JPS595448A - ダイマ−酸ポリアミド樹脂を含む消去可能な記録媒体 - Google Patents

ダイマ−酸ポリアミド樹脂を含む消去可能な記録媒体

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JPS595448A
JPS595448A JP58109472A JP10947283A JPS595448A JP S595448 A JPS595448 A JP S595448A JP 58109472 A JP58109472 A JP 58109472A JP 10947283 A JP10947283 A JP 10947283A JP S595448 A JPS595448 A JP S595448A
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  • Thermal Transfer Or Thermal Recording In General (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、新規な光情報記録媒体およびこの媒体への情
報の記録に関する。より具体的には、本発明は、光記録
・再生装置に使用するのに適した、安定で、しかも容易
かつ正確に消去可能な、好ましくはディスクの形態の、
情報記録媒体に関する。
各種の光記録媒体およびこれらの媒体への情報の記録法
が従来から公知である。たとえば、熱可塑性フィルムに
変形またはリップルの形態で情報を記録することが公知
であり、かかる変形を達成する技術は、(1)熱可塑性
フィルムの表面に、記録すべき情報にしたがって電荷パ
ターンを形成し、(2)電荷により生じた静電力が、電
荷パターン、すなわち、記録すべき情報に対応する変形
パターンを熱可塑性フィルムに形成することができるよ
うに、熱可塑性フィルムをその融点に加熱し、(3)次
いで、熱可塑性フィルムをその融点より低温に冷却して
、かくして形成されたフィルムの変形パターンを固定す
るという工程を包含する。熱可塑性フィルムに変形パタ
ーンにより表示された情報の読出しは、周知の光学的技
法を利用して行われる(例、米国特許第3,952,1
46号参照)。
このような変形パターンを消去する技術は、熱可塑性フ
ィルムを、表面張力により表面を平滑化するために、そ
の融点より高温であって、記録時の温度より著しく高い
温度に再加熱することを利用する。
加熱を選択された区域に制限することにより、選択的消
去も実施できる。冷却後、別の変形パターンを熱可塑性
フィルムに記録させることもできる。
米国特許第3,842,194号、同第3,842,2
17号および同第3,909,517 l;+にば、デ
ィスク表面のらゼん状の溝に幾何学変化の形態の映像お
よび音声情報を有する成形プラスチックディスクからな
る導電性ビデオディスクが記載されている。このディス
クには、まず、第1の電極として作用する、金属のよう
な導電性材料が塗布され、次に不活性ポリマ一層のよう
な誘電層が塗布される。金属チップ付きの針がコンデン
ザの第2の電極として作用し、情報信号はこの針により
監視される。すなわち、この針は、ディスクと針の間に
相対運動が確立された時に、へこみの形の情報が針の下
を通過する際の針とディスク表面の間のキャパシタンス
の変化を認識する。
レーザーからの光を記録媒体の表面に、表面材料の融食
(7ブレーシヨン)を引き起こすのに充分な強度で集束
させて(焦点を合ねセて)照射する光記録法も、これま
でに提案されている。かかる方法では、記録媒体の表面
における情報表示ピ・7トパターンの形成は、記録媒体
と集束光線スポットとの間に相対運動を確立しながら、
記録すべき情報にしたがって集束光線の強度を適宜制御
することにより行われる。
たとえば、近年、基板上に形成された金属などの薄膜に
レーサー光線またはビームを用いて情報を書き込む情報
記録法に注目がまずまず集まってきている。このような
方法によると、情報の記録は、レーザー光線のような熱
エネルギー線の作用下に金属薄膜に孔または四部を形成
することにより達成されてきた(例、米国特許第4,2
38,803号参照)。
米国特許第4.097,895号には、光吸収層(例、
フルオレセイン)が塗布された光反射材料1例、アルミ
ニウムまたは金)からなり、アルゴンレーザー光源で作
動可能な記録媒体が記載されている。光吸収層の厚みは
、この構造物の反射能が最小となるように選択される。
入射ビームにより光吸収層が融食、気化または融解しそ
孔が形成され、光反射層が露出する。記録光の波長での
記録後に、光吸収層の最小反射率と光反射層の反射率と
の間に最大のコントラストが存在するようになる。これ
に関しては、米国特許第4,219,826 月も参照
できる。
米国特許第3,475,760号は、小直径の高エネル
キーレーザー走査ビームを使用して熱可塑性フィルムに
情報を変形として直接記録する方式を開示している。フ
ィルム変形の消去は、同様のレーザービームであるが、
ただし走査線の間隔がすっと小さい、好ましくは走査線
の重なりを生ずるようなレーザービームを用いて、消去
すべき情報に重ねて記録を行うことにより達成される。
好適な熱可塑性フィルムは、ビニルトルエンブタジェン
、ポリスチレンオルトターフェニル、ポリエチレンおよ
びニトロセルロースであると開示されている。
