JPS595223B2 - 水性溶媒コ−テイング組成物 - Google Patents

水性溶媒コ−テイング組成物

Info

Publication number
JPS595223B2
JPS595223B2 JP3643079A JP3643079A JPS595223B2 JP S595223 B2 JPS595223 B2 JP S595223B2 JP 3643079 A JP3643079 A JP 3643079A JP 3643079 A JP3643079 A JP 3643079A JP S595223 B2 JPS595223 B2 JP S595223B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
titanium dioxide
water
gum arabic
titanium oxide
dispersed
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP3643079A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS55129458A (en
Inventor
進 大矢
雄紀 佐藤
久則 中根
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sankyo Co Ltd
Original Assignee
Sankyo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sankyo Co Ltd filed Critical Sankyo Co Ltd
Priority to JP3643079A priority Critical patent/JPS595223B2/ja
Publication of JPS55129458A publication Critical patent/JPS55129458A/ja
Publication of JPS595223B2 publication Critical patent/JPS595223B2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Paints Or Removers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は水性溶媒組成物に関するものであり、さらに詳
しくはヒドロキシプロピルメチルセルロース(以下HP
MCと略す)または(および)ヒドロキシプロピルセル
ロース(以下HPCと略す)を水性溶媒に溶解してコー
ティングを行なう際、二酸化チタン(以下酸化チタンと
略す)を分散させるに適したコーティング組成物に関す
るものである。
近時、有機溶媒を用いた医薬品等のフィルムコーティン
グは労働安全衛生面における作業環境問題、大気汚染等
公害規制の問題あるいは医薬品に残留する溶媒規制の問
題等々、いろいろな制約が5 生じ、最も安全で且つ環
境を損なわない水性溶媒へ切替えが要請されるようにな
つた。
酸化チタンは白色の顔料として、またこのものが有する
隠蔽力により、単用もしくはタール系色素等と併用して
コーティング液中に分散、懸濁さ10せ、医薬品等のフ
ィルムコートに繁用されているが、親水性の酸化チタン
、特に日局IXに適合する酸化チタンはHPMCまたは
HPCの水溶液中への分散、懸濁が不良で、強い撹拌を
与えて強制的に分散せしめても、しばらく放置すると凝
集沈15降し、コーティング操作中において均質なフィ
ルムを与えないばかりでなく、スプレー乾燥過程で酸化
チタンの凝集が起り、フィルム面に凹凸を生じて膜面が
美麗なフィルムコート錠やフィルムコート顆粒が得られ
ず、また隠蔽力にも欠ける欠点20があつた。
本発明の目的の一つは、上記したHPMCまたは(およ
び)HPCの水溶液中で生ずる酸化チタンの凝集を防止
し、実際のコーティング操作において膜面が美麗なフィ
ルムとなるコーティング組25成分を提供せんとするも
のであり、他の一つの目的は、HPMCまたは(および
)HPCを膜物質とする水性溶媒コーティングにおいて
通常用いられる可塑剤、色素、防湿剤、および接着防止
