JPS595924B2 - 急傾斜地単軌道運搬車等に利用しうる自動速度調節装置 - Google Patents

急傾斜地単軌道運搬車等に利用しうる自動速度調節装置

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Publication number
JPS595924B2
JPS595924B2 JP48135145A JP13514573A JPS595924B2 JP S595924 B2 JPS595924 B2 JP S595924B2 JP 48135145 A JP48135145 A JP 48135145A JP 13514573 A JP13514573 A JP 13514573A JP S595924 B2 JPS595924 B2 JP S595924B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
drum
shoe
clutch
brake
attached
Prior art date
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Expired
Application number
JP48135145A
Other languages
English (en)
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JPS5085017A (ja
Inventor
卓爾 金子
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Makita Numazu Corp
Original Assignee
Fuji Robin KK
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Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Robin KK filed Critical Fuji Robin KK
Priority to JP48135145A priority Critical patent/JPS595924B2/ja
Publication of JPS5085017A publication Critical patent/JPS5085017A/ja
Publication of JPS595924B2 publication Critical patent/JPS595924B2/ja
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  • One-Way And Automatic Clutches, And Combinations Of Different Clutches (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、急傾斜地運搬車用自動速度調節装置にかかる
ものである。
従来公知の例えば実公昭48−33364号公報に記載
されたものは、クラッチの回転軸とブレーキの回転軸が
異なるため、構造が複雑であつた。
また例えば特公昭29−1356号公報に記載されたも
のは、クラッチ装置が軸方向に単に圧着する構造で、遠
心力により圧着する構造でないため、一定回転数以上で
は滑ることになり、エンジンブレーキはかからないので
急傾斜地運搬車用自動速度調節装置には利用できない。
よつて工夫した本発明は、一個の回転軸に遠心クラッチ
と遠心ブレーキの双方を取付け、もつて、極めて小型で
ありながら、急傾斜地でも充分エンジンブレーキが働い
て使用できる如く改善したものである。
本発明は一個の回転軸に遠心クラツチと遠心ブレーキの
双方を取付けたものであるから、これを、発動機側に一
体的に組付けることによつて、その発動機を、自動速度
調節装置に付き発動機とすることが出来る。
また、本発明は、一個の回転軸に遠心クラツチと遠心ブ
レーキの双方を取付けたものであるから、これを、発動
機とは別のトランスミツシヨン側に取付けると、自動速
度調節装置付ミツシヨンとすることができるので、ミツ
シヨンの取扱い利用上、その取扱いが頗る簡単となる幼
果を期待できるものである。
また、本発明は、一個の回転軸に遠心クラツチと遠心ブ
レーキの双方を取付けたものであるから、これを独立し
た一個の商品となしうるものである。実施例につき説明
すると、第1図は、自動速度調節装置のみを取出した縦
断側面図で、回転軸1の一端側に伝動輪2を自由に回転
するように遊嵌し、該伝動輪2には遠心クラツチのクラ
ツチシユ一3を取付ける。12は該クラツチシユ一3を
取付ける軸である。
クラツチシユ一3の構造は公知のものと同様である。然
して、クラツチシユ一3の外側には、クラツチドラム4
を設け、該クラツチドラム4の中心部を前記回転軸1に
嵌合させたのちキー−13で両者を結合する。該クラツ
