JPS5951848B2 - モリブデンないレタングステンの酸化物と他の金属の酸化物とを基にした触媒の製造方法 - Google Patents
モリブデンないレタングステンの酸化物と他の金属の酸化物とを基にした触媒の製造方法Info
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- JPS5951848B2 JPS5951848B2 JP56160403A JP16040381A JPS5951848B2 JP S5951848 B2 JPS5951848 B2 JP S5951848B2 JP 56160403 A JP56160403 A JP 56160403A JP 16040381 A JP16040381 A JP 16040381A JP S5951848 B2 JPS5951848 B2 JP S5951848B2
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、触媒の製造法の改良を目的とする。
特に、本発明は、モリブデン及び(又は)タングステン
の酸化物を基にした触媒の製造に関する。この種の触媒
は従来技術で知られている。特に、それらはオレフイン
の気相酸化によるα・β一不飽和アルデヒドの製造に用
いられる。例えば、フランス国特許第1514167号
には、プロピレンやイソプロピレンのようなオレフイン
を空気又は空気の酸素により酸化することによつて不飽
和アルデヒドを製造するための、次の一般式NiaCO
bFe。
の酸化物を基にした触媒の製造に関する。この種の触媒
は従来技術で知られている。特に、それらはオレフイン
の気相酸化によるα・β一不飽和アルデヒドの製造に用
いられる。例えば、フランス国特許第1514167号
には、プロピレンやイソプロピレンのようなオレフイン
を空気又は空気の酸素により酸化することによつて不飽
和アルデヒドを製造するための、次の一般式NiaCO
bFe。
BidASePfMOgOh(ここで、aは0 〜20
であり、bは0 〜20であり、a+bは0.5〜20
であり、cは0.5〜 8であり、dは0.1〜 7で
あり、eは0〜3であり、fは0.1以下であり、gは
約12に等しく、hは36〜98である)に相当する触
媒が記載されている。
であり、bは0 〜20であり、a+bは0.5〜20
であり、cは0.5〜 8であり、dは0.1〜 7で
あり、eは0〜3であり、fは0.1以下であり、gは
約12に等しく、hは36〜98である)に相当する触
媒が記載されている。
これらの触媒は、ニツケル、コバルト、鉄及び.ビスマ
スの適当な水溶性塩、適当なひ素化合物及び適当なりん
化合物の水溶液をモリブデン酸アンモニウムのような適
当なモリブデン酸塩の水溶液に添加し、次いで生じたか
ゆ状物を必要ならば担体とともに加熱して水を除去し、
生じた固体ケ一 ・クを乾燥し、次いで固体ケークを空
気中で昇温下に焼成することにより製造される。
スの適当な水溶性塩、適当なひ素化合物及び適当なりん
化合物の水溶液をモリブデン酸アンモニウムのような適
当なモリブデン酸塩の水溶液に添加し、次いで生じたか
ゆ状物を必要ならば担体とともに加熱して水を除去し、
生じた固体ケ一 ・クを乾燥し、次いで固体ケークを空
気中で昇温下に焼成することにより製造される。
前記の特許にあげられた適当な水溶性塩は、例えば、硝
酸ニツケル、硝酸コバルト、硝酸第二鉄、硝酸ビスマス
である。また、フランス国特許第1604942号には
、モリブデン、ビスマス、鉄及びコバルトの酸化物を基
にし、その原子の含有量がMO4O.O〜67.7%、
Bil.9〜21.7%、Fel.6〜6.5%及びC
O2l.O〜48.1%である触媒の存在下にプロピレ
ンを酸素及び水蒸気を含有するガスによつて気相酸化す
ることからなるアクロレインの製造方法が記載されてい
る。
酸ニツケル、硝酸コバルト、硝酸第二鉄、硝酸ビスマス
である。また、フランス国特許第1604942号には
、モリブデン、ビスマス、鉄及びコバルトの酸化物を基
にし、その原子の含有量がMO4O.O〜67.7%、
Bil.9〜21.7%、Fel.6〜6.5%及びC
O2l.O〜48.1%である触媒の存在下にプロピレ
ンを酸素及び水蒸気を含有するガスによつて気相酸化す
ることからなるアクロレインの製造方法が記載されてい
る。
この特許に記載された触媒の製造方法は、激しくかきま
ぜたモリブデン酸アンモニウム水溶液に鉄、コバルト及
びビスマスの硝酸塩の水溶液を添加し、次いで水を除去
し、生じた生成物を場合によつては担体に坦持して焼成
することからなる。
ぜたモリブデン酸アンモニウム水溶液に鉄、コバルト及
びビスマスの硝酸塩の水溶液を添加し、次いで水を除去
し、生じた生成物を場合によつては担体に坦持して焼成
することからなる。
従来技術の他の文献、即ち、フランス国特許第2147
933号には、オレフインからカルボニル基を持つ不飽
和化合物を製造する方法が記載されている。この方法に
よれば、成分触媒元素の原子比CO/Fe/Bi/W/
MO/Si/Tl/Z(Z=アルカリ金属及びアルカリ
土金属)が2.0〜20.0/0.1〜10.0/0.
1〜10.0/0.5〜10.0/2.0〜11.5/
0.5〜15.0/0.005〜3.0/ 0 〜3.
