JPS5956564A - 分散強化恒弾性合金 - Google Patents
分散強化恒弾性合金Info
- Publication number
- JPS5956564A JPS5956564A JP16715382A JP16715382A JPS5956564A JP S5956564 A JPS5956564 A JP S5956564A JP 16715382 A JP16715382 A JP 16715382A JP 16715382 A JP16715382 A JP 16715382A JP S5956564 A JPS5956564 A JP S5956564A
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- JP
- Japan
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- alloy
- strengthened
- constant
- dispersion
- elasticity
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- Pending
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- Manufacture Of Alloys Or Alloy Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の技術分野〕
本発明は精密機器を中心に応用される、弾性率の温度依
存性が極めて少ない分散強化恒弾性合金に関するもので
ある。
存性が極めて少ない分散強化恒弾性合金に関するもので
ある。
一般に恒弾性合金はトルク指示針、時計Whilll用
ぜんまい等の精密部品、精密ベロー、絶対圧力計、流1
m1t’・工業用圧力b[、ブルドン′ぼ等の精密構面
部品、あるいは行文肖片、発振機等の振動体側斜など諷
[変化による弾性率の変化をきらう機器の材料として広
く利用されている。
ぜんまい等の精密部品、精密ベロー、絶対圧力計、流1
m1t’・工業用圧力b[、ブルドン′ぼ等の精密構面
部品、あるいは行文肖片、発振機等の振動体側斜など諷
[変化による弾性率の変化をきらう機器の材料として広
く利用されている。
従来、このような恒弾性合金としてはFe−N1糸のニ
リンパー合金が著名であるが、この材料は冷間加工状態
で1吏わなければならず、しかAt系の析出形の恒弾性
合金が多く利用されるようになってきた。この析出形の
恒弾性合金は、冷間加工と熱処理条件を選定することに
より恒弾性特性を評価する一つの指標である熱弾性係数
(TEC)を比較的容易に零にすることが可能であると
共に、強度的にも優れた特性を示すものである。しかし
ながら、この析出・形恒弾性合金の恒弾性特性は、廂常
70〜80℃程度までしか、その特性を保持できず、高
温雰囲気で使用する場合に大きな限界があシ、その応用
範囲も限られていた。
リンパー合金が著名であるが、この材料は冷間加工状態
で1吏わなければならず、しかAt系の析出形の恒弾性
合金が多く利用されるようになってきた。この析出形の
恒弾性合金は、冷間加工と熱処理条件を選定することに
より恒弾性特性を評価する一つの指標である熱弾性係数
(TEC)を比較的容易に零にすることが可能であると
共に、強度的にも優れた特性を示すものである。しかし
ながら、この析出・形恒弾性合金の恒弾性特性は、廂常
70〜80℃程度までしか、その特性を保持できず、高
温雰囲気で使用する場合に大きな限界があシ、その応用
範囲も限られていた。
本発明は、かかる点に鑑みなされたもので、恒弾性特性
を140℃程度まで大幅に向上させると共に、強度的に
も従来の析出強化型合金と同等以上の優れた特性を有す
る分散強化恒弾性合金を提供するものである。
を140℃程度まで大幅に向上させると共に、強度的に
も従来の析出強化型合金と同等以上の優れた特性を有す
る分散強化恒弾性合金を提供するものである。
本発明は重曖チでニッケル(Nl) 40.5〜43.
0チ、クロム(Cr)4.9〜5,75%、チタン(T
1) 1.5〜2.5%、分散質0.3〜1.5チ、残
部鉄(Fθ)と附随的不純物よりなることを特徴上する
ものである。
0チ、クロム(Cr)4.9〜5,75%、チタン(T
1) 1.5〜2.5%、分散質0.3〜1.5チ、残
部鉄(Fθ)と附随的不純物よりなることを特徴上する
ものである。
次に本発明合金を構成する各成分の添加理由およびその
添加Iの限定理由について説明する。
添加Iの限定理由について説明する。
ニッケルは恒弾性特性を維持するだめに最も効果的な元
素であシ、その添加ttLが405チ未満および43.
096を越えると、有効々恒弾性特性が得られない。
素であシ、その添加ttLが405チ未満および43.
