLE BOMBARDMENT; TREATING RADIOACTIVELY CONTAMINATED MATERIAL; DECONTAMINATION ARRANGEMENTS THEREFOR
    • G21F9/00Treating radioactively contaminated material; Decontamination arrangements therefor
    • G21F9/28Treating solids
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    • G21F9/301Processing by fixation in stable solid media
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S422/00Chemical apparatus and process disinfecting, deodorizing, preserving, or sterilizing
    • Y10S422/903Radioactive material apparatus

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は放射性廃棄物固化処理設備に係り、特に放射性
廃棄物をポリマー含浸コンクリート(略略称PIC)等
の無機素材製の薄肉容器内に充填・固化するための処理
設備に関する。
放射性廃棄物及び固化材を薄肉の無機素材製容器に充填
して固化させる処理方法として、該容器への放射性廃棄
物ペレツト充填→固化材注入→施蓋→ポストフィリング
→密封という基本プロセスからなる方法については本出
願人の先出願に係る特願昭57−4651号に示されて
いる。(ポストフィリングとは施蓋の上に更に固化材を
注いで審判固化することである。)この処理方法によれ
ば、容器と容器内固化体との組合わせによって強度、耐
水性、耐膨潤性、長期耐候性等の諸特性に優れた放射性
廃棄物固化体が得られ、かつ廃棄物の充填効率を向上さ
せることができる。しかしながら、上記特約出願では如
上の基本プロセスを実施するたための実際の装置を念頭
に置いたシステム的検討は、未だ行われていない。
上記特設出願に示された基本プロセスを実施する現実的
なシステムを組み立てる上で課題となる事項は下記の通
りである。
(1)容器に充填される廃棄物ペレットの計量精度の確
保、 (2)容器に充填される廃棄物ペレットの空隙中への固
化材の浸透性の確保、 (3)固化材の容器への充填注入及びポストフィリング
注入の適圧かつ効率的な実施、 (4)廃棄物及び固化材充填後への施蓋の適切で効果的
な実施、 (5)基本プロセスに基づく固化処理の最少限設備及び
最少限スペースでの実現、 (6)放射性廃棄物充填時に於ける放射性ダストの雰囲
気への拡散防止。
本発明は上記の課題の解決を可能にし、容器への放射性
廃棄物の充填、固化材の注入、施蓋及びポストフィリン
グという基本プロセスを最少限の設備及び最小限のスペ
ースを以て効果的に行うことのできる、薄肉無機素材製
容器への放射性廃棄物の固化処理用の実際的設備を提供
することを目的とするものである。
本発明による放射性廃棄物固化処理設備は、薄肉無機素
材製容器を載置する台の直上に充填キャップを設け、該
容器の縁と充填キャップの縁とを当接させるまで該容器
載置台と充填キャップとの相対的昇降を昇降機により行
い、充填キャップと容器とが当接状態にあるときに充填
キャップに放射性廃棄物及び固化材を夫々供給して該充
填キャップを通して容器への該廃棄物の充填、固化材の
注入、ポストフィリングを行う夫々の供給手段を設け、
また該充填キャップと容器とが離間状態にあるときに廃
棄物及び固化材充填済みの容器に施蓋する施蓋手段を備
えていることを特徴とするものであり、これにより上記