0であり、ただしW+MOが12.0に等しい触媒酸化
物の存在下で接触酸化が行なわれる。これらの触媒は、
モリブデン酸アンモニウムの水溶液とパラタングステン
酸アンモニウムの水溶液とを混合し、この混合物に硝酸
コバルト、硝酸第二鉄、硝酸ビスマス、硝酸タリウムの
各水溶液並びにアルカリ金属又はアルカリ土金属の水酸
化物又は硝酸塩の水溶液を添加し、次いで水を蒸発させ
、得られた生成物を必要に応じて担体に坦持して焼成す
ることによつて製造することができる。
933号には、オレフインからカルボニル基を持つ不飽
和化合物を製造する方法が記載されている。この方法に
よれば、成分触媒元素の原子比CO/Fe/Bi/W/
MO/Si/Tl/Z(Z=アルカリ金属及びアルカリ
土金属)が2.0〜20.0/0.1〜10.0/0.
1〜10.0/0.5〜10.0/2.0〜11.5/
0.5〜15.0/0.005〜3.0/ 0 〜3.
0であり、ただしW+MOが12.0に等しい触媒酸化
物の存在下で接触酸化が行なわれる。これらの触媒は、
モリブデン酸アンモニウムの水溶液とパラタングステン
酸アンモニウムの水溶液とを混合し、この混合物に硝酸
コバルト、硝酸第二鉄、硝酸ビスマス、硝酸タリウムの
各水溶液並びにアルカリ金属又はアルカリ土金属の水酸
化物又は硝酸塩の水溶液を添加し、次いで水を蒸発させ
、得られた生成物を必要に応じて担体に坦持して焼成す
ることによつて製造することができる。
さらに、従来技術のフランス国特許第2364061号
には、式COaMO,。
には、式COaMO,。
FebBicOxにこで、aは8〜10、bは0.5〜
2、cは0.5〜2、xは原子価を満す値である)の
コバルト、モリブデン、ビスマス及び鉄の酸化物を基に
し、その活性属が式Bi,MO。
2、cは0.5〜2、xは原子価を満す値である)の
コバルト、モリブデン、ビスマス及び鉄の酸化物を基に
し、その活性属が式Bi,MO。
Fe。O,,に相当する相を含有する触媒が記載されて
いることが知られている。これらの触媒は、例えばオレ
フインをα・β一不飽和アルデヒドに酸化するときに非
常に改善された収率を得るのを可能にさせる。これらの
触媒は、へプタモリブデン酸アンモニウム溶液と、CO
.Bi及びFeの硝酸塩の溶液とを反応させ、得られた
固体を場合により、約450℃で予備焼成した後に45
0℃〜500℃の温度で少なくとも5時間第一焼成に付
し、次いで周囲温度に冷却した後、第一焼成と同じ条件
下に第二焼成に付.すことによつて製造される。
いることが知られている。これらの触媒は、例えばオレ
フインをα・β一不飽和アルデヒドに酸化するときに非
常に改善された収率を得るのを可能にさせる。これらの
触媒は、へプタモリブデン酸アンモニウム溶液と、CO
.Bi及びFeの硝酸塩の溶液とを反応させ、得られた
固体を場合により、約450℃で予備焼成した後に45
0℃〜500℃の温度で少なくとも5時間第一焼成に付
し、次いで周囲温度に冷却した後、第一焼成と同じ条件
下に第二焼成に付.すことによつて製造される。
したがつて、従来技術では、オレフインを空気酸化する
ために、特にプロピレンをアクロレインに酸化するため
に、主としてコバルト、鉄、ビスマス及びモリブデンの
酸化物を基にした触媒を使1用することを記載する多く
の文献があることが認められる。
ために、特にプロピレンをアクロレインに酸化するため
に、主としてコバルト、鉄、ビスマス及びモリブデンの
酸化物を基にした触媒を使1用することを記載する多く
の文献があることが認められる。
また、基本組成物に対する補助剤としていくつかの他の
金属の酸化物が提案されている。さらに、これらの触媒
の製造法は第一段階でへプタモリブデン酸アンモニウム
と鉄、コバルトl及びビスマスの硝酸塩との反応を全て
起らせていることがわかる。この反応のときに形成され
るのが硝酸アンモニウムであつて、これは後の焼成にお
いて約220℃で熱分解する。
金属の酸化物が提案されている。さらに、これらの触媒
の製造法は第一段階でへプタモリブデン酸アンモニウム
と鉄、コバルトl及びビスマスの硝酸塩との反応を全て
起らせていることがわかる。この反応のときに形成され
るのが硝酸アンモニウムであつて、これは後の焼成にお
いて約220℃で熱分解する。
硝酸アンモニウムのこの熱分解が重大な実施上の問題点
を与えることは明らかである。
を与えることは明らかである。
事実、硝酸アンモニウムは、爆発性化合物であり、この
ために工業的規模での操作を危険なものとする。また、
ある種の方法では、硝酸塩に代えて、所ノ望触媒の組成
に入る金属の塩化物が用いられる。この場合には塩化ア
ンモニウムNH4Clが形成されるが、これは熱分解の
ときに約340℃で昇華し、装置内に白色粉末として付
着する。生じた付着物は触媒の製造操作のときに明らか
に有害であ.る。しかして、工業的な実施にあたつてア
ンモニウム塩と硝酸塩又はアンモニウム塩と塩化物とが
同時に存在しないようにすることは不可能でないにして
も非常に困難であることが強調される。
ために工業的規模での操作を危険なものとする。また、
ある種の方法では、硝酸塩に代えて、所ノ望触媒の組成
に入る金属の塩化物が用いられる。この場合には塩化ア
ンモニウムNH4Clが形成されるが、これは熱分解の
ときに約340℃で昇華し、装置内に白色粉末として付
着する。生じた付着物は触媒の製造操作のときに明らか
に有害であ.る。しかして、工業的な実施にあたつてア
ンモニウム塩と硝酸塩又はアンモニウム塩と塩化物とが
