JPS5952450B2 - 流量制御装置 - Google Patents
流量制御装置Info
- Publication number
- JPS5952450B2 JPS5952450B2 JP4173279A JP4173279A JPS5952450B2 JP S5952450 B2 JPS5952450 B2 JP S5952450B2 JP 4173279 A JP4173279 A JP 4173279A JP 4173279 A JP4173279 A JP 4173279A JP S5952450 B2 JPS5952450 B2 JP S5952450B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- flow rate
- differential pressure
- transmitter
- output signal
- secondary air
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Measuring Volume Flow (AREA)
- Feedback Control In General (AREA)
- Flow Control (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は流体の流量制御装置に係り、特に広範囲に変動
する流量を測定制御する装置に関するものである。
する流量を測定制御する装置に関するものである。
従来の流量制御装置においては、高温・高圧の流体でも
広範囲の流量測定と制御が可能なオリフィス形の流量検
出器を用いた方式の装置が用いられているが、低流量系
と大流量系とを併設すると共にこれらを測定範囲によつ
て切り換えて使用するものであつた。
広範囲の流量測定と制御が可能なオリフィス形の流量検
出器を用いた方式の装置が用いられているが、低流量系
と大流量系とを併設すると共にこれらを測定範囲によつ
て切り換えて使用するものであつた。
第１図は従来の流量制御装置の系統図である。
プロセスライン１は小流量検出器２および手動操作器８
を設けたラインと、大流量検出器３および・手動操作器
８を設けたラインとに分岐し、再び集合して操作器１０
に接続されている。上記小流量検出器２および大流量検
出器３には小流量差圧伝送器４および大流量差圧伝送器
５が接続されており、その二次空気圧信号を電磁弁６に
供給しているが、どちらの信号を使用するかは切換操作
回路７で選択される。電磁弁６で選択された二次空気信
号はＰＩ調節計９で調整され操作器１０を制御する。即
ち、プロセスライン１の広範囲の流量を検出するために
大・小の流量検出ラインを設けて切り換え、空気式制御
系によつて流量を制御している。このような流量制御装
置は、切換操作回路７で電磁弁６をシーケンシャルに切
り換えなければならないので、切換操作回路７を形成し
ているリレーやスイッチ等および電磁弁６の信頼性を考
慮すると多くの問題点をもつている。
を設けたラインと、大流量検出器３および・手動操作器
８を設けたラインとに分岐し、再び集合して操作器１０
に接続されている。上記小流量検出器２および大流量検
出器３には小流量差圧伝送器４および大流量差圧伝送器
５が接続されており、その二次空気圧信号を電磁弁６に
供給しているが、どちらの信号を使用するかは切換操作
回路７で選択される。電磁弁６で選択された二次空気信
号はＰＩ調節計９で調整され操作器１０を制御する。即
ち、プロセスライン１の広範囲の流量を検出するために
大・小の流量検出ラインを設けて切り換え、空気式制御
系によつて流量を制御している。このような流量制御装
置は、切換操作回路７で電磁弁６をシーケンシャルに切
り換えなければならないので、切換操作回路７を形成し
ているリレーやスイッチ等および電磁弁６の信頼性を考
慮すると多くの問題点をもつている。
また、大・小流量検出器２、３の切り換え時には操作器
１０側は開いておかなければならないので、安定するま
でに時間を要し、構成が複雑で高価な装置となつてＪい
た。本発明は比較的簡単安価で広範囲の流量を高精度に
測定制御するに好適な流量制御装置を提供することを目
的とし、その特徴とするところは、プロセスラインに設
置した一個の流量検出器と、こ、の流量検出器の出力信
号を変換する測定レンジの異なる大流量差電圧伝送器及
び小流量差圧伝送器と、この大流量及び小流量の差圧伝
送器の出力信号のスケールフアクタを合致させる設定器
と、上記大流量差電圧伝送器の出力信号の設定切換値位
下を飽和させる下限制限器と、上記小流量差電圧伝送器
の出力信号の上記設定切換値以上を飽和させる上限制限
器と、上記大流量及び小流量差電圧伝送器の二次空気圧
をそれぞれＰ１及びＰ２とし上記スケールフアクタをＫ
