JPS59598Y2 - 交流光の測光装置 - Google Patents

交流光の測光装置

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JPS59598Y2
JPS59598Y2 JP13310177U JP13310177U JPS59598Y2 JP S59598 Y2 JPS59598 Y2 JP S59598Y2 JP 13310177 U JP13310177 U JP 13310177U JP 13310177 U JP13310177 U JP 13310177U JP S59598 Y2 JPS59598 Y2 JP S59598Y2
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JP
Japan
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light
output
variable resistor
photometric device
connection point
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JP13310177U
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JPS5459873U (ja
Inventor
常躬 権田
Original Assignee
株式会社ニコン
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、測光装置、とくに受光光中に含まれる交流成
分を抽出する測光装置に関するものである。
明るいバックグラウンド光に重畳された微小な交流変化
光を検出したい場合がしばしばある。
たとえば、ある種の測距装置では、強度を交流的に変調
した交流変化光を被測定物に照射し、その反射光を受光
して両者の強度変化の位相のずれがら被測定物までの距
離を算出する。
この反射光を受光する素子としては従来がらフォトトラ
ンジスタやCdS、 PbSなどの光電変換素子が用い
られている。
この充電変換素子の出力を前置増幅器(プリアンプ)に
入力して増幅するが、光電変換素子の出力に含まれる直
流成分を除去するためには光電変換素子と前置増幅器の
間にコンテ゛ンサを設けなければならない。
さらに前置増幅器の出力で外部回路を確実に駆動するた
めには、前置増幅器の増幅度は十分に大きくなければな
らない。
ところが増幅度が大きいと外部からの透導雑音や内部雑
音の影響を受けやす<S/Nが低下するので、増幅度の
大きさには限界がある。
本考案は、簡単な構成によって交流変化光を電気的に大
きく増幅することのできる測光装置を提供することを目
的とする。
第1図aおよびbは従来技術による測光装置を示し、受
光素子として第1図aおよびbは従来技術による測光装
置を示し、受光素子として第1図aではフォトトランジ
スタQを、第1図すではCdS、 PbSなどの光導電
素子Rを使用している。
フォトトランジスタQまたは光導電素子Rの出力に含ま
れる直流成分を除去するためにコンデンサCoが設けら
れ、また利用回路へ十分な大きさの交流出力V。
を供給するためには前置増幅器Aの増幅率を十分に大き
くしなければならない。
第2図aに本考案の原理を説明するための回路を示す。
同図すまたはCに示すようなバックグラウンド(直流光
)ElまたはR2に含まれる交流会eを検出する場合を
想定する。
第2図aに示すようにCdS等の光導電素子R1を検出
抵抗R2と直列にして供給電圧V。
とアースの間に接続する。
光導電素子R1と抵抗R2の接続点aの出力電圧■は、 ところで光導電素子R1の抵抗値は、直流光Eに起因す
る定常的な抵抗成分R(E)と交流光eに起因する交流
的に変化する抵抗成分子 (e)の和、すなわち、 R1=R(E)+r (e) −”(2)と考えられる
から、式(1)は R(E)がr (e)に対して十分大きい合は、 (R(E)> r (e))場 式(3)に含まれる交流変化分(瞬時電圧)■は ところで交流会Vを最も効率良く抽出できる状態、すな
わち最大のレベルの交流会Vを得ることのできる状態に
抵抗R2の値を設定するには、d■/dR2=0なる条
件を満足するR2を求めればよい。
したがって式(4)より R2=R(E)・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・(5)のときが最適条件を与えるこ
とがわがる。
このとき 以上のような本考案の原理を応用した測光装置の実施例
を第3図に示す。
第3図の回路では第2図aの抵抗R2の機能を果すもの
として参照用光導電素子R2aを用いている。
図示のように演算増幅器1ならびに抵抗R3およびR4
からなる非反転増幅器6の非反転入力(+)として接続
点aの電圧を供給し、抵抗R3には供給電圧V。
の半分の値の参照電圧V。
/2を与える。この非反転増幅器6の増幅率は1+R4
/R3となる。
非反転増幅器6の出力5 (測光装置の出力でもある)
は、演算増幅器2、コンデンサCおよび抵抗5からなる
積分器7に接続され、演算増幅器2の非反転入力(+)
には電圧V。
/2を供給する。演算増幅器2の出力端子5は増幅用ト
ランジスタ3のベースに接続し、このl・ランジスタ3
のコレクタ電流で発光ダイオード4を駆動する。
光導電素子R2aは発光ダイオード4の発する光によっ
てのみ照射され、光導電素子R2aと発光ダイオード4
で光結合素子を構成する。
測光用光導電素子R1に第2図すに示すような光量変化
の被測定外光が入射した場合を考える。
前述の非反転増幅器6は、接続点aの電圧と参照電圧V
/2の差に増幅率1+R4/R3を乗じた値■ の出力を発生する。
つまりこの出力は、(#−?)(1+黒L)なる直流成
分とe(1+−!−)なるR3
R3 交流戊分とからなる。
演算増幅器2、抵抗R5およびコンデンサCからなる積
分器7は、非反転増幅器6の出力を積分するが、その時
定数UR5を被測定交流光eの周期より大きく設定して
おく。
したがって上述の交流成分の時間積分は零になるので積
分器7の出力は上述の直流成分のみに依存する。
トランジスタ3は積分器7のこのような出力、すなわち
直流成分の積分値を増幅し、このコレクタ電流によって
発光ダイオード4を駆動する。
光導電素子R2aの抵抗値は発光ダイオード4からの光
に応動して変化するので、外光の直流分Eに依存して変
化する。
たとえば外光の直流分Eが減少(すなわち交流会eの変
化に比較して緩やかに減少)して光導電素子R1の抵抗
値が光導電素子R2aにくらべて大きくなると接続点a
の直流電位は参照電圧V。
/2より高くなる。したがって非反転増幅器6の直流出
力が増加するので積分器7の出力が低下(負の方向に増
大)し、発光ダイオード4の発光光量が減少する。
そこで光導電素子R2aの抵抗値は受光光量の減少分だ
け増加する。
すなわち光導電素子R1のそのときの抵抗値に等しくな
るまで増加する。
かくして式(5)の条件が維持され、外光の交流法eを
効率良く抽出することができる。
また逆に外光に含まれる直流分Eが増加した場合は光導
電素子R1の抵抗値が光導電素子R2aにくらべて小さ
くなり、上述と逆の作用で積分器7の出力が上昇(正の
方向に増大)し光導電素子R2aは発光ダイオード4に
より強い光を照射されるので、R2aの値はR1の値に
等しくなるまで減少する。
このように外光の直流分Eが変化しても光導電素子R2
aがそれに応じて制御されるので、常に最適の動作条件
(式(5))が維持される。
このように、接続点aの電圧および参照電圧V、 /2
を基準とする非反転増幅器6と、非反転増幅器6の出力
に含まれる直流成分のみに依存した積分出力を生じる積
分器7と、この積分出力により駆動される発光ダイオー
ド4とで帰還ループを構成することによって、接続点a
の直流電位が外光の直流成分Eの大きさに無関係に常に
参照電圧■o/2に等しい値に維持される。
このとき接続点aに現われる交流法の瞬時電圧■は式(
6)に示すようにr(e)に従って変化するが、これは
光導電素子R1への入射光に含まれる交流法eが2つの
光導電素子R1およびR2aの直列接続構成によって交
流変化分Vなる電圧に変換増幅されたことを意味する。
この電圧はさらに非反転増幅器6によって(1+Iう)
倍に増幅されるので、非常に高感度に交流光eを検出す
ることができる。
また非反転増幅器6は上述のように1より大きい増幅率
を有しており、光導電素子R1およびR2aの面抵抗値
を等しくするための適応制御は非常に迅速に行なわれる
以上一実施例について本考案を説明したが、当業者には
種々の変形が可能である。
たとえば、積分器7は抵抗R5の代りにコイルを、コン
テ゛ンサCの代りに抵抗を使用して構成してもよい。
発光ダイオード4および光導電素子R2aからなる光結
合素子は、発光ダイオード4の代りに磁界発生素子であ
るコイルを使用し、光導電素子R2aの代りにたとえば
ビスマス抵抗などの磁界感応素子を使用したものに置換
してもよい。
【図面の簡単な説明】
第1図aおよびbは従来技術による測光装置の概略図、
第2図aは本考案による測光装置の原理を説明するため
の回路図、第2図すおよびCは本考案の原理の説明に必
要な外光の成分を示すグラフ、第3図は本考案による測
光装置の一実施例を示す回路図である。 〔主要部分の符号の説明〕 請求の範囲中の用語 符号 光電変換手段 R1 可変抵抗器 R2a 制御手段 3 制御手段 4 差動増幅回路 6 積分回路 7 詳細な説明中の用語 光導電素子 光導電素子 トランジスタ 発光ダイオード 非反転増幅器 積分器