同時に存在しないようにすることは不可能でないにして
も非常に困難であることが強調される。
したがつて、従来技術では、特にモリブデン及び(又は
)タングステンの酸化物を基にした触媒を製造するにあ
たり、後の焼成操作において硝酸アンモニウムの熱分解
及び(又は)塩化アンモニウムの昇華の危険のないよう
これら金属の塩化物及び(又は)硝酸塩の少なくとも1
種とアンモニウム塩の少なくとも1種との反応を起らせ
ることにより触媒の製造を可能にする方法が要望されて
いたことがわかる。ノ 本発明者は、この目的を達成する方法を見出した。
)タングステンの酸化物を基にした触媒を製造するにあ
たり、後の焼成操作において硝酸アンモニウムの熱分解
及び(又は)塩化アンモニウムの昇華の危険のないよう
これら金属の塩化物及び(又は)硝酸塩の少なくとも1
種とアンモニウム塩の少なくとも1種との反応を起らせ
ることにより触媒の製造を可能にする方法が要望されて
いたことがわかる。ノ 本発明者は、この目的を達成する方法を見出した。
したがつて、本発明は、次の一般式
AaMOOW,BbOx
にこで、Aはコバルト金属を表わし、
Bは、鉄及びビスマスよりなる群から選ばれる少なくと
も1種の金属を表わし、aは、金属Aに充当された指数
を表わし、0よりも大きくて約12以下であり、C及び
dは、それぞれO以上であつて12以下であり、そして
その和C+dは約12に等しく、bは、金属Bのそれぞ
れに充当された指数の総和を表わし、0よりも大きくて
約1.5〔(C+d)−a〕以下であり、Xは、原子価
を満すものである) に相当する活性相を含む触媒を製造するにあたり、第一
段階において、活性相の組成に入る金属の塩を水性相で
混合し、その際モリブデン及び(又は)タングステンは
アンモニウム塩の形とし、また金属A及びBのうちの少
なくとも1種は硝酸塩の形とし、第二段階において、得
られたペースト状物を乾燥し、第三段階において、少な
くとも1回得られた固体(要すれば担体に坦持させて)
の焼成を行なうことからなる触媒の製造方法において、
第一段階においてモリブデン及び(又は)タングステン
のアンモニウム塩を値C及びdを得るのを可能ならしめ
る量で含有する第一水溶液にアンモニアを約6〜約8(
7y間の出が得られるまで添加し、生じた溶液に、一方
で金属A及びBの塩を値a及びbを得るのを可能ならし
める量で含有する第二水溶液と他方で約6〜約8の間の
?を得るような量のアンモニアとを同時に添加し、次い
で得られた溶液をろ過して前記ペースト状物を得ること
を特徴とする前記活性相を含む触媒の製造方法を目的と
する。
も1種の金属を表わし、aは、金属Aに充当された指数
を表わし、0よりも大きくて約12以下であり、C及び
dは、それぞれO以上であつて12以下であり、そして
その和C+dは約12に等しく、bは、金属Bのそれぞ
れに充当された指数の総和を表わし、0よりも大きくて
約1.5〔(C+d)−a〕以下であり、Xは、原子価
を満すものである) に相当する活性相を含む触媒を製造するにあたり、第一
段階において、活性相の組成に入る金属の塩を水性相で
混合し、その際モリブデン及び(又は)タングステンは
アンモニウム塩の形とし、また金属A及びBのうちの少
なくとも1種は硝酸塩の形とし、第二段階において、得
られたペースト状物を乾燥し、第三段階において、少な
くとも1回得られた固体(要すれば担体に坦持させて)
の焼成を行なうことからなる触媒の製造方法において、
第一段階においてモリブデン及び(又は)タングステン
のアンモニウム塩を値C及びdを得るのを可能ならしめ
る量で含有する第一水溶液にアンモニアを約6〜約8(
7y間の出が得られるまで添加し、生じた溶液に、一方
で金属A及びBの塩を値a及びbを得るのを可能ならし
める量で含有する第二水溶液と他方で約6〜約8の間の
?を得るような量のアンモニアとを同時に添加し、次い
で得られた溶液をろ過して前記ペースト状物を得ること
を特徴とする前記活性相を含む触媒の製造方法を目的と
する。
本発明に従う方法は、第一水溶液と第二水溶液とを前記
の?条件下で混合するときは、用いられた金属の混合体
を主体とした固形物の沈殿が促進されるが、二つの溶液
中のアンモニウム、硝酸及び塩化物イオンの存在により
生ずる硝酸アンモニウムは溶液状で留まつているという
事実に基いている。
の?条件下で混合するときは、用いられた金属の混合体
を主体とした固形物の沈殿が促進されるが、二つの溶液
中のアンモニウム、硝酸及び塩化物イオンの存在により
生ずる硝酸アンモニウムは溶液状で留まつているという
事実に基いている。
しかして、添加終了後には、一方では硝酸アンモニウム
を含有せず、しかも乾燥及び焼成後には所期の触媒を与
える固相と、他方では主として生成した硝酸アンモニウ
ムとさらに所望触媒の組成に入る金属の微量とを含有す
る水性相が得られる。本発明の方法に用いることのでき
るモリブデンのアンモニウム塩としては、特にへプタモ
リブデン酸アンモニウムをあげることができる。
を含有せず、しかも乾燥及び焼成後には所期の触媒を与
える固相と、他方では主として生成した硝酸アンモニウ
ムとさらに所望触媒の組成に入る金属の微量とを含有す
る水性相が得られる。本発明の方法に用いることのでき
るモリブデンのアンモニウム塩としては、特にへプタモ
リブデン酸アンモニウムをあげることができる。
これは、結晶したへプタモリブデン酸アンモニウムの形
か又はジモリブデン酸アンモニウムと無水モリブデン酸
との混合物の形で用いることができる。第一水溶液が上
