JPS5953185B2 - ハンドラベラ−等における適正圧印刷機構 - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は作動レバーの鋏動操作によって、プラテン上に
移送されたテープ状の台紙に、仮着されたテープ状ラベ
ルに印刷を施し、その印刷されたラベルを台紙から剥離
して、物品に貼り付けられるように構成した携帯式ラベ
ル印刷貼付機（以下ハンドラベラーと称する）等におけ
る適正圧印刷機構に関する。

従来のハンドラベラーは、一般に手動レバーと一体の印
刷レバーの先端付近に、印刷器が取付けてあり、手動レ
バーを把握操作することによって印刷レバーと共に印刷
器を下降させて、下方に配設するプラテン上に記載した
ラベルに印刷を施すように構成されている。

しかしながら、上記のハンドラベラーにおいては、手動
レバーの把握力の強弱が直接にラベルへの打印力の強弱
となるために、把握力の強弱によって印刷に濃淡差が生
じ易いという欠点があった。

そのため、最近例えば特開昭５０−５７２００に開示さ
れているような定圧印刷機構が提案されている。

この定圧印刷機構は、手動レバーと印刷レバーとを別体
に構成して、両レバー間に圧縮スプリングを介在させ、
かつハンドラベラーの前部に、戻りスプリングで付勢さ
せた回動可能なインキ塗布装置が、印刷器の活字面に当
接するように設け−である。

そして手動レバーを把握操作した時、前記圧縮スプリン
グが圧縮され、その圧縮力、すなわち印刷レバーの下降
する力が、前記インキ塗布装置の戻りスプリングの抑制
限界を越した時に、はじめて前記圧縮スプリングの押圧
力によって印刷器がインキ塗布装置を押し除けて下降し
、プラテン上のラベルに打印が行なわれる。

従ってラベルへの打印は、常に圧縮スプリングの作用力
のみによって行なわれるから、手動レバーを把握する力
の強弱には関係なく、常時一定圧で打印がなされ、濃淡
差の少ない印刷が得られる効果がある。

しかしこの定圧印刷機構は、印刷レバーに関連する圧縮
スプリングの弾発力のみをもって打印する構成になって
いるので、使用回数の累積に伴い、このスプリングが弱
くなってくるのに比例して、打印力が弱くなってくる。

その結果、所定の濃度をもった鮮明な印刷がラベルに施
すことができなくなる欠陥を有する。

更に、特に手動レバーの把握力が規定以下の弱い場合は
打印圧か弱い為、薄くかすれた印字となり、読取り難い
欠陥を有する。

そこで本発明は、極めて多数の使用回数に耐え得るよう
に、印刷レバーと手動レバーとが一体に形成された作動
レバーを用い、この印刷レバーに取付けられた印刷器と
、これに対設されたプラテンとの相互間において、規定
以上の打印圧で、かつ長期間に亘って適正圧の打印が施
される耐久性と、この定圧構造が簡単で、製品のコスト
低減のできる適正圧印刷機構を提供することを目的とす
る。

以下、実施例に示した図面に基いて詳述する。

第１図において、本体の両側に対設された一対の機枠１
，１に連設されたグリップレバー２，２を有し、該縦方
向に分割状のグリップレバー２，２は相合せられたピン
止めされている。

機枠１，１間に横架された枢軸８には、前記グリップレ
バー２と対設位置にある手動レバー３が回動自在に枢支
されている。

この手動レバー３は、その先端に二叉状の印刷レバー４
，４を延長し、印刷装置Ｂの印刷器４０ａ、４０ｂが取
付けられて印刷レバー４とこの手動レバー３とは一体成
形としである。

印刷器４０ａ、４０ｂは印刷レバー４，４に形成された
長孔４２に、その印刷器間の間隔調整が可能に止螺子４
３をもって固定されている。

前記手動レバー３に連設されたスプリング取付部５と、
グリップレバー２の内側に固定されたスプリング取付部
６とに復帰スプリング７が張設されている。

従って復帰スプリング７０作用力によって手動レバー３
と印刷レバー４とは枢軸８を支点として常に時計方向に
付勢され、手動レバー３と一体の印刷レバー４の圧接面
４ａが機枠１の受圧部１ａに接して、静止位置を保持す
る。