096を越えると、有効々恒弾性特性が得られない。
クロムに二、ケルと同様に恒弾性特性を維持するために
有効な元素で、その添加罐が4.91未満および5.7
5チを越えると、十分な恒弾性特性が得られない。
有効な元素で、その添加罐が4.91未満および5.7
5チを越えると、十分な恒弾性特性が得られない。
チタンは時効処1111によシ析出して合金強度を向上
させるのに有効な九累であシ、その添加縫が1.5チ未
尚では十分な強度がイ4fられす、また2、5チを越え
ると、恒弾性特性の劣化をもだらずO なお、アルミニウムは0.5チ以下の添加であれば特性
上火幅な劣化はなく、特にチタン+アルミニウムkを/
、S〜30チの範囲で規制すれば恒弾性%lIを劣化さ
せることなく、合金の機械的特性の向上を図ることがで
きる。
させるのに有効な九累であシ、その添加縫が1.5チ未
尚では十分な強度がイ4fられす、また2、5チを越え
ると、恒弾性特性の劣化をもだらずO なお、アルミニウムは0.5チ以下の添加であれば特性
上火幅な劣化はなく、特にチタン+アルミニウムkを/
、S〜30チの範囲で規制すれば恒弾性%lIを劣化さ
せることなく、合金の機械的特性の向上を図ることがで
きる。
分散質は強度向上に最も有効な作用をなし、0.3チ未
油11では、その効果が不十分であり、1.5チを越え
ると合金の延性が低丁し、特に極薄材料に加ニーする場
合に問題となる。この分散質の材料としては、主に酸化
物、炭化物、チッ化物などの耐火物質が有効で、例えば
Y2O5、At203、Tl□03などが挙られる。
油11では、その効果が不十分であり、1.5チを越え
ると合金の延性が低丁し、特に極薄材料に加ニーする場
合に問題となる。この分散質の材料としては、主に酸化
物、炭化物、チッ化物などの耐火物質が有効で、例えば
Y2O5、At203、Tl□03などが挙られる。
次に本発明合金のIJ!!遣方法遣方−て簡単にd発明
すると、各合金成分を所定の比率で混合し、粉末冶金法
によジインゴツトを製造した後、とれを熱間加工して板
厚を薄くシ、史に冷間加工を行なって所定の板厚に形成
し、しかる後、時効処理を施して製造される。この暢合
、時効処理φ件としては、例えば、300〜700℃で
1〜5時間の加熱を行なう。
すると、各合金成分を所定の比率で混合し、粉末冶金法
によジインゴツトを製造した後、とれを熱間加工して板
厚を薄くシ、史に冷間加工を行なって所定の板厚に形成
し、しかる後、時効処理を施して製造される。この暢合
、時効処理φ件としては、例えば、300〜700℃で
1〜5時間の加熱を行なう。
実施例
合金成分として第1表のA1に示すように42.41N
S −5,4’4 Cr −2,7%Tl−0,5%Y
2O5−残部Feを主要組成とする合金を、機械的混合
法を用いた粉末冶金法によシ製造し、得られたインゴッ
トを熱間加工して厚さ2刺の板材とした。この板材を更
に1000℃×1時間、加熱保持後、水焼入れを行ない
、次いで50%の冷間圧延を行なって厚さ1!fflと
しだ。
S −5,4’4 Cr −2,7%Tl−0,5%Y
2O5−残部Feを主要組成とする合金を、機械的混合
法を用いた粉末冶金法によシ製造し、得られたインゴッ
トを熱間加工して厚さ2刺の板材とした。この板材を更
に1000℃×1時間、加熱保持後、水焼入れを行ない
、次いで50%の冷間圧延を行なって厚さ1!fflと
しだ。
イ0られた板材を試験素材として恒弾性特性と引張強度
を測定した。恒弾性特性の評価は、熱弾性係数で行ない
、夕1定はlX10X100間に切り出した試1VA片
の固有糸1助数(横振動法)の周波数の温度依存性でd
′Flllllシた。この測定値より弾性率(ヤング率
E)を求め、温度による変化状態をグラフに曲線8で示
した。
を測定した。恒弾性特性の評価は、熱弾性係数で行ない
、夕1定はlX10X100間に切り出した試1VA片
の固有糸1助数(横振動法)の周波数の温度依存性でd
′Flllllシた。この測定値より弾性率(ヤング率
E)を求め、温度による変化状態をグラフに曲線8で示
した。
また弾1生率の温度変化依(7,性(変化率)を・、熱
;彫張係数の温度依存性(変化率)をαとすると、熱弾
性係数=e+αで表わされる。この熱弾性係数は恒弾性
qv t’、+、をイ画する指標として用いられ、これ
が者に近いイ゛ル、恒弾性特性に置れているが、本実施
例品では、この熱弾性係数が常温(20℃)から140
℃の間で5×10 と極めて低い値を得ることができた
。
;彫張係数の温度依存性(変化率)をαとすると、熱弾
