JPS596003Y2 - サ−キユレ−タ - Google Patents
サ−キユレ−タInfo
- Publication number
- JPS596003Y2 JPS596003Y2 JP1034979U JP1034979U JPS596003Y2 JP S596003 Y2 JPS596003 Y2 JP S596003Y2 JP 1034979 U JP1034979 U JP 1034979U JP 1034979 U JP1034979 U JP 1034979U JP S596003 Y2 JPS596003 Y2 JP S596003Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- circulator
- matching
- matching branch
- shaped
- ferrite substrate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Non-Reversible Transmitting Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、特性の改善を図ったT型サーキュレー夕に
関するものである。
関するものである。
従来から接合部を極力小さくし、さらに整合用分岐線路
を折り曲げて小形化を図ったサーキュレー夕は、その特
徴からしてL Band以下の周波数帯で用いられる事
が多い。
を折り曲げて小形化を図ったサーキュレー夕は、その特
徴からしてL Band以下の周波数帯で用いられる事
が多い。
そのため、このサーキュレータは温度特性,回路寸法,
挿入損失の面から共鳴磁界より高い磁界を印加し動作さ
せる事が多い。
挿入損失の面から共鳴磁界より高い磁界を印加し動作さ
せる事が多い。
さらに、従来のサーキュレータ全体について言える事は
、サーキュレータが各種通信機のセット内に組み込まれ
て用いられる事から、コネクタ相互の位置関係がT型す
なわちT型サーキュレータである事が要求されていた。
、サーキュレータが各種通信機のセット内に組み込まれ
て用いられる事から、コネクタ相互の位置関係がT型す
なわちT型サーキュレータである事が要求されていた。
このような要求から、従来において接合部を極力小さく
し、さらに整合用分岐線路を折り曲げて小形化を図った
T型サーキュレー夕としては、第1図に示す線路形状を
したものがあった。
し、さらに整合用分岐線路を折り曲げて小形化を図った
T型サーキュレー夕としては、第1図に示す線路形状を
したものがあった。
このT型サーキュレータは円形フエライト基板1の一方
の面に接合部2及び折り曲げた整合用分岐線路3から或
る回転対称の内部導体を被着し、他面には地導体(図示
せず)を被着し、磁石を用いて直流磁界を印加し、さら
にT型サーキュレータとするため、上記内部導体と同一
平面に整合用分岐線路3から相互の位置関係がT型に戒
っているコネクタ接続端子4まで5047伝送線路5を
設けて形威していた。
の面に接合部2及び折り曲げた整合用分岐線路3から或
る回転対称の内部導体を被着し、他面には地導体(図示
せず)を被着し、磁石を用いて直流磁界を印加し、さら
にT型サーキュレータとするため、上記内部導体と同一
平面に整合用分岐線路3から相互の位置関係がT型に戒
っているコネクタ接続端子4まで5047伝送線路5を
設けて形威していた。
このようにする事で極めて小型のT型サーキュレー夕が
実現されていた。
実現されていた。
しかし、このT型サーキュレータでは、コネクタ接続端
子4の相互の位置関係をT”Jとするため、円形フエラ
イト基板1の円周上に相当な,長さの50Q伝送線路5
を設けなければならず、このことは次のような理由で欠
点となる。
子4の相互の位置関係をT”Jとするため、円形フエラ
イト基板1の円周上に相当な,長さの50Q伝送線路5
を設けなければならず、このことは次のような理由で欠
点となる。
すなわち、円形フエライト円板1の円周上付近では直流
磁界に乱れが生じ、磁気共鳴損失が生じやすく、この付
近に設けた5047伝送線路5の部分での損失が増加す
ることおよび実効比透磁率の変化により、50Q伝送線
路5のインピーダンスが変化することである。
磁界に乱れが生じ、磁気共鳴損失が生じやすく、この付
近に設けた5047伝送線路5の部分での損失が増加す
ることおよび実効比透磁率の変化により、50Q伝送線
路5のインピーダンスが変化することである。
このように、小形化を図った従来のT型サーキュレー夕
では、コネクタ接続端子4の相互位置関係をT型とする
ために電気的特性が劣化するという欠点があった。
では、コネクタ接続端子4の相互位置関係をT型とする
ために電気的特性が劣化するという欠点があった。
この考案は、これらの欠点を除去するため、従来回転対
称に形或する事のみに意をそそいでいた整合用分岐線路
部を非対称形状にし、T型サーキュレー夕を構或しよう
とするものである。
称に形或する事のみに意をそそいでいた整合用分岐線路
部を非対称形状にし、T型サーキュレー夕を構或しよう
とするものである。
すなわち、整合用分岐線路3は従来のように回転対称に
する必要は無く、電気的に同一状態にしてやれば良い。
する必要は無く、電気的に同一状態にしてやれば良い。
この基本的な原理に基づくこの考案を以下第2図を用い
て説明する。
て説明する。
第2図は、この考案の一実施例のT型サーキュレータの
線路形状を示すものである。
線路形状を示すものである。
すなわち、円形フエライト基板1の一方の面には接合部
2、特性インピーダンスと長さの異なった整合用分岐線
路3及び異なった大きさを持つ容量性スタブ6さらに5
0Q伝送線路5とから戒る内部導体を設け、一方他面に
は地導体(図示せず)を設けたものに磁石を用いて直流
磁界を印加している。
2、特性インピーダンスと長さの異なった整合用分岐線
路3及び異なった大きさを持つ容量性スタブ6さらに5
0Q伝送線路5とから戒る内部導体を設け、一方他面に
は地導体(図示せず)を設けたものに磁石を用いて直流