とし、設定切り換え時における二次空気圧をＰｂとした
とき、Ｐ２＋ＫＰｌＰｂを演算して操作器制御用の調節
計に供給する二次空気圧とする演算器とを有しているこ
とを特徴とするものである。
１０側は開いておかなければならないので、安定するま
でに時間を要し、構成が複雑で高価な装置となつてＪい
た。本発明は比較的簡単安価で広範囲の流量を高精度に
測定制御するに好適な流量制御装置を提供することを目
的とし、その特徴とするところは、プロセスラインに設
置した一個の流量検出器と、こ、の流量検出器の出力信
号を変換する測定レンジの異なる大流量差電圧伝送器及
び小流量差圧伝送器と、この大流量及び小流量の差圧伝
送器の出力信号のスケールフアクタを合致させる設定器
と、上記大流量差電圧伝送器の出力信号の設定切換値位
下を飽和させる下限制限器と、上記小流量差電圧伝送器
の出力信号の上記設定切換値以上を飽和させる上限制限
器と、上記大流量及び小流量差電圧伝送器の二次空気圧
をそれぞれＰ１及びＰ２とし上記スケールフアクタをＫ
とし、設定切り換え時における二次空気圧をＰｂとした
とき、Ｐ２＋ＫＰｌＰｂを演算して操作器制御用の調節
計に供給する二次空気圧とする演算器とを有しているこ
とを特徴とするものである。
第２図は本発明の一実施例である流量制御装置の系統図
で、第１図と同じ部分には同一符号を付してある。
で、第１図と同じ部分には同一符号を付してある。
１個の流量検出器１２には一対の差圧伝送器４，５が接
続され、小流量差圧伝送器４の二次空気圧信号は上限制
限器１３を介して演算器１５に伝達される。
続され、小流量差圧伝送器４の二次空気圧信号は上限制
限器１３を介して演算器１５に伝達される。
一方、大流量差圧伝送器５の二次空気圧信号は下限制限
器１４を介して演算器１５に伝達される。演算器１５の
空気圧信号はＰＩ調節計９によつて調節され操作器１０
を操作する。これらの上限制限器１３と下限制限器１４
のスケールフアクタＫは同一レベルに設定してあり、小
流量差圧伝送器４の上限値と大流量差圧伝送器５の下限
値とが同一値になるようにしてある。第３図は第２図の
流量制御装置の入力信号と出力信号との関係を示す線図
で、破線Ｐ１は小流量差圧伝送器４の出力信号、実線Ｐ
２は大流量差圧伝送器５の出力信号である。
器１４を介して演算器１５に伝達される。演算器１５の
空気圧信号はＰＩ調節計９によつて調節され操作器１０
を操作する。これらの上限制限器１３と下限制限器１４
のスケールフアクタＫは同一レベルに設定してあり、小
流量差圧伝送器４の上限値と大流量差圧伝送器５の下限
値とが同一値になるようにしてある。第３図は第２図の
流量制御装置の入力信号と出力信号との関係を示す線図
で、破線Ｐ１は小流量差圧伝送器４の出力信号、実線Ｐ
２は大流量差圧伝送器５の出力信号である。
演算器１５における演算式は次式で表わされる。
ＰＯ＝Ｐ２＋ＫＰｌ−Ｐｂ・・・・・・・・・（１）但
し、ＰＯはＰＩ調節計に供給される二次空気圧Ｐ１は小
流量差圧伝送器４の二次空気圧 Ｐ２は大流量差圧伝送器５の二次空気圧 Ｋはスケールフアクタ Ｐｂは切り換え時における二次空気圧 である。
し、ＰＯはＰＩ調節計に供給される二次空気圧Ｐ１は小
流量差圧伝送器４の二次空気圧 Ｐ２は大流量差圧伝送器５の二次空気圧 Ｋはスケールフアクタ Ｐｂは切り換え時における二次空気圧 である。
小流量差圧伝送器４では、Ｐ２＝ＰｂのときはＰ。＝Ｋ
Ｐｌとなり、小流量差圧伝送器４の出力信号がそのまま
ＰＩ調節計９に入る。また、大流量差圧伝送器５では、
ＫＰｌ＝Ｐｂ（′ＰＯ＝Ｐ２となり、大流量差圧伝送器
５の出力信号がそのままＰＩ調節計に入る。したがつて
、演算器１５は切換信号圧Ｐｂで円滑に切り換えられる
。この信号はすべてＰＩ調節計９に送られて広範囲の調
節動作を行い操作器１０を円滑に操作する。以上本実施
例の流量測定装置は、プロセスラインに設置した流量検
出器とＰＩ調節計との間に、一対の差圧伝送器、一対の
制限器および演算器を設置し、同一レベルで切り換える
ように構成することによつて、比較的簡単な構成で広い
測定範囲を高精度かつ円滑に制御できるという効果が得
られる。
Ｐｌとなり、小流量差圧伝送器４の出力信号がそのまま
ＰＩ調節計９に入る。また、大流量差圧伝送器５では、
ＫＰｌ＝Ｐｂ（′ＰＯ＝Ｐ２となり、大流量差圧伝送器
５の出力信号がそのままＰＩ調節計に入る。したがつて
、演算器１５は切換信号圧Ｐｂで円滑に切り換えられる
。この信号はすべてＰＩ調節計９に送られて広範囲の調
節動作を行い操作器１０を円滑に操作する。以上本実施
例の流量測定装置は、プロセスラインに設置した流量検
出器とＰＩ調節計との間に、一対の差圧伝送器、一対の
制限器および演算器を設置し、同一レベルで切り換える
ように構成することによつて、比較的簡単な構成で広い
測定範囲を高精度かつ円滑に制御できるという効果が得
られる。
