JPS5951425A - 直流断路器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は直流送電系統用の断路器に係シ、特に、送電線
路に電圧が印加されている状態で、線路を開閉できる断
路器に関する。

直流送電系統には交流系統と同じく、シゃ断器、断路器
、接地開閉器など多くの開閉装置が使用される。

このうち、しゃ断器を除くと、線路を電気的に分離する
には、変換器の制御によシ線路を無電圧、無電流の状態
で、断路器の接触子を解離する方法がとられておシ、た
とえば、しゃ断器で線路を分離した場合等、線路が充電
されている状態では、もれ電流などの小さな直流電流を
しゃ断する必要があるため、従来の装置では対応できな
い。

本発明の目的は、断路器に微少な直流電流をしゃ断する
能力をもたせ、線路が充電されている状態でも開閉可能
な直流送電用の断路器を提供するにおる。

本発明の要点は断路器の接触子極間に発生するアークの
負性抵抗特性を利用し、極間にコンデンサを並列接続す
ることによシ、断路器に直流しゃ断性能をもたせたこと
にある。

以下、本発明の一実施例を図面によシ説明する。

第１図は、固定接触子、可動接触子から成る断路部１が
１点のみで構成される断路器の回路である。

断路部１に並列にコンデンサ３が接続されておシ、線路
の漂遊インダクタンス４が、回路に存在している。

直流線路１２が充電されておシ、もれ電流等の直流電流
が流れている状態で、断路部１を開極すると、断路部゛
１の極間にはアークが発生し、断路部１、コンデンサ３
、インダクタンス４から成る回路には振動電流が流れる
。断路部１の極間に発生したアークは、第３図に示すよ
うに電圧６の低下に伴って、電流７が増大するという、
いわゆる負性抵抗特性をもっておシ、特に、低電流領域
でこの傾向が著しい。このため、第４図に示すように、
振動電流は次第にその振巾が増大し、その振巾が最初に
流れていた直流電流よシ大きくなると直流に電流零点が
発生し、電流はしゃ断される。

第２図は、断路部１，２が２点ある場合の断路器の構成
例で、一方の断路部１には第１図の場合と同様コンデン
サ３が並列接続されている。この構成により、電流は断
路部１でしゃ断され断路部２によって線路は完全に分離
される。

本発明によれば、断路器、接地開閉器等が直流電流のし
ゃ断能力をもつので、送電線路を無電圧にすることなく
、直流線路の開閉が可能になる。

【図面の簡単な説明】 第１図、第２図は本発明の回路図、第３図はアークの特
性を示す図、第４図はしゃ断時の電流波形を示す図であ
る。 １．２・・・断路部、３川コンデンサ、４・・・リアク
トルあるいは線路の漂遊インタフタンス、１２・・・直
流線路。 槽３図 電）ｍｌ− 七ス

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、直流送電系統に設けられ、固定接触子と可動接触子
   からなる断路器において、前記固定接触子と前記可動接
   触子の極間に並列にコンデンサを接続したことを特徴と
   する直流断路器。