記の形のいずれかであるへプタモリブデン酸アンモニウ
ムのみを含有するときは、その…は約5.4である。タ
ングステンのアンモニウム塩としては、特にパラタング
ステン酸アンモニウムをあげることができる。
か又はジモリブデン酸アンモニウムと無水モリブデン酸
との混合物の形で用いることができる。第一水溶液が上
記の形のいずれかであるへプタモリブデン酸アンモニウ
ムのみを含有するときは、その…は約5.4である。タ
ングステンのアンモニウム塩としては、特にパラタング
ステン酸アンモニウムをあげることができる。
第一水溶液がパラタングステン酸アンモニウムのみを含
有するときは、その…は約5.8である。
有するときは、その…は約5.8である。
パラタングステン酸アンモニウムとへプタモリブデン酸
アンモニウムとの混合物のときは、…は、両成分の相対
的割合に応じて、約5.4〜約5.8の間を変動する。
本発明の特別の一実態様によれば、へプタモリブデン酸
アンモニウムのみを含有する第一水溶液と、金属Aとし
てコバルトを金属Bとして鉄及びビスマスをaが約8〜
約10であり、cが約12に等しく且つbが約1〜約4
の間で触媒を得るのを可能ならしめる量で含有する第二
水溶液とが用いられる。
アンモニウムとの混合物のときは、…は、両成分の相対
的割合に応じて、約5.4〜約5.8の間を変動する。
本発明の特別の一実態様によれば、へプタモリブデン酸
アンモニウムのみを含有する第一水溶液と、金属Aとし
てコバルトを金属Bとして鉄及びビスマスをaが約8〜
約10であり、cが約12に等しく且つbが約1〜約4
の間で触媒を得るのを可能ならしめる量で含有する第二
水溶液とが用いられる。
アンモニアを第一水溶液に添加した後に得られ且つ第二
水溶液の添加時に保持される田は、コバルトを確実に沈
殿させるためには約6以上にすべきである。
水溶液の添加時に保持される田は、コバルトを確実に沈
殿させるためには約6以上にすべきである。
事実、約6より小さい…値のときに、B群の金属が沈殿
するならば、A群の金属は非常に不完全に沈殿するにす
ぎないか又は全く沈殿しない。8より高い…を得るよう
にアンモニアを添加することは、…>8ではある種の再
溶解現象を観察され得る限りでは技術的にも経済的にも
好まし<ない。
するならば、A群の金属は非常に不完全に沈殿するにす
ぎないか又は全く沈殿しない。8より高い…を得るよう
にアンモニアを添加することは、…>8ではある種の再
溶解現象を観察され得る限りでは技術的にも経済的にも
好まし<ない。
さらに詳しくは、本発明によれば、一方でモリ ′ブデ
ンを含み、他方で鉄、ビスマス及びコバルトをaが約1
0に等しく、cが約12に等しく且つbが約2に等しい
触媒式を得るのを可能ならしめる量で含む二つの同種水
溶液が用いられる。
ンを含み、他方で鉄、ビスマス及びコバルトをaが約1
0に等しく、cが約12に等しく且つbが約2に等しい
触媒式を得るのを可能ならしめる量で含む二つの同種水
溶液が用いられる。
本発明の変法によれば、第二水溶液とアンモニアとの同
時添加終了後に、得られた水溶液を約20℃〜約100
℃の温度にもたらし、この温度を約1時間〜48時間保
持することができる。
時添加終了後に、得られた水溶液を約20℃〜約100
℃の温度にもたらし、この温度を約1時間〜48時間保
持することができる。
この熱処理によりA及びB群の金属とモリブデン及び(
又は)タングステンの沈殿を完全に行なうことができる
。
又は)タングステンの沈殿を完全に行なうことができる
。
本法のこの任意工程中では…変化を小さくすることが可
能となる。また、この熱処理温度が高いほど、この温度
に′懸濁液を保持する時間はそれだけ短くなることは明
らかで゛ある。
能となる。また、この熱処理温度が高いほど、この温度
に′懸濁液を保持する時間はそれだけ短くなることは明
らかで゛ある。
好ましくは60℃の温度に4時間保持される。
第二水溶液と同時に第一水溶液に添加されるアンモニア
は、好ましくは、溶液11につき約50g・〜約250
gのアンモニアを含有する水溶液である。さらに好まし
くは、160g/ lのアンモニアを含有する溶液を用
いて実施するのがよい。
は、好ましくは、溶液11につき約50g・〜約250
gのアンモニアを含有する水溶液である。さらに好まし
くは、160g/ lのアンモニアを含有する溶液を用
いて実施するのがよい。
前述したように、本発明の方法により得られた′触媒は
プロピレンの空気酸化によるアクロレインの製造に特に
用いられる。
プロピレンの空気酸化によるアクロレインの製造に特に
用いられる。
本発明のその他の利点及び特色は下記の実施例の開示か
ら明らかとなろう。
ら明らかとなろう。
しかし、これらは本発明を何ら制限するものではない。
例1 c010.3M012Fe1.06Bi1060Xの製
造周囲温度で167.6gの(NH,)。
例1 c010.3M012Fe1.06Bi1060Xの製
造周囲温度で167.6gの(NH,)。
MO,O。。・ 4H。0を760cc(7)H。
Oに溶解することによつてへプタモリブデン酸アンモニ
ウムの第一水溶液を製造する。この溶液に52m1のア
ンモニア( d = 0.935、160g/l(7)
NH,)を添加して山を6.9にもたらす。生じた溶液
に、次の成分、 4.5ccの硝酸で酸性化した28.5ccの水に溶解
した38.4g(7)Bi(NO3)3 ・ 5H20
、25ccC7)H,Oに溶解した32.1g(7)F
e(NO3)。
