JPH04287836A - 過給機の軸封装置 - Google Patents

過給機の軸封装置

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Publication number
JPH04287836A
JPH04287836A JP5107091A JP5107091A JPH04287836A JP H04287836 A JPH04287836 A JP H04287836A JP 5107091 A JP5107091 A JP 5107091A JP 5107091 A JP5107091 A JP 5107091A JP H04287836 A JPH04287836 A JP H04287836A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
turbine
impeller
compressor
bearing
passage
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5107091A
Other languages
English (en)
Inventor
Tadashi Akatsu
忠 赤津
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Hitachi Automotive Systems Engineering Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Automotive Engineering Co Ltd
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Automotive Engineering Co Ltd, Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Automotive Engineering Co Ltd
Priority to JP5107091A priority Critical patent/JPH04287836A/ja
Publication of JPH04287836A publication Critical patent/JPH04287836A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、過給機における軸封装
置に係り、特にタービン側軸封装置の改良と冷却効果の
向上に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の軸受車室においては、タービン翼
首下端面に対向して軸受車室側に冷却通路を形成してい
る。タービン側ラジアルメタルを潤滑した潤滑油はラジ
アルメタルとタービンシャフトとのすきまから噴出する
。タービン側に噴出した潤滑油は−タービンシャフトを
伝わりタービン翼首下端面に当り、径方向外周に飛散す
る。飛散した潤滑油は冷却通路周壁を伝わり下端から潤
滑油溜めを経て軸受車室外へ排出される。なお、この種
の装置として関連するものは、例えば公開特許57−8
7122 号が挙げられる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術は潤滑油
の流れについて配慮されておらず、潤滑油の一部がター
ビン翼首下部にまきつく様にして軸受車室とタービン翼
下とのすきま部に滞留してしまう。この様な状態で期間
のある運転域においてタービンケース内に脈動負圧が発
生するとすきま部に滞留した潤滑油がピストン合口等の
すきまよりタービンケース内に吸引され洩れだしてしま
う不具合がある。
【0004】さらに洩れだした潤滑油が燃焼して白煙と
なり大気をよごす等の問題がある。又、冷却通路周辺、
及びタービンシャフト等を十分に冷却することなく冷却
通路下端から潤滑油溜りを経て軸受車室外へ排出されて
しまう。
【0005】本発明は、軸受車室とタービン翼首下との
すきま部への潤滑油の滞留を極力おさえること、さらに
軸受車室周壁への冷却効果を充分に確保し、冷却通路周
辺へのカーボンスラッジの堆積及びシャフトの焼き付き
を防止することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、軸受車室内の冷却通路に冷却通路をはさんでタービ
ン側及びコンプレッサ側の両側に冷却通路と一体に下端
に切欠き部を持つ径方向の隔壁を設けたものである。
【0007】又、あるいは前記隔壁をタービン側もしく
はコンプレッサ側どちらか一方に設けたものである。
【0008】
【作用】タービン側ラジアルメタルを潤滑した潤滑油は
ラジアルメタルとタービンシャフトのすきまから噴出す
る。タービン側に噴出した潤滑油はタービンシャフトを
伝わり、タービン翼首下端面に接触し、同時に冷却をし
、その端面を伝わり、回転するシャフトにより径方向に
飛散する。飛散潤滑油は冷却通路周壁に沿って周壁を冷
却し通路(a)に集まり、通路(a)下流より潤滑油溜
りへ流れる。これにより隔壁端面に付着する潤滑油は微
小となり軸受車室とタービン翼首下部に残留する潤滑油
も微小となりタービン翼裏面に洩れだすことが少なくな
る。
【0009】又、潤滑油がタービン翼首下端面,隔壁端
面,冷却室周壁,通路(a)等に沿って流れるため、充
分に冷却効果が得られる。これによりカーボンスラッジ
の生成を防止することができシャフトの焼き付き等がな
くなる。
【0010】
【実施例】内燃機関の排気ガスにより駆動されるタービ
ンインペラ1と該タービンインペラ1と一体に固定され
るコンプレッサインペラ2。該タービンインペラ1は翼
背面の首下部3及び首下端面4。首下部3より外径小と
したタービンシャフト5。さらにタービンシャフト5よ
り外径小としたコンプレッサインペラ2を挿入するシャ
フト部(図示せず)とを形成する。
【0011】該タービンインペラ1のタービンシャフト
5を支持しラジアル方向の軸受を形成するラジアルメタ
ル8。ラジアルメタル8のスラスト方向の動きを規制す
るCトメワ7。該タービンインペラ1のシャフト部にタ
ービンシャフト5の端面とコンプレッサインペラ2とに
はさみこまれて固定されるスラストカラ18。該スラス
トカラ18と周動自由に嵌合しスラスト方向の軸受を形
成するスラストメタル17。これら軸受を潤滑する油を
