JPS595269Y2 - 流体洩れ検知器付閉止弁 - Google Patents

流体洩れ検知器付閉止弁

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JPS595269Y2
JPS595269Y2 JP7171580U JP7171580U JPS595269Y2 JP S595269 Y2 JPS595269 Y2 JP S595269Y2 JP 7171580 U JP7171580 U JP 7171580U JP 7171580 U JP7171580 U JP 7171580U JP S595269 Y2 JPS595269 Y2 JP S595269Y2
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JP
Japan
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detection
valve
detection tube
circuit section
ball
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JP7171580U
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JPS56171481U (ja
Inventor
武一 河村
Original Assignee
株式会社リ−クテスタ−
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Publication date
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  • Indication Of The Valve Opening Or Closing Status (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、気体と液体との双方を対象とする洩れ検知器
付閉止弁に関するものである。
近年、流体例えばプロパンガス、ブタンガス、メタンガ
ス、都市ガス等の気体燃料や軽油、重油等の液体燃料を
使用する工場、住宅等が増大している。
すなわち、住宅においてはアパート、高層ビル等にて上
記流体燃料を台所、風呂場、冷暖戻機器等に多岐にわた
って使用し、工場においては上記流体燃料を諸設備に使
用し、またビル内の事務室等においても各階毎に湯沸場
が設けられ流体燃料が使用されている。
したがって、上記各設備において切換コックの締め忘れ
や半締め等のいわゆる操作ミス、および管の亀裂、機器
の破損、接続部の弛緩等のいわゆる機器の故障により人
の密集した共同住宅、工場、ビル内の事務所等において
多くの事故が発生して多数の人が死傷していた。
しかしてこれらの事故を未然に防止するための従来の設
備機器においては、構造が複雑で取扱が不便であったり
、保守点検においても手数が掛るものであった。
本考案は、流体供給管路の元栓側と、前記管路の機器側
との間に接続して、通常の閉止弁と同様に流体の流路の
開閉に使用することができるとともに、該閉止弁を閉止
させた状態において、バイパス状の検知回路の押ボタン
を押すという簡単な操作によって随時機器側における流
体の洩れを検知し事故の発生を未然に防止することがで
き、しかも構造が簡単で保守点検にも手数を要しない流
体洩れ検知器付閉止弁を提供することを目的とするもの
である。
本考案は開閉操作自在のボール弁を備えた主回路部と、
前記ボール弁をバイパス状に迂回する検知回路部とを一
体並置状に備え、しかも前記検知回路部の入口側には常
時はばね力によって自動的に閉じ前記ばね力に抗して押
ボタンを押圧している間のみ開くように形成された自動
弁を備えるとともに、検知管18内には、前記自動弁を
開いた時に前記検知管18内を流動する流体によって浮
動される検知ボール19を封装し、さらに検知管18に
は、検知ボール19の状態視認と検知管1Bの保護とを
可能とする透明状のカバーを備えたことを特徴とするも
のである。
次に、本考案の一実施例を図面にしたがって説明すると
、本実施例の流体洩れ検知器付閉止弁(以下、単に閉止
弁ともいう。
)は、図示しない元栓を経てP矢印のように導かれたガ
スを、図示しない各設備機器へQ矢印のように供給する
直線状の主回路部と、該主回路部の一側面(図に向って
左側面)にバイパス状に並設された検知回路部とを備え
ている。
図中、1は閉止弁のボディで前記主回路部と検知回路部
とを内蔵し得るように一体状に形成されている。
さて、該ボディ1の主回路部の下部はガス流路の内径が