あらゆる光および/またはオーディオ記録方式において
記録媒体はもちろん主要要素の1つであり、このことば
、記録ディスクが記録媒体の技術的パラメータおよび経
済性に関して市販の磁気テープに対抗しうるならば、消
去可能な記録ディスクが非常に望ましい製品形態となり
うる家庭娯楽用市場では特にそうである。各種の上述し
た記録方式、特にレーザ一方式において、多数のさまざ
まの記録媒体がその使用可能性について検討されてきた
が、安定かつ経済的で、しかも望む時に容易に消去でき
る適当な記録媒体あるいはディスクは未だに提供されて
いない。このような記録媒体は、特にディスクの形態で
あれば、容易に受は入れられ、ビデオ記録市場に未だに
残る空白部を埋めることになろう。改良された消去可能
な光記録媒体に対する追求は、引き続いて前進途上にあ
る。
よって、本発明の主目的は、安定であって、しかも望む
時に容易かつ正確に消去可能な新規な光記録媒体を提供
することである。
本発明の別の目的は、情報が変形として記録され、この
情報を容易に消去することかでき、それにより空白の記
録媒体となり、これに情報を再度記録することができる
、新規な消去可能な記録媒体を提供することである。
本発明のまた別の目的は、記録媒体における情報の記録
および消去が最も効果的かつ経済的に行われるように特
に選択された特性を示すポリマ一層を有する、特に映像
(ビデオ)記録に有用な、消去可能な記録媒体を提供す
ることである。
本発明のさらに別の目的は、情報の記録と消去を技術的
に正確にしかも経済的に好都合に行う非常に適合したポ
リマ一層を有する消去可能な記録ディスクを提供するこ
とである。
本発明の上記およびその他の目的、ならびにその範囲、
特徴および利用については、以下の詳細な説明から当業
者には明らかとなろう。
本発明により、」1記の目的に沿った新規な情報記録媒
体が提供される。本発明の特徴の一部は、低分子量のダ
イマー酸ポリアミドが成る特定の特性を示し、その特性
により、情報をかかるダイマー酸ポリアミドからなるフ
ィルム層の変形として記録する消去可能な情報記録媒体
、特にディスク形態のものに、このポリマーを非常に有
利に採用することができるという知見から派生している
。したがって、本発明の消去可能な情報記録媒体は、比
較的厚い熱安定性のある基板と、この基板上に設けられ
た、たとえば重量平均分子量が約2,000〜20,0
00の範囲内の低分子量のダイマー酸ポリアミドからな
るポリマ一層とから構成された多層構造物からなる。上
記ポリマ一層を有するこのような多層構造物は、保存時
に優れた寸法および機械的安定性を有し、容易に情報を
記録し、しかも消去したい時には容易かつ迅速に消去す
ることが可能であるために、消去可能な情報記録媒体と
して予想外の適応性を有している。
本発明の消去可能な記録媒体のポリマ一層に採用される
ダイマー酸ポリアミドポリマーは、一般有機溶媒に可溶
性であるが、水には不溶性である。また、このダイマー
酸ポリ7ミドボリマーは、薄膜を形成することができ、
薄膜を形成すると光学的に均質で非光散乱性となり、基
板に対して十分な付着性を有することが好ましい。
本発明の好適態様では、ダイマー酸ポリアミドからなる
」1記ポリマ一層は、所定の記録光源の光振動数で吸収
性を示す色素をさらに含有している。
本発明の消去可能な記録媒体のポリマ一層に使用される
ポリマーは低分子量のダイマー酸ポリアミドである。こ
のポリアミド樹脂は、一般に、ダイマー酸またはそのエ
ステルをジアミンと反応させることにより製造され、ま
た市販されてもいる。ただし、このポリマーはこれまで
消去可能な情報記録媒体に使用するのに適していると認
められたことはなかった。
本発明で採用される情報記録媒体に非常に適したダイマ
ー酸ポリアミドは 十分に低分子量のものであり、この
ポリアミド樹脂は約140〜200°Cの温度範囲内で
充分に低い熔融粘度(単位:ボアス)の測定値を示すの
で、この温度範囲内の成る点で樹脂の表面張力(単位:
  dyn/cm)  :溶融粘度の比が少なくとも2
:1となる。一般に、好適なダイマー酸ポリアミド樹脂
は、重量平均分子量が約2.000〜20.000の範
囲内である。ただし、使用するダイマー酸ポリアミド樹
脂の重量平均分子量は、より好ましくは約2,500〜
18.000、特に好ましくは約3,000〜16.0
00の範囲内である。
このような低分子量ダイマー酸ポリアミドは、このポリ
マーが低い溶融粘度を示し、したがって表面張力と粘度
の特性の組合せが、樹脂の表面長カニ粘度の比が約14
0〜200°Cの温度範囲内の成る点で少なくとも2、
より好ましくは少なくとも5、特に好ましくは少なくと
も8となるようなものであるので、消去可能な記録媒体
に使用するのに予想外によく適していることが見出され
た。この表面張力(単位dyn/cmで測定)と溶融粘
度(単位ポアズで測定)の比(単位cm/sec )は
、そのポリマーからなるポリマー皮膜の被消去能力、す
なわちレベリングにより平滑化される能力に関係すると
考えられる。
すなわち、消去速度は一般に消去温度でのポリマーの表
面張力に正比例し、その溶融粘度に反比例すると考えら
れているからである。上述した表面長カニ粘度の比を示
すことにより、極めて速い消去速度(例、約105ヒン
ト/secまで、またはそれ以上)が確保される。この
ような高速の消去速度は、光ディスクのような商業用の