目的の項で述べた基本プロセスを平面的には容器を一個
所に定置して1Jうものである。
以下、図面を参照して本発明による固化処理設備の実施
例を説明する。この実施例においては放射性廃棄物をペ
レット化したものを固化材で固化するペレット固化処理
方式を採用し且つ固化材として無機質の耐水性を有する
特殊水ガラスを使用する場合について説明する。しかし
、これは例示であって、本発明はこれに限定されること
なく発明の詳細な説明の末尾で述ぺるように、ペレット
固化方式ではなく放射性廃棄物を粉体化してこれと固化
材を均質に混練して固化する方式すなわち均質固化方式
への適用や他の固化材の使用も可能なものであることに
留意すべきである。
始めに第1図を用いて該固化処理設備における基本的シ
ステムフローの概念を説明する。この図は主として処理
プロセスの時間的推移を図解したものであって、必ずし
も空間的な配列や推移を表わしたものでないことに注意
すべきである。
先ずドラム缶1で包囲したPIC等の無機素材製の薄肉
容器2からなる空容器を固化施設内へ搬入し固化処理装
置にセットする。次にペレット状放射性廃棄物を該容器
2へ充填する。このペレット状廃棄物は廃棄物の乾燥粉
体化過程3、造粒ペレット化過程4を経て製造され、一
時貯留槽5で貯留され、計量ホッパ6から容器2へ充填
される。
容器2へのペレット状廃棄物の充填量はペレット状廃棄
物計量ホッパ6に於いて、その見掛け体積から計量され
る。なおドラム缶1は、簡略化のため一部図示にとどめ
てある。
次に特殊水ガラスからなる固化材をペレット充填済みの
容器2に注入する。この場合、先ず固化材原料粉末を固
化材タンク7から、固化材計量タンク8へ輸送し、ここ
で一定量を計量後、固化材混練槽10に送り、他方、該
粉末への添加水を添加水計量タンク9で該粉末との混合
比より算出される一定量だけ正確に計量した上で固化材
混練槽10へ送る。混練槽10では撹伴機で固化材原料
粉末と添加水を充分に混合する。混練後の液体状固化材
を所定量だけ混練槽10より容器2へ注入する。
次に無機素材製容器蓋12を、容器に充填された廃棄物
ペレットと固化材とよりなる充填物11の上に設定する
(施蓋)。次に、この施蓋された容器上に液体状固化材
によるポストフィリングを行う(図では槽13から)。
14はこのポストフィリングで形成された固化材層を示
す。その後、固化材に適した硬化条件下にて定時間養生
し、ドラム缶の蓋15をし、審判した後、固化体の一時
貯蔵庫等へ搬出される。
以上が本実施例による薄肉無機素材製容器へのペレット
状放射性廃棄物の固化処理システムの基本フローである
が、本発明は、第1図のうち斜線を施した線で囲まれた
部分における容器のセッティング、廃棄物充填、固化材
注入、容器のキャッピング(施蓋)、ポストフィリング
の範囲に関するものである。
次に本実施例の詳細を第2図及びその部分図である第3
,第4,第5,及び第6図に従って説明する。なお簡略
化のためドラム缶1の図示は一部にとどめ省略してある
第2図に於いて、空の容器2は空容器コンベア16によ
って充填位置まで運ばれ、容器昇降機17の容器載置台
に置かれた後、案内ロッド53(第3図)に沿って昇降
する該昇降機17によって、充填用キャップ18に図示
の如く当接するまで押し上げられる。
一方、ペレット貯留槽5に一時貯留されている放射性廃
棄物にペレットは弁19を開にすることによって管20
を経てペレット計量ホッパ6に導かれる。計量ホッパ6
では計量ホッパ振動子21で振動が与えられることによ
ってペレットのレベルが平坦化される。このホッパ6内
のペレットのレベルが規定値になると、レベルスイッチ
22が作動して弁19を自動的に閉とし、ペレットの計
量が完了する。計量ホッパ6内の規定量(体積で)のペ
レットは、弁23を開にする仁とによって充填用キャッ
プ18に至る管24を経て全量が容器2に充填される。