剤等その他の添加剤を配合した際に酸化チタンの懸濁3
0系に影響を与えず、しかもフィルム形成性、水溶性、
防湿性等を損なわないコーティング組成物を提供するに
ある。
本発明者らは酸化チタンのHPMCまたはHPC水溶液
中への分散と凝集防止について鋭意35研究を重ねた結
果、アラビアゴムまたは水溶性のアルミニウム塩、鉄塩
が特異的に安定な懸濁液をつくることを見出し、本発明
を完成した。
一般に酸化チタンやベンガラのような顔料を水に分散さ
せる際には、これら顔料粒子の表面に電荷を与えて一次
粒子に引き離すのがよいとされ、酸またはアルカリによ
りPHを調節するとか、電解質を適当な濃度に加えるこ
とにより水中に分散できることが公知である。
そしてこれら金属酸化物では電荷がOになる等電点(P
H)を有し、等電点よりも酸性側では4の電荷を、アル
カリ性側ではθの電荷をもつことが知られている。事実
、表面処理を施していない日局酸化チタンを水に分散さ
せるには上記の方法により容易に分散が達成され、アル
カリ、ヘキサメタ燐酸塩、アニオン界面活性剤は特に分
散力が強く、強い撹拌を与えなくても水中に分散できる
が、このようにeの電荷を与えた酸化チタン粒子の分散
液はHPMCまたはHPCの濃厚水溶液と混じた場合P
Hや添加量に関係なく暫時放置すれば凝集を始め、離液
沈降した。また分散系の凝集防止剤として知られる水溶
性の非解離性高分子化合物、例えばメチルセルロース、
ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン等もHP
MC(またはHPC)水溶液TiO2懸濁系の安定化に
全く無効であり、アルギン酸ナトリウム、CMC−ナト
リウムのような解離性の高分子物質も全く効果を奏しな
かつた。しかるにアラビアゴム、水溶性のアルミニウム
および鉄塩を添加した系、即ち膜物質としてのHPMC
もしくはHPCの水溶液中に少量のアラビアゴムや水溶
性のアルミニウムおよび鉄塩を溶解して共存せしめた系
は酸化チタンの凝集防止に卓効を奏し、該懸濁液を1週
間以上放置しても沈降物は全く認められないが、あるい
は認められてもごく僅かで極めて安全な分散液が得られ
た。上記のアラビアゴム、アルミニウムおよび鉄の水溶
性塩を共存せしめた懸濁液はコーテイングパン中の素錠
にスプレーガンから実際に該懸濁液を噴霧してコーテソ
ング操作を行なつた際、素錠との接着性、フイルム形成
性に何らの影響も与えず、美麗なフイルムをつくり、し
かも透湿性、水溶性その他一般にフイルムコート錠に要
求される品質に悪影響を及ぼさなかつた。まづアラビア
ゴムの効果について述べると、日局酸化チタンを水に分
散させる際のアラビアゴムの分散力はヘキサメタ燐酸ナ
トリウムや水酸化ナトリウムに比べて弱く、かなり強力
な撹拌を必要とし、しかも懸濁液はあまり安定ではなく
、しばらく放置すると沈降物が認められるが、意外なこ
とにはアラビアゴム水溶液−TiO2懸濁液をHPMC
またはHPCの水溶液と混合した場合には分散系は極め
て安定となり、前記の通り、1週間放置しても沈降物は
ほとんど認められなかつた。
本発明において使用されるアラビアゴムはAcacis
senegalWilldenOw(Legunmin
esae)または同族植物の幹および枝から得た分泌物
をいい、通常、球状塊を粉砕または水に溶解してスプレ
ードライにより得た粉末(アラビアゴム末)が用いられ
るが、主成分はArabieacidでCa,Mgおよ
びK塩として存在する。
日局X第二部にも収載されており、ゼラチンカプセルの
基剤としてあるいは錠剤、顆粒剤および糖衣層の結合剤
として用いら瓢医薬品の製剤に古くから繁用されてきた
が、セルロース系の膜物質を用いたフイルムコーテイン
グの基剤としては今までに使用された例はなく、本発明
の組成物は前記した知見に基づくものであつて新規な組
成物である。アラビアゴムの好適配合量は膜物質の濃度
、酸化チタンの濃度、可塑剤その他の添加物の添加量に
よつて異なつてくるが、スプレー液中のHPMCまたは
(および)HPC濃度が5〜10%、酸化チタン濃度1
〜5%の範囲では膜物質重量%に対して1〜10%、懸
濁液濃度として0.05〜1%とするのが好適である。
上記の通りアラビアゴムの添加は懸濁液濃度として0.