段付大径状に拡大され、その下端にはエンドキャップ2
が螺入されるとともに該エンドキャップ2の上にボール
弁3が回動可能に装着されている。
しかしてボール弁3の縦方向の軸心には主回路部のため
のガス流路が形成されるとともに、ボール弁3の上・千
両端部は、柔軟性を有するシート4,4を介して気密が
保持されている。
また、ボール弁3はその前面側(第4図図示左側面)に
おいてステム5を介してバンドル6に接続され、該バン
ドル6を回動操作することによってボール弁3を回動さ
せて主回路の開閉を行うことができるように形成されて
いる。
次に検知回路部を詳述すると、ボール弁3の下方におい
て側方(第3図図示左側方)へ向って主回路より水平状
に分岐する第1水平路7と、ボール弁3の上方において
主回路へ向って水平状に導入される第2水平路8とを備
えている。
図中、9゜9は上記第1水平路7および第2水平路8の
端部(第3図図示左端部)を閉塞するための鋼球状の盲
栓である。
さて、上記第1水平路7と第2水平路8とを垂直状に連
通させて後述の検知管18が主回路部と平行して取付け
られて検知回路部が前記主回路部に対してバイパス状に
構成されている。
しがして検知管18の下方においてプラグ10がボディ
1に螺入されるとともに、該プラグ10の中心軸に沿っ
てスピンドル11が上下摺動自在に嵌着されている。
また、該スピンドル11の下端には押ボタン12が固着
されるとともに、該押ボタン12の上面とプラグ10の
下面との間にコイル状の戻ばね13が介装され、その弾
力によってスピンドル11が常に下方へ向って付勢され
ている。
またスピンドル11の上端部は第1水平路7との連通を
保持しながら第1水平路7を上方へ貫通した後、その頭
部下面とプラグ10の内周面との間にOリング15が介
装されて弁座14が形成されている。
すなわち該弁座14は戻ばね13の弾力によって常時は
閉止され、押ボタン12を戻ばね13に抗して押圧する
ことにより開かれるようにして本例における自動弁が形
?威されている。
従って、押ボタン12を押圧してがらこの押ボタン12
から手をはなせば、戻ばね13によって弁座14は自動
的に閉じられる。
なお、プラグ10とボディ1との間にはOリング116
が介装されているとともに、プラグ10内周面とスピン
ドル11外周面との間にはOリング17が介装されて第
1水平路7内のガスが下方へ漏洩するのを防止している
さて検知管18は透明な耐圧テーパガラス管よりなり、
その内径は下端に向って先細り状に形成され内部に後述
の検知ボール19が収納されている。
また該検知管1Bの上下両端部には検知ボール19の緩
衝のためにコイルばねよりなる緩衝ばね20、20が装
着されている。
しかして検知ボール19は中空球状に形成され検知管1
8の下端の内径より僅かに大きい外径を有し常時は検知
管1Bの下端部に静止し、ガスが検知管18内において
上方へ向って流れた場合にはそのガス圧力によって上方
へ浮動するように形成されている。
さて前記検知管1Bはその下端外周縁においてOリング
21を介してプラグ10の上端外周縁に気密接続される
とともに、上端外周縁においてバッキング22を介して
第2水平路8に気密接続されている。
以上詳述した検知回路部には断面逆向コの字状のカバー
23によって保護されている。
ただし該カバー23には、検知管18の側方部位に覗窓
24が設けられ、しかも該覗窓24には透明部材が嵌着
された検知ボール19の浮動状況を外部より容易に透視
し得るように形成されている。
なお本実施例による閉止弁においては、ボール弁3が主
回路「開」の位置にあることを表示する文字「使用」、
およびボール弁3が主回路「閉」の位置にあることを表
示する文字「停止」がそれぞれハンドル6の前面に標記
されているとともに、ガス漏れのないことを確認するた
めの文字「確認が前面に標記されている。
次に上記した実施例の作用および効果を説明すると、ガ
ス配管中、たとえば元栓側と各種ガス槽器側との間へ上
記実施例の閉止弁を接続すると、常時はハンドル6を「
使用」位置におくことによりボール弁3は第3図図示の
状態を保持し主回斃は開となる。
この際、矢印Pのように元栓側から導かれたガスの一部
は第1水平路7へも迂回流入するが、戻ばね13の弾力
によって弁座14が閉じられているため、この迂回ガス
は検知管18へ流入しない。
従って検知ボール19は検知管18の下端部にて静止し
ている。
次に機器側におけるガス洩れの有無を検知するには、各
機器のコックが閉じていることを確認したうえ、ハンド
ル6を「停止」位置へ回動して主回路を閉にした後、単
に押ボタン12を押圧すれは検知回路が連通状態となる
しかして機器側にカス洩れがない場合には検知管1Bに
