JPS595615Y2 - 自動車用スライドル−フの駆動装置 - Google Patents
自動車用スライドル−フの駆動装置Info
- Publication number
- JPS595615Y2 JPS595615Y2 JP2566779U JP2566779U JPS595615Y2 JP S595615 Y2 JPS595615 Y2 JP S595615Y2 JP 2566779 U JP2566779 U JP 2566779U JP 2566779 U JP2566779 U JP 2566779U JP S595615 Y2 JPS595615 Y2 JP S595615Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- roof
- pair
- pulleys
- cylinder device
- flexible wires
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Power-Operated Mechanisms For Wings (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、ルーフパネルに形或した開口部を開閉する
自動車用スライドルーフの駆動装置に関するもので、１
個のシリンダ装置と１対のフレキシブルワイヤとによっ
てスライドルーフを開閉するようにしたものである。
自動車用スライドルーフの駆動装置に関するもので、１
個のシリンダ装置と１対のフレキシブルワイヤとによっ
てスライドルーフを開閉するようにしたものである。
次にこの考案の一実施例を図について説明すると、第１
図、第２図においてルーフパネル１には開口部２が形或
されており、開口部２の周縁には上向きに開口したレイ
ンチャンネル３がルーフパネル１の下面側に位置するよ
うに添装され、さらにルーフパネル１の上面には断面ほ
ぼコ字状のガイドレール４が開口部２の両側で互に向き
合って平行になるように設置され、レインチャンネル３
とガイドレール４とは、ボルト５によってルーフパネル
１に固着されている。
図、第２図においてルーフパネル１には開口部２が形或
されており、開口部２の周縁には上向きに開口したレイ
ンチャンネル３がルーフパネル１の下面側に位置するよ
うに添装され、さらにルーフパネル１の上面には断面ほ
ぼコ字状のガイドレール４が開口部２の両側で互に向き
合って平行になるように設置され、レインチャンネル３
とガイドレール４とは、ボルト５によってルーフパネル
１に固着されている。
ガイドレール４にはスライドルーフ６の両側が嵌合され
、スライドルーフ６がガイドレール４に沿って摺動し、
開口部２を開閉するようになっている。
、スライドルーフ６がガイドレール４に沿って摺動し、
開口部２を開閉するようになっている。
なお第２図において、７はルーフライニングである。
ルーフパネル１の側方内面には、第３図に示すように従
来の自動車と同様の内装としてルーフレール８が溶接に
よって固着されており、ルーフレール８とルーフパネル
１との間には空間９が形成されている。
来の自動車と同様の内装としてルーフレール８が溶接に
よって固着されており、ルーフレール８とルーフパネル
１との間には空間９が形成されている。
ルーフレール８はルーフレールアウタ１０とルーフレー
ルインナ１１とを溶接によって接合したもので構或され
ており、空間９内に位置するようにルーフレールアウタ
１０にブラケット１２を溶接等によって固着し、このブ
ラケット１２にボルト１３で油圧シリンダ１４を取り付
け、油圧シリンダ１４が空間９内で哨動車の前後方向に
位置するようにしている。
ルインナ１１とを溶接によって接合したもので構或され
ており、空間９内に位置するようにルーフレールアウタ
１０にブラケット１２を溶接等によって固着し、このブ
ラケット１２にボルト１３で油圧シリンダ１４を取り付
け、油圧シリンダ１４が空間９内で哨動車の前後方向に
位置するようにしている。
そして油圧シリンダ１４のピストンロツド１５の先端に
は、第５図に示すように１本の垂直の軸１６によって２
対のプーり１７が回転自在に枢支されていて、１対のフ
レキシブルワイヤＩＢが１対のプーり１７ごとに交互に
反対の向きになるように掛け渡されている。
は、第５図に示すように１本の垂直の軸１６によって２
対のプーり１７が回転自在に枢支されていて、１対のフ
レキシブルワイヤＩＢが１対のプーり１７ごとに交互に