磁界を印加している。
このような構戊にすることにより、従来のT型サーキュ
レータで悪影響を与えていた円形フエライト基板1の円
周上に設けた電気的には余分な50Q伝送線路5を極め
て短くすることが出来(場合によってはコネクタの芯線
で代用も可能となる。
レータで悪影響を与えていた円形フエライト基板1の円
周上に設けた電気的には余分な50Q伝送線路5を極め
て短くすることが出来(場合によってはコネクタの芯線
で代用も可能となる。
)、電気的特性の向上を図る事が可能に戒った。このよ
うな事が出来る理由について次に説明する。
うな事が出来る理由について次に説明する。
サーキュレータの場合、特性の対称性を得ようとすると
、サーキュレータ動作に直接関係した接合部2は回転対
称形にしなければならない。
、サーキュレータ動作に直接関係した接合部2は回転対
称形にしなければならない。
しかし、整合用分岐線路3は、回転対称形にする必要は
無く、電気的に同一状態にしてやれば何ら問題無く、特
性の対称性は良く出来る。
無く、電気的に同一状態にしてやれば何ら問題無く、特
性の対称性は良く出来る。
この考案によるT型サーキュレータは、上記事項に着目
したものである。
したものである。
T型とすること、50g伝送線路5を最短にすることが
要求されるため、整合用分岐線路3は相互に異なった長
さにせねばならない。
要求されるため、整合用分岐線路3は相互に異なった長
さにせねばならない。
この状態で電気的特性を等しくするには、スタブ整合法
を採用すれば良い。
を採用すれば良い。
すなわち、より短い整合用分岐線路3は、その特性イン
ピーダンスを大きくシ、かつ50Ω伝送線路接続点にお
いて大きな容量を装荷すれば良い。
ピーダンスを大きくシ、かつ50Ω伝送線路接続点にお
いて大きな容量を装荷すれば良い。
こうすることにより、非対称な整合用分岐線路3は、共
に整合をとることが可能となる。
に整合をとることが可能となる。
第3図はこの考案によるサーキュレー夕のVSWR特性
を示したものである。
を示したものである。
各端子のVSWRは同一中心周波数で共に最小となり、
非対称整合回路を用いることによる特性のアンバランス
は生じないことを示している。
非対称整合回路を用いることによる特性のアンバランス
は生じないことを示している。
一方、図中では、周波数特性は相互に異なっているが、
これは整合用容量性スタブ6の形状を変えることにより
修正することは可能である。
これは整合用容量性スタブ6の形状を変えることにより
修正することは可能である。
以上のように、この考案によれば、整合用分岐線路の長
さおよび特性インピーダンスを相互に変えることにより
T型サーキュレー夕が実現出来、従来の欠点であった長
い50Q伝送線路による損失,特性変化等の電気特性の
改善が可能となる。
さおよび特性インピーダンスを相互に変えることにより
T型サーキュレー夕が実現出来、従来の欠点であった長
い50Q伝送線路による損失,特性変化等の電気特性の
改善が可能となる。
第1図は従来のT型サーキュレータの線路形状を示す図
、第2図はこの考案による一実施例のT型サーキュレー
タの線路形状を示す図、第3図はこの考案による一実施
例のVSWR特性の一例を示す図である。 図中、1は円形フエライト基板、2は接合部、3は整合
用分岐線路、4はコネクタ接続端子、5は50Ω伝送線
路、6は容量性スタブである。 なお、図中、同一あるいは相当部分には同一符号を付し
て示してある。
、第2図はこの考案による一実施例のT型サーキュレー
タの線路形状を示す図、第3図はこの考案による一実施
例のVSWR特性の一例を示す図である。 図中、1は円形フエライト基板、2は接合部、3は整合
用分岐線路、4はコネクタ接続端子、5は50Ω伝送線
路、6は容量性スタブである。 なお、図中、同一あるいは相当部分には同一符号を付し
て示してある。
Claims (1)
- フエライト基板の一方の面に特性インピーダンスおよび
長さが相互に異なる折り曲げ形状の三本の整合用分岐線
路と、接合部と、整合用スタブとから或る内部導体を設
けるとともに、上記フエライト基板の他面には地導体を
設けたものに直流磁界を印加するようになし、さらに、
コネクタ接続端子相互の位置関係をT型に構或したこと
を特徴とするサーキュレータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1034979U JPS596003Y2 (ja) | 1979-01-30 | 1979-01-30 | サ−キユレ−タ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1034979U JPS596003Y2 (ja) | 1979-01-30 | 1979-01-30 | サ−キユレ−タ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS55109902U JPS55109902U (ja) | 1980-08-01 |
JPS596003Y2 true JPS596003Y2 (ja) | 1984-02-24 |
Family
ID=28822783
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1034979U Expired JPS596003Y2 (ja) | 1979-01-30 | 1979-01-30 | サ−キユレ−タ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS596003Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-01-30 JP JP1034979U patent/JPS596003Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS55109902U (ja) | 1980-08-01 |
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