05%の低濃度から有効となるが、膜物質重量に対して
50%を超えた配合量においては懸濁系は再凝集を始め
るので好ましくない。
本発明の目的は前記の通り、微量の添加量で懸濁液の安
定化に奏効し、膜物質のフイルム特性に影響を与えない
組成物の提供であり、懸濁系が安定化し、フイルムの乾
燥過程で再凝集を生じない範囲において可及的アラビア
ゴムの添加量は少なくすることが好ましい。
次にアルミニウムおよび鉄の水溶性塩の効果であるが、
硫酸塩を含む全ての水溶性塩が有効であることが見出さ
れた。
特筆すべきは硫酸アルミニウムや鉄ミヨウバンが本発明
の懸濁系に奏効したことである。これらの塩は陰イオン
もホフマイスタ一の順列で知られている通り凝析力が大
きく、事実日局酸化チタンを水に分散させる場合、どの
様に濃度を変えても全く分散効果はなく、表面処理等に
より、水に対する分散を改善した酸化チタンの場合、逆
に電荷を失い凝集離液した。しかるに本発明の懸濁系、
即ちHPMC(またはHPC)水溶液中に酸化チタンを
分散させた懸濁系にアルミニウムおよび鉄の硫酸塩を共
存せしめた系は意外なことに極めて安定な懸濁液をつく
り、水に酸化チタンを分散させる場合の電解質の作用と
ほ著しく異なつた挙動を示した。アルミニウムの水溶性
としては水に溶解してAl3+に解離するものであれば
よく、硫酸塩、硝酸塩、塩化物の何れもが使用できる。
ミヨウバン(硫酸アルミニウムカリウム)も同様に卓効
を奏する。水溶性の鉄塩としてはFe2゛・Fe3+イ
オンを生ずるものであればよく、硫酸第一鉄、塩化第一
鉄、硫酸第二鉄、塩化第二鉄、硝酸鉄等をあげることが
できる。鉄ミヨウバン(硫酸第二鉄アンモニウム)も同
様に使用できる。上にあげた塩の添加量はアラビアゴム
と同様に膜物質の濃度、酸化チタンの濃度、可塑剤その
他の添加物の濃度によつて多少異なるが、通常のフイル
ムコーテイング液組成の範囲では懸濁液中の濃度として
0.01%の微量において既に奏効し、該懸濁液中の濃
度として1%では再凝集を生じるので0.02〜0.1
%とするのが好適である。
本発明において前述のアラビアゴム、鉄およびアンモニ
ウムの水溶性塩がHPMCまたはHPCの水溶液に酸化
チタンを分散させた懸濁系を特異的に安定化する機構は
未だ明らかではないがアラビアゴムのような高分子電解
質や多価金属イオンが、Anti−FlOculant
として働らくことからみて分散系の荷電に関与するもの
と考えられる。次に本発明の組成物において適用し得る
酸化チタンとしては、親水性の酸化チタンであればその
製法、結晶形、表面処理の如何を問わず前記HPMCま
たはHPC溶液中における凝集現象を生じ、アラビアゴ
ムあるいは鉄、アルミニウムの水溶性塩の添加によつて
安定化が達成されるので適用可能であるが、医薬品製剤
においては表面処理を施していない高純度の日局適合品
が必要となる。酸化チタンの製法は大別して硫酸法およ
び塩素法の二法があり、何れの製造法による酸化チタン
に対してもアラビアゴム、アルミニウムおよび鉄の水溶
性塩は奏効し、結晶形はアナターゼ型、ルチル型何れで
もよい。またAl,Si処理をおこなつたものについて
も適用されるHPMCまたはHPCをフイルム基剤とす
る水性溶媒コーテイングにおいては可塑剤、食用色素、
防湿剤、消抱剤、水と混和性の有機溶剤、接着防止剤そ
の他の添加剤がしばしば併用されるが、本発明の組成物
では前述の通り、これらの添加剤による懸濁系への影響
は全く認められないか、または認められてもアラビアゴ
ムや水溶性のアルミニウム塩、鉄塩の増減により、容易
に懸濁系を安定化することが可能なので必要に応じてこ
れらを配合してもよい。
可塑剤としてはプロピレングリコール、グリセリン、ポ
リエチレングリコール、トリアセチン、プロピレンオキ
サイドとエチレンオキサイドのプロツク共重合体、ゾル
ビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンゾルビタン
脂肪酸エステル、アセチル化モノグリセラード等が使用
できる。
食用色素としてはアナツト、カルミン等の天然色素、食
添用タール色素および同色素をレーキとした食添用レー
キ色素、カラメル、ベンガラ等が使用でき、これらを添
加して着色された不透明化フイルムとしてもよい。また
フイルムに防湿性賦与の目的でミツロウ、カルナバロウ
等の天然ワツクス類、高級脂肪酸、高級アルコール等が
膜物質の乳化作用を利用して配合されるが、本発明の組
成物においてはこれら乳化系に対する影響はなく、上記