次に前記印刷器４０ａ、４０ｂには選択された所望の活
字４１ａ、４１ｂが突出し、この回動する印刷器４０ａ
、４０ｂと対設関係にあるプラテン９が回転体１１の主
軸１０に支持され、底蓋１３の閉鎖によって、規定位置
に固定されている。

尚、この底蓋１３およびプラテン９は、テープ状ラベル
Ｌの挿通時には、回動するように構成されている。

詳しくは、底蓋１３は機枠１の先端に位置する軸１３ａ
に枢着され、ロック装置１４を外すことにより軸１３ａ
を支点として時計方向に、プラテン９は主軸１０を支点
として反時計方向に、それぞれ回動し、このプラテン９
に連動するように構成されたラベル起動部材８０、ラベ
ル押え部材８１．ラベル押えリンク８２等から成るラベ
ル挿通機構りを作動し、テープ状ラベルＬのスムーズな
挿通を約束する。

プラテン９の先端部分の上部において、機枠１の内壁に
突設されたラベル押え部材１５ａが、その下部において
前記底蓋１３に設定されたテープ状台紙Ｌｂの台紙押え
部材１５ｂが、それぞれ配設されて、プラテン９とこれ
らの押え部材１５ａ、１５ｂとの間に挾い通路が形成さ
れている。

更に底蓋１３には、テープ状台紙Ｌｂの案内ローラ１６
，１６，１７が設けられ、前記その軸１３ａに、重なり
合う関係にあるラベルＬａとテープ状台紙Ｌｂとから成
るテープ状ラベルＬのテープ状台紙Ｌｂが、前記プラテ
ン９の先端付近で小さなループをもって反転されて剥離
するように構成された単一ラベルＬａを商品に貼着する
ラベル貼付ローラ１８が取付けられている。

またこのテープ状ラベルＬはロール状に捲回されて、機
枠１の上方に位置するラベルホルダー１９３に装着され
たラベル保持装置Ｅに保持され、手前側の腕の短かいラ
ベルホルダー１９ｂはロール状ラベルのほぐれ防止用の
ものである。

作動時において、このテープ状ラベルＬは、前記回転体
１１とラベル挿通機構りのラベル押え部材８１との間を
通って、プラテン９上に前進する。

このテープ状ラベルＬは、前記手動レバー３の把握後の
釈放操作によって駆動機構（図示せず）を介して間歇回
転するように構成した回転体］１によるもので、詳しく
は回転体１１の外周上に等間隔に突設された係止ピン１
２に、その単一ラベル片Ｌａの長さ毎に、刻み込まれた
係合刻み目が合して、１ピツチづ・プラテン９上に前進
されるものである。

次に本発明の適正圧印刷機構Ａは、印刷装置Ｂの各印刷
器４０ａ、４０ｂの活字４１ａ、４１ｂがプラテン９上
に載置されたテープ状ラベルＬに一定の印字圧で打印す
るもので、詳しくは特に第２図および第３図に示される
ように、圧接部材２０と受圧部材２６とから成る。

圧接部材２０は、手動レバー３の枢軸８の近傍に設定さ
れ、圧接カム２１とカム軸２４とスプリング２５とから
組立てられる。

可撓性を有する合成樹脂材から成る圧接カム２１は、そ
の上向き二叉状となした頭部にカム面２１ａ、２１ｂが
、その基部−側面に圧接面２１ｂ、２１ｂがそれぞれ設
けられている。

更にこの圧接カム２１の基部に穿設された軸孔２３に、
スプリング２５を介装したカム軸２４が通され、該カム
軸２４の両端は、手動レバー３の側壁にスナップリング
をもって固定されている。

前記スプリング２５の一端は、圧接カム２１のスプリン
グ受部２２に、その他端は、手動レバー３の受圧面３ａ
に、それぞれ圧接支持されている。

従って圧接カム２１は、このスプリング２５の作用によ
ってカム軸２４を支点として、常に時計方向に付勢され
、その圧接面２１ｂを手動レバー３の受圧面３ａに接し
て、起立状態を保持している。

受圧部材２６は、前記圧接部材２０に対応するグリップ
レバー２の基部近傍に設定され、受圧カム２７と一対の
受圧ローラ２８，２８と、ローラ軸３０、カム軸３２と
スプリング３３とから組立てられる。

