JPS595470B2 - デイ−ゼル電気機関車における発電機とエンジンとのカツプリング構造 - Google Patents
デイ−ゼル電気機関車における発電機とエンジンとのカツプリング構造Info
- Publication number
- JPS595470B2 JPS595470B2 JP54132993A JP13299379A JPS595470B2 JP S595470 B2 JPS595470 B2 JP S595470B2 JP 54132993 A JP54132993 A JP 54132993A JP 13299379 A JP13299379 A JP 13299379A JP S595470 B2 JPS595470 B2 JP S595470B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- generator
- engine
- electric locomotive
- coupling structure
- gap
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Lubrication Details And Ventilation Of Internal Combustion Engines (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、ディーゼル電気機関車における発電機とエン
ジンとのカップリング構造に関する。
ジンとのカップリング構造に関する。
第1図の一部を参照して従来例に係るディーゼル電気機
関車における発電機とエンジンとのカップリング構造に
ついて説明する。
関車における発電機とエンジンとのカップリング構造に
ついて説明する。
エンジンクランクケース1の端部にはエンドプレート2
が取付ボルト3によって固定されている。
が取付ボルト3によって固定されている。
このエンドプレート2には、エンジンクランクケース1
の底部に収容されている潤滑油4やピストン部から漏れ
た潤滑ミストが回転中に発電機ヨーク5内に侵入するこ
とのないように、油止め6がボルト7によって増付けら
れている。
の底部に収容されている潤滑油4やピストン部から漏れ
た潤滑ミストが回転中に発電機ヨーク5内に侵入するこ
とのないように、油止め6がボルト7によって増付けら
れている。
油止め6は、ラビリンス、オイルシール等が用いられて
いるが、この油止め6とクランク軸8との間には間隙部
Aが形成され、特にこの油止め6がラビリンスである場
合には摩擦、発熱を防止するように間隙部Aを0.1
mm〜0、5 mmと設定されている。
いるが、この油止め6とクランク軸8との間には間隙部
Aが形成され、特にこの油止め6がラビリンスである場
合には摩擦、発熱を防止するように間隙部Aを0.1
mm〜0、5 mmと設定されている。
このエンドプレート2のエンジンクランクケース1と反
対側には、前述の発電機ヨークがインローを介して芯合
せされた状態でボルトを介して固定され、また、発電機
ヨーク5内の発電機シャフト9はクランク軸8に同様に
インローを介して芯合せされてボルトによって連結され
動力伝達を可能とされている。
対側には、前述の発電機ヨークがインローを介して芯合
せされた状態でボルトを介して固定され、また、発電機
ヨーク5内の発電機シャフト9はクランク軸8に同様に
インローを介して芯合せされてボルトによって連結され
動力伝達を可能とされている。
しかしながら、このような従来のディーゼル機関車にお
ける発電機とエンジンのカップリング構造においては、
ピストンから漏れた潤滑ミストや潤滑油4が走行中特に
勾配区間走行時において、間隙部Aを経て発電機ヨーク
5内に侵入し、発電機性能に悪影響を与える恐れがある
という問題点がある。
ける発電機とエンジンのカップリング構造においては、
ピストンから漏れた潤滑ミストや潤滑油4が走行中特に
勾配区間走行時において、間隙部Aを経て発電機ヨーク
5内に侵入し、発電機性能に悪影響を与える恐れがある
という問題点がある。
本発明は、上記従来の問題点に鑑みなされたものであっ
て、エンジンクランクケース1から発電機ヨーク5への
潤滑油等の侵入を抑制することができるディーゼル電気
機関車における発電機とエンジンとのカップリング構造
を提供することを目的とする。
て、エンジンクランクケース1から発電機ヨーク5への
潤滑油等の侵入を抑制することができるディーゼル電気
機関車における発電機とエンジンとのカップリング構造
を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、エンジンクラン
クケースと発電機ヨークとの境界に設置されているエン
ドプレートと、クランク軸との間に油止め機能を有する
間隙部が形成されているディーゼル電気機関車における
発電機とエンジンとのカップリング構造において、クラ
ンク軸に連結されている発電機シャフトのエンドプレー
ト近接位置にファンを設け、ファンの吐出風圧を前記間
隙部に作用させるようにしたものである。
クケースと発電機ヨークとの境界に設置されているエン
ドプレートと、クランク軸との間に油止め機能を有する
間隙部が形成されているディーゼル電気機関車における
発電機とエンジンとのカップリング構造において、クラ
ンク軸に連結されている発電機シャフトのエンドプレー
ト近接位置にファンを設け、ファンの吐出風圧を前記間
隙部に作用させるようにしたものである。
以下、本発明の実施例を図面を参照して説明する。
図面の全体は、本発明に係るディーゼル電気機関車にお
ける発電機とエンジンとのカップリング構造の一実施例
を示す説明図であり、前記従来例におけると異なる点は
、発電機ヨーク5内の゛エンドプレート2に近接する発
電機シャフト9に発電機の自己冷却ファン10をボルト
によって取付けた点にある。
ける発電機とエンジンとのカップリング構造の一実施例
を示す説明図であり、前記従来例におけると異なる点は
、発電機ヨーク5内の゛エンドプレート2に近接する発
電機シャフト9に発電機の自己冷却ファン10をボルト
によって取付けた点にある。
この自己冷却ファン10と、発電機ヨーク5内面との間
の通路Bは、油止め60間隙部Aに、自己冷却ファン1
0による吐出風圧が適切に生ずるように選定されている
。
の通路Bは、油止め60間隙部Aに、自己冷却ファン1
0による吐出風圧が適切に生ずるように選定されている
。
また、自己冷却ファン10の外周に対応する発電機ヨー
ク5の一部には排気ダクト11が設けられ、排気ダクト
11は機関室12の外部に連通されている。
ク5の一部には排気ダクト11が設けられ、排気ダクト
11は機関室12の外部に連通されている。
すなわち、上記実施例によれば、発電機内を冷却した空