防湿剤や可塑剤の補助溶媒としてアルコール、アセトン
等の水に混和性の有機溶媒を併用してもよい。錠子間の
接着防止の目的で添加される軽質無水硅酸、タルク等の
無機質粉末を酸化チタンと併用しても懸濁系に対する影
響はなく、膜物質その他の添加物の溶解、分散の際、か
なりの気抱を伴なうが、消泡の目的でシリコーンオイル
を添加してもよい。以下に実施例を挙げて本発明を具体
的に説明するが、本発明はこれによつて限定されるもの
ではない。
本発明の組成物において添加されるアラビアゴムやアル
ミニウムおよび鉄の水溶性塩は前述した通り、極めて微
量の添加量において卓効を奏し、実施例2に示すように
コーテイング液を作成する際にこれらを添加しても、実
施例6に記載のように酸化チタンを予めこれらで処理し
たものを用いても全く同様に奏効するものである。
従つて予め膜物質中に共存せしめるとか、あるいはその
他の添加物を予め処理しておいて添加しても実質的にア
ラビアゴムやAl3+,Fe2+,Fe3+が本発明の
目的に奏効する濃度に溶解して共存する系は本発明の範
囲に含まれるものである。実施例 1 ヒドロキシプロピルメチルセル 10.09ロース(
TC−5、信越化学)アラビアゴム末(日局)
0.5二酸化チタン(日局、石原産業) 2.
0純水を加えて100とする。
上記、組成比に従い、純水にヒドロキシプロピルメチル
セルロース、アラビアゴム末を撹拌溶解した後、二酸化
チタンを添加してホモミキサーで分散し、コーチング液
を作製した。
得られたコーチング液の懸濁状態は極めて安全で、二酸
化チタンの凝集は認められなかつた。また本コーチング
液を用いた被覆錠の外観は平滑かつ良好な表面を有した
。実施例 2 ヒドロキシプロピルメチルセル 8.09ロース(T
C−5、信越化学)ヒドロキシプロピルセルロース
2.0(日本曹達) 硫酸アルミニウムカリウム(日局、0.025A1K(
SO4)2・12H20)二酸化チタン(日局、石原産
業) 3.0純水を加えて100とする。
上記、組成比に従い、純水にヒドロキシプロピルメチル
セルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、硫酸アル
ミニウムカリウムを撹拌溶解した後、二酸化チタンを添
加してホモミキサーで分散し、コーチング液を作製した
得られたコーチング液の懸濁状態及び被覆錠の外観は前
記実施例1と同等で良好であつた。実施例 3 ヒドロキシプロピルメチルセル 8.09ロース(
TC−5、信越化学)硫酸第二鉄アンモニウム
0.025(Fe2(SO4)3(NH4)2S0
4・24H20)二酸化チタン(タイペークCR−50
4、0石原産業)純水を加えて100とする。
上記、組成比に従い、純水にヒドロキシプロピルメチル
セルロース、硫酸第二鉄アンモニウムを撹拌溶解した後
、二酸化チタンを添加してホモミキサーで分散し、コー
チング液を作製した。
得られたコーチング液の懸濁状態及び被覆錠の外観は前
記実施例と同等で良好であつた。実施例 4 ヒドロキシプロピルメチルセル 10.09(TC
−5、信越化学)アラビアゴム末(日局)
0.2塩化アルミニウム(AlCl3・6H20)
0。
02二酸化チタン(アナターゼ型#200、 2.0帝
国化工)黄色5号アルミニウムレーキ色素 0.2
純水を加えて100とする。
上記、組成比に従い、純水にヒドロキシプロピルメチル
セルロース、アラビアゴム末、塩化アルミニウムを攪拌
溶解した後、二酸化チタン、黄色5号アルミニウムレー
キ色素を添加してホモミキサーで分散し、コーチング液
を作製した。
得られたコーチング液の懸濁状態及び被覆錠の外観は前
記実施例1と同等で良好であつた。実施例 5 ヒドロキシプロピルメチセル 10.09ロース(
TC−5、信越化学)硫酸アルミニウムカリウム(日局
、 0.02A1K(SO4)2・12H20)硫酸
第二鉄アンモニウム 0.02(Fe2(S
O4)3(NH4)2S04・24H20)二酸化チタ
ン(タイペークCR−801石原産業) 純水を加えて100とする。
上記、組成比に従い、純水にヒドロキシプロピルメチル
セルロース、硫酸アルミニウムカリウム、硫酸第二鉄ア
ンモニウムを撹拌溶解した後、二酸化チタンを添加して
ホモミキサーで分散し、コーチング液を作製した.得ら
れたコーチング液の懸濁状態及び被覆錠の外観は前記実
施例1と同等で良好であつた。
実施例 6 ヒドロキシプロピルメチルセル 10.09ロース
(TC−5、信越化学)二酸化チタン処理末
4.05(=′:,′B,(.;重嗣1,??