第４図は本発明の他の実施例である流量制御装置の系統
図であり、第２図と同じ部分には同一符号を付してある
。
図であり、第２図と同じ部分には同一符号を付してある
。
プロセスライン１には流量検出器１２が設置され、流量
検出器１２は小流量差圧伝送器４および大流量差圧伝送
器５と接続されている。これ迄は第２図と同じであるが
、本実施例では小流量差圧伝送器４は開平演算器１６、
比率設定器１８、上限制限器１３および選択器２０に順
次に接続されている。一方、大流量差圧伝送器５は開平
演算器１７を介して選択器２０に接続されている。プロ
セスライン１に流量が２〜３０ｋｇ／ｈで圧力が３０ｋ
ｇ／Ｃｎｌ２のスチームが流れているとすると、このス
チームはオリフイス形流量検出器１２で検出され、測定
範囲がＯ〜１０００ｍｍＨ２０である差圧伝送器４と測
定範囲がＯ〜９０００ｍｍＨ２０である差圧伝送器５で
それぞれ４〜２０ｍＡの信号１１１，１２１に変換され
る。
検出器１２は小流量差圧伝送器４および大流量差圧伝送
器５と接続されている。これ迄は第２図と同じであるが
、本実施例では小流量差圧伝送器４は開平演算器１６、
比率設定器１８、上限制限器１３および選択器２０に順
次に接続されている。一方、大流量差圧伝送器５は開平
演算器１７を介して選択器２０に接続されている。プロ
セスライン１に流量が２〜３０ｋｇ／ｈで圧力が３０ｋ
ｇ／Ｃｎｌ２のスチームが流れているとすると、このス
チームはオリフイス形流量検出器１２で検出され、測定
範囲がＯ〜１０００ｍｍＨ２０である差圧伝送器４と測
定範囲がＯ〜９０００ｍｍＨ２０である差圧伝送器５で
それぞれ４〜２０ｍＡの信号１１１，１２１に変換され
る。
大きい測定範囲の信号である１２１を開平演算器１７で
リニアライスし、同時に出力の３０％以下を飽和させて
信号１２２とする。一方、小さい測定範囲の信号である
１１１は開平演算器１６でリニアライスし１１。とした
後、比率設定器１８で１２２と同じレベルになるように
定数を掛けＬｌ３とする。この定数は差圧伝送器４，５
の測定範囲から決定される。大・小測定範囲の切換設定
流量を９ｋｇ／ｈとすると、これはフルスケールの３０
％にあたり、上限制限器１９で３５％以上は飽和させて
１１４とする。
リニアライスし、同時に出力の３０％以下を飽和させて
信号１２２とする。一方、小さい測定範囲の信号である
１１１は開平演算器１６でリニアライスし１１。とした
後、比率設定器１８で１２２と同じレベルになるように
定数を掛けＬｌ３とする。この定数は差圧伝送器４，５
の測定範囲から決定される。大・小測定範囲の切換設定
流量を９ｋｇ／ｈとすると、これはフルスケールの３０
％にあたり、上限制限器１９で３５％以上は飽和させて
１１４とする。
１２２と１１４とを選択器２０で比較し高レベルの信号
を選択して１３とする。
を選択して１３とする。
オリフイス形流量検出器１２の信頼できる測定範囲を２
０〜１００％とすると、差圧伝送器一台使用した場合の
信頼できる測定範囲は６〜３０ｋｇ／ｈであるが、本実
施例では選択器２０の出力１３を用いれば２〜３０ｋｇ
／ｈまで測定範囲を拡張させることができる。第５図は
第４図の装置のスチーム流量と出力との関係を示す線図
である。
０〜１００％とすると、差圧伝送器一台使用した場合の
信頼できる測定範囲は６〜３０ｋｇ／ｈであるが、本実
施例では選択器２０の出力１３を用いれば２〜３０ｋｇ
／ｈまで測定範囲を拡張させることができる。第５図は
第４図の装置のスチーム流量と出力との関係を示す線図
である。
この図から１３はバンプレスな信号であることが判る。
即ち、前実施例と同様な結果が得られ、ＰＩ調節計９を
介して操作器１０を切り換え流量においても円滑に制御
することが可能となる。本実施例の流量制御装置は、一
対の差圧伝送器とＰＩ調節計との間に一対の開平演算器
と、比率設定器、上限制限器を設け、両差圧伝送器の出
力を電気的に処理して選択器で選択することにより、広
い測定範囲の流量を円滑高精度に制御できるという効果
をもつている。
即ち、前実施例と同様な結果が得られ、ＰＩ調節計９を
介して操作器１０を切り換え流量においても円滑に制御
することが可能となる。本実施例の流量制御装置は、一
対の差圧伝送器とＰＩ調節計との間に一対の開平演算器
と、比率設定器、上限制限器を設け、両差圧伝送器の出
力を電気的に処理して選択器で選択することにより、広
い測定範囲の流量を円滑高精度に制御できるという効果
をもつている。
本発明の流量制御装置は、広範囲の流量を高精度に制御
することができると共に、比較的簡単安価に構成できる
という効果をもつ一ζいる。
することができると共に、比較的簡単安価に構成できる
という効果をもつ一ζいる。
第１図は従来の流量制御装置の系統図、第２図は本発明
の一実施例である流量制御装置の系統図、第３図は第２