この点につき敷衍すると、ペレット固化処理の場合に処
理対象となる廃棄物は、濃縮廃液、使用済粒状樹脂、使
用済粉末樹脂、スラッジ等多岐に亘り、またその組成も
混合廃棄物処理まで考えれば更に多岐に亘るため、乾燥
粉体化造粒後のペレットの性状(主に比重)も多岐に亘
るものであり、一方、容器へ充填量として管理すべき量
は、充填容器2の容積が特定されていることから、ペレ
ット状廃棄物の体積(見掛け体積)ということになる。
そこで本実施例では、ペレット状廃棄物の充填量は、計
量ホッパ6において見掛け体積の測定により計量するこ
ととした。そしてこの場合、ペレットを計量ホッパ6に
受けたままでは、ペレットの安息角の範囲内でペレット
のレベルの凹凸が出来るので、計量精度を上げるために
計量ホッパ6に振動子21を備え付け、ペレット受入時
にホッパ6を振動させながらペレットレベルを計測し、
一定体積量の廃棄物ペレッド受入完了信号によりペレッ
ト受入を停止して、充填ペレット量の計量精度を確保す
るようにした。なおペレットレベルの計測には、静電容
量式レベル計等を用いることができる。
上記のように容器2にペレットを充填した後、昇降機1
7に付設の容器振動子17aによって容器2に振動を与
え該容器2内のペレットレベルの平坦化を図る。このよ
うにする理由は、計量ホッパ6からペレットを容器2へ
投入したまま放置した場合は、容器2内のペレットレベ
ルに凹凸が出来るので、次段の固化材充填→容器蓋設定
→ポストフィリングの過程で、一部ペレットへの固化材
の廻り込みの不足、浸透不足が生ずる危惧があるからで
ある。そこで容器2にペレットを受けた後、容器2に振
動を与えて容器内のペレットレベルを平坦にする作用を
導入することとした。なお、容器2は、容器載置台ごと
振動子17aで振動させる。
上記のペレット充填作業時に放射性ダストの拡散を防止
するために、キャップ18にはパッキン26が装着され
ており、容器2の上縁を押付荷重計27による制御のも
とにパッキン26に押し付けて、密封性を維持すると共
に(なおキャップ18には容器撮動対策としてベロー2
5が設けてある)、弁23の開弁と同時にベント弁28
を自動的に開とし、固化処理設備の廃棄物粉体・ペレッ
ト取扱い機器のベント処理系のブロア32に、しって管
29,管30及びフィルタ31を経て容器2内の等囲気
を吸引して該容器内を微負圧圧に保つことにより、放射
性ダストの拡散防止及びその処理を行う。
固化利側については、固化材(本実施例では、無機質の
特殊水ガラスである。従って固化材原料は粉体である。
)の原料粉体は固化材タンク7からロータリフィーダ3
3によって固化材計量タンク8に供給される。タンク8
ではロードセル34によってその受入量を管理し、気定
量に達した時点でロータリフィーダ33を自動停止し受
入を停止する(固化材原料粉体秤量完了)。一方、固化
材用の添加水は、供給系から弁37を開にすることによ
って管38を経て添加水計量タンク9に供給される。タ
ンク9ではレベルスイッチ39によって受入水量を管理
し規定値に達した時点で弁37を自動的に閉として受入
れを停止する(添加水計量完了)。このように計量され
た固化材原料粉末及び添加水は夫々弁35,40を開と
することにより夫々管36,41を経て全量が固化材混
練タンク10に導かれ、ここで攪拌機42によって混練
される。混練終了後の固化材は、タンク10から、充填
注入用弁43を開とすることによって、タンク10の底
頂より上方の中間レベルから出ている管44を経て規定
量だけがペレット充填後の容器2に充填注入される。尚
、その注入量は、ペレットへの固化材の浸透性を考慮し
て前述の容器2内で平坦化されたペレットレベルより若
干上になるように設定される。
この点につき敷衍すると、ペレット固化処理の場合、固
化材は容器に廃棄物ペレットを充填した後の注入時と容
器への蓋設定後のポストフィリング注入時との二度に亘