小広、1[I5)AlK(SO4)2・12H20)純
水を加えて1009とする。
硫酸アルミニウムカリウムを純水に溶解した硫酸アルミ
ニウムカリウム溶液で、二酸化チタンを練合、乾燥し、
二酸化チタン処理末を作製した。
別に上記組成比に従い、純水にヒドロキシプロピルメチ
ルセルロースを撹拌溶解した後、二酸化チタン処理末を
添加してホモミキサーで分散し、コーチング液を作成し
た。得られたコーチング液の懸濁状態及び被覆錠の外観
は硫酸アルミニウムカリウムをコーチング液に添加した
実施例2と同等で良好であつた。実施例 7 ヒドロキシプロピルメチルセル 10.09ロース
(TC−5、信越化学)塩化第二鉄(FeCl3・6H
20) 0.05ベンガラ(食添)
0.4二酸化チタン(JRl帝国化工) 2.6純
水を加えて100とする。
.上記、組成比に従い、純水にヒドロキシプロピルメチ
ルセルロース、塩化第二鉄を撹拌溶解した後、ベンガラ
、二酸化チタンを添加してホモミキサーで分散し、コー
チング液を作製した。
得られたコーチング液の懸濁状態はベンガラを加えずに
二酸化チタンを分散させた場合と同等で安定であつた。
また被覆錠の外観も平滑かつ良好な表面を有した。実施
例 8 ヒドロキシプロピルセルロース 10.09(日本
曹達)硫酸アンモニウム(Al2(SO4)3・ 0.
02516〜18H20二酸化チタン(JR6OO、帝
国化工)2.0軽質無水ケイ酸(アエロジル200,2
.0日本アエロジノレ)純水を加えて100とする。
上記、組成比に従い、純水にヒドロキシプロピルセルロ
ース、硫酸アルミニウムを撹拌溶解した後、二酸化チタ
ン、軽質無水ケイ酸を添加してホモミキサーで分散し、
コーチング液を作製した。
得られたコーチング液の懸濁状態及び被覆錠の外観は前
記実施例1と同等で良好であつた。実施例 9 ヒドロキシプロビルメチルセル 8.09ロース(
TC−5、信越化学)アラビアゴム末(日局)
0.5サラシミ゛ンロウ(日局) 2
.0二酸化チタン(日局、石原産業) 2.0純水
を加えて100とする。
上記、組成比に従い、純水にヒドロキシプロピルメチル
セルロース、アラビアゴム末を撹拌溶解した後、サラシ
ミツロウを添加して、融点以上で溶解し、アジホモミキ
サ一で分散しつつ、室温まで低下させ、サラシミツロウ
分散液を作製した。
さらに、二酸化チタンを添加してホモミキサーで分散し
コーチング液とした。得られたコーチング液の懸濁状態
は極めて安定でサラシミツロウ、二酸化チタン共に凝集
は認められず、また本コーチング液を用いた被覆錠の外
観も前記実施例1同様、平滑かつ良好な表面を有した。
実施例 10 ヒドロキシプロピルメチルセル 10,09ロース(
TC−5、信越化学)塩化アルミニウム(AlCl3・
0.056H20)プロピレングリコール
2。
0 二酸化チタン(R−550、 2.0石原産業)
純水を加えて100とする。
上記、組成比に従い、純水にヒドロキシプロピルメチル
セルロース、塩化アルミニウム、プロピレングリコール
を撹拌溶解した後、二酸化チタンを添加してホモミキサ
ーで分散し、コーチング液を作製した。
得られたコーチング液の懸濁状態及び被覆錠の外観は前
記実施例1と同等で良好であつた。実施例 11 ヒドロキシプロピルメチルセル 8.09ロース(
TC−5、信越化学)ヒドロキシプbピルセルロース
2.0(日本曹達)硫酸第一鉄(FeSO4・7H
20) 0.025ポリエチレングリコール6000
2.0(日局) 二酸化チタン(R−630、石原産業) 2.0純水を
加えて100とする。
上言へ組成比に従い、純水にヒドロキシプロピルメチル
セルロース、ヒドロキシプロビルセルロース、硫酸第一
鉄、ポリエチレングリコール6000を撹拌溶解した後
、二酸化チタンを添加してホモミキサーで分散し、コー
チング液を作製した。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 ヒドロキシプロピルメチルセルロースまたは(およ
    び)ヒドロキシプロピルセルロースを膜物質とし、二酸
    化チタンを分散させた水性フィルムコーティングにおい
    て、アラビアゴムおよび水溶性のアルミニウム塩、鉄塩
    の中から選ばれた1種または2種以上を共存せしめるこ
    とを特徴とする水性溶媒コーテイグ組成物。