気は、自己冷却ファン10によって排気ダクト11を介
して機関室12の外部に排出されると同時に、通路Bを
経て油止め6の間隙部Aを加圧し、エンジンクランクケ
ース1からの潤滑ミストおよび潤滑油4の発電機ヨーク
5内への侵入を阻止することが可能となる。
気は、自己冷却ファン10によって排気ダクト11を介
して機関室12の外部に排出されると同時に、通路Bを
経て油止め6の間隙部Aを加圧し、エンジンクランクケ
ース1からの潤滑ミストおよび潤滑油4の発電機ヨーク
5内への侵入を阻止することが可能となる。
尚、自己冷却ファン10と排気ダクト11との間に、ラ
ップ長さLを形成したり、このラップに相当するジャマ
板を備けたり、さらに、排気ダクト11の長さ、形状等
を変えることによって排気ダクト11にヘッドロスを設
ける等により、油止め6の間隙部Aに対する加圧効果を
より確実な状態とすることができる。
ップ長さLを形成したり、このラップに相当するジャマ
板を備けたり、さらに、排気ダクト11の長さ、形状等
を変えることによって排気ダクト11にヘッドロスを設
ける等により、油止め6の間隙部Aに対する加圧効果を
より確実な状態とすることができる。
以上のように、本発明は、エンジンクランクケースと発
電機ヨークとの境界に設置されているエンドプレートと
、クランク軸との間に油止め機能を有する間隙部が形成
されているディーゼル電気機関車における発電機とエン
ジンとのカップリング構造において、クランク軸に連結
されている発電機シャフトのエンドプレート近接位置に
ファンを設け、ファンの吐出風圧を前記間隙部に作用さ
せるようにしたので、簡単な構造によりエンジンクラン
クケース1から発電機ヨーク側への潤滑油の侵入を抑制
することができるという効果を有する。
電機ヨークとの境界に設置されているエンドプレートと
、クランク軸との間に油止め機能を有する間隙部が形成
されているディーゼル電気機関車における発電機とエン
ジンとのカップリング構造において、クランク軸に連結
されている発電機シャフトのエンドプレート近接位置に
ファンを設け、ファンの吐出風圧を前記間隙部に作用さ
せるようにしたので、簡単な構造によりエンジンクラン
クケース1から発電機ヨーク側への潤滑油の侵入を抑制
することができるという効果を有する。
図面はディーゼル電気機関車における発電機とエンジン
とのカップリング構造を示す断面図である。 1・・・エンジンクランクケース、2・・・エンドプレ
ート、5・・・発電機ヨーク、6・・・油止め、8・・
・クランク軸、9・・・発電機シャフト、10・・・自
己冷却ファン。
とのカップリング構造を示す断面図である。 1・・・エンジンクランクケース、2・・・エンドプレ
ート、5・・・発電機ヨーク、6・・・油止め、8・・
・クランク軸、9・・・発電機シャフト、10・・・自
己冷却ファン。
Claims (1)
- 1 エンジンクランクケースと発電機ヨークとの境界に
設置されているエンドグレートと、クランク軸との間に
油止め機能を有する間隙部が形成されているディーゼル
電気機関車における発電機とエンジンとのカップリング
構造において、クランク軸に連結されている発電機シャ
フトのエンドプレート近接位置にファンを設け、かつ、
発電機ヨークに、ファンによる吐出風を外部に排出する
ダクトを設け、一方フアンからダクトへ流れる吐出風の
流れを一部変更させ、この変更した一部吐出風による風
圧を前記間隙部に作用させるように構成したことを特徴
とするディーゼル電気機関車における発電機とエンジン
とのカップリング構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP54132993A JPS595470B2 (ja) | 1979-10-17 | 1979-10-17 | デイ−ゼル電気機関車における発電機とエンジンとのカツプリング構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP54132993A JPS595470B2 (ja) | 1979-10-17 | 1979-10-17 | デイ−ゼル電気機関車における発電機とエンジンとのカツプリング構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5657563A JPS5657563A (en) | 1981-05-20 |
JPS595470B2 true JPS595470B2 (ja) | 1984-02-04 |
Family
ID=15094268
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP54132993A Expired JPS595470B2 (ja) | 1979-10-17 | 1979-10-17 | デイ−ゼル電気機関車における発電機とエンジンとのカツプリング構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS595470B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02120175A (ja) * | 1988-10-28 | 1990-05-08 | Toyoda Gosei Co Ltd | ステアリングホイール |
US10756392B2 (en) | 2017-09-20 | 2020-08-25 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Secondary battery, battery pack, and vehicle |
-
1979
- 1979-10-17 JP JP54132993A patent/JPS595470B2/ja not_active Expired
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02120175A (ja) * | 1988-10-28 | 1990-05-08 | Toyoda Gosei Co Ltd | ステアリングホイール |
US10756392B2 (en) | 2017-09-20 | 2020-08-25 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Secondary battery, battery pack, and vehicle |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5657563A (en) | 1981-05-20 |
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