下向き二叉状となした可撓性を有する合成樹脂材から成
る受圧カム２７は、その下部に軸孔２９，２９および３
１，３１が穿設されている。

一方の軸孔２９には一対の受圧ローラ２８゜２８を嵌合
したローラ軸３０が横架され、受圧カム２７にスナップ
リングをもって固定されている。

尚、前記一対の受圧ローラ２８，２８は、受圧カム２７
の両性側に配置され、圧接カム２１の一カム面２１ａ、
２１ａに当接される関係にある。

他方の軸孔３１には、その中央部にスプリング３３を介
装したカム軸３２を横架し、機枠１と一体的なグリップ
レバー２にスナップリングをもって固定されている。

前記スプリング３３は、その一端を受圧カム２７に、そ
の他端をグリップレバー２の受圧面２ａに、それぞれ圧
接支持されている。

従って受圧カム２６は、このスプリング３３の作用によ
ってカム軸３２を中心として常に時計方向に付勢され、
その圧接面２７ａをグリップレバー２の受圧面２ａに接
して、全体を右下りの傾斜状態に支持しである。

次にこの適正圧印刷機構Ａの作動について説明する。

第１図の静止状態において、グリップレバー２と手動レ
バー３とを復帰スプリング７の弾性に抗して、握り締め
ることりより、まず印刷レバー４は、枢軸８を支点とし
て下降（反時計方向）し出し、後に詳細に説明するイン
キ供給装置Ｃの２色から成るインキローラ６９ａ、６９
ｂがリンク機構およびローラ案内手段を介して２つの活
字４１ａ、４１ｂにそれぞれ転動され、相違したインキ
の塗布が施される。

更に手動レバー３を僅かに握り締めると、手動レバー３
に装着された圧接部材２０のカム面２１ａが、受圧部材
２６の受圧ローラ２８に当接される。

次に手動レバー３の握り締めによって、受圧部材２６の
受圧カム２７はスプリング３３の弾性に抗して軸３２を
支点として、反時計方向に回動され、受圧カム２７の上
面に形成された圧接面２７ｂがグリップレバー２の受圧
面２ｂに圧接する。

この時点における圧接部材２０の圧接カム２１はその圧
接面２１ｂを手動レバー３の受圧面３ａに圧接状態を呈
し、この適正圧の印刷の最大圧力となる。

更に手動レバー３に把握力が加えられると、圧接カム２
１のカム面２１ａが、受圧ローラ２８に強制的に圧接さ
れ、カム面２１ａに手作用（圧縮圧力）が発生する。

次いで、圧接カム２１のカム面２１ａが、圧接力に打勝
った時、すなわち受圧ローラ２８がその可撓性をもって
乗り越えた時に、 （第２図において２点鎖線で図示）
印刷器４０ａ、４０ｂの活字４１ａ、４１ｂがプラテン
９上に載置されたテープ状ラベルＬに打印作動となり、
印刷が施される。

この印刷器４０ａ、４０ｂの復帰は、手動レバー３を釈
放することによって、復帰スプリング７の作用により、
静止位置に復帰される。

また定圧印刷機構Ａの復帰において、受圧部材２６はス
プリング３３の作用により、圧接部材２０は、その圧接
カム２１が受圧ローラ２８に接するが、スプリング２５
の作用によって一度、反時計方向への逃げによって、特
別の抵抗を受けることなく、前記スプリング２５により
再び静止位置に復帰される。

次に印刷レバー４の可動に連動するように構成されたイ
ンキ供給装置Ｃについて説明する。

この装置は第４図に詳細に示されるように、大別して印
刷レバー４の先端に取付けられた起動ローラ５０と、リ
ンク機構部分の起動カム５１．リンク枠５６と、２色の
インキローラ６９ａ、６９ｂを保持するホルダー受体６
１と、該ホルダー受体とリンク機構部分とを接続するホ
ルダー枠５９と、更には前記２色のインキローラをそれ
ぞれ別個の活字に転勤でき得るように構成した少なくと
も一方のインキローラに備えたローラ案内手段とから成
る。

一対の起動ローラ５０，５０は、前記印刷レバー４，４
の先端に延長された支持部５０ｂ、５０ｂ間に横架され
た軸５０ａに嵌合されている。

次にこの起動ローラ５０，５０に係合する起動カム５１
は連結片をもって本機の幅方向に対設され、凹所５２，
５２に起動ローラ５０が係合され、この凹所５２に、前
記起動ローラ５０が転動する傾斜面５３．５３が形成さ
れている。