チドラム4の外側には遠心ブレーキとなるブレーキシユ
一5を軸14で取付ける。ブレーキシユ一5の構造も公
知のものと同様である。そして、その外側に回転軸1と
同心状のブレーキドラム6を設けるものである。第1図
において、Aは、ブレーキドラム6の取付部を示し、図
ではミツシヨン側壁即ち不動部材を示した。第2図は、
第1図に示した自動速度調節装置を、発動機7に一体的
に取付けるとともに、これを急傾斜地単軌道運搬車に組
込んだ場合を示したもので、発動機7の出力軸8側に支
持体10を突設させて設け、該支持体10には前記ブレ
ーキドラム6を固定状に取付ける。
然して、前記回転軸1は、発動機7の出力軸8と並行状
態になるよう設け、出力軸8に取付けたプーリ−9と回
転軸1に遊嵌した伝動輪2との間にベルトにより連結し
たものである。第3図は、自動速度調節装置をトランス
ミツシヨン11に取付けた状態を示したもので、ブレー
キドラム6は該ミツシヨン11に取付けられ、回転軸1
は、該ミツシヨンの入力軸となるものである。第1図に
おいて符号Aは、第2図における支持体10または第3
図におけるトランスミツシヨン11を示している。なお
、図中、15は従動輪、16は軌道、17は駆動輪であ
る。
本発明は以上の構成であるから、発動機7の駆動により
伝動輪2が回転すると、その側部に設けられているクラ
ツチシユ一3は遠心力で飛び出してクラツチドラム4の
内面に当接し、該ドラム4を回転させ、キー−13を介
して回転軸1を回転させるが、前記ドラム4の回転が早
くなれば、該ドラム4に取付けられているブレーキシユ
一5が遠心力で飛び出してブレーキドラム6に摺接する
ことにより自動的に回転を押えて定速度回転を保つもの
である。
又、急坂道を下る場合は、運搬車の重量が回転軸1に作
用してこれを急回転させると共に急降下しようとするが
、この場合は同様に、ブレーキシュー5が飛び出してブ
レーキをかけるように作用し、以つて急坂道を下る場合
も自動的にブレーキをかけるものである。前記したよう
に、従来公知の一例は、クラッチの回転軸とブレーキの
回転軸が異なるため、構造が複雑であつた。
また別の公知例にあつては、クラツチ装置が遠心力によ
り圧着する構造でないため、一定回転数以上では滑りが
生じ、エンジンブレーキがかからないので急傾斜地運搬
車用自動速度調節装置には利用できなかつた。しかるに
、本発明は、回転軸1に伝動輪2を回動自由に嵌合させ
、該伝動輪2には遠心クラツチのクラツチシユ一3を取
付け、該シユ一3の外周に該シユ一3が当接して回動す
る伝動輪2とは別体のクラツチドラム4を設け、該ドラ
ム4は前記回転軸1にキー−13を介して固定状態に取
付け、前記ドラム4には遠心ブレーキシユ一5を取付け
、該シユ一5の外周に該シユ一5が当接するブレーキド
ラム6を設け、該ドラム6は不動部材に対して固定して
なる急傾斜地運搬車用自動速度調節装置の構成としたか
ら、たとえば伝動輪2が400回転の達すると、クラツ
チシユ一3は遠心力でクラツチドラム4に圧着してクラ
ツチドラム4を400回転で回転させ、以つて回転軸1
を400回転で回転させる。
しかし、前記回転軸1の回転がたとえば450回転に達
つするとブレーキシユ一5は遠心力でブレーキドラム6
に圧着し、かつ、遠心力でブレーキドラム6に圧着する
から、仮に滑りが生じて更に早く回転するときはますま
す強い遠心力となるので、決して450回転以上では回
転しない。したがつて、〒軸でありながら、エンジンブ
レーキの必要な急傾斜地運搬車用自動速度調節装置に利
用できる効果を奏する。また、第2図のように、これを
発動機7に取付ければ、簡単に自動速度調節装置付の発
動機とすることができる。
また、その第3図に示したように、これをトランスミツ
シヨン側に取付けることも簡単にできるので、この場合
は、自動速度調節装置付のミツシヨンとなり、その用途
は、単に実施例記載のものに止まらず各方面に利用され
る効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の自動速度調節装置の縦断側面図で下半
分は省略してある。 第2図は第1図の本発明装置を発動機に組込んだ実施例
図、第3図は第1図の本発明装置をミツシヨンに組込ん
だ実施例図である。符号の説明、1・・・・・・回転軸
、2・・・・・・伝動輪、3・・・・・・クラツチシユ
一、4・・・・・・クラツチドラム、5・・・・・・ブ
レーキシユ一、6・・・・・・ブレーキドラム、7・・
・・・・発動機、8・・・・・・出力軸、9・・・・・
・プーリ一、10・・・・・・支持体、11・・・・・
・トランスミツシヨン、12・・・・・・軸、13・・
・・・・キー一、14・・・・・・軸、15・・・・・
・従動輪、16・・・・・・軌道、17・・・・・・駆
動輪。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 回転軸1に伝動輪2を回動自由に嵌合させ、該伝動