図の装置の入力信号と出力信号との関係を示す線図、第
４図は本発明の他の実施例である流量制御装置の系統図
、第５図は第４図の装置の流量と出力との関係を示す線
図である。 １・・・・・・プロセスライン、４・・・・・・小流量
差圧伝送器、５・・・・・・大流量差圧伝送器、９・・
・・・・ＰＩ調節計、１０・・・・・・操作器、１２・
・・・・・流量検出器、１３・・・・・・上限制限器、
］４・・・・・・下限制限器、１５・・・・・・演算器
、］６，］７・・・・・・開平演算器、１８・・・・・
・比率設定器、２０・・・・・・選択器。
の一実施例である流量制御装置の系統図、第３図は第２
図の装置の入力信号と出力信号との関係を示す線図、第
４図は本発明の他の実施例である流量制御装置の系統図
、第５図は第４図の装置の流量と出力との関係を示す線
図である。 １・・・・・・プロセスライン、４・・・・・・小流量
差圧伝送器、５・・・・・・大流量差圧伝送器、９・・
・・・・ＰＩ調節計、１０・・・・・・操作器、１２・
・・・・・流量検出器、１３・・・・・・上限制限器、
］４・・・・・・下限制限器、１５・・・・・・演算器
、］６，］７・・・・・・開平演算器、１８・・・・・
・比率設定器、２０・・・・・・選択器。
Claims (1)
- １ プロセスラインに設置した一個の流量検出器と、こ
の流量検出器の出力信号を変換する測定レンジの異なる
大流量差電圧伝送器及び小流量差圧伝送器と、この大流
量及び小流量の差圧伝送器の出力信号のスケールファク
タを合致させる設定器と、上記大流量差電圧伝送器の出
力信号の設定切換値位下を飽和させる下限制限器と、上
記小流量差電圧伝送器の出力信号の上記設定切換値以上
を飽和させる上限制限器と、上記大流量及び小流量差電
圧伝送器の二次空気圧をそれぞれＰ＿１及びＰ＿２とし
上記スケールファクタをＫとし、設定切り換え時におけ
る二次空気圧をＰｂとしたとき、Ｐ＿２＋ＫＰ＿１−Ｐ
ｂを演算して操作器制御用の調節計に供給する二次空気
圧とする演算器とを有していることを特徴とする流量制
御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4173279A JPS5952450B2 (ja) | 1979-04-05 | 1979-04-05 | 流量制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4173279A JPS5952450B2 (ja) | 1979-04-05 | 1979-04-05 | 流量制御装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS55134409A JPS55134409A (en) | 1980-10-20 |
| JPS5952450B2 true JPS5952450B2 (ja) | 1984-12-19 |
Family
ID=12616587
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4173279A Expired JPS5952450B2 (ja) | 1979-04-05 | 1979-04-05 | 流量制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5952450B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2005003694A1 (ja) * | 2003-07-03 | 2005-01-13 | Fujikin Incorporated | 差圧式流量計及び差圧式流量制御装置 |
-
1979
- 1979-04-05 JP JP4173279A patent/JPS5952450B2/ja not_active Expired
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2005003694A1 (ja) * | 2003-07-03 | 2005-01-13 | Fujikin Incorporated | 差圧式流量計及び差圧式流量制御装置 |
| US7367241B2 (en) | 2003-07-03 | 2008-05-06 | Fujikin Incorporated | Differential pressure type flowmeter and differential pressure type flow controller |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS55134409A (en) | 1980-10-20 |
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