ウムの第一水溶液を製造する。この溶液に52m1のア
ンモニア( d = 0.935、160g/l(7)
NH,)を添加して山を6.9にもたらす。生じた溶液
に、次の成分、 4.5ccの硝酸で酸性化した28.5ccの水に溶解
した38.4g(7)Bi(NO3)3 ・ 5H20
、25ccC7)H,Oに溶解した32.1g(7)F
e(NO3)。
・ 9H。0、
150cc(7)H,Oに溶解した230g(7)CO
(NO。
(NO。
),・ 6H,0を混合することにより製造した第二水
溶液を添加すると同時に、第二水溶液の添加中ずつと…
を約6.9〜 7の値に保持するように全容積で39m
1のアンモニア(d =0.935)を添加する。
溶液を添加すると同時に、第二水溶液の添加中ずつと…
を約6.9〜 7の値に保持するように全容積で39m
1のアンモニア(d =0.935)を添加する。
得られた溶液を60℃にもたらし、この温度を4時間保
ち、次いで冷却させる。P過し、11の水で洗う。
ち、次いで冷却させる。P過し、11の水で洗う。
沈殿を120℃で一夜乾燥する。
229gの固体を得、これは400℃で6時間焼成した
後に215gの重量となり、その組成はCOlO.3M
Ol2Fel.O6BilO6OXである。
後に215gの重量となり、その組成はCOlO.3M
Ol2Fel.O6BilO6OXである。
この固体は、従来技術で知られた方法によつて粉砕し、
担体に担持し、焼成することができる。淵液を分析する
。
担体に担持し、焼成することができる。淵液を分析する
。
これは156.3g(7)NH4NO3、142g(7
)CO(金属として表わして)、5.5gのモリブデン
、6mgのビスマス及び6mg(7)Fe(同じく金属
として表わして)を含有する。例2 c010.5M012Fe1.05Bi1,050Xの
製造例1におけるように実施するが、ただしヘプタモリ
ブデン酸アンモニウム溶液の?を114m1のアンモニ
ア(d=0.935)を用いて7.5にもたらす。
)CO(金属として表わして)、5.5gのモリブデン
、6mgのビスマス及び6mg(7)Fe(同じく金属
として表わして)を含有する。例2 c010.5M012Fe1.05Bi1,050Xの
製造例1におけるように実施するが、ただしヘプタモリ
ブデン酸アンモニウム溶液の?を114m1のアンモニ
ア(d=0.935)を用いて7.5にもたらす。
第二水溶液と同時に、…を7.5に保持するように全容
積で53m1のアンモニア(d=0.935)を添加す
る。熱処理をしないで溶液を淵過する。
積で53m1のアンモニア(d=0.935)を添加す
る。熱処理をしないで溶液を淵過する。
得られた沈殿を120℃で一夜乾燥する。
重量236.5g0400℃で焼成後の重量は211g
であり、その組成はCOlO.5MOl2Fel.O5
Bil.O5OXであるo他方、淵液は、160.6g
(7)NH4NO3、0.34gのコバルト、4.8g
のモリブデン(金属として表わして)を含有する。鉄及
びビスマスの存在は検出されない。例3 C09M012Bi1,7Fe170Xの製造例1と同
じヘプタモリブデン酸アンモニウム水溶液に114m1
のアンモニア(d=0.935)を添加して7.5の山
を得る。
であり、その組成はCOlO.5MOl2Fel.O5
Bil.O5OXであるo他方、淵液は、160.6g
(7)NH4NO3、0.34gのコバルト、4.8g
のモリブデン(金属として表わして)を含有する。鉄及
びビスマスの存在は検出されない。例3 C09M012Bi1,7Fe170Xの製造例1と同
じヘプタモリブデン酸アンモニウム水溶液に114m1
のアンモニア(d=0.935)を添加して7.5の山
を得る。
この溶液に、下記の成分、
50ccの水と7ccの硝酸に溶解した65.8g(1
7)Bi(NO3)3 ・5H20、90ccの水に溶
解した54.77g(7)Fe(NO3)39H20、
85ccの水に溶解した197.25g(7)CO(N
O3)2 ・6H20を混合して製造した第二水溶液を
添加すると共に、その間…を7.5に保持するように全
容積で45m1のアンモニア(d=0.935)を添加
する。
7)Bi(NO3)3 ・5H20、90ccの水に溶
解した54.77g(7)Fe(NO3)39H20、
85ccの水に溶解した197.25g(7)CO(N
O3)2 ・6H20を混合して製造した第二水溶液を
添加すると共に、その間…を7.5に保持するように全
容積で45m1のアンモニア(d=0.935)を添加
する。
得られた沈殿を120℃で一夜乾燥する。重量は245
.5g0400℃で6時間焼成した後、沈殿の重量は2
16.3gである。その組成は、CO9MOl2Bil
.7Fel.7OXであるo他方、濾液は171.7g
(7)NH4NO3、0.30gのコバルト及び4.8
gのモリブデン(金属として表わして)を含有する。
.5g0400℃で6時間焼成した後、沈殿の重量は2
16.3gである。その組成は、CO9MOl2Bil
.7Fel.7OXであるo他方、濾液は171.7g
(7)NH4NO3、0.30gのコバルト及び4.8
gのモリブデン(金属として表わして)を含有する。
鉄及びビスマスの存在は検出されない。
例4
C07M012Bi1Fe10Xの製造
例3と同じように実施するが、ただしへプタモリブデン
酸アンモニウムの第一水溶液の…身20ccのアンモニ
ア(d=0.935)によりIfI6.4に調節する。
酸アンモニウムの第一水溶液の…身20ccのアンモニ