    輪2には遠心クラッチのクラッチシュー3を取付け、該
    シュー3の外周に該シュー3が当接して回動する伝動輪
    2とは別体のクラッチドラム4を設け、該ドラム4は前
    記回転軸1にキイー13を介して固定状態に取付け、前
    記ドラム4には遠心ブレーキのブレーキシュー5を取付
    け、該シュー5の外周に該シュー5が当接するブレーキ
    ドラム6を設け、該ドラム6は不動部材に対して固定し
    てなる急傾斜地運搬車用自動速度調節装置。 2 回転軸1に伝動輪2を回動自由に嵌合させ、該伝動
    輪2には遠心クラッチのクラッチシュー3を取付け、該
    シュー3の外周に該シュー3が当接して回動する伝動輪
    2とは別体のクラッチドラム4を設け、該ドラム4は前
    記回転軸1にキイー13を介して固定状態に取付け、前
    記ドラム4には遠心ブレーキシュー5を取付け、該シュ
    ー5の外周に該シュー5が当接するブレーキドラム6を
    設け、該ドラム6は不動部材に対して固定してなるもの
    において、前記回転軸1は発動機7の出力軸8の近傍に
    該軸8と平行状態に設け、該軸8には、プーリー9と前
    記回転軸1に遊嵌した前記伝動輪2との間にベルトを掛
    け回し、前記ブレーキドラム6は発動機7側に固着した
    急傾斜地運搬車用自動速度調節装置。 3 回転軸1に伝動輪2を回動自由に嵌合させ、該伝動
    輪2には遠心クラッチのクラッチシュー3を取付け、該
    シュー3の外周に該シュー3が当接して回動する伝動輪
    2とは別体のクラッチドラム4を設け、該ドラム4は前
    記回転軸1にキイー13を介して固定状態に取付け、前
    記ドラム4には遠心ブレーキのブレーキシュー5を取付
    け、該シュー5の外周に該シュー5が当接するブレーキ
    ドラム6を設け、該ドラム6は不動部材に対して固定し
    てなるものにおいて、前記ブレーキドラム6は、トラン
    スミッション11に固着し、前記回転軸1はトランスミ
    ッション11の入力軸となした急傾斜地運搬車用自動速
    度調節装置。
JP48135145A 1973-11-30 1973-11-30 急傾斜地単軌道運搬車等に利用しうる自動速度調節装置 Expired JPS595924B2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP48135145A JPS595924B2 (ja) 1973-11-30 1973-11-30 急傾斜地単軌道運搬車等に利用しうる自動速度調節装置

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JP48135145A JPS595924B2 (ja) 1973-11-30 1973-11-30 急傾斜地単軌道運搬車等に利用しうる自動速度調節装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5085017A JPS5085017A (ja) 1975-07-09
JPS595924B2 true JPS595924B2 (ja) 1984-02-08

Family

ID=15144847

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JP48135145A Expired JPS595924B2 (ja) 1973-11-30 1973-11-30 急傾斜地単軌道運搬車等に利用しうる自動速度調節装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0213536U (ja) * 1988-07-11 1990-01-29

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5088462A (ja) * 1973-12-11 1975-07-16

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4311659Y1 (ja) * 1967-08-08 1968-05-21

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JPS4311659Y1 (ja) * 1967-08-08 1968-05-21

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JPH0213536U (ja) * 1988-07-11 1990-01-29

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JPS5085017A (ja) 1975-07-09

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