更にこの起動部材５１は、その下部において機枠１に取
付けられた固定軸５４に枢着され、その上部においてリ
ンク枠５６と連結された可動軸５５に枢着されている。

一対のリンク枠５６の上方には、前記可動軸５５に枢着
され、その下方には、インキホルダー枠５９の連結軸５
９ａに枢着されている。

更にこのリンク枠５６には屈曲状の長孔５８が穿設され
、該長孔５８には、機枠１に取付けられた固定軸５７に
枢着されている。

このインキホルダー枠５９の前記連結軸５９ａおよび連
結板５９ｂに保持されたインキホルダー６１は、合成樹
脂から成り、その支持部６２にピン６３をもって固定さ
れたインキローラ係合体６４を有し、該係合体６４に第
２のインキローラ６９ｂのローラ支持体６７ｂが着脱自
在に係合されている。

更にこのローラ支持体６７ｂには、ローラ軸６８ｂに転
動自在な前記インキローラ６９ｂが装着されている。

該インキローラ６９ｂが活字４１ｂと接触した時、一定
のローラ絞り圧を得るように形成された合成樹脂バネか
ら成る弾性受部材６６が前記支持部６２と一体的に形成
され、その先端が前記ローラ支持体６７ｂの底部に当接
している。

一方、インキホルダー６１の端には、インキローラ係合
部６５が設けられ、該係合部６５に第１のインキローラ
６９ａのローラ支持体６７ａが着脱自在に係合されてい
る。

尚、前記インキローラ６９ａはローラ支持体６７ａに横
架されたローラ軸６８ａに転動自在である。

更に前記第１のインキローラ６９ａの案内手段として、
インキホルダー枠５９の両側に突設した係合軸６０，６
０と、対設状の機枠１，１のそれぞれの内壁に形成され
た案内溝７０，７０とから構成されている。

該案内溝７０はこの第１のインキローラ６９ａを、第１
の印刷器４０ａの活字４１ａのみに転動し、そのインキ
を塗布して、第２の印刷器４０ｂの活字４１ｂには接触
せず、下方に回避されるように形成された軌跡から成る
。

尚、インキローラ６９ａ、６９ｂにおいて、一般には第
１０−ラの方が黒色で、第２０−ラの方が赤色の２色か
ら成り、これを逆配置として設定してもよく、更には共
に黒一色または他の２色から構成してもよい。

次に、このインキ供給装置Ｃの作動の概略を第１図およ
び第４図を参照して説明する。

グリップレバー２と手動レバー３とを握り締めることに
より、重刷装置Ｂの印刷器４０ａ、４０ｂを固定した印
刷レバー４が、枢軸８を支点として下降（反時計方向に
回動）する。

この印刷レバー４の下降に同期して、その先端に有する
起動ローラ５０が起動カム５１を固定軸５４を支点とし
て時計方向に回動する。

従ってこの起動部材５１に可動軸５５に枢軸されたリン
ク枠５６が固定軸５７を支点として時計方向に回動する
ため、このリンク枠５６に連動するように構成されたイ
ンキホルダー枠５９およびインキホルダー６１が本機の
前方方向に移動しはしめる。

かくして第１のインキローラ６９ａの方は、該ローラに
関連する係合軸６０が案内溝７０に案内され、第２のイ
ンキローラ６９ｂの方は弾性受部材６６に付勢されつ・
、前進する。

先ず第１のインキローラ６９ａが第１の印刷器４０ａの
活字４１ａに転動し、その黒色インキを塗布し、以後、
案内溝７０に案内される。

他方、第２インキローラ６９ｂは、その上向きの弾性付
勢により、第２の印刷器４０ｂの活字４１ｂに転動し、
その赤色インキを塗布する。

更に手動レバー３が把握されると、第１のインキローラ
６９ａは、その係合軸６０を案内溝７０の湾曲部におい
て、急下降して、第２の活字４１ｂを回避して通過する
。

次に前記起動ローラ５０が更に下降すると、この起動ロ
ーラ５０は起動カム５１の傾斜面５３に位置し、リンク
枠５６は、その長孔５８が固定軸５７に沿って移動する
ことにより、第４図において２点鎖線で示す如く横倒状
となし、この移動に伴ないインキホルダー枠５９並びに
インキホルダー６１を傾斜状に起立する状態を呈し、イ
ンキホルダー６１が本機の先端に、直線的に突出される
のを避÷すて、前方の見通しを良好とした作動としであ
る。