ア(d=0.935)によりIfI6.4に調節する。
生じた溶液に例3の第二水溶液と全容積で50m1のア
ンモニア(d=0.935)を添加して上記の…値を保
持する。
ンモニア(d=0.935)を添加して上記の…値を保
持する。
得られた沈殿を120℃で一夜乾燥する。
重量は215g0400℃で焼成後の重量は190gで
あり、またその組成はCO7MOl2BilFelOX
である。他方、枦液は164g(7)NH4NO3、8
.4gのコバルト及び2.6gのモリブデン(金属とし
て)を含有する。濾液中に鉄及びビスマスは検出されな
い例5 c06.2w12Fe105Bi1,050Xの製造2
48gの(NH4)10W12041・5H20を10
1のH2Oに溶解することによつてタングステン酸アン
モニウムの第一水溶液を製造する。
あり、またその組成はCO7MOl2BilFelOX
である。他方、枦液は164g(7)NH4NO3、8
.4gのコバルト及び2.6gのモリブデン(金属とし
て)を含有する。濾液中に鉄及びビスマスは検出されな
い例5 c06.2w12Fe105Bi1,050Xの製造2
48gの(NH4)10W12041・5H20を10
1のH2Oに溶解することによつてタングステン酸アン
モニウムの第一水溶液を製造する。
田は6.0である。この溶液に、次の成分
3.5ccの硝酸(d=1.38)で酸性化した水に溶
解した38.4g(7)Bi(NO3)3 ・5H20
、25cc(7)H2Oに溶解した32.1g(7)F
e(NO3)3 ・9H20、100cc(17)H2
Oに溶解した230g(7)CO(NO3)2 ・6H
20を混合することにより製造した第二溶液を添加する
。
解した38.4g(7)Bi(NO3)3 ・5H20
、25cc(7)H2Oに溶解した32.1g(7)F
e(NO3)3 ・9H20、100cc(17)H2
Oに溶解した230g(7)CO(NO3)2 ・6H
20を混合することにより製造した第二溶液を添加する
。
第二溶液を添加するときには、約200ccのNH4O
H(d=0.920)を同時に滴下しながら比を6.5
に保つ。沈殿が最初から生じる。次いで得られた懸濁液
を60℃に4時間もたらし、水を蒸発させて2.51の
容積とする。
H(d=0.920)を同時に滴下しながら比を6.5
に保つ。沈殿が最初から生じる。次いで得られた懸濁液
を60℃に4時間もたらし、水を蒸発させて2.51の
容積とする。
冷却し、次いで淵過する。沈殿と淵液を得たが、後者を
分析すると225gのNH4NO3、19.0g(7)
CO(金属として表わして)及び8.7gのタングステ
ン(金属として表わして)の存在が示された。
分析すると225gのNH4NO3、19.0g(7)
CO(金属として表わして)及び8.7gのタングステ
ン(金属として表わして)の存在が示された。
沢液中には鉄もビスマスの存在も示されなかつた。沈殿
を周囲温度の11の水で洗う。次いで沈殿を乾燥し、4
50℃で6時間焼成して260gの重量となつたが、そ
の組成はCO6.2wl2Fel.O5Bil.O5O
Xである。
を周囲温度の11の水で洗う。次いで沈殿を乾燥し、4
50℃で6時間焼成して260gの重量となつたが、そ
の組成はCO6.2wl2Fel.O5Bil.O5O
Xである。
この固体は粉砕し、担体に担持し、焼成することができ
る。例6 c08.5w6M06Fe1.05Bi1.050Xの
製造周囲温度で83.8gの(NH4)6M07024
・4H20を380cc(7)H2Oに溶解することに
よつてヘプタモリブデン酸アンモニウムの第一水溶液を
製造する。
る。例6 c08.5w6M06Fe1.05Bi1.050Xの
製造周囲温度で83.8gの(NH4)6M07024
・4H20を380cc(7)H2Oに溶解することに
よつてヘプタモリブデン酸アンモニウムの第一水溶液を
製造する。
この溶液を26m1のアンモニア(d=0.935、1
60gハのNH3)を?・を6.9にもたらすように添
加する。次に、周囲温度で124gの(NH4)10W
12041・5H20を5000ccの水に溶解するこ
とによつてタングステン酸アンモニウムの水溶液を製造
する。
60gハのNH3)を?・を6.9にもたらすように添
加する。次に、周囲温度で124gの(NH4)10W
12041・5H20を5000ccの水に溶解するこ
とによつてタングステン酸アンモニウムの水溶液を製造
する。
この溶液にヘプタモリブデン酸アンモニウム溶液を添加
する。得られた溶液に、次の成分 4.5ccの硝酸で酸性化した28.5cc(7)H2
Oに溶解した38.4g(7)Bi(NO3)3 ・5
H20、25cc(7)H2Oに溶解した32.1g<
7)Fe(NO3)3 ・9H20、 150cc(7)H2Oに溶解した230g(7)CO
(NO3)2 ・6H20 を混合することによつて製造した第二水溶液を添加する
と同時に、その第二水溶液の添加中はmlを6.7〜6
.9の間の値に保持するように全容積で150m1(7
)NH4OH(d=0.935)を添加する。
する。得られた溶液に、次の成分 4.5ccの硝酸で酸性化した28.5cc(7)H2
Oに溶解した38.4g(7)Bi(NO3)3 ・5
H20、25cc(7)H2Oに溶解した32.1g<
7)Fe(NO3)3 ・9H20、 150cc(7)H2Oに溶解した230g(7)CO
(NO3)2 ・6H20 を混合することによつて製造した第二水溶液を添加する
と同時に、その第二水溶液の添加中はmlを6.7〜6
