JPS5953796A - 導電性紙の製造方法 - Google Patents
導電性紙の製造方法Info
- Publication number
- JPS5953796A JPS5953796A JP16043182A JP16043182A JPS5953796A JP S5953796 A JPS5953796 A JP S5953796A JP 16043182 A JP16043182 A JP 16043182A JP 16043182 A JP16043182 A JP 16043182A JP S5953796 A JPS5953796 A JP S5953796A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- paper
- conductive
- coating layer
- conductive paper
- carbon black
- Prior art date
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- Pending
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- Manufacturing Of Electric Cables (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
近時、電子部品、ＩＣプリント基板、電子機器製品の包
装材として、導電性紙は包装時や輸送途上における静電
気のトラブルを解消するものとして着目されている。
装材として、導電性紙は包装時や輸送途上における静電
気のトラブルを解消するものとして着目されている。
この導電性紙は、一般的にカーボンブランク等の導電性
無機質微粉体をパルプスラリーと混合して抄造したり、
基紙の表面に導電性無機質微粉体を塗布することによっ
て製造されている。
無機質微粉体をパルプスラリーと混合して抄造したり、
基紙の表面に導電性無機質微粉体を塗布することによっ
て製造されている。
しかしながら、こうして製造された導電性紙は、高い導
電性を得んとしてカーボンブラックの混合量を多くすれ
ば、その結果として製造された導電性紙の強度は低下す
ることになり、また耐摩耗性が低く、指で擦っただけで
もカーボンブラックは脱落してしまう。それで表面強度
を上げるためにＯＣ剤を塗布すると、今度は導電性が低
下するというデメリットが生じる。また電気特性は湿度
依存性が著しいという欠点もあった。
電性を得んとしてカーボンブラックの混合量を多くすれ
ば、その結果として製造された導電性紙の強度は低下す
ることになり、また耐摩耗性が低く、指で擦っただけで
もカーボンブラックは脱落してしまう。それで表面強度
を上げるためにＯＣ剤を塗布すると、今度は導電性が低
下するというデメリットが生じる。また電気特性は湿度
依存性が著しいという欠点もあった。
本発明は上記諸点に着目してなされたもので、導電性プ
ラスチックにも匹敵する低い電気抵抗値を有し、安価に
製品を供給することができる導電性紙を扶供できるよう
にしたその製造方法に関する。
ラスチックにも匹敵する低い電気抵抗値を有し、安価に
製品を供給することができる導電性紙を扶供できるよう
にしたその製造方法に関する。
しかして本発明の要旨とするところは、基紙の表面に導
電性無機質微粉体の分散液を塗布し、次いでその導電性
無機質微粉体の分散液の塗布面上に、水性バインダーと
架橋剤の混合液をさらに重ね塗りすることにある。
電性無機質微粉体の分散液を塗布し、次いでその導電性
無機質微粉体の分散液の塗布面上に、水性バインダーと
架橋剤の混合液をさらに重ね塗りすることにある。
次に本発明の詳細な説明する。
図中１は基紙であり、この基紙１は両史クラフト紙（例
えば７ ５ ｇ／ｍ″Ｌ）を用いである。
えば７ ５ ｇ／ｍ″Ｌ）を用いである。
この基紙１の表面へ、塗布層２を形成するのであるが、
そのための塗料は、分散剤が添加された水へカーボンブ
ラックをホモミキザーにて分散させて固型分１０％の分
散液を作成し、これに、バインダーとしてＳ Ｄ Ｒラ
テックスを、対カーボンブラックの固型分比率で８０％
を加え、更に水で稀釈してカーボンブラックの濃度が固
型分５０％となるように調整されたものとしてあり、こ
の調整された塗料を、エアナイフコーターを用いてｌｏ
ｇ７ｍ塗布し、乾燥後のカーボンブラック量がＱ、５ｇ
／ｆｎ’となる塗布層２を形成する。
そのための塗料は、分散剤が添加された水へカーボンブ
ラックをホモミキザーにて分散させて固型分１０％の分
散液を作成し、これに、バインダーとしてＳ Ｄ Ｒラ
テックスを、対カーボンブラックの固型分比率で８０％
を加え、更に水で稀釈してカーボンブラックの濃度が固
型分５０％となるように調整されたものとしてあり、こ
の調整された塗料を、エアナイフコーターを用いてｌｏ
ｇ７ｍ塗布し、乾燥後のカーボンブラック量がＱ、５ｇ
／ｆｎ’となる塗布層２を形成する。
さらに、この塗布層２０表面上に重合塗布層３を形成す
るのであるが、この重合塗布層３は水性バインダーと架
橋剤の混合液を塗布して乾燥させたもので、その塗料は
、水性バインダーとしての１０％ポリビニルアルコール
と、架橋剤としての１％に水稀釈された炭酸ジルコニー
ルアンモンとを比率１対１で混合した液としてあり、こ
れをグシピアコーターを用いて５ｇ／ｍ’の割合で塗布
して重合塗布層３を形成する。
るのであるが、この重合塗布層３は水性バインダーと架
橋剤の混合液を塗布して乾燥させたもので、その塗料は
、水性バインダーとしての１０％ポリビニルアルコール
と、架橋剤としての１％に水稀釈された炭酸ジルコニー
ルアンモンとを比率１対１で混合した液としてあり、こ
れをグシピアコーターを用いて５ｇ／ｍ’の割合で塗布
して重合塗布層３を形成する。
上述した本発明によれば、少量のノくインダー量でカー
ボンブラックを基紙の表面へ塗布した後さらに重合塗布
層を形成するので、この重合塗布層によってカーボンブ
ラックの脱落力を防止作できる。
ボンブラックを基紙の表面へ塗布した後さらに重合塗布
層を形成するので、この重合塗布層によってカーボンブ
ラックの脱落力を防止作できる。