このインキ供給装置Ｃの移動の直後、前述の適正圧印刷
機構Ａが作動して、各印刷器４０ａ、４０ｂがプラテン
９上に急下降してテープ状ラベルＬに適正圧の印刷が施
される。

尚、インキ供給装置Ｃの復帰はグリップレバー２と手動
レバー３の釈放により、印刷レバー４の復帰に連動して
、前記起動ローラ５０が起動カム５１を持上げ（反時計
方向に回動）作動によって、静止位置に復帰される。

本発明は叙述の如く、手動レバーと一体的に形成された
印刷レバーとの作動部材側と、グリップレバーの機枠側
との相互間に、圧接部材と受圧部材とから成る抵抗（乗
り越え）手段を備えたので゛、 （１）手動レバーを規定圧より強く把握したような場合
には、圧接部材が受圧部材によって、その打印圧を一時
停止し、また手動レバーを規定圧より弱く把握したよう
な場合には圧接部材が受圧部材によって、所定の圧力に
至るまで蓄積されるので、常に適正圧にて打印が可能で
ある。

従ってラベル上に適正濃度の印刷が施せる。

（２）更に圧接部材の圧接カムを可撓性の有する合成樹
脂脂材から形成することにより、従来のスプリングの弾
性を利用する構成に比して、耐久性に富み、長時間に亘
って適性な定圧打印が施される利点がある。

従って特に、光学読取機によって自動的に読み取るｐｏ
ｓ （販売時点情報管理）システムにおいて、極めて顕
著な効果を発揮するものである。

尚、本発明の適正圧印刷機構は、ハンドラベラーのみに
適用されるものではなく、値札印刷取付機、卓上型自動
ラベル印刷機等の類似の印刷機にも適用できるものであ
る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の適正圧印刷機構を備えたハンドラベラ
一本機全体の手前の機枠を取除いた断面図、第２図は本
発明の要部断側面図、第３図は同、分解斜視図、第４図
はインキ供給機構の断側面図である。 図中、１・・・・・・機枠、２・・・・・・グリップレ
バー、３・・・・・・手動レバー、４・・・・・・印刷
レバー、８・・・・・・枢軸、９・・・・・・プラテン
、Ｌ・・・・・・テープ状ラベル、Ａ・・・・・・適正
圧印刷機構、２０・・・・・・圧接部材、２１・・・・
・・圧接カム、２１ａ・・・・・・カム面、２５・・・
・・・スプリング、２６・・・・・・受圧部材、２７・
・・・・・受圧カム、２８・・・・・・受圧ローラ、３
３・・・・・・スプリング、Ｃ・・・・・・印刷装置、
４０ａ、４０ｂ・・・・・・印刷器。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １ 機枠と、手動レバーと一体的に形成された印刷レバ
   ーに取付けられた印刷器と、該印刷器に対設するプラテ
   ンとを備え、前記機枠に設けられたグリップレバーとを
   前記手動レバーとを把握することによって、前記プラテ
   ン上のテープ状ラベルに打印が施されるように構成され
   たハンドラベラー等における適正圧印刷機構において、 前記手動レバーの一部と、前記機枠との一部との相互間
   に、弾性付勢された圧接部材と、該圧接部材に関連する
   弾性付勢された受圧ローラ付の受圧部材と、から成る抵
   抗手段を備え、前記手動レバーの把握によって、前記圧
   接部材が受圧部材に圧接し、これを乗り越えた時に、印
   刷器がプラテンに打印されることを特徴とするハンドラ
   ベラー等における適正圧印刷機構。 ２ 前記圧接部材は圧接カムとスプリングとの組合せか
   ら成り、前記受圧部材は前記圧接カムが当接する受圧ロ
   ーラとく受圧カムと、スプリングとの組合せから成る特
   許請求の範囲第１項記載のハンドラベラー等における適
   正圧印刷機構。 ３ 前記圧接部材は、手動レバーの枢軸近傍に設定し、
   前記受圧部材は圧接部材に対応したグリップレバーに設
   定した特許請求の範囲第１項記載のハンドラベラー等に
   おける適正圧印刷機構。 ４ 前記圧接部材の圧接カムは可撓性を有する合成樹脂
   材から成る特許請求の範囲第１項記載のハンドラベラー
   等における適正圧刷機構。