消去可能記録媒体にとっては、非常に短時間に容易な方
法で消去したい時に情報の適正かつ完全な消去を確実に
得るために極めて重要である。このような迅速、容易か
つ正確な消去の可能性を有していないと、製品の技術的
特徴および商業的競争力に悪影響が出てくるであろう。
しかし、本発明による低分子量のダイマー酸ポリアミド
の使用は、このような可能性をもたらす。
さらに、本発明のダイマー酸ポリアミドが、約140〜
200℃、特に好ましくは約150〜180℃という低
い温度範囲でこのような表面長カニ溶融粘度の比を有す
ることができるということにより、消去のレベリング(
平坦化)が熱分解(すなわち書込み)温度より充分に低
い温度で起こるので、消去中の書込みの可能性が本質的
に無くなる。記録された情報の消去がこのような低温で
可能であるために、消去のエネルギー消IR量も本質的
に比較的少しでよいという点でも有利である。しかも、
本発明の記録媒体の消去温度は通常の室温温度よりはな
お充分に高温であるので、保存した場合あるいは低強度
の読出しレーザービームにより走査した場合に、レベリ
ングにより記録された情報の意図しない消去が起こるこ
とはない。
一般に、本発明で使用するダイマー酸ポリアミドは、約
140〜200℃の温度範囲内の成る点で約5ポアズ以
下の溶融粘度を示すのが好ましい。したがって、ポリマ
ー皮膜の表面張力は、このダイマー酸ポリアミド皮膜が
約5ボアスの粘度を示す温度で所望の消去および消去速
度を達成するためには、少なくとも10dyn/c、m
、より好ましくは少なくとも25 dyn/cmである
べきである。ポリマー皮膜は、その利点を実現するため
に上記の温度範囲の全範囲にわたって所定の表面張カニ
粘度比を示す必要はなく、単にこの範囲内の成る点での
みこのような比を示せばよい。
本発明で使用するダイマー酸ポリアミド樹脂はまた、そ
のビカー軟化点が一般に約45〜120℃の範囲内、好
ましくはは約50〜100℃、特に好ましくは約60〜
80°Cの範囲内であるため、エンコーディング層に使
用するのに非常によく適している。
軟化点は、保存時の記録媒体の寸法安定性に関して重要
な特性である。このようなビカー軟化点を有することに
より、このポリマ一層が室温の普通の変動に対して寸法
安定性を保ち続け、そのため保存後も永久記録を与える
ことが確保される。ポリマーのヒカー軟化点は、一般に
標準規格の試験法、たとえはA S T M 0152
5−76にしたがって測定しうる。
寸法安定性に関してさらに、本発明のダイマー酸ポリア
ミドは本質的に水不溶性でもあるので、このポリマ一層
は湿気のある環境下でも膨潤しない。本発明の記録ディ
スクはこのように湿気の通常の変動により影響を受けな
い。
本発明で使用する低分子量ダイマー酸ポリアミドは、さ
らに第3の物理化学的性質を一般に示す。ごの性質が、
前述したビカー軟化点および表面張カニ溶融粘度の比と
組み合わさることにより、このポリマーは本発明の消去
可能な記録媒体に使用するのに特に適するようになる。
すなわち、熱分解の開始温度が、本発明の消去可能な記
録媒体に使用されるダイマー酸ポリアミドでは、一般に
少なくとも250℃である。熱分解開始温度は、たとえ
ば熱重量分析により測定され、本発明の目的にとっては
試料の重量減がその最初の重量の10%となる温度と規
定する。熱分解開始温度は、より好ましくは少なくとも
300°Cであるが、一般には約500°Cを越えない
したがって、ダイマー酸ポリアミドの熱分解温度は、た
とえば約200 °cまでの消去温度範囲を充分に越え
ているので、情報の消去中には書込みが起こらない。こ
のことは、消去が起こる温度が熱分解温度に非常に近い
と、消去の容易さ、完全性および質に問題が出てくるの
で、別の重要な利点である。
本発明のダイマー酸ポリアミドからなるポリマー皮膜は
また、熱分解を受ける際の炭化量ならびに残留残渣量が
最小(例、約2%以下)である。これにより、消去可能
記録媒体の表面を、この記録媒体に対して行われうる各
種の消去−記録の繰り返し中に常に異物が存在しないよ
うにしておくことが可能となる。異物が存在しないと、
光の散乱が小さくなり、ノイズが減少する。すなわち、
より高い信号二タイス比が得られる。記録媒体の技術的
特性はそれによりさらに受は入れやすいものとなり、商
業競争力も高くなる。
ダイマー酸ポリアミドはまた、光学的に均質で、光を散
乱しない。記録層のポリマーが光学的に均質である程、
記録媒体の技術的パラメータは向上する(たとえば、解
像度および/または情報密度が高くなる)。ダイマー酸
ポリアミドのこの有利な光学的均質性は、これに結晶性
が無いためであると考えられる。ナイロンのような線状
鎖のポリアミドは高度の結晶性を有し、したかって本質
的に不透明である。
しかし、本発明のダイマー酸ポリアミドは、その主要構
造が環状構造に脂肪族側鎖が結合しているという構造で
あるため、結晶性すなわち規則的構造のものではない。
本発明で使用するダイマー酸ポリアミドの製造は、常法
により、実質的に当量のジアミンとダイマー酸またはそ
のアミド形成性誘導体、特にそのエステルとを、約16
0〜250°Cの範囲の縮合温度で反応させることによ
り実施することができる。たとえば約15〜20mm1
gの真空を1〜2時間適用して、残留する縮合水を除去
するのが有利である。所望の(または適当な)分子量の
ダイマー酸ポリアミド生成物が得られるまで重合を続け
る。