はガスの流慰がなく検知ボール19が静止状態を保持す
るが機器側にガス洩れがある場合には、その洩れ量に応
じた量のガスが検知管1B内を上方へ向って流れこれに
伴って検知ボール19が浮動しガス洩れかあることを検
知することができる。
なお上記した実施例において、検知管や覗窓の材料はガ
ラスに限ることなくたとえば透明合成樹脂によることも
可能である。
すなわち、本考案による流体洩れ検知器付閉止弁は、開
閉操作自在に形成されたボール弁3を内蔵しかつ一端を
流体供給管路の元栓側に接続可能とし他端を前記管路の
機器側に接続可能に形成された主回路部と、この主回路
部の前記元栓側よりバイパス状に分岐して前記主回路部
と平行状に設けられた検知管18を有する検知回路部と
を備え、しかも前記検知回路部の入口側には常時はばね
力によって自動的に閉じ前記ばね力に抗して押ボタンを
押圧している間のみ開くように形成された自動弁を備え
るとともに、前記検知管18内には前記自動弁を開いた
時に前記検知管18内を流動する流体によって浮動され
る検知ボール19を封装し、さらに検知管18には検知
ボール19の状態視認と検知管18の保護とを可能とす
る透明状のカバーを備えたことを特徴とし、自動弁の押
ボタンを押圧することなくボール弁を開閉することによ
り通常の閉止弁と同様に使用することができるとともに
、主回路を閉状態に保持しつつ自動弁の押ボタンを押圧
して検知回路への流体の流動を検知することによって流
体の洩れを検知することができる。
しかも本願考案においては、検知回路部の入口側に常時
はばね力によって自動的に閉じ前記ばね力に抗して押ボ
タンを押圧している間のみ開くように形成された自動弁
を備えているため、検知回路を開いて流体の洩れを検知
した後、単に押ボタンより手をはなせば検知回路を自動
的に閉状態に復帰させることが可能で、検知回路の閉し
忘れによる各種の回置を未然に防止することができる。
また本考案においては、流体流動によって浮動可能な検
知ボールを検知回路中に設けたことにより、微量の流体
洩れに対してもその検知がきわめて容易である。
従って、本考案の構成によれば多岐に配設した流体機器
の操作ミスおよび機器の故障による流体の洩れを検知し
かつ各機器を集中管理して保守点検、巡回点検の効果を
上げて事故発生を未然に防止することができ、しかも本
考案の閉止弁は構成および取付施工が極めて簡単で、本
考案の効果は極めて大である。
また、本考案においては洩れ検知のための液体を使用し
ていないため、検知液自体の凍結や検知管内面への付着
に基因する不都合を生ずることがなく、冬期の使用にも
便利である。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案による閉止弁の一実施例を示すもので、第
1図は正面図、第2図はその平面図、第3図は第2図の
III−II線断面図、第4図は同IV−■線断面図、
第5図は主回路を第3図の位置から閉位置に切換えた状
態を示す断面図である。 1・・・・・・閉止弁のボディ、3・・・・・・ボール
弁、18・・・・・・検知管、19・・・・・・検知ボ
ール。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 開閉操作自在に形成されたボール弁3を内蔵しかつ一端
    を流体供給管路の元栓側に接続可能とし他端を前記管路
    の機器側に接続可能に形成された主回路部と、この主回
    路部の前記元栓側よりバイパス状に分岐して前記主回路
    部と平行状に設けられた検知管18を有する検知回路部
    とを備え、しかも前記検知回路部の入口側には、常時は
    ばね力によって自動的に閉じ前記ばね力に抗して押ボタ
    ンを押圧している間のみ開くように形成された自動弁を
    備えるとともに、前記検知管18内には、前記自動弁を
    開いた時に前記検知管18内を流動する流体によって浮
    動される検知ボール19を封装し、さらに前記検知管1
    8には、検知ボール19の状態視認と検知管18の保護
    とを可能とする透明状のカバーを備えたことを特徴とす
    る流体洩れ検知器付閉止弁。
JP7171580U 1980-05-23 1980-05-23 流体洩れ検知器付閉止弁 Expired JPS595269Y2 (ja)

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JPS56171481U JPS56171481U (ja) 1981-12-18
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