.9の間の値に保持するように全容積で150m1(7
)NH4OH(d=0.935)を添加する。
得られた懸濁液を60℃にもたらし、この温度に4時間
保ち、約11半の容積となるまで水を蒸発させる。次い
で淵過し、11の水で洗う。
保ち、約11半の容積となるまで水を蒸発させる。次い
で淵過し、11の水で洗う。
沈殿を120℃で一夜乾燥し、次いで空気中400℃で
12時間焼成すると組成はCO8.5w6MO6Fel
.O5Bil.O5OXの固体を生じた。この固体は従
来技術で知られた方法によつて粉砕し、担体に担持し、
焼成することができる。例7 この例は、CO−MO−Fe及びCO−MO−Biの沈
殿収率に対する沈殿の…の影響を研究する。
12時間焼成すると組成はCO8.5w6MO6Fel
.O5Bil.O5OXの固体を生じた。この固体は従
来技術で知られた方法によつて粉砕し、担体に担持し、
焼成することができる。例7 この例は、CO−MO−Fe及びCO−MO−Biの沈
殿収率に対する沈殿の…の影響を研究する。
まず、例1の操作態様に従つてモリブデン酸アンモニウ
ム溶液を硝酸コバルト及び鉄溶液と混合し、下記の…を
保持するような量のアンモニアを添加する。
ム溶液を硝酸コバルト及び鉄溶液と混合し、下記の…を
保持するような量のアンモニアを添加する。
沈殿した%CO及び%MOを求めた。また、上記の実験
で鉄塩溶液に代えて硝酸ビスマス溶液を用いたときの沈
殿した%CO及び%MOを求めた。
で鉄塩溶液に代えて硝酸ビスマス溶液を用いたときの沈
殿した%CO及び%MOを求めた。
次に、本発明の方法に従つて鉄とビスマスの硝酸塩の溶
液を用いて例1の操作を行い、各金属の沈殿率を求めた
。
液を用いて例1の操作を行い、各金属の沈殿率を求めた
。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 次の一般式 A_aMo_cW_dB_bO_x (ここで、Aはコバルト金属を表わし、 Bは鉄及びビスマスよりなる群から選ばれる少なくとも
1種の金属を表わし、aは、金属Aに充当された指数を
表わし、0よりも大きくて約12以下であり、c及びd
は、それぞれ0以上であつて12以下であり、そしてそ
の和c+dは約12に等しく、bは、金属Bのそれぞれ
に充当された指数の総和を表わし、0よりも大きくて約
1.5〔(c+d)−a〕以下であり、xは、原子価を
満すものである) に相当する活性相を含む触媒を製造するにあたり、第一
段階において、活性相の組成に入る金属の塩を水性相で
混合し、その際モリブデン及び(又は)タングステンは
アンモニウム塩の形とし、また金属A及びBのうちの少
なくとも1種は硝酸塩の形とし、第二段階において、得
られたペースト状物を乾燥し、第三段階において、少な
くとも1回得られた固体(要すれば担体に坦持させて)
の焼成を行なうことからなる触媒の製造方法において、
第一段階においてモリブデン及び(又は)タングステン
のアンモニウム塩を値c及びdを得るのを可能ならしめ
る量で含有する第一水溶液にアンモニアを約6〜約8の
間のpHが得られるまで添加し、生じた溶液に、一方で
金属A及びBの塩を値a及びbを得るのを可能ならしめ
る量で含有する第二水溶液と他方で約6〜約8の間のp
Hを得るような量のアンモニアとを同時に添加し、次い
で得られた溶液を濾過して前記ペースト状物を得ること
を特徴とする前記活性相を含む触媒の製造方法。 2 第一水溶液がヘプタモリブデン酸アンモニウムのみ
を含有することを特徴とする特許請求の範囲第1項記載
の方法。 3 第一水溶液がパラタングステン酸アンモニウムのみ
を含有することを特徴とする特許請求の範囲第1項記載
の方法。 4 第一水溶液がヘプタモリブデン酸アンモニウムとパ
ラタングステン酸アンモニウムとの混合物を含有するこ
とを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の方法。 5 第一水溶液がヘプタモリブデン酸アンモニウムを含
有し、そして第二水溶液が金属Aとしてコバルトを、金
属Bとして鉄及びビスマスを約8〜約10の間のaの値
、約1〜約4の間のbの値及び約12に等しいcの値を
得るのを可能ならしめる量で含有することを特徴とする
特許請求の範囲第1又は2項記載の方法。 6 aが約10に等しく、bが2に等しいことを特徴と
する特許請求の範囲第5項記載の方法。 7 第二水溶液とアンモニアとの同時添加終了後に得ら
れた懸濁液を約20℃〜約100℃の間の温度にもたら
し、この温度を約1時間〜約48時間保持することを特
徴とする特許請求の範囲第1項記載の方法。 8 懸濁液を60℃に4時間もたらすことを特徴とする
特許請求の範囲第7項記載の方法。 9 添加するアンモニアが溶液1lにつき約50〜約2
50gのアンモニアを含有する水溶液の形であることを
特徴とする特許請求の範囲第1〜8項のいずれかに記載
の方法。 10 水溶液が160g/lのアンモニアを含有するこ
とを特徴とする特許請求の範囲第9項記載の方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
FR8021652 | 1980-10-10 | ||