って注入が行われる。固化材混練タンク10からペレッ
ト充填後の容器2への注入量は、かなり精度が要求され
る。何故なら、過少であれば充填ペレットの空隙中への
固化材浸透量が不足して不良固化体を生ずる原因となり
、また過大であれば蓋設定時に設定機械への固化材の付
着を生じたり、場合によっては、オーバフローを生じて
放射能汚染の原因になるからである。
そこで、固化材混練タンク10には、ペレット充填後の
固化付注入用として該タンクの中間レベルから出ている
管44と、後に行うポストフィリング注入用として該タ
ンク10の底頂から出ている管50を設け、両管の取入
れ口間の高さの差に相対する体積の固化材をポストフィ
リング用としてタンク10内に残しておくことにより、
上記2度の注入量の管理精度を確保するようにしている
またこのようにすることによって二度の固化材注入の総
量を一度に計量・混練することが可能となる。
ペレット及び固化材の充填後の容器2は、昇降機17に
よって再び最低レベル1で引き下げられ、ここで無機素
材製の容器蓋12が設定される(即ち、施蓋が行われる
)。蓋12は蓋移送コンベア45で蓋装着機46の近傍
まで運ばれる。蓋12の上面には鉄板48が埋め込まれ
ており(この詳細は第4図,第5図参照)、蓋装着機4
6の回転アームの先端に取り付けられた電磁石47で吸
着されてコンベア45から充填容器2の位置まで運ばれ
、容器2内の廃棄物ペレット及び固化材よりなる充填物
11の上面に軽く押し付けられることにより充填物11
は設定される。その後、電磁石47を消磁して、回転ア
ームを昇降機17の可動範囲外に戻す。なお、第2図で
は蓋の設定に関係する構成の平面的な感覚が把握できな
いから、第3図にその平面配置関係を示した。この図か
ら所要の平面スペースが少く且つ物流がスムーズである
ように構成されていることが理解できるであろう。
蓋12は固化体としての物性値維持の必要及び製作上の
制約(特にポリマー含浸コンクリートの様な材料の場合
)からその最小厚さに限界がある。
従って、廃莱物充填率を上げるためには、この最少厚さ
に近い厚さでほぼ平坦な形状が理想であり、フック等で
吊り上げるための把手や凹凸等を蓋に設けるのは適当で
ない。そこで上記の如く、実施例では、第4図及び第5
図に示すように、上面に鉄板48を埋め込んだ無機質素
材(PIC等)製のほぼ平坦な円板形状の蓋12を用い
、施蓋のための蓋取扱装置としては電磁力を利用して該
鉄板を介して蓋を吸引する方式の装置46を採用した。
なお、蓋12の径は容器2の内径より若干小さ目にし、
施蓋の際には蓋上面を容器上端より若干沈ませて設定し
、このようにしてできた凹所に後に、単に固化材を注入
するのみでポストフィリングを行い得るようにする。
再び第2図に戻って、無設定後の容器2はポストフィリ
ングのために再び昇降機17によって、充填用キャンプ
18に当接する位置まで持ち上げられる。そして、固化
材混練タンク10に残っていたポストフィリングのため
の固化材が全量、弁49を開くことによって該タンクの
底頂から出る管50を経て容器2内の蓋12上に投入さ
れる。
なお、容器のオーバフローを防止する観点から、キャッ
プ18にはレベルスイッチ51を設定して、容器満杯時
には弁49を自動的に閉とする保護回路を付設してある
このようにして、ポストフィリングを完了した後の容器
12は、充填容器移送コンベア52によって、ドラム養
生エリアに移動せられる。
以上が本実施例の固化処理設備の構成及び動作の内容で
ある。
蓋12と、容器2及び充填物11の固化材並びにポスト
ストリング固化材14との密着性を良好に保ち且つ容器
内の空洞残存の防止を図るに好適な容認2及び蓋12の
形状を第6図に示す。即ち、施蓋時に容器内側に空洞が
できないように蓋12の下面に円錐状のテーパ54を設
けて空気の流れを良くする。また、蓋12の周縁と容器
2の胴の上部内面に共にテーパ55を設けて蓋押付時に