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 受光光に含まれる交流成分を抽出する測光装置にお
    いて、該測光装置は、被測定光を受光して電気的信号に
    変換する光電変換手段と、該充電変換手段に直列に接続
    された可変抵抗器と、該充電変換手段および可変抵抗器
    の間の接続点に接続された第1の入力端子ならびに該光
    電変換手段および可変抵抗器の両抵抗値が等しいときの
    前記接続点の直流電位に等しい値の参照電位に接続され
    た第2の入力端子ならびに該測光装置の出力としての出
    力端子を有し、1以上の値の増幅率を有する差動増幅回
    路と、該差動増幅回路の出力を積分する積分回路と、該
    積分回路の出力に応動して前記可変抵抗器の抵抗値を変
    化させる制御手段とを含み、該積分回路の時定数は前記
    交流成分の周期より大きく設定され、これによって前記
    可変抵抗器の抵抗値は前記接続点の直流電位が前記参照
    電位に常に等しくなるように制御されることを特徴とす
    る交流光の測光装置。 2 実用新案登録請求の範囲第1項記載の測光装置にお
    いて、前記制御手段は前記積分回路の出力に応じた光を
    発生する発光素子を含み、前記可変抵抗器は該発光素子
    からの入射光に応動して抵抗値が変化する光導電素子で
    あることを特徴とする測光装置。
JP13310177U 1977-10-05 1977-10-05 交流光の測光装置 Expired JPS59598Y2 (ja)

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JP13310177U JPS59598Y2 (ja) 1977-10-05 1977-10-05 交流光の測光装置

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JPS5459873U JPS5459873U (ja) 1979-04-25
JPS59598Y2 true JPS59598Y2 (ja) 1984-01-09

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