反対の向きになるように掛け渡されている。
１対のフレキシブルワイヤ１８の一端は、第４図に示す
ようにプーり１７よりも油圧シリンダ１４側になるよう
に油圧シリンダ１４にクリップ１９によって固定されて
おり、ここから延びているフレキシブルワイヤ１８は２
対のプーり１７のうちの１個間をおいた１対のプーり１
７， １７の油圧シリンダ１４とは反対の側を半周して
折り返し、油圧シリンダ１４の側方でアウタケーシング
２０内を摺動可能に貫通してスライドルーフ６の両側下
方に別れ、第２図に示すようにレインチャンネル３の開
口２１内を通って、スライドルーフ６の開閉方向に沿う
ようにガイドレール４と平行に自動車の前方（第１図、
第４図において左方）に延び、第４図に示すようにアウ
タケーシング２２内を摺動可能に貫通して２対のプーり
１７のうちの他の１対の油圧シリンダ１４の側を半周し
て折り返し、フレキシブルワイヤ１８の他端はプーり１
７に対して油圧シリンダ１４とは反対の離れた位置でク
リップ２３によって固定されている。
ようにプーり１７よりも油圧シリンダ１４側になるよう
に油圧シリンダ１４にクリップ１９によって固定されて
おり、ここから延びているフレキシブルワイヤ１８は２
対のプーり１７のうちの１個間をおいた１対のプーり１
７， １７の油圧シリンダ１４とは反対の側を半周して
折り返し、油圧シリンダ１４の側方でアウタケーシング
２０内を摺動可能に貫通してスライドルーフ６の両側下
方に別れ、第２図に示すようにレインチャンネル３の開
口２１内を通って、スライドルーフ６の開閉方向に沿う
ようにガイドレール４と平行に自動車の前方（第１図、
第４図において左方）に延び、第４図に示すようにアウ
タケーシング２２内を摺動可能に貫通して２対のプーり
１７のうちの他の１対の油圧シリンダ１４の側を半周し
て折り返し、フレキシブルワイヤ１８の他端はプーり１
７に対して油圧シリンダ１４とは反対の離れた位置でク
リップ２３によって固定されている。
スライドルーフ６の両側下面にはアーム２４がビス２５
（第２図参照）により固定してあって、アーム２４の先
端は開口２１内でフレキシブルワイヤ１８に溶接されて
いる。
（第２図参照）により固定してあって、アーム２４の先
端は開口２１内でフレキシブルワイヤ１８に溶接されて
いる。
従って第４図に示すように１対のフレキシブルワイヤ１
Ｂのうちの一方の中間部分はスライドルーフ６の一側に
、他方のフレキシブルワイヤ１８の中間部分はスライド
ルーフ６の他側に、それぞれアーム２４を介してスライ
ドルーフ６に結合されていることになる。
Ｂのうちの一方の中間部分はスライドルーフ６の一側に
、他方のフレキシブルワイヤ１８の中間部分はスライド
ルーフ６の他側に、それぞれアーム２４を介してスライ
ドルーフ６に結合されていることになる。
油圧シリンダ１４の作動により、第４図の実線で示す状
態にあるピストンロツド１５が伸長し、プーリ１７が実
線で示す位置から第４図の左方に距離１だけ移動して鎖
線で示す位置に変位すると、フレキシブルワイヤ１８の
スライドルーフ６の両側下方に位置している部分は第４
図の右方に移動し、これにともなってスライドルーフ６
も鎖線で示す位置に摺動し、ルーフパネル１の開口部２
（第１図参照）を開くことになる。
態にあるピストンロツド１５が伸長し、プーリ１７が実
線で示す位置から第４図の左方に距離１だけ移動して鎖
線で示す位置に変位すると、フレキシブルワイヤ１８の
スライドルーフ６の両側下方に位置している部分は第４
図の右方に移動し、これにともなってスライドルーフ６
も鎖線で示す位置に摺動し、ルーフパネル１の開口部２
（第１図参照）を開くことになる。
この場合、ピストンロツド１５の移動距離が４であるの
に対して、スライドルーフ６の移動距離は２ｌになる。
に対して、スライドルーフ６の移動距離は２ｌになる。
鎖線で示す状態からピストンロツド１５が油圧シリンダ
１４内に没入し、プーリ１７が鎖線で示す位置から第４
図の右方に移動して実線で示す位置に戻されると、フレ
キシブルワイヤ１Ｂのスライドルーフ６の両側下方に位
置している部分は第４図の左方に移動し、鎖線で示す位
置にあったスライドルーフ６は実線位置まで摺動し、ル
ーフパネル１の開口部２を閉じることになる。
１４内に没入し、プーリ１７が鎖線で示す位置から第４
図の右方に移動して実線で示す位置に戻されると、フレ
キシブルワイヤ１Ｂのスライドルーフ６の両側下方に位
置している部分は第４図の左方に移動し、鎖線で示す位
置にあったスライドルーフ６は実線位置まで摺動し、ル