性係数=e+αで表わされる。この熱弾性係数は恒弾性
qv t’、+、をイ画する指標として用いられ、これ
が者に近いイ゛ル、恒弾性特性に置れているが、本実施
例品では、この熱弾性係数が常温(20℃)から140
℃の間で5×10 と極めて低い値を得ることができた
。
(実施例2,3)
第1表のA2および漸3に示す組成の合金を上記実施例
1と同様の方法で製造し、得られた板材から試験片を切
り出して、この恒弾性特性温度範囲と引張強度を測定し
た。
1と同様の方法で製造し、得られた板材から試験片を切
り出して、この恒弾性特性温度範囲と引張強度を測定し
た。
(比較例1.2)
第1表のA4に示すように分散質を含まない組成の合金
、ならびにA5に示すニッケル添加歌が規定より少ない
組成の合金についても〜実1崩例と同様に仮相を作成し
、その恒弾性特性温度範囲および引張強度を夫々測定し
た@(従来例) 第1表のA6に示す分散質を含まず、アルミニウムを添
加した組成の従来の析出形恒弾性合金について本、同様
に恒弾性特性温度範囲および引張強度を測定した。これ
らの測定結果は第1表に示す通りである。また熱弾性係
数は±20X10 であり、また弾性率の温度依存性
はグラフに曲線すで示す而りであった。
、ならびにA5に示すニッケル添加歌が規定より少ない
組成の合金についても〜実1崩例と同様に仮相を作成し
、その恒弾性特性温度範囲および引張強度を夫々測定し
た@(従来例) 第1表のA6に示す分散質を含まず、アルミニウムを添
加した組成の従来の析出形恒弾性合金について本、同様
に恒弾性特性温度範囲および引張強度を測定した。これ
らの測定結果は第1表に示す通りである。また熱弾性係
数は±20X10 であり、また弾性率の温度依存性
はグラフに曲線すで示す而りであった。
上表の結果から明らかな如く、本発明に係わる分散強化
恒弾性合金によれば、従来の析出強化恒弾性合金は、そ
の恒弾性を示す温度範囲妙(I、々80℃程度であった
ものが1本発明では130℃〜145℃程度まで向上し
、しかも従来合金と同等以上の引張強度を有し、その応
用範囲を飛開的に拡大することができる0
恒弾性合金によれば、従来の析出強化恒弾性合金は、そ
の恒弾性を示す温度範囲妙(I、々80℃程度であった
ものが1本発明では130℃〜145℃程度まで向上し
、しかも従来合金と同等以上の引張強度を有し、その応
用範囲を飛開的に拡大することができる0
図面は本発明合金と従来合金の弾性率の視度変化依存性
を示すグラフであるO
を示すグラフであるO
Claims (2)
- (1)電縫チでニッケル(Nl) 40.5〜43.0
チ、クロム(Cr) 4.9〜5.75%、チタン(T
I)1.5〜2.5チ、分散質0.3〜1.5%、残部
鉄(Fe)と附随的不純物よりなる恒弾性特性と強度に
優れた分散強化恒弾性合金。 - (2)分散質がY2O3、Tl2O,、またはAt20
5からなる特許請求の範囲第1項記載の分散強化恒弾性
合金。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16715382A JPS5956564A (ja) | 1982-09-25 | 1982-09-25 | 分散強化恒弾性合金 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16715382A JPS5956564A (ja) | 1982-09-25 | 1982-09-25 | 分散強化恒弾性合金 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5956564A true JPS5956564A (ja) | 1984-04-02 |
Family
ID=15844401
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16715382A Pending JPS5956564A (ja) | 1982-09-25 | 1982-09-25 | 分散強化恒弾性合金 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5956564A (ja) |
-
1982
- 1982-09-25 JP JP16715382A patent/JPS5956564A/ja active Pending
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