JP3643079A 1979-03-28 1979-03-28 水性溶媒コ−テイング組成物 Expired JPS595223B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3643079A JPS595223B2 (ja) 1979-03-28 1979-03-28 水性溶媒コ−テイング組成物

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3643079A JPS595223B2 (ja) 1979-03-28 1979-03-28 水性溶媒コ−テイング組成物

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS55129458A JPS55129458A (en) 1980-10-07
JPS595223B2 true JPS595223B2 (ja) 1984-02-03

Family

ID=12469590

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3643079A Expired JPS595223B2 (ja) 1979-03-28 1979-03-28 水性溶媒コ−テイング組成物

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS595223B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS55129458A (en) 1980-10-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
AU654991B2 (en) Wet powder film-forming compositions
US5591455A (en) Wet powder film-forming compositions
US4543370A (en) Dry edible film coating composition, method and coating form
US4683256A (en) Dry edible film coating composition, method and coating form
WO1996001874A1 (en) Moisture barrier film coating composition, method, and coated form
DE2308117A1 (de) Verfahren zur herstellung von wasserunloeslichen teilchen
US4750938A (en) Aqueous phosphate pigment dispersions
US11548999B2 (en) Method for manufacturing resin beads, resin beads, and product employing resin beads
JPS595223B2 (ja) 水性溶媒コ−テイング組成物
JPH0733255B2 (ja) チタニアゾル及びその製造方法
CA2093198A1 (en) Poly (vinyl alcohol) fluidized polymer suspensions
JPH0725905A (ja) 球状キトサン微粒子およびその製造方法
EP1171532A1 (en) Multicoloured paint composition
JPH03200879A (ja) 顔料およびその製造方法
JPS5835111A (ja) 二重構造マイクロカプセル及びその製造方法
JP3288393B2 (ja) 塩化ビニルペーストゾル組成物
DE2555454A1 (de) Zahnpaste
CA2098834C (en) Wet powder film-forming compositions
JP2001048731A5 (ja)
Nyamweya et al. Film coating with aqueous latex dispersions
JP2007224088A (ja) セルロース被覆顔料、セルロース被覆顔料の製造方法及び化粧料
JP2570224B2 (ja) 入浴剤
JPS624216A (ja) パツク化粧料
US3039886A (en) Opaque water color compositions and method of making same
JPH0371414B2 (ja)