導く潤滑油通路21を保有し、該軸受を包括する軸受車
室16。該軸受車室16のタービン側に首下端面4に対
向し下方に潤滑油溜20と連通する開口部22を有する
全周径方向の冷却室14。該冷却室14に冷却室14を
はさんでタービン側とコンプレッサ側もしくはどちらか
一方に、冷却室14と一体、もしくは別体に全周方向も
しくは径方向任意に隔壁(タービン側)10,隔壁(コ
ンプレッサ側)11を設ける。該隔壁(タービン側)1
0及び該隔壁(コンプレッサ側)11により構成される
隔壁端面12及び通路(a)。これらにより構成された
該軸受車室16と該タービンインペラ1と該コンプレッ
サインペラ2とをそれぞれ包括するタービンケース(図
示せず)、とコンプレッサケース(図示せず)とを備え
た内燃機関用過給機においてラジアルメタル(タービン
側)8及びシャフト5に流出した油はタービン側へ噴出
し、首下端面4に接触し径方向外周に飛散する。
【0012】飛散した油は隔壁端面12に沿って流れ周
壁15に接触する。周壁15に沿って流れた油は隔壁(
タービン側)10,隔壁(コンプレッサ側)11により
形成された通路(a)13下流の開口部22から潤滑油
溜り20へ流れ軸受車室16外へ排出される。
【0013】本実施例によれば首下部に残留する油がほ
とんどなく機関のある運転域においてタービンケース内
に脈動負圧が発生してもピストンリング(T)6の合口
等のすきまよりタービンケース内に吸引されることがな
く、洩れだす不具合がなくなる効果がある。
【0014】又、油は軸受車室16の周壁15に沿って
流れるため充分な冷却効果が得られる。更にシャフト5
周辺を充分に冷却し、残留油が少ない為にカーボンスラ
ッジ等の生成が少なくシャフトの焼き付きを防止する効
果がある。
【0015】
【発明の効果】本発明によれば部品点数を増やすことな
く簡単な構造にて潤滑油を効率よく流すことができるの
で冷却効果が向上する効果がある。
【0016】又、首下部に残留する油が少なく出来るの
で首下部からタービンケース内に吸引されることがなく
なる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の軸受部の詳細縦断図面であ
る。
【図2】従来仕様の全体の縦断図面である。
【図3】図1のI−I縦断図面である。
【図4】図1のII−II縦断図面である。
【符号の説明】
1…タービンインペラ、3…首下部、4…首下端面、5
…シャフト、6…ピストンリング、10…隔壁(タービ
ン側)、11…隔壁(コンプレッサ側)、12…隔壁端
面、13…通路(a),14…冷却室、15…周壁、1
6…軸受車室。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】内燃機関の排気ガスにより駆動されるター
    ビンインペラと、該タービンインペラと一体に固定され
    るコンプレッサインペラ。該タービンインペラはタービ
    ンインペラ翼背面に首下部,首下部より外径小としたタ
    ービンシャフト部さらにタービンシャフト部より外径小
    としてコンプレッサインペラを挿入するシャフト部とを
    形成する。該タービンインペラのタービンシャフト部を
    支持し、ラジアル方向の軸受を形成するラジアルメタル
    。ラジアルメタルのスラスト方向の動きを規制するCト
    メワ。該タービンインペラのシャフト部に固定されたス
    ラストカラー。該スラストカラーと習動自由に嵌合しス
    ラスト方向の軸受を形成するスラストメタル。これら該
    軸受を潤滑する油を導く潤滑油通路とを保有し、これら
    該軸受を包括する軸受車室。軸受車室のタービン側に該
    タービンシャフトの首下端面部に対向して下方に潤滑油
    戻り通路を有する全周径方向の冷却室を設ける。該ター
    ビンインペラと該コンプレッサインペラとをそれぞれ包
    括するタービンケースとコンプレッサケース、及び該軸
    受車室とを備えた内燃機関用過給機において、該軸受車
    室の冷却通路に、冷却通路をはさんで、タービン側及び
    コンプレッサ側に冷却通路と一体、もしくは別体に全周
    径方向の隔壁を設けたことを特徴とする過給機の軸封装
    置。
  2. 【請求項2】請求項1において該軸受車室の冷却通路の
    タービン側にもしくはコンプレッサ側のどちらか一方に
    冷却通路と一体、もしくは別体に全周径方向の隔壁を設
    けたことを特徴とする過給機の軸封装置。
JP5107091A 1991-03-15 1991-03-15 過給機の軸封装置 Pending JPH04287836A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5107091A JPH04287836A (ja) 1991-03-15 1991-03-15 過給機の軸封装置

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JP5107091A JPH04287836A (ja) 1991-03-15 1991-03-15 過給機の軸封装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04287836A true JPH04287836A (ja) 1992-10-13

Family

ID=12876547

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5107091A Pending JPH04287836A (ja) 1991-03-15 1991-03-15 過給機の軸封装置

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JP (1) JPH04287836A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013234589A (ja) * 2012-05-08 2013-11-21 Ihi Corp オイルシール構造及び過給機
US9903226B2 (en) 2013-02-05 2018-02-27 Ihi Corporation Turbocharger

Cited By (2)

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