上述したように、遊離のダイマー酸の代わりに、常法に
より、そのアミド形成性誘導体、特にそのエステルを使
用することが可能であり、普通には、アミツリシスを容
易に受けさせることができるもの、たとえばメチルエス
テルおよびエチルエステルが選ばれる。
本発明のポリアミドの製造に使用される二量体カルボン
酸は公知方法により製造できる。たとえば、Kirk−
Othmer、 Encyc−L■edu−of Ch
emiCalTeChnO1O■、第3版、第7巻、p
、768以下ならびにそこに引用された文献が参照でき
る。一般に、ダイマー酸は、たとえば遊離基またはイオ
ン重合あるいは熱重合により製造できる。このような重
合法に使用さ、れる出発原料は、天然のモノエチレン系
またはポリエチレン系カルボン酸であるが、飽和または
モノアセチレン系もしくはポリアセチレン系カルボン酸
も恐らくは使用できよう。触媒(例、アルミナ)の助け
を借りて重合を行うのが好ましい。二量体カルボン酸の
ほかに、得られたポリマーはいくらかの少量の単量体お
よび三量体カルホン酸を含有していることがある。ただ
し、純粋な二量体カルボン酸は蒸溜により得ることがで
きる。本発明のポリアミドの製造に使用する二量体カル
ホン酸は、好ましくは少なくとも約60重量%、より好
ましくは少なくとも70〜90重量%の二量体カルホン
酸含有量を有している。残りは、三量体以上の高次重合
体成分および単量体カルボン酸である。
本発明で使用するポリアミドの製造に使用されるジアミ
ンは、所望の分子量および/または物理的・化学的性質
をもつボリアtl’生成物を形成することができる限り
、任意の適当なシアミンでよい。好ましいのは、炭素数
が2〜約6の脂肪族シアミン(すなわち、エチレンシア
ミンないしヘキサメチレンジアミン)であり、エチレン
シアミンが特に好ましい。
エチレンジアミンを使用する場合、得られたダイマー酸
ボリアtド樹脂の主要構造は、下記構造式の反復単位か
らなる。
このポリアミド樹脂の環状構造および脂肪族側鎖は、こ
のポリマ・−の優れた光学的性質、すなわち光学的均質
性の原因であると考えられる。
本発明の消去可能な記録媒体に使用される好適なダイマ
ー酸ポリアミド物質は市販されており、たとえばυn1
on Camp にorporationから登録商標
11ni−Rezとして、またEmery Tndus
tries+ Inc、から登録商標Emerezとし
て市販されている。このような低分子量ダイマー酸ポリ
アミドはこれまで、ホットメルト接着剤として、および
印刷インキに使用されてきた。
次の表は、いくつかのこのような市販の好適な樹脂の物
理的性質をまとめたものである。粘度の測定は、Bro
okfield F、ngineering Labo
ratories+Inc、 (米国マザチューセソツ
州)製のプルソクフィールドシンクローレクトリンク 
(Synchro−Lectric )粘度計を使用し
て回転式粘度測定法により行った。また、表中の熱重量
分析の測定値は、デュポン951型熱重量分析装置を使
用して、試料を窒素雰囲気下りこ15°C/minの加
熱速度で加熱して得たものである。
この表から分かるよ・うに、試験した材料のビカー軟化
点は約45〜78゛Cの範囲内であった。
150℃でのブルックフィールド粘度計による測定によ
り得た溶融粘度のデータおよび製造会社の粘度データか
ら、ポリマーの粘度が5ボ了ズに達する温度を、粘度の
対数と1/Tとの関係を利用して外挿することができる
。7種のh+erez材料およびIJnSrez293
1.2940および2942の各材料については、16
7〜197°Cの範囲内で5ポアズの粘度に達する。こ
のような溶融粘度が、約1.40〜200°Cの温度範
囲で一般に少なくとも10 dyn/cmである本発明
で用いるダイマー酸ポリアミドの表面張力と組み合わさ
ることにより、完全かつ正確な消去を迅速に達成するこ
とが可能となる。なお、ポリマー材料の表面張力は常法
により測定することができる。このような測定法の例と
しては、毛細管上昇法、滴重法、ウイルヘルミー垂直板
法およびデュヌイ法が挙げられる。
熱重量分析(TGA)からは、表に列挙した全材料の熱
分解温度が約380〜430°Cの範囲内であることが
分かる。TGA走査はまた、完全な熱分解ダイマー酸ポ
リアミドが塗布される、本発明の消去可能な記録媒体の
基板は、たとえば、そして好ましくは、ディスクの形態
をとり、その主表面は磨かれた平坦な面となるように処
理される。基板は、熱安定性があり、機械的に剛性で、
寸法安定性があり、理想的には等方性の低い熱膨張係数
を有する材料から製造される。したがって、記録媒体は
保存、書込み、消去または読出し中にそりまたは狂いを
生ずることはない。
採用した慣用の読出し機構の種類に応しで、基板は読出
しレーザービームに関して不透明、透明または高反射性
のいずれでもよい。また、基板材料が採用したポリマー
と相容性があり、ポリマーがこの基板に充分に付着する
ことも好ましい。良好な付着とは、たとえば、被膜を基
板から粘着テープ(例、商標名スコッチのテープ)によ
り剥離させることが不可能であるとして操作上定義され
うる。基板に適した材料の例としては、ガラスおよびポ
リメチルメタクリレ−1−が挙げられる。
記録フィルムに使用されたポリマーが書込み用のレーザ
ー出力の所定波長で透明である場合、入射光線の吸収を
達成するために、このポリマーに適当な吸収波長の微量