また、重合塗１布層を形成することにより電気抵抗値は
若干劣化するが、それは１０１Ω程度劣るのみで、実用
上問題となる程のことはなく、低い電気抵抗値（１０″
′〜１０’、Ｑ＝）の導電性紙を得ることができる。
若干劣化するが、それは１０１Ω程度劣るのみで、実用
上問題となる程のことはなく、低い電気抵抗値（１０″
′〜１０’、Ｑ＝）の導電性紙を得ることができる。
また、本発明によればカーボンブラックの付着量は０．
３〜０．５ ｇ／ｍ２．重合塗布層も乾燥重量力を約ｏ
、３ｇ／ｍ２で十分であり、コストの低減を期せる。
３〜０．５ ｇ／ｍ２．重合塗布層も乾燥重量力を約ｏ
、３ｇ／ｍ２で十分であり、コストの低減を期せる。
なお、本発明方法によって製作された導電性紙と従来の
ものとの比較実験結果を下記表■にて示ず。
ものとの比較実験結果を下記表■にて示ず。
表工
この表■において、比較例１は本実施例における重合塗
布層がないもの、比較例２は市販のカーボンブランク内
添の導電性紙である。また耐摩耗性はサウザランドラボ
テスターにより、カーボン転移測定値はマクベス反射濃
度計による。
布層がないもの、比較例２は市販のカーボンブランク内
添の導電性紙である。また耐摩耗性はサウザランドラボ
テスターにより、カーボン転移測定値はマクベス反射濃
度計による。
図は本発明方法によって製造された導電性紙の縦断面図
である。 図中 １ 基 紙 ２ 塗布層 ３ 重合塗布層 ５１８ 手続柚正汀 １（ｔ３和５７年１０月１ｑ１コ 昭和５７年 特 許 願第１６０４３１号２ 発明の名
称 導電性紙の製造方法３、 補正をする者 小ｆｌ＋との関係 出願人 イ１１すｉ 氏 名（帽６・）大昭和紙工産業株式会社５、 補正命
令のロイ］ 自 発８、補正の内容 別紙記載の通り 補正の内容 明細書中、第５頁の表１を次のとおり訂正する。 表Ｉ 手続補正器 ５Ｅ’３，３．１へ 昭和 年へ、刀゛′、・４日 ４・！１１許庁長官 若杉和夫殿 １、７１（件の表示 昭和５７年 特 許 願第１６０４３１す２ 発明の名
称 導電性紙の製造方法３ 補正をする者 沖仲との関係 出願人 イ１ｊす１ ４、代理人 ５、 補正命令の目利 自 発６、 補正によ
り増加する発明の数 別紙記載の通り 補正の内容 （１） 明細書中、第３頁８行目 １５０％」を「５％」に訂正する。 （２）同書中、第５頁の表Ｉを次のとおり再訂正する。 表 ■
である。 図中 １ 基 紙 ２ 塗布層 ３ 重合塗布層 ５１８ 手続柚正汀 １（ｔ３和５７年１０月１ｑ１コ 昭和５７年 特 許 願第１６０４３１号２ 発明の名
称 導電性紙の製造方法３、 補正をする者 小ｆｌ＋との関係 出願人 イ１１すｉ 氏 名（帽６・）大昭和紙工産業株式会社５、 補正命
令のロイ］ 自 発８、補正の内容 別紙記載の通り 補正の内容 明細書中、第５頁の表１を次のとおり訂正する。 表Ｉ 手続補正器 ５Ｅ’３，３．１へ 昭和 年へ、刀゛′、・４日 ４・！１１許庁長官 若杉和夫殿 １、７１（件の表示 昭和５７年 特 許 願第１６０４３１す２ 発明の名
称 導電性紙の製造方法３ 補正をする者 沖仲との関係 出願人 イ１ｊす１ ４、代理人 ５、 補正命令の目利 自 発６、 補正によ
り増加する発明の数 別紙記載の通り 補正の内容 （１） 明細書中、第３頁８行目 １５０％」を「５％」に訂正する。 （２）同書中、第５頁の表Ｉを次のとおり再訂正する。 表 ■
Claims (1)
- 基紙の表面に導電性無機質微粉体の分散液を塗布した後
、水性バインダーと架橋剤の混合液をさらに重ね塗りす
ることを特徴とする導電性紙の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16043182A JPS5953796A (ja) | 1982-09-14 | 1982-09-14 | 導電性紙の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16043182A JPS5953796A (ja) | 1982-09-14 | 1982-09-14 | 導電性紙の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5953796A true JPS5953796A (ja) | 1984-03-28 |
Family
ID=15714781
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16043182A Pending JPS5953796A (ja) | 1982-09-14 | 1982-09-14 | 導電性紙の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5953796A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62254687A (ja) * | 1986-04-28 | 1987-11-06 | Mitsubishi Electric Corp | 誘導電動機制御装置 |
| US6387500B1 (en) | 1997-11-06 | 2002-05-14 | Cabot Corporation | Multi-layered coatings and coated paper and paperboards |
-
1982
- 1982-09-14 JP JP16043182A patent/JPS5953796A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62254687A (ja) * | 1986-04-28 | 1987-11-06 | Mitsubishi Electric Corp | 誘導電動機制御装置 |
| US6387500B1 (en) | 1997-11-06 | 2002-05-14 | Cabot Corporation | Multi-layered coatings and coated paper and paperboards |
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