空気の逃げを確保すると共に、蓋と容器胴との密着性を
向上させるようにする。
第7図は、本発明の他の実施例を示す。本実施例が、第
2図に示した実施例と異る点は、容器昇降機17を設け
ず、容器2を不動の振動子付き容器載置台17′上に定
置し、その代りに充填用キャップ18をキャップ昇降装
置18′を用いて昇降させるようにしたことである。こ
のため、配管類にはフレキシブルホース56を用いる。
以上説明した構成により下記の効果が得られる。
(1)廃棄物の充填、固化材の充填、蓋の設定、固化材
のポスト・フィリングは、容器を平面的には一個処に定
置したまま上下操作のみで可能であるから、スペースフ
ァクタが良く、更に充填用キャップを廃棄物の充填並び
に固化材の注入及びポストフィリングに、また固化材供
給・注入系を上記の後二者に共用するので、設備自体を
簡素で最少限のもとすることができ、効率及び経済性に
も優れる。
(2)ペレット状廃棄物の計量時及び充填後に振動を付
加することにより、計量精度の向上及びペレットへの固
化材の浸透性向上が図れる。
(3)充填用固化材及びポスト・フィリング用固化材の
各充填量の配分は、混練タンクの中間レベル及び底頂か
ら出る2本の管路を使い分けることにより高精度で実現
できると共に、全充填量の一括計量及び混練が可能とな
り、これら設備の共用化、ひいては簡素化、経済性化、
効率化を図ることができる。
(4)施蓋過程において、鉄板埋込蓋の電磁的吸着によ
る取扱い操作を用いるので、蓋を必要最少限の厚さにす
ることが可能となり、充填率の向上が図れる。
(5)廃棄物充填時に於ける放射性ダストの拡散が防止
される。
以上の実施例は、ペレット状廃棄物を無機質の特殊水ガ
ラスを固化材として固化するペレット固化処理の場合に
ついて説明したが、ペレット固化処理の場合に用いる注
入固化材は特殊ガラスに限定するものではなく、プラス
チック又はアスファルト等であっても、本発明の目的速
成には全く差しつかえない。
なおまた、ペレット固化処理ではまなく均質固化処理の
場合には、多少プロセスは異なるが、本発明の基本をな
す無機素材(PIC等)製の容器への放射性廃棄物の固
化処理に際する廃棄物及び固化材の充填操作、容器施蓋
操作、ポスト・フィリング操作等には、既述の実施例の
内容を実質的にそのまま適用し得るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例による放射性廃棄物固化処理設
備の基本的システムフロー図、第2図は本発明による放
射性廃棄物固化処理設備の実施例を示す概念図、第3図
は同実施例における蓋装着機廻りの設備を示す平面配置
概念図、第4図及び第5図は同実施例に用いる無機素材
製の容器蓋の平面図及びA−A断面図、第6図は同実施
例に用いる無機素材製容器及び蓋の断面図、第7図は本
発明の他の実施例を示す概念図である。 1…ドラム缶、2…薄肉無機素材製容器、3…廃棄物乾
燥粉体化過程、 4…廃棄物造粒ペレット化過程、 5…放射性廃棄物ペレット一時貯留槽、6…計量ホッパ
、7…固化材タンク、 8…固化材計量タンク、9…添加水計量タンク、10…
固化材混練槽、11…充填物、 12…無機素材製容器蓋、 13…ポスト・フィリング用固化材混練槽、14…ポス
ト・フィリングによる固化材層、15…ドラム缶蓋、1
6…空容器コンベア、17…容器昇降機、17′…据動
子付容器載置台、17a…容器振動子 18…充填用キ
ャップ、18′…キャップ昇降装置、 19…弁、20…ペレット移送配管、 21…計量ホッパ振動子、 22…レベルスイッチ、23…計量ホッパ出口弁、24
…ペレット移送用配管、 25…充填用ギャップベロー、 26…充填用パッキン、27…押付荷重計、28…ベン