の色素を添加することが一般に必要である。たとえば、
書込みを633 nmのへリウムーネオンレーザーで行
いたい場合、ポリマーフィルムに混入するのに適した色
素の1例は、オイル・ブルーN色素(カラーインデック
ス61555.λmax 637 nm)である。しか
し、約458 nmの波長の出力を生ずるアルゴンレー
ザーを使用する場合には、アルゴンレーザーの光振動数
で非常に吸収性が高いフルオレセインのような有機色素
が有利に使用できる。使用しうるその他の色素として、
成る種のニグロシン色素がある。もちろん、記録媒体の
記録能力および消去能力に悪影響を及ぼさないような適
当な性質の色素を使用するのが好ましい。
本発明の消去可能記録媒体は、基板にポリマーまたはポ
リマー/色素のフィルムを被覆することにより製造され
る。読出し、書込みおよび消去の各工程はいずれも、非
常に狭い焦点深度の範囲内で操作する必要があるので、
エラーおよびノイズを避けるためには、フィルムを被覆
する際、非常に平坦な表面を形成するようにしなければ
ならない。塗布作業を容易にするため、ポリマー(およ
び色素)がアルコールまたばケトンのような有機溶媒に
可溶であるのが一般に有利である。これに関して、色素
を使用する場合、ポリマーと色素は相溶性であって、相
互に共可溶性であるべきである。また、溶媒の蒸発後、
色素は粒子状態で析出すべきではない。このような粒子
は光の散乱を引き起ごす。
このような平坦な表面を達成するのに任意の適当な塗布
技術を利用しうる。皮膜厚みおよび平坦度の高度の制御
が可能なスピンコーティングのような慣用技術が好まし
い。もちろん、ポリマーが薄膜状の被膜を形成すること
が重要である。
たとえば、本発明で使用するダイマー酸ポリアミド47
1 脂は、トルエン−プロパツール溶液からガラスまた
はポリメチルメタクリレート上に流延して光学的に均質
な(曇っていない)薄膜を容易に形成することができる
。得られた薄膜すなわちフィルムは、一般にガラスまた
はポリメチルメタクリレートによく付着し、粘着テープ
により剥がすことはできない。
本発明の原理を具体化した記録システムにおいては、上
記の(ディスク)形態の記録ブランクに一定の線速度ま
たは角速度で回転を与えながら、光源C例、レーザー)
からの光のビームをディスクのポリマー面に焦点を合わ
せて照射する。光ビームの強度は記録すべき情報にした
がって制御される。1例として、この制御は、画像を表
示する映像信号により周波数変調された搬送波にしたか
って行われ、光ビームの強度は、その結果、吸光性材料
の融食を行うのに充分な高レベルとこのような融食を行
うには不充分な低レベルとの間で変動し、映像信号の増
幅度が変化するにつれてレベル交番の周波数が変動する
好ましい書込み速度は106〜107ヒソト/secの
範囲内である。
融食により形成された孔またはビットの相対直径および
深さは、もちろん、ポリマーまたはポリマー/色素層の
光学的および熱的性質のみならず、書込みビームの特性
、すなわち焦点スポット直径、焦点深度、強度プロフィ
ル、および書込みパルスの強度と持続時間にも依存する
。これらのパラメータの適正化は当業者には熟知のこと
である。ただし、ポリマ一層の融食は基板層までは進行
しない方が好ましい。融食が基板にまで進行しろる場合
には、使用する基板材料は、ガラスまたはメタライジン
グ処理基板、たとえば金属表面を有する基板、あるいは
なんらかのその他の高表面エネルギー基板材料が好まし
い。
ポリマー物質の融食の結果、一連の離間したビットから
なる情報トラックがディスクのポリマー面に形成される
。ビットは、高強度ビームへの露出に感応してポリマ一
層物質の蒸発が起こるのであるから、高強度ビームに露
出された表面領域に現れる。各ピ・7 Lの長さおよび
離間距離の変動が記録された情報の表示となる。連続し
た一連の画像を記録したい場合、記録ビームと回転ディ
スクとの間に、記録中に半径方向に一定速度で相対運動
を与えることにより、ら七ん状の情報トラックを形成す
ることができる。
あるいは、記録中にこのような相対運動を与えないで、
“スライド゛または凍結フレーム記録用途に適している
ような環状情報トラックを形成することもできる。
上述した記録操作の結果、光再生操作により記録された
情報を容易に取り戻すことができる形態で情報の記録が
形成される。このような情報記録の情報トランクは、(
1)乱されていない表面領域と、(2)これと交互に存
在する、融食処理により基板のポリマ一層被膜が完全に
或いは少なくとも部分的に除去されたために形成された
ビット領域とからなる。この情報トラックは、たとえば
アナログまたはディジタルのいずれの形態のものでもよ
い。
本発明の原理に従った再生または読出し操作においては
、」二連したタイプの回転している情報記録の情報トラ
ックに光ビームを焦点が合うように照射する。再生ビー
ムは、ポリマ一層の融食あるいはレヘリングによる記録
された情報の消去を行うには不十分なレベルの一定の強
度を有する。情報l・ランクの連続領域が集束した光の
光路を通過する時にこの領域から反射された光を受ける
ように配置された光検出器が、記録された情報を表示す
る信号を発生する。
本発明の消去可能な記録媒体には、数種類の再生または
読出しシステムが可能である。たとえば、ディスクのポ
リマーまたはポリマー/色素層の表面からの相対的反射
に基づいて情報を読出ずことかできる。この方式では、
読出しレーザーからのビームをディスクの表面に焦点が
合うように照射した時に、光の一部は吸収されるが、こ
の光のほんの一部は反射される。反射された光線はレン
スを通ってその光路を後ろに引返し、ビームスプ′リッ
ターにより光検出器に向かうように進む。しかし、読出
しビームが書込み工程中に形成された孔すなわらビット
に出会うと、光線は散乱し、反則されて検出器の方に戻
る光の強度は弱くなる。したがって、書込まれた各ビッ
トは反射強度の減少として登録されたことになる。
別法では、読出しビームを融食された孔の深さく予め決
めた一定値)に対応するレベルで集束するように照射す
る。この場合、各ビットは反射強度の増大として登録さ
れる。上記のいずれの方式でも、基板の主な機能は作用
層に対する機械的支持を果たすことであり、基板の反射
性または透明性は該装置の機能に関与しない。基板は、
このような再生システムに対して使用する場合には、本
質的に透明なものが好ましい。
情報の読出しは、基板の表面からの相対的反射率に合わ
せたシステムによっても実施できる。この方式では、基
板は適当な波長範囲内で反射性のものでなLjればなら
ない。たとえば、基板はメタライジング処理(例、アル
ミニウムで)された表面を有し、その上にポリマーを何
着させる。操作にあたっては、読出しレーザーをこの高
度に反射性の表面に焦点が合うように照射する。ディス
クの非書込め部分、すなわち、ピッ1〜を有しない部分
では、入射ビームの一部はポリマー/色素層を通るうち
に吸収され、また表面から反射された部分はその光路を
引き返して光検出器により検出されるようなことばない
。しかし、ディスクの記録部分、すなわち、融食により
形成されたビットを有する部分ば、ビームが吸収層のよ
り短い距離を通って進み、基板の基板の反射性表面から
反射されるので、各ヒントは反射強度の増大として登録
される。
この読出し方式をポリマ一層の表面および基板の表面か
らの相対的反射率により読出しを行うように調整するこ
ともできる。この方式を採用する場合、基板はやはり反
射のものとすべきである。この概念または方式ば、D、
 G、 Ilowe and J、 J、 Wrobe
l、 J。
Vac、 Sci、 Technol、、 18.92
 (1981)に記載されている。また、米国特許第4
,097,895号も参照できる。
この方式を採用する場合、記録媒体は反射性の(例、メ
タライジング処理した)基板に塗布された厚みの精確な
色素含有ポリマ一層を有しているべきである。書込みは
この色素が吸収する波長で行い、読出しは色素が透明で
ある波長で行う。読出し工程では、反射は色素含有ポリ
マーの表面とメタライジング処理基板の表面の両方から
起こり、これらの反射はポリマー被膜の表面で建設的ま
たは破壊的のいずれかの方式で合流しうる。最初の被膜
の厚みおよび融食された孔に残る被膜の厚みを適当に選
択すると、この合流が非書込み部分では破壊的に、融食
部分では建設的に起こるようにすることができ、こうす
れば各ピッ)・は反射光の強度の増大として登録される
情報の読出しは、たとえば、ディスクの光透過率に基づ
いても実施できる。このような再生システムでは、基板
は透明であることが必要である。色素/ポリマ一層月料
が融食されてしまった部分ではビームの光路に吸収性の
色素が少ししか存在しないので、記録された各ピッ1〜
はディスクを透過した光の強度の増大として登録される
本発明の記録媒体のポリマ一層を構成するポリマーが示
す特定の特性のために、記録された情報の完全かつ正確
な消去を最も容易な方法で達成することができる。記録
された情報の消去は、ディスクを、色素/ポリマ一層が
流動状態になり、表面を表面張力によりレヘリングする
のに充分な高温度、すなわち、約140〜200°Cの
温度範囲に加熱することにより容易に実施される。これ
は全体的にディスク全面を加熱器その他の適当な加熱手
段により加熱するか、あるいは強度が書込みビームと読
出しビームの中間にあるレーザービームによって行うこ
とができる。
一般に、アドレス可能な(1ビットずつの)消去全困難
とすることができるように、1 fllilのビットの
大きさく典型的には直径1μm)よりかなり大きな面積
を加熱することが必要である。
以上に本発明を好適態様に関して説明したが、当業者に
は明らかなようにこれらに変更を付は加えることも可能
であり、このような変更も本発明の範囲内に包含される
ものである。
出願人 セラニース・コーポレーション代理人  弁理
士 広 瀬 章 −

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)熱安定性基板と、これに塗布されたポリマ一層と
    からなる、所定振動数の光を発生ずる記録レーザーに組
    め合わせて使用するための融食性記録媒体であって、 前記ポリマ一層が、約2,000〜20.000の範囲
    内の重量平均分子量を有するダイマー酸ポリアミドから
    なることを特徴とする記録媒体。 (2)記録媒体かティスフの形態をとる特許請求の範囲
    第1項記載の記録媒体。 (3)基板に塗布された該ダイマー酸ポリアミドポリマ
    一層か、記録レーザーの振動数で吸収性を示す色素物質
    をさらに含有している特許請求の範囲第1項記載の記録
    媒体。 (4)ダイマー酸ポリアミドの重量平均分子量が約2.