ーフパネル１の開口部２を閉じることになる。
この考案はスライドルーフ６を移動させるために駆動源
として油圧シリンダ等のシリンダ装置を使用し、そのピ
ストンロツド先端に枢支した２対のプーり１７と、これ
に掛け渡した１対のフレキシブルワイヤ１Ｂとの簡単な
構戊でスライドルーフ６を円滑に開閉することができ、
またスライドルーフ６はピストンストロークの２倍の距
離を移動するので、この距離のほぼ半分の長さの小さな
シリンダ装置ですみ、取付が楽になる効果がある。
として油圧シリンダ等のシリンダ装置を使用し、そのピ
ストンロツド先端に枢支した２対のプーり１７と、これ
に掛け渡した１対のフレキシブルワイヤ１Ｂとの簡単な
構戊でスライドルーフ６を円滑に開閉することができ、
またスライドルーフ６はピストンストロークの２倍の距
離を移動するので、この距離のほぼ半分の長さの小さな
シリンダ装置ですみ、取付が楽になる効果がある。
第１図はこの考案を施した自動車の平面図、第２図、第
３図はそれぞれ第１図におけるＩＩ − ＩＩ線、ＩＩ
Ｉ一ＩＩ線の拡大断面図、第４図はこの考案の一実施例
の平面図、第５図はピストンロツド先端部分の拡大側面
図である。 ６・・・・・・スライドルーフ、１４・・・・・・油圧
シリンダ、１５・・・・・・ピストンロツド、１６・・
・・・・軸、１７・・・・・・プーリ、１８・・・・・
・フレキシブルワイヤ。
３図はそれぞれ第１図におけるＩＩ − ＩＩ線、ＩＩ
Ｉ一ＩＩ線の拡大断面図、第４図はこの考案の一実施例
の平面図、第５図はピストンロツド先端部分の拡大側面
図である。 ６・・・・・・スライドルーフ、１４・・・・・・油圧
シリンダ、１５・・・・・・ピストンロツド、１６・・
・・・・軸、１７・・・・・・プーリ、１８・・・・・
・フレキシブルワイヤ。
Claims (1)
- シｌリンダ装置のピストンロツド先端に２対のプーりを
枢支し、前記プーりよりもシリンダ装置側の位置で一端
をそれぞれ固定した１対のフレキシブルワイヤを前記２
対のプーりのうちの１対の反シリンダ装置側に半周させ
て折返し、前記１対のフレキシブルワイヤの中間部分を
スライドルーフの開閉方向に沿わせて一方のフレキシブ
ルワイヤを前記スライドルーフの一側に結合すると共に
他方のフレキシブルワイヤを前記スライドルーフの他側
に結合し、前記１対のフレキシブルワイヤの他端側は前
記２対のプーりのうちの他の１対のシリンダ装置側に半
周させて折返し、前記プーリよりもシリンダ装置とは反
対の位置で前記１対のフレキシブルワイヤの他端を固定
したことを特徴とする自動車用スライドルーフの駆動装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2566779U JPS595615Y2 (ja) | 1979-03-02 | 1979-03-02 | 自動車用スライドル−フの駆動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2566779U JPS595615Y2 (ja) | 1979-03-02 | 1979-03-02 | 自動車用スライドル−フの駆動装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS55125826U JPS55125826U (ja) | 1980-09-05 |
| JPS595615Y2 true JPS595615Y2 (ja) | 1984-02-20 |
Family
ID=28866471
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2566779U Expired JPS595615Y2 (ja) | 1979-03-02 | 1979-03-02 | 自動車用スライドル−フの駆動装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS595615Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-03-02 JP JP2566779U patent/JPS595615Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS55125826U (ja) | 1980-09-05 |
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