ト弁、29…排気管、 30…排気管、31…フィルタ、 32…機器ベント処理系ブロア、 33…ロータリフィーダ、 34…ロードセル、 35…固化材計量タンク出口弁、 36…固化材原料粉末移送用配管、 37…添加水計量タンク入口弁、 38…添加水移送用配管、 39…レベルスイッチ、 40…添加水タンク出口弁、 41…添加水タンク出口管、 42…固化材混練タンク撹伴機、 43…固化材充填注入弁、 44…固化材充填注入管、 45…薄肉無機素材製容器蓋移送コンベア、46…薄肉
無機素材製容器蓋装着機、 47…薄肉無機素材製容器蓋吸引用電磁石、48…薄肉
無機素材製容器蓋埋込鉄板、49…固化材ポスト・フィ
リング注入弁、50…固化材ポスト・フィリング注入管
、51…固化材ポスト・フィリングレベルスイッチ、5
2…充填容器移送コンベア、 53…容器昇降機固定用ロッド、 54…薄肉無機素材製容器蓋の下面テーパ、55…薄肉
無機素材製容器及び蓋の嵌め合い部テーパ、56…フレ
キシプルホース。 代理人 本多 小平

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.薄肉無機素材製容器を載置する台;該合の直上方に
    設けられた充填キャップ;上記台に載置された上記容器
    の上周縁と該充填キャップの下周縁とが当接するまで上
    記台と充填キャップとの相対的昇降を行う昇降手段;該
    充填キャップを通して放射性廃棄物の該容器への充填、
    該廃棄物充填後の該容器への固化材の注入及び下記施蓋
    後の該容器への固化材のポストフィリングをいずれも該
    容器と充填キャップとが当接状態にあるときに行うよう
    に放射性廃棄物及び固化材を充填キャップに夫々供給す
    る手段;及び、該廃棄物の充填及び固化材の注入後の容
    器と充填キャップとが離間状態にあるときに上記台上に
    ある該容器に無機素材製蓋を施蓋する施蓋手段;からな
    ることを特徴とする、放射性廃棄物を固化材で薄肉無機
    素材製容器内に充填固化させるための放射性廃棄物固化
    処理設備。
  2. 2.放射性廃棄物はペレツト化され、充填キャップに放
    射性廃棄物を供給する上記手段は該ペレットの前記容器
    への充填量をホッパ内の該ペレットの受入体積から計量
    する計量ホッパを含み、該計量ホッパ内への上記ペレッ
    トの受入れの際に該計量ホッパに振動を与える手段を有
    する特許請求の範囲第1項記載の放射性廃棄物固化処理
    設備。
  3. 3.固化材を充填キャップに供給する上記手段は、1つ
    の固化材計量混練タンクと、該固化材計量混練タンク内
    の中間レベルから出て充填キャップに至る固化材注入用
    管路と、該固化材計端混練タンクの底頂から出て充填キ
    ャップに至る固化材ポストフィリング用管路とを含む特
    許請求の範囲第1項又は第2項記載の放射性廃棄物固化
    処理設備。
  4. 4.前記無機素材製蓋はその上面に埋め込まれた磁性板
    を備えており、前記施蓋手段は該蓋を磁力で吸着して容
    器施蓋位置へ設定する電磁石付き可動アームを備えてい
    る特許請求の範囲第1項,第2項又は第3項記載の放射
    性廃棄物固化処理設備。
  5. 5.放射性廃棄物充填後、固化材注入前に、前記容器に
    振動を与える手段を有する特許請求の範囲第1項,第2
    項,第3項又は第4項記載の放射性廃棄物固化処理設備
  6. 6.当接状態にあるときの容器と充填キャップとの間の
    密封性を確保するために充填キャップに設けられた密封
    手段及び充填キヤップを介して容器内の雰囲気を吸引す
    る吸気手段を含む放射性ダスト拡散防止手段を備えた特
    許請求の範囲第1項,第2項,第3項,第4項又は第5
    項記載の放射性廃棄物固化処理設備。
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