    500〜18,000の範囲内である特許請求の範囲第
    1項記載の記録媒体。 (5)ダイマー酸ポリアミドの重量平均分子量が約3.
    000〜16,000の範囲内である特許請求の範囲第
    1゛項記載の記録媒体。 (6)基板がガラスまたはポリメチルメタクリレートか
    らなる特許請求の範囲第1項記載の記録媒体。 (7)基板が、メタライジングにより形成された反射層
    をポリマ一層に隣接した」一層として有しており、それ
    により基板が反射性となる特許請求の範囲第1項記載の
    記録媒体。 (8)基板が透明である特許請求の範囲第1または6項
    記載の記録媒体。 (9)熱安定性基板と、これに塗布されたポリマ一層と
    からなる、所定振動数の光を発生ずる記録レーザーに組
    み合わせて使用するだめの融食性記録媒体であって、 前記ポリマ一層が、約140〜200℃の温度範囲内で
    測定した表面張力(単位:  dyn/cm)と熔融温
    度(単位:ボアス)について、この温度範囲内のある点
    で、表面張カニ溶融粘度の比が少なくとも2:1となる
    ような表面張力と熔融粘度を示すダイマー酸ポリアミド
    からなることを特徴とする記録媒体。 (10)ダイマー酸ポリアミドの重量平均分子量が約2
    .000〜20,000の範囲内である特許請求の範囲
    第9項記載の記録媒体。 (11)ダイマー酸ポリアミドのビカー軟化点が約45
    〜120°Cであり、その熱分解開始温度が少なくとも
    250°Cである特許請求の範囲第9項または第1O項
    記載の記録媒体。 (12)ダイマー酸ポリアミドが示す表面張力と粘度が
    、約140〜200℃の温度範囲内のある点で表面張力
    −粘度の比が少なくとも5;1となるようなものである
    特許請求の範囲第9項または第10項記載の記録媒体。 (13) ts安定性の厚い基板と、その上に塗布され
    た、一連の離間したピットからなる情報トランクを有し
    ているポリマ一層とからなる、光読出しおよび消去可能
    な情報ディスクであって、前記ポリマ一層が、約2,0
    00〜20,000の範囲内の重量平均分子量を有する
    ダイマー酸ポリアミドからなることを特徴とする情報デ
    ィスク。 (14)基板に塗布された該ダイマー酸ポリアミドポリ
    マ一層が、記録レーザーの振動数で吸収性を示す色素物
    質をさらに含有しでいる特許請求の範囲第13項記載の
    情報ディスク。 (15)ダイマー酸ポリアミドの重量平均分子量が約2
    .500〜18,000の範囲内である特許請求の範囲
    第13項記載の情報ディスク。 (16)ダイマー酸ポリアミドのM量平均分子量が約3
    、ooo〜16,000の範囲内である特許請求の範囲
    第13項記載の情報ディスク。 (17)ダイマー酸ポリアミドが、約140〜200℃
    の温度範囲内で測定した表面張力(単位:  dyn/
    cm)と溶融温度(串荀:ボアス)について、この温度
    N凹円のある点で、表面張カニ溶融粘度の比が少なくと
    も2:1となるような表面張力と溶融粘度を示す特許請
    求の範囲第13項または第16項記載の情報ディスク。 (18)比較的厚い熱安定性のある基板と、その上に塗
    布された、一連の離間したピントからなる情報トランク
    を有しているポリマ一層とからなる、光読出しおよび消
    去が可能な情報ディスクであって、前記ポリマ一層tま
    、重量平均分子量が約2,000〜20.000の範囲
    内;ビカー軟化点が約45〜120℃の範囲内;約14
    0〜200℃の温度範囲内における表面張力(単位: 
     dyn/cm)と溶融温度(単位:ポアズ)の測定値
    が、この温度範囲内のある点で、表面張カニ熔融粘度の
    比が少なくとも2:1となる;および熱分解の開始温度
    が少なくとも250°C1であるダイマー酸ポリアミド
    からなることを特徴とする情報ディスク。 (I9)ダイマー酸ポリアミドが示す表面張力と粘度が
    、約140〜200℃の温度範囲内のある点で表面張カ
    ニ粘度の比が少なくとも5:1となるようなものである
    特許請求の範囲第18項記載の情報ディスク。 (20)ダイマー酸ポリアミド層がさらに色素物質を含
    有する特許請求の範囲第18項記載の情報ディスク。 (21)基板がガラスまたはポリメチルメタクリレート
    からなる特許請求の範囲第13項または第18項記載の
    情報ディスク。 (22)基板が光反射性表面を有する特許請求の範囲第
    21項記載の情報ディスク。 (23)所定振動数の光の再生ビームを用いる再生装置