FR8021652A FR2491778B1 (fr) | 1980-10-10 | 1980-10-10 | Procede pour la preparation de catalyseurs a base d'oxydes de molybdene et/ou de tungstene et d'oxydes d'autres metaux |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57127445A JPS57127445A (en) | 1982-08-07 |
JPS5951848B2 true JPS5951848B2 (ja) | 1984-12-17 |
Family
ID=9246731
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP56160403A Expired JPS5951848B2 (ja) | 1980-10-10 | 1981-10-09 | モリブデンないレタングステンの酸化物と他の金属の酸化物とを基にした触媒の製造方法 |
Country Status (9)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4418007A (ja) |
EP (1) | EP0050068B1 (ja) |
JP (1) | JPS5951848B2 (ja) |
BR (1) | BR8106563A (ja) |
CA (1) | CA1150713A (ja) |
DE (1) | DE3162900D1 (ja) |
ES (1) | ES8206211A1 (ja) |
FR (1) | FR2491778B1 (ja) |
MX (1) | MX158494A (ja) |
Cited By (2)
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JPS62181651U (ja) * | 1986-05-12 | 1987-11-18 | ||
JP2010537798A (ja) * | 2007-05-30 | 2010-12-09 | エスケー エナジー 株式会社 | pH調整をともなう多成分系モリブデン酸ビスマス触媒の製造方法及びそれを使用した1,3−ブタジエンの製造方法。 |
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JP2701065B2 (ja) * | 1989-03-23 | 1998-01-21 | 日東化学工業株式会社 | モリブデン―ビスマス含有複合酸化物触媒の製法 |
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WO2003039744A1 (fr) * | 2001-11-08 | 2003-05-15 | Mitsubishi Chemical Corporation | Catalyseur a base d'oxyde composite et son procede de preparation |
AR043243A1 (es) * | 2003-02-24 | 2005-07-20 | Shell Int Research | Composicion de catalizador ,su preparacion y uso |
TW200425950A (en) * | 2003-02-24 | 2004-12-01 | Shell Int Research | Catalyst composition preparation and use |
KR100497175B1 (ko) * | 2003-03-26 | 2005-06-23 | 주식회사 엘지화학 | 프로필렌 및 이소부틸렌 부분산화 반응용 촉매의 제조방법 |
CN101385978B (zh) * | 2007-09-12 | 2011-04-20 | 上海华谊丙烯酸有限公司 | 一种合成甲基丙烯醛的催化剂及其制备方法 |
EP2227519A2 (en) | 2007-11-19 | 2010-09-15 | Shell Internationale Research Maatschappij B.V. | Method for the start-up of a catalytic process |
KR101086731B1 (ko) * | 2008-10-17 | 2011-11-25 | 금호석유화학 주식회사 | 1-부텐의 산화/탈수소화 반응에서 1,3-부타디엔 제조용 비스무스 몰리브덴 철 복합 산화물 촉매 및 제조방법 |
EP3219386A1 (de) | 2016-03-14 | 2017-09-20 | Evonik Degussa GmbH | Verfahren zur hydrothermalen herstellung von molybdän-bismut-cobalt-eisen-mischoxidkatalysatoren |
JP2020049425A (ja) * | 2018-09-27 | 2020-04-02 | 国立大学法人東京工業大学 | 触媒の製造方法 |
CN113164929A (zh) * | 2019-09-30 | 2021-07-23 | 株式会社Lg化学 | 用于丙烯的氨氧化催化剂、该催化剂的制备方法、使用该催化剂的氨氧化方法 |
CN111185186A (zh) * | 2020-02-19 | 2020-05-22 | 烟台大学 | 一种单相复合金属氧化物催化剂、其制备方法及应用 |
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