    に有用な消去可能な情報媒体であって、前記媒体は光反
    射性表面と、重量平均分子量が約2.000〜20.0
    00の範囲内のダイマー酸ポリアミドからなるポリマ一
    層とを有している基板からなり、前記ダイマー酸ポリア
    ミド層内には一連のピットからなる情報トラックが形成
    されており、前記ピントが占めている領域を除いた情報
    媒体のその他の全領域において、前記ダイマー酸ポリ了
    ミF’Nの厚みが、前記所定振動数でこの情報媒体に向
    けられた光に対して破壊的反射状態を確立するように選
    択された一定の厚みになっていることを特徴とする情報
    媒体。 (24)情報媒体がディスクの形態をとる特許請求の範
    囲第23項記載の情報媒体。 (25)基板に設けられた該ダイマー酸ポリアミド′層
    がさらに色素物質を含有する特許請求の範囲第23項記
    載の情報媒体。 (26)該ダイマー酸ポリアミドが下記性質:(i)ビ
    カー軟化点が約45〜120 ”C1(11)約140
    〜200°Cの温度範囲内における表面張力(単位: 
     dyn/cm)と溶融温度(単位:ボ7ス)の測定値
    が、この温度範囲内のある点で、表面張カニ溶融粘度の
    比が少なくとも2:1となるようなものである、および (iii )熱分解の開始温度が少なくとも250℃、
    を示す特許請求の範囲第23項記載の情報媒体。 (27)基板が、メタライジングにより形成された反射
    層を、ダイマー酸ポリアミドポリマ一層に隣接した上層
    として有し、それにより基板が反射性となる特許請求の
    範囲第23項記載の情報媒体。 (28)比較的厚い基板に付着させた薄膜に、記録すべ
    き情報にしたがってレーザービームを照射して、この薄
    膜にピットを形成することにより、前記薄膜に情報を記
    録する方法であって、 前記薄膜が、約2,000〜20.000の範囲内の重
    量平均分子量を有するダイマー酸ポリアミドからなるこ
    とを特徴とする情報記録方法。 (29)該ダイマー酸ポリアミドの重量平均分子量が約
    2,500〜18,000の範囲内である特許請求の範
    囲第28項記載の情報記録方法。 (30)基板に設けられた該ダイマー酸ポリアミド層が
    記録レーザーの振動数で吸収性を示す色素物質をさらに
    含有する特許請求の範囲第28項記載の情報記−行方法
    。 (31)基板に何着させた薄膜に形成されている変形パ
    ターンである、情報媒体の変形情報パターンを、この薄
    膜の加熱により消去する方法であって、前記)W膜が、
    約2,000〜20,000ノ範囲内のM量平均分子量
    を有するダイマー酸ポリアミFからなることを特徴とす
    る情報消去方法。 (32)該ダイマー酸ポリアミドの重量平均分子量が約
    3,000〜16,000の範囲内である特許請求の範
    囲第31項記載の情報消去方法。 (33)ダイマー酸ポリアミドが、約140〜200°
    Cの温度範囲内で測定した表面張力(単位:  dyn
    /cm)と溶融温度(単位:ポアズ)について、ごの温
    度範囲内のある点で、表面張カニ溶融粘度の比が少なく
    とも2:1となるような表面張力と溶融粘度を示す特許
    請求の範囲第31項記載の情報消去方法。 (34)該ダイマー酸ポリアミドのビカー軟化点が約4
    5〜120°Cであり、その熱分解開始温度が少なくと
    も250℃である特許請求の範囲第33項記載の情報消
    去方法。 (35)ダイマー酸ポリアミドの薄膜を、このポリマー
    薄膜のレヘリングを行うのに充分な約140〜200℃
    の範囲内の温度に加熱する特許請求の範囲第33項記載
    の情報消去方法。 (36)記録媒体がディスクの形態をとる特許請求の範
    囲第31項記載の情報消去方法。 (37)ダイマー酸ポリアミド薄膜がさらに色素物質を
    含有する特許請求の範囲第31項記載の情報消去方法。 (38)ポリマーが示す表面張力と粘度が、約140〜
    200°Cの温度範囲内のある点で表面張カニ粘度の比
    が少な(とも5:1となるようなものである特許請求の
    範囲第33項記載の情報消去方法。 (39)消去中のポリマー薄膜の加熱を、情報の記録に
    使用した温度より少なくとも50°C低い温度で行う特
    許請求の範囲第33項記載の情報消去方法。
JP58109472A 1982-06-21 1983-06-20 ダイマ−酸ポリアミド樹脂を含む消去可能な記録媒体 